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2008年7月29日 (火)

夏休みの北海道その5 利尻島に着いた

 昨日早朝東京を出発して1日半、ようやく利尻島に着きました。空港には今日と明日宿泊する民宿の人が迎えにきていました。

 名前を告げて送迎車に乗りました。他に3名のお客さんとともに民宿に向かいます。民宿は鴛泊港に近く、空港からも10分ほどのところにありました。
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今回利尻島で2泊した民宿「マルゼン」

 到着後チェックインし案内された部屋へ。一人用の和室で、部屋は海に面していませんが窓からちょっと顔を出せば海を見ることができます。さて、時間はまだ15時前。このあと自転車でも借りてサイクリングロードでも走ってみようかと考えていました。でも、今日はいつ雨が降り出すかもわからないような天気。とても自転車で走ろうという気分にはなれません。やがて雨が降り出し、しばらく部屋で様子をみます。

 雨が小降りになったところで、自転車は無理ですが部屋でじっとしているのももったいないので周辺を散歩してみることにしました。近くには温泉もあるので、温泉セットを持って出かけます。

 まずはフェリーターミナルのある鴛泊港へ。ちょうど漁船が着いてタコの水揚げ作業をしているところを見かけました。
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これがテレビの旅番組だと、漁師さんに話しかけると「うまいから食べていきな!」ってなことになるんでしょうが、当然そんなことがあるはずもなく写真だけ撮っておきました。多分今日の夕食に出るんだと思います。

 港近くにはガソリンスタンドもあります。
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一番上はハイオクの料金ではないですよ。レギュラー210円です!!軽油ですら182円・・・。輸送コストの関係でしょうが、島での生活は厳しそうです。

このあと、日帰りで入れる温泉「利尻富士温泉」に行きました。利尻富士を眺めながら入れる露天風呂が売りですが今日は雲の中。それでも、森林に囲まれたような雰囲気でゆったりできました。

 風呂から上がると急に空腹感におそわれます。夕食が近いので何か食べたいのを我慢して民宿に戻り、夕食の時間までおとなしくしていました。夕食は6時から。食事はフェリーターミナル2階の、民宿が経営する食堂で食べます。
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左はカニ・ウニなど刺身盛り合わせ、中央はほっけ、右にあるのは利尻の名物たこしゃぶです。さっき水揚げされたものでしょうか。さっそく島の海の味を満喫して宿に戻ったのでした。

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2008年7月24日 (木)

夏休みの北海道その4 新千歳空港

 小樽から乗ったのは6時38分発の快速エアポート74号。4号車の指定席は「uシート」というリクライニングシートの車両もあります。ただし、途中の札幌までは各駅停車として運転され、「uシート」も札幌まで自由席となるので、それを知って乗っている人もいるようです。もちろん私も、自由席の「uシート」を利用しました。

 このまま新千歳空港まで行っても時間が早すぎるので札幌で途中下車。札幌時計台や大通り公園などを少し散策します。北海道といえど、大きな荷物を持って歩き回ると少し暑いので、地下にあったマックでアイスコーヒーを飲んで休憩したりして、再び電車に乗って空港へと向かいました。

 せっかくだから指定席を取ろうかと思ったら、直近の出発する列車は満席でした。意外と人気があるものですね。小樽からの列車でしたが、札幌で乗客が入れ替わるので自由席でも余裕で座れました。

 新千歳空港に着いたら、まず展望デッキへ。地方空港の展望デッキは視界をさえぎるポールなどが少なくて離着陸する飛行機の撮影がしやすいのがうれしいですね。
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これから乗る利尻行きはANA4929便。JALマイラーの私ですが、利尻にはJAL系列が就航していないので久々のANA利用となりました。セキュリティチェックを受けて搭乗口に行くとこんな表示が・・・。
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どうも利尻空港の天気がよくないらしく、視界が悪いため場合によっては新千歳空港に引き返してくる場合もある条件付フライトとなりました。

 利尻行きは小型のボーイング737型機。夏の観光シーズンのためか満席で出発しました。飛行時間は短いのですがそれでもドリンクサービスはありました。ただ、私がドリンクを受け取ったのは最後のほうで、飲んでいるうちに早くも着陸のためのベルトサインが点灯しました。窓の外を見ると雲から頂上を出した利尻富士がみえました。もちろん空港はその雲の下。着陸できるのかどうかは天候と機長の腕次第です。

