2022年1月23日 (日)

ありがとう日本の翼 YS-11搭乗記(2006年2月18日)

小学生のころからの鉄道ファンだった私ですが、以前は航空機のことはさっぱり興味がなく、知識もありませんでした。そんな私が航空機に興味を持つきっかけとなったのが日本初の国産旅客機「YS-11」でした。2006年にYS-11が日本の航空会社から引退する前に、駆け込み的に乗ることができました。今回は、当時のYS-11搭乗記をご紹介します。

以下はすべて当時のままの文章です。


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日本初の国産旅客機「YS-11」。1962年(昭和37年)に第一号機の初飛行以来、機体を丈夫に設計してあるため40年以上に渡って日本の空を飛び続けてきた。1962年といえば、東海道新幹線が開通する2年前、在来の東海道線は151系「こだま」が東京と大阪の間を結び、蒸気機関車が幅を利かせていた時代。

 
YS-11に関しては、いままでさまざまなメディアに取り上げられていた。最近ではNHKの「プロジェクトX」でも2回に渡って放送された他、設計や製造に関わった人が書いた本を読んだり、ドキュメンタリーの番組を見たりしているうちに、特に航空機ファンではない私でもYS-11に関しては親しみを深めていった。

そのうちに、ぜひ一度YS-11に乗ってみたい、そう思うようになったがあまり航空機に関する知識は持ち合わせてなく、なかなか行動に移せなかった。21世紀になってもしばらくは羽田~大島線に就航していたほか、大阪~徳島など割と利用しやすい路線でも使用されていたが、地方空港のジェット化や代替新型機の登場により徐々にその数を減らし、衝突防止装置の設置が義務付けられるのをきっかけに2006年には日本の空から引退することが決定した。

YS-11に乗るなら今しかない!ということで、現在就航中のYS-11のフライトを調べてみると、福岡~徳島・高知・鹿児島の路線が利用しやすい。利用するならバーゲンフェア航空券の利用期間の土日がいい。しかし、やはり注目を浴びているのか、YS-11で運行する便だけ早々と満席になってしまう。そのなかで土曜の昼に鹿児島から福岡に行く便に空席があり、予約することができた。

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昼前の鹿児島空港。展望デッキに行ってみると、少し離れた駐機場にお目当てのYS-11が2機停まっていた。保存機でない、生きたYS-11を実際に見るのは初めてだ。いや、実際にはどこかで見たことがあるかもしれない。しかし、YS-11であることを知って見るのは少なくとも今日が初めてだ。

ちょうど12時ごろ、搭乗口となるゲートにランプバスが到着し、改札を通ってバスに案内される。駐機場には3機のYS11が停まっており、YS11最後の砦といった雰囲気だ。
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ところで、バスの運転手には案内すべき飛行機の連絡がうまく伝わっていなかったらしく、機体整備の係員に「福岡行きはこれですか?」と聞いていた。

今日の福岡行きJAC3648便は登録番号JA8768で運行。この機体は、1970年(昭和45年)に初飛行し、インドネシアの航空会社に引き渡されたが、1978年(昭和53年)に東亜国内航空(その後の日本エアシステム、現在は日本航空に統合)に移籍し日本に帰ってくるという経歴を持つ。
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バスを降り、飛行機に乗る前に写真撮影。一眼レフのカメラを持った航空ファンもいてさながら撮影会のよう。YS11の引退を知ってか知らずか、一般の乗客も携帯電話のカメラで写真に撮ったりしていた。
Img_08281今回搭乗した福岡行きJAC3648便 機体番号はJA8768

Img_08271隣にいたのはJA8717

一通りの撮影を終えて機内に乗り込む。指定された席は4A。この席は、プロペラの動きと地上の景色どちらも見ることができるという情報をインターネットで調べ、この席を選んでおいた。

Img_08361YS-11バージョンの”安全のしおり”で描かれているのは、YS-11では実在しないJAL塗装

席に座ると、まず窓の低さに驚く。普通の姿勢では目線は窓の上にあり、そのままでは景色やプロペラは見えない。そこで、少し屈むか着座位置を前にずらして頭の位置を下げるかしなければならない。

