山手線にホームドア設置のニュース
設置することで転落事故を防ぐことができる駅のホームドア。新交通システムや一部の地下鉄で徐々に普及してきましたが、まだまだ全体としてはかなり少ないほうです。そんななか、JR東日本が山手線に「可動式ホーム柵」を設置する計画を発表しました。JR在来線では初のケースとなります。
山手線E231系500番台 デビュー当時のステッカー付き編成 神田駅にて。
プレスリリースによれば、目黒・恵比寿両駅に先行設置し、必要なデータを収集して将来的に全駅に設置するそうです。その中で、気になる内容が6ドア車の取り扱い。浜松町~西日暮里間では、リフレッシュ工事などの際京浜東北線の電車が山手線の線路を走ることもあります。京浜東北線の新型E233系では6ドア車を設置していないため、ホームドアと車両のドアの位置が合わなくなってしまいます。この点どうするのかなと思っていましたが、結局山手線も6ドアの連結をやめるという結論に達したそうです。
混雑緩和のために、賛否両論ありながらも導入された6ドア車でしたが、その後、埼京線の大崎延長や湘南新宿ラインの開業、さらに今後東北縦貫線も建設されるなどで混雑が減っていくだろうとの判断でしょう。
そうなると、さらに気になるのが車両の動き。プレスリリースでは、この6ドア車(サハE230)だけを取り替えるような記述ですが、一方でE231系を転属させ、ホームドア対応の新車を入れるという話もあるそうです。(参考→こちらのサイト「国電総研」新車の話の信憑性は定かではありません)
いずれにしても、今後また東京の鉄道風景が変わっていくことになりますね。
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コメント
置き換えとなるとE233かな。
転属となるとまた旧型車が消滅か。
昨日、仕事で甲府へ行ったんですがスカ色の115系
がまだまだ走っていたんでちょっとうれしかったんですが・・・
投稿: モリモリ | 2008年6月 6日 (金) 21時20分
中央本線の115系も、あまり先が長くなさそうですよね。115系がなくなる前に、学生のころに乗った高尾発松本行き電車にもう一度青春18きっぷで乗ってみようかな~なんて考えたりしています。
投稿: 管理人/ひで | 2008年6月 6日 (金) 23時58分