東京縦貫線の工事現場
3月26日付けのJR東日本のプレスリリースで、「宇都宮・高崎・常磐線の東京駅乗り入れ工事の着手について」が発表されました。それによると、現在上野止まりとなっている宇都宮線等を東京駅に乗り入れる工事を、今年の5月に着工するというそうです。
この件については、もう何年も前から計画されていますが、ようやく実現にむけ動き出したようです。路線は、上野~秋葉原間と神田~東京間は従来より留置線として使われている用地を改良し、神田~秋葉原間は新幹線の上に高架線を造るとか。当然、その前後には高架線に上り下りするためのアプローチ部が作られます。プレスリリースには簡単な図面も掲載されており、概略を知ることができます。
で、これから工事が行われる場所の現状を見てみました。 これは、秋葉原駅の京浜東北線南行ホーム東京寄りから撮影しました。
E231系が待機している線路は縦貫線の東京行き本線になるでしょうか。撮影した場所の上には総武線の高架があるので、ここを過ぎたらアプローチ部が始まり、待機中のE231系の先に見える新幹線の上にかぶさるのでしょう。
高架線路の予想線を描いてみましたが、図面等に基づくものではなく、あくまで私個人の想像ですので何の根拠もありません。ご参考までに・・・。
続いて、こちらは神田駅ホーム東京寄りからの撮影。
神田駅では京浜東北線と新幹線が完全に隣り合っているのでここでは新幹線の上を通らざるを得ません。しかしアプローチ部でその先に見える首都高速をくぐらなければならず、ちょっと窮屈な感じになりそうです。完成は2013年の予定。5年後、この写真と同じように撮影したら、どんなふうに変わっているのでしょうか。
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