 機内は2+2で中央に通路がある4列シート。しかも頭上には荷棚があるのだからまるで在来線特急にでも乗っているよう。ただし、安全のため荷棚には荷物を載せることはできない。機内持ち込みの荷物は前の座席の下に置くことになる。
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出発時間になり、タラップが自動で格納され、まず右側のエンジンから始動。プロペラの回転が安定したのを確認したように間をおいてから、左側のエンジンも始動。エンジンの真横の席なので、ジェット機とは違うエンジン音や振動を肌で感じることができる。

離陸の準備も整って、滑走路に向けて地上走行。そして一時停止してからエンジン出力を上げてテイクオフ。ジェット機のように加速時に座席に押さえつけられるようなことなく、ふわりと浮く感じで離陸した。
Img_08371時代を感じさせる座席上のスイッチ 真ん中の赤いボタンは、「スチュワデス呼び出し」

鹿児島といえば桜島、空から桜島が見えることを期待したが、方角が違うのか、見えるのは山ばかり。しばらくすると海が見え、八代海に浮かぶ大小さまざまな島を見下ろす。
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島と島には橋がかけられているものもあり、それらを一つずつドライブするのも楽しいなと思う。

さらに進むと、雲仙普賢岳が見えてきた。
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1991年の大噴火は記憶に新しいが、空からだと流れ出た火砕流の爪あとが15年たった今でもはっきりと残っているのが確認できた。

福岡県上空に入り、地上は街並みが見えることが多くなった。自分の知っている街ならもっと楽しめるだろう。いまさらながら、羽田からYS11に乗って見たかったと思う。

特徴的な川の真ん中にぽつんと赤い橋が見えたので写真を撮っておいた。
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これはあとで調べたことだが、この橋は廃線になった旧国鉄佐賀線の筑後川橋梁で、橋の真ん中が切れているのは船の通行のために通行部分が上下する昇開橋なのだそうだ。現在では遊歩道として整備されており、橋も上下するそうなのでぜひ一度行ってみたい。

1時間足らずのフライトで、福岡空港が近づいてきた。いったん玄界灘に出てUターンするように戻ってから福岡空港に進入する。その間も、福岡市内の街並みが手に取るように見ることができた。こうしてみると、福岡空港はよくこんな市街地の真ん中に作ることができたなと思う。
着陸時に多少揺れたものの、予想していたほどのひどい揺れはなく福岡空港に着陸した。そしてターミナル端に誘導されエンジンストップ。プロペラの回転が完全に止まってからタラップが展開され、降機となった。
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到着したばかりの機体には早速折り返し整備のためスタッフが機体を取り囲んでいる。YS11に乗るのはこれが最初で最後になるかもしれない。後ろ髪を引かれる思いで機を後にした。

40年以上にわたり日本の空を飛び続けてきたYS11。目前に迫った引退の一方で、丈夫で使いやすいと評判で海外のエアラインではいまだに主力として飛び続けている機体も数多くあるそうだ。最後の一機が世界中の空から引退するまで、無事故で安全なフライトを続けてほしいと願う。


日本の民間航空会社によるYS-11の運航は2006年に終了しましたが、その後も航空自衛隊・海上自衛隊ではYS-11の運航が継続されました。このことから、今度は軍用機にも興味を持ち始め、今に至ります。

2022年の今、航空自衛隊にわずかに残るYS-11はエンジンが換装されたいわゆる「スーパーYS」で、オリジナルのエンジンを積んだYS-11は飛行点検隊のYS-11FCが2021年に引退して消滅しました。このスーパーYS、鉄道に例えるならば、キハ58に搭載されたDMH-17エンジンをカミンズエンジンに交換するようなものでしょうか。

もっと早く航空機に興味をもっていたらYSにもたくさん乗れたのにと思いますがそれは結果論。興味の対象が広がっていく中で、最後の活躍をするYSに一度だけでも乗れたのは幸運だったかもしれません。

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2022年1月 1日 (土)

京急大師線のヘッドマーク今年から取りやめ!?

