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2008年5月16日 (金)

トロッコ列車と温泉を楽しむ

   立野から南阿蘇鉄道に乗り換えます。「あそ1962」からトロッコ列車が接続しており、指定券を買って乗りました。予約はしなかったものの、当日券もあるので買うことができましたが、発車してみるとほぼ満席に近い乗車率でした。グループで乗る人は事前に予約をしたほうがよさそうです。
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南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ゆうすげ号」

 発車してすぐに、「立野橋梁」を渡ります。続いて、「第一白川橋梁」を通過します。どちらの橋梁でも、景色を見るために徐行してくれました。下を見ると目のくらむような高さ。第一白川橋梁では塗装の塗りなおしのため足場が組まれ作業員が作業をしていました。
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第一白川橋梁からの眺め

 家族連れで賑わう車内での一人旅はちょっと居心地がよくないですが、それでも涼しい風を感じながらトロッコ列車ならではの旅を楽しみます。立野から約20分の阿蘇下田城ふれあい温泉駅で降りました。降りたのは私一人。この駅は駅舎の中に温泉があるので、一風呂浴びていきます。浴びる前に外にでて駅舎を見てみました。
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城をイメージしたような外観です。入浴料は400円。先客が一名いましたが私と入れ替わるように出たので貸切です。誰もいないので浴室の写真も撮ってみました。
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浴槽はこれだけで、露天風呂などはないこじんまりとした風呂ですが、旅の途中で汗を流したり温まったりするのならこれでも十分。手足を伸ばしてゆっくり浸かれました。ちなみに洗い場にはリンスインシャンプー・ボディーソープ、脱衣場にはドライヤーが備え付けられています。

 温泉に入ったあとは、ホームで次の列車を待つのですが、手前には田植えの田んぼが、遠くには山を見渡せるのどかな景色を見てると、ありきたりな表現ですが癒されます。時間が過ぎるのが早く感じました。

 1両だけのレールバスに乗り、終点の高森へ。高森まで乗って、今回の旅の目的を果たし九州の鉄道は全線乗車できました。高森駅周辺は、湧水公園や湧水トンネルなど見所もいろいろあるのですが、今回は帰りの飛行機の時間によりそのまま折り返すことにしました。

 折り返しの列車はレールバスとトロッコ列車の併結編成で、トロッコのディーゼル機関車の前にレールバスを連結して走ります。
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予定ではレールバスのほうに乗ることにしていましたが、トロッコにも十分空席があるとのことなので、帰りもトロッコに乗ることにしました。行きよりも空いていたので好きな席に座れました。

 立野に戻ってきて、折り返しとなるトロッコ列車を立野橋梁で撮影しました。立野橋梁は立野駅から徒歩5分くらいの近いところにあります。
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 このあとは熊本空港から飛行機で東京に帰るだけ。立野から特急バスで熊本空港に向かい、JAL機で帰ってきました。前述のとおり、九州の鉄道は全部乗ったわけですが、まだ見ていない見所、見落としたところも多々あるので、また来ようかと思います。

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