明けましておめでとうございます。

昨年もコロナ禍により、思うような乗り物趣味を楽しめたとは言えない1年でした。とりわけ撮り鉄の世界では、鉄道会社社員や利用者、沿線住民に迷惑をかける一部の輩が報道で注目を集め、肩身が狭くなってしまいました。私もすっかり撮影意欲を失ってしまい、沿線での撮り鉄は3月以来のご無沙汰となっています。
そんな中、最近では鉄道会社による人数限定・有料による鉄道イベントが主流になってきました。これについては様々な意見があるようですが、参加者数を限定することにより密を回避できるほか、撮り鉄向けや親子連れ向けなど、ターゲットを分けることができるので私はいいと思っています。鉄道会社にとっても、コロナ禍による減収対策として有効なんでしょう。まあ、料金がそんなに安くはないのでまだ参加しとことはありませんが、自分の関心のある内容なら、今後機会があればぜひ参加してみたいと思っています。

一方の航空趣味では、万単位の人が集まる航空祭はどうしても密を避けることは難しく、国の機関である防衛省・自衛隊がお金をとってイベントを開催することもできないので、まだしばらくはお預けとなりそうですね。早くコロナが収束してほしいものです。

 

さて、お正月といえば毎年恒例の京急大師線の干支ヘッドマーク。年中行事ですから、下調べもなにもせず、ただカメラを持って行ってみたら、なんとヘッドマークがありません!もともと新1000形には付けられていませんでしたが、今年は1500形にもありませんでした。京急から公式なアナウンスはありませんが、何らかの理由で今年だけなのか、それとも来年以降もやめるのか、気になるところです。もっとも、ヘッドマークを付けられるのは1500形のみで、新1000形には以前からついていませんでしたので、今後1500形の引退が進むとなると時間の問題だったのかもしれません。

そんなわけで、今回は撮影なかったので、12年前の寅年、2010年に撮影した写真をお目にかけたいと思います。(2010年1月1日の当ブログ記事からの再掲です)
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2010年1月1日 14:23 港町~京急川崎
今も見られる1500形。現在では運行番号・種別・行先表示がLEDとなっています。車齢も30年を超え、今後が気になりますね。

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2010年1月1日 14:30 京急川崎~港町
12年前はまだ旧1000形が最後の活躍をしていました。この年の6月に最後の編成が引退しています。

いろいろな事情があってのヘッドマーク取りやめなんでしょうけど、やはり残念ですね。

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2021年12月 4日 (土)

上野駅発着中距離電車の小変化

先日、久しぶりに上野駅を利用したら、こんな掲示を見かけました。

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上野駅折り返しとなる宇都宮線・高崎線・常磐線の普通・快速列車は、到着後一旦ドアを閉め、車内清掃をしてから客扱いをしていましたが、今年の12月1日からグリーン車を除いて車内清掃を取りやめたようです。
上野東京ラインの開通により折り返し列車が減ったこと、ロングシート主体の車両になり車内で飲食する人が減ってゴミが散らかることな少なくなったことなどが要因でしょうか。

上野駅の中距離電車が、まだ115系や415系がメインだったころ、列車が到着して降車完了すると、ホーム側のドアを閉めて反対側のドアを開けて身を乗り出してサボ交換、そして車内清掃していました。
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上野駅ホームにあったサボ置き場。これを撮影した1992年中には自動の方向幕に移行しました。それから30年近く経過し、今度は方向幕すら過去のものになろうとしています。

車内清掃が終わると、清掃スタッフの一人から「業務放送、とおよんばん(14番線)、S終了」というような業務放送が入り、ほどなくして客扱いが始まるという流れでした。「S終了」の”S”とは清掃のことでしょう。


車内清掃中の115系、ドアの前で、開くのを今か今かと待っていたあの頃を懐かしく思い出しました。

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2021年10月10日 (日)

元住吉にいた相鉄21000系

10月9日、尻手黒川道路で元住吉検車区付近を走っていたら相鉄21000系がいるのが見えました。21000系は2022年度に予定されている東急目黒線乗り入れ用の8両編成の車両で、東横線に乗り入れる10両編成は20000系となり別形式となっています。
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直通運転を来年度に控え、いよいよ東急線内での相鉄車両の試運転が始まったようです。現在はまだ東急・相鉄の連絡線は建設中のため、自走して直接東急に入線することはできず、甲種輸送としてJR線を経由し、長津田から東急入りしたそうです。ということは、東横線・目黒線のみならず、田園都市線や大井町線も相鉄車両が走行したことになりますね。

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目黒線の3020系と並んだ位置に停められています。直通運転開始後は両車がすれ違うシーンも珍しくなくなるでしょう。

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反対側の隣には、5080系がいました。空いている線路に西武と東武の車両がいたら、ここはどこ!?ということになりそうですが、このときは西武6000系と東武9000系は本線を挟んだ反対側の留置線にいました。

現在ではまだ終電後の深夜の試運転ですが、いずれ日中時間帯の試運転も始まることでしょう。また、東急の車両による相鉄線内の試運転もあるかと思います。着々と準備は進んでいるようですね。

直通運転が始まったら目黒線と東横線が並走する田園調布~日吉間は東急・相鉄・西武・東武・東京メトロ・都営地下鉄・埼玉高速・横浜高速の各社車両が行き交うことになり、どのようなダイヤになるのか、今から楽しみです。

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2021年8月24日 (火)

特急列車区間運休による払戻し体験記

8月上旬、京都府北部の丹後エリアに出かけてました。帰りは京都丹後鉄道の宮津から、山陰線経由の京都行き特急「はしだて」に乗り、新幹線に乗り継ぐ予定にしていました。

乗車予定のはしだて6号は宮津16:01発。駅にはかなりの余裕をもって発車の40分くらい前に着きました。しかし駅の発車案内にははしだて6号の案内がなかったため、気になって改札の駅員に聞いてみたら、前日からの大雨の影響で運休になったとのこと。さてどうしたものか、思案の末とりあえずもうすぐに発車する先行の普通列車に乗り福知山まで向かうことにしました。

宮津15:32発の普通列車福知山行きはJRの113系2両編成。関東エリアからは姿を消して久しい113系に、図らずも乗ることができました。ワンマン列車ではなく車掌が乗務している列車で、車内改札の際に事情を話すと、福知山で降りるときに特急料金を払い戻すとのことで、福知山から先も普通列車で帰ることになりそうです。

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113系の懐かしい走行音を聞きながら福知山に着き、京都丹後鉄道の改札で払い戻しを受けてこの件は終了・・・かと思いきや、山陰線の普通列車に乗り換えようとJRの発車案内を確認したら、はしだて6号の表示があるではないですか!?今度はJRの改札に聞いてみたら、福知山始発で運転するそうで、このあたりは情報の連携が上手くいってなかったようです。

区間運休だろうとなんだろうと、特急券がなければ特急列車には乗れないので、先ほど払い戻しを受けた京都丹後鉄道の改札に戻って払い戻し金を返して特急券を返してもらいました。

福知山は定刻通りに発車。運休区間の特急料金は後で払い戻してもらえばいいし、このあとは予定通りになるから丸く収まった・・・と思ったのですが、この話にはさらに続きがありまして・・・。

実はこの時、この先の円町駅付近で沿線火災が発生し、一時運転を見合わせているそうで、この列車も途中駅でしばらく停車する可能性があるとのことでした。そして、福知山の次の停車駅、綾部でしばらく停車することになりました。発車の見込みがたたないまま30分くらい経過したところで、後続の特急きのさき20号の時刻で運転再開することになりました。そんなわけで、丸々1時間遅れとなったはしだて6号は、きのさき20号のお客さんも乗せて1時間遅れのまま京都に到着。

京都では、駅の改札で払い戻しの申し出をしたところ、一部区間運休したことの確認に時間がかかり少し待たされました。自分でも特急の運行状況をネットで調べてみたら、はしだて6号の区間運休についての情報が掲載されてないんですね。改札の駅員も最初は利用者と同じ情報をタブレット端末で見ていたので、後ろに下がって確認していたようです。

京都駅ではあまり時間がないので、帰宅後地元の駅で払い戻しを受けることを伝えると、特急券に払い戻しに関する表示をしたうえで返してくれました。
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「天橋立~福知山間ウヤのため全ハモ」と手書きの上、駅名小印と担当者のハンコが押されました(担当者印は画像処理しています)。”ウヤ”は運休、”ハモ”は払い戻しを意味し、”全ハモ”は全額払い戻しということになします。てっきり運休区間の分だけ払い戻しかと思ったら全額払い戻しでした。時刻表の営業案内のページをよく読んでみると、

「乗車中の特急列車が目的地までの途中駅で運転をとりやめた場合は、(中略)とりやめた列車の特急料金は全額お返しします。」

との記述があり、一部区間利用できても全額払い戻しとなるのでした。こちらとしては、1時間遅れたものの、費用負担なく特急列車に乗れたのだから結果オーライといったところでしょうか。沿線火災さえなければなお良しだったのですが、京都駅で食事をするつもりで新幹線の乗り継ぎを1時間半とってあったので、自宅への到着は予定通りとなりました。

後日、地元のJR駅にこの特急券を持っていき払い戻しをお願いすると、遅れの事実を確認したりすることはなく淡々と手続きしていただきました。私も何度となく列車を利用した旅行をしていますが、特急券払い戻しをとなったケースは意外にも今回が初めてでした。旅行中のトラブルは避けたいものですが、こういうことも後になって旅の思い出となるんでしょうね。

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2021年8月 7日 (土)

2021年8月5~6日 とやの沢オートキャンプ場で初めてのソロキャンプ

いつも子どもと、たまに嫁さんも連れて行くキャンプですが、8月の1週目は私が夏休みのため、予約のとりやすい平日キャンプを考えていました。しかし、行く予定の日は、子どもが通う学童クラブでイベントがあり、それに参加したいとのこと。そこで、今回は私一人でキャンプに行くことになりました。

子どもが成長すると、だんだんと親と行動することが少なくなっていくもので、多少の寂しさもありますが、もともと「ソロキャンプ」にも行ってみたいと思っていたので、今回はいい機会となりました。

キャンプから帰る日は、夕方に学童クラブに迎えに行かなくてはいけないためあまり遠い所へは行けません。そこで、それほど遠くない道志渓谷に行ってみます。道志といえば“キャンプ場の聖地”、数ある中でも予約のとりにくい「とやの沢オートキャンプ場」に、前日に電話してみたらまだ空きがあるとのことで、こちらに行くことにしました。

とやの沢オートキャンプ場は自前のウェブページを持たないにもかかわらず週末はいつもいっぱいのキャンプ場。15年くらい前はよく利用していましたが、その時は2週間前でもとれていた予約が、キャンプブームとなった今では1か月前ですでに満サイト。今回は夏休みとはいえ平日のためめでたく直前予約をとれました。

朝9時ごろに出発。チェックインは13時からで余裕があるため、高速は使わずに下道で移動します。途中のスーパーで食材などを調達し、相模原側から道志道に入ります。

道の駅道志で売っていた薪を購入して、とやの沢オートキャンプ場に着いたのは13時過ぎ。テントサイトの案内と、シャワー時間の説明などを聞いて本日のテントサイトへ。指定されたサイトは入り口から入って突き当り付近の25番サイト。Dsc_0006
予約時に、一人利用なので小さいサイトでいいですと言っておいたので、こじんまりとしたサイトでした。サイト内には川に下りられる階段があり、ここでビールを冷やしておきます。
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まずはイスとテーブルだけ出して昼食のカップラーメン。今回は、ソロキャンプなのでタープは立てずにドームテントのみ。テントのキャノピーの部分がタープの代わりになります。1時間弱で設営を終わり、まったりと読書タイム。

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16時を過ぎたので、お米を洗って水に浸しておき、その間に近くの温泉へ。ここのキャンプ場は無料で入れる檜風呂が売りの一つではありますが、現在はコロナ禍によりシャワーのみの利用となっています。そこで、今日は車で10分くらいのところにある日帰り温泉に行きました。サイトに戻ったら、まずは冷えたビールで風呂上がりの一杯。そして、火を熾してご飯を炊き、炭火で一人バーベキュー。
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各サイトにはU字溝があり、焚火はこれを使います。

ゆっくり食事をしたあと、ランタンの明かりで読書の続き。そして10時ごろ、眠くなってきたのでテントに入ります。この日は都心部では40℃近く気温が上がり、夜もエアコンなしでは眠れないくらいの熱帯夜でしたが、ここのキャンプ場は暑くなく、かといって肌寒いということもなく、快適な夜を過ごせました。

翌朝は6時ごろに起きて火をおこし、炭火で焼いた食パンをいただきます。雨にも降られず、テントのみの展開だったため撤収もそれほど時間はかからず。

11時ごろにはチェックアウトし、山中湖付近の温泉に寄って帰りました。

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2021年7月25日 (日)

国鉄時代の鉄道部品コレクション

先日、高校時代の友人から「鉄道部品があるけどいらないか?」という連絡をもらい、久しぶりにその友人に会ってきました。見せてもらうと、国鉄時代の車両や駅で使われてきた貴重な部品の数々。なんでも、これらは国鉄の関係者だった友人の親戚が保有していたもので、その親戚が亡くなり友人がコレクションを預かったものだそうです。

これはディーゼル機関車の状態表示灯でしょうか。
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旧型客車スハネ16 2113の車内の形式プレート。
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裏面ははがした跡がみられる他、以下に紹介する駅名板などの鉄道部品と一緒に保管されてきたことからレプリカではなく、実車に取り付けられていた実物かと思われます。
スハネ16 2113は昭和初期から戦中にかけて製造されたスハ32を、何度か改造し改番を繰り返してきた車両です。昭和50年代初めには廃車になったそうです。


こちらは駅のホームの柱に取り付けられる縦長の駅名や路線の案内板です。
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国鉄末期の頃の駅名板はラインカラーの縁取りがあるタイプ(上の写真)が標準だったので、黒や紺色地に白文字で書かれた駅名板は古いタイプのものかと思います。
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尾久駅のものはJRマークのシールが貼られているので、民営化後もしばらくは使われていたようですね。

国鉄のものに混じって1枚だけ東武鉄道の小泉町駅があります。
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これは旧型客車のテールランプでしょうか。
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最後は鉄道気象告知板。
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真ん中の黒い部分に警戒すべき内容を書き込んでホームに掲示し、運転士に告知していました。

これらのコレクション、ネットオークションやフリマアプリでは高値で取引されているものばかり。駅名板は2万円以上で取引されているものもあり、それらを伝えたうえで遠慮したものの、友人は鉄道に興味はなくこれらの価値のわかる人に譲りたいとのことで、ありがたく譲り受けることにしました。

友人は邪魔になるようなら処分してもいいよと言っていましたが、ご遺族や友人の意向を受け大切に保管したいと思います。

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2021年7月23日 (金)

オリンピック開会式の日に都心を飛ぶブルーインパルス

久しぶりの航空カテゴリー記事となりました。昨年からのコロナ禍により諸々のイベントが中止になり、航空趣味からだいぶ遠ざかっています。

なんだかんだ言われていた東京オリンピックが、7月23日、ついに開会式を迎えることになりました。それに合わせブルーインパルスが国立競技場の上空に五輪マークを描きます。

コロナ禍で1年延期となった東京オリンピック、この状況での強行開催についてはその是非を問われるところではありますが、今回は純粋にブルーインパルスのフライトを楽しむという趣旨で行ってきました。

今回のフライトは、やはり国立競技場がショーセンターということになるかと思いますが、関係者以外立入禁止となるエリアがあり、その周辺も混雑することが予想されます。そこで今回は、広い空が望めそうな皇居前広場から東京駅あたりに行ってみました。地下鉄桜田門駅から皇居前広場を歩いて東京駅前から皇居方面に向かってまっすぐ伸びる行幸通りで撮影します。

皇居周辺には警備のパトカーがいます。地方の府県から応援に来ているパトカーもあり、山形県警と兵庫県警のパトカーが並ぶシーンも見られました。
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見物客による密を避けるため、フライト時間は直前での発表となります。航空自衛隊の公式ツイッターでは、11時30分のツイートで12:40~12:55頃との発表がありました。フライトコースは以下のとおり(航空自衛隊公式ツイッターより)で、東京駅上空は2回通過します。
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12時20分には入間基地を離陸したとの情報が入りました。都心までは数分で来られるため、時間までは上空で待機しているのでしょう。やがて、5色のカラースモークを出した6機編隊がやってきました。
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思っていたよりも、東京駅の赤レンガ駅舎と見た目の距離が離れてしまいましたが、広角側にしてなんとか一緒の画面に入りました。D50_1126

荒川区上空あたりで旋回し、新宿方面に向かうところを撮影。
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このあと、杉並区で旋回して新宿に戻ってきて五輪マークを描きます。D50_1135
上の写真は五輪マークを描いているところですが、雲が多くていまいちわかりにくくなってしまいました。

五輪マークは見えにくかったですが、このあと東京北東部を旋回して再び東京駅上空に戻ってきました。D50_1140
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スモークをだしたまま通過し、今回のフライトは終了となり、周囲では自然発生的に拍手が起こりました。

ブルーインパルスのフライトを見るのは昨年5月の医療従事者向け感謝フライトいらい1年2か月ぶり。早く世の中が平常に戻り、航空祭でアクロバット飛行が見られるようになってほしいものです。


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2021年6月12日 (土)

2021年5月29~30日 ウエストリバーオートキャンプ場

今年は月一でキャンプに行きたいと思いつつ、5月最後の週に入って「そういえば、まだ今月はキャンプに行ってないな~」と思い出し、5月最後の週末でキャンプに行くことにしました。今回は、嫁さんも誘ったところ「なにもしなくていいなら行く」とのことで、家族3人で行くことになりました。

嫁さんは”土の上を歩く”のも嫌いなインドア派。なのである程度設備の整ったところがいいだろうと選んだのが山梨県南アルプス市のウエストリバーオートキャンプ場。ここはいわゆる高規格キャンプ場に分類されるキャンプ場で、トイレや水場がとてもきれいに整備されています。とくにトイレは、靴を脱いで上がる土足厳禁でとても清潔に保たれています。

高規格ゆえに若干お値段は高めですが、1週間前でも空きがあり直前割引もあってここに決めました。

当日は嫁さんは夜勤明けとなるので、10時の勤務終了時間に合わせて職場まで迎えに行き、そのままキャンプ場へ。とは言っても、チェックイン開始時間が14時からとやや遅めなので、直行したら早く着いてしまいそう。そこで、河口湖経由で向かいます。中央道を河口湖インターで降りて、国道139号線沿いに見つけた吉田うどんのお店で昼食。食後は近くのショッピングモールで食材の買い出し。さらに、近くの製材所で販売している焚火用の薪を購入して国道358号線を経由してキャンプ場へ向かいました。

キャンプ場に着いたのは14時半ごろ。受付の際はタブレット端末で説明の動画を見るシステム。チェックイン後に今日のリビングとなるサイトへ。今回利用したのは川沿いで広めのBサイト。電源付きです。もっとも、私のキャンプスタイルでは電源は使用しないので、スマートフォンの充電ぐらいでしか使いませんでしたが・・・。いつもは往復の車内での充電で間に合っています。Dsc_1678
今日も混雑していましたが、隣のサイトは空いていました。他にも空いているサイトがいくつかあり、連休でなければ直前予約でもなんとかなりそうです。

ここのキャンプ場にはマンガ1000冊以上がそろったミニライブラリーがあります。何もしなくていいという約束なので、マンガ好きな嫁さんは到着後早速、このライブラリーに行きました。
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その間にテントとタープの設営をします。今回のサイト配置はこんな感じ。
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結構広さに余裕があります。これならもう少し狭いDサイトでもよさそうです。

設営が終わって嫁さんを呼びに行きました。マンガ本はサイトへの貸し出しもできるので、テント内に持ち込んでまだ読んでいます。
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たまにはこんなキャンプもありですね。

今日は到着が遅かったので設営して一息ついたらもう夕方に。焚火台を出して夕食の準備にとりかかります。
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サイトにはコンクリートのスペースがあり、さらに焚火台の下に敷く板があってここで焚火をします。夕食は肉と海鮮の折衷バーベキュー。まずはキャプテンスタッグのライスクッカーでご飯を炊きます。このライスクッカーでご飯を炊くのはこれが初めて。洗米して鍋に印のある線まで水を張り、焚火に乗せるだけ。炊飯具合を確認するため1回だけ蓋を開けましたが、全く焦げがなくおいしいご飯が炊けました。

ご飯が炊けたら炭を足して網を乗せ、バーベキュースタート。海鮮は、殻付きホタテやイイダコ、エビ、貝などの串焼き。野菜は玉ねぎやジャガイモ、シイタケ。そして肉。ご飯がすすみ、2合では少し足りませんでした。次回は3合炊く必要がありそうです。

夕食のあとは、焚火タイム。寒くはないものの、やや肌寒くなってきたので焚火で温まりました。21時ごろにはシャワー室を利用します。露天風呂があるのですが、コロナ禍により休止中なのが残念。やはり靴を脱いで上がるドレッサールームがあり、ゆっくりドライヤーを使えました。

サイトに戻ったらもう22時。消灯時間になりテントに入ったらすぐに眠れました。

翌朝、起きたらまずはパンを焼く用の炭火を熾します。ゆっくり朝食を食べたら、嫁さんと子どもはまたライブラリーへ。私は撤収作業にとりかかります。今回は全く雨に降られず、夜露もすぐに乾いてしまったので撤収作業がはかどりました。毎回こんな感じだったらいいんですが、天気に関してはどうにも思うようにはいかないですね。

11時のチェックアウト時間ちょうどくらいにキャンプ場を後にし、温泉に寄ってから帰りました。ここのキャンプ場は、今回は利用しなかったものの釣りや川遊びも充実していて、きれいな設備とあわせリピートしたいキャンプ場です。

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2021年6月 5日 (土)

「サフィール踊り子」グリーン個室に乗る

2020年に運転開始したE261系「サフィール踊り子」、かねてからグリーン個室に乗ってみたいと思っていましたが、4人用・6人用合わせて1編成に8部屋しかないため予約が取りづらくなっています。直近の予定の空いてる週末の予約を試みてみましたがことごとく満席(満室)。これは1か月前の発売日に購入するしかないかなと、計画を練っていました。
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乗車日1か月前の指定券発売日は、私は仕事で窓口に行けなかったので、たまたま当日休みだった嫁さんに記入済みの指定券申込書を渡して、10時前にみどりの窓口に行ってもらいました。窓口には10分くらい前に着いたようで、係の人は時計をみながらタイミングをはかっていわゆる”10時打ち”をしていただけたそうです。おかげで、無事4人用のグリーン個室の指定席特急券を入手できました。

乗車列車は東京駅11時ちょうど発のサフィール踊り子1号。車内で食べる昼食のお弁当を購入してホームに行くと、ちょうど入線してきたところでした。

今回は3号車の4人用個室を3人家族で利用します。ソファーのような座席に大きいテーブル、鉄道が好きでなくてもテンションあがりますね。天窓もあって明るい雰囲気です。
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東京駅発車時点では空席や空室が見られましたが、品川・横浜の停車でほぼ満席となりました。そういえば、先代のスーパービュー踊り子号は一部列車を除いて品川駅は通過していたかと思いましたが、今は品川を通るすべての踊り子号が品川に停車するようになっています。発車から1時間ほどしてから個室だけ車内改札。個室以外の座席は車内改札省略です。

昼食は東京駅で買った「まい泉」のヒレかつ弁当。
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本当は隣の4号車にあるカフェテリアのパスタをデリバリーしてもらうことにしていたのですが、コロナ禍により営業休止になってしまったのは残念。

小田原を過ぎて海が見える区間になりました。個室内からも大きな窓で海を眺められます。
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ちょっとテーブル上が散らかってますが・・・。

コンセントやWi-Fiもあるので、電池や通信料を気にせずスマートフォンも使えます。スマホを見たり、ニンテンドーswitchで遊んだり、思い思いに過ごして伊豆急下田に着きました。

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快適な個室の旅を楽しめました。ただ、運転開始に注目を集めたカフェテリアを利用できなかったのはやはり残念。機を改めて、また乗ってみたい列車です。

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