地上の様子がわからないのでどこを飛んでいるのか知ることもできませんが、降下して雲を抜けると海が見えました。それからしばらくすると、利尻島のフェリーターミナルが見えます。この様子なら着陸してくれるでしょう。それからまもなく、利尻空港に着陸しました。滑走路が1本だけで誘導路がないので、滑走路上で折り返してターミナル前に到着しました。ボーディングブリッジなどないので、タラップで降りて徒歩でターミナルへ向かいます。

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2008年7月22日 (火)

夏休みの北海道その3 早朝の小樽

 早朝、というより未明の午前3時半過ぎ、船内放送で目が覚めます。早くも空はうっすらと明るくなりつつあります。その後、個室のキー回収があり、下船の準備を始めました。ほぼ時間通りの4時半には下船開始です。
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小樽港に到着した”らいらっく”

 今日は新千歳空港から、昼過ぎに出る利尻行きに乗ればいいので時間はかなりあります。もとより早朝4時半にフェリーを降りても行くところもないので、フェリーの時間に合わせて早朝営業しているフェリーターミナル内の温泉に入っていくことにします。

 この温泉は、料金800円ですがフェリー利用客は100円引きの700円になりました。タオルセットがついています。浴槽からは海と今着いたばかりのフェリーが見え、その向こうには朝日がのぼるとてもいい眺め。気分よく入浴できました。

 風呂から上がってもまだ5時半過ぎ。ゆっくり歩きながら小樽駅へと向かうことにします。小樽といえば小樽運河。私も何回か来ていますが、この時間ならまだ観光客もいないでしょう。ということで、小樽運河に寄ってみました。フェリーターミナルからはちょっと距離があり、歩きだと30分くらいかかりました。途中にはガラス細工で有名な北市硝子をはじめとしたみやげ物店が並ぶ通りがありましたが、早朝ということでひっそりとしています。これも、あと数時間したら観光客で賑わうことでしょう。
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朝6時過ぎの小樽運河。ほとんど人がいません。

このあと小樽駅に行き、電車で札幌へと向かいました。
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2008年7月18日 (金)

夏休みの北海道その2 新日本海フェリー

 これから乗る新日本海フェリーは、手ごろな値段で北海道に渡ることができるとして人気の航路です。長距離フェリーというと、”揺れる””船酔いする””退屈”といった、いいイメージを持っていない人もいるかと思いますが、最新のフェリーは揺れに強い装備を持っているし、展望風呂に入ったり、食事やティータイムを楽しんだりできます。確かに時間をもてあましてしまうかもしれませんが、たまにはのんびり海を眺めてこれからの旅行に思いを馳せるのも贅沢なのかもしれません。
 私もこの船旅がとても気に入っていて、新日本海フェリーは今回で5回目の利用になります。過去4回は車での乗船でしたが、今回は初めて徒歩での乗船です。
 運賃はインターネット予約で支払済みなので、予約番号とクレジットカードを提示して乗船券を受け取ります。このあたりは航空機に乗る際のチケットレスサービスと似ていますね。実は過去に一度、乗船券を紛失して買いなおしたことがあり、チケットを持ち歩かなくていいのは便利です。

 出航は10時30分。徒歩利用者は車の同乗者・団体客と共に1時間前の9時30分ごろから乗船開始です。ボーディングブリッジを通って船内の案内所で個室のキーを受け取ります。指定された部屋は5階の538号室。スイートルームの隣の部屋でした。
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今回利用した特等A個室。シティホテルのツインルームのような造りです。バス・トイレ付きで、ないものといったら冷蔵庫くらいでしょうか。

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専用のテラスもついています。

放送でドラの音と「蛍の光」が流れるといよいよ小樽に向け出航します。出航後早速、展望風呂に入りました。海を見ながら手足を伸ばして風呂に入るのはこの船旅の大きな楽しみの一つでもあります。

 風呂から出ると、船内放送があり粟島が見えるとのことで、カメラを持って反対側のデッキに行ってみました。ちなみに、今回の部屋は小樽に向かって左側なので、陸地を見るには反対側のデッキに行く必要があります。
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粟島沖を通過します。

 今日は暇つぶしにDVDソフトを持ってきたので、ノートパソコンで映画を見てくつろぎます。映画が終わればカメラを持って船内探索を。
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船の一番前はは入れないので、タイタニックごっこはできませんが、船室は「フォワードサロン」があり、これから進む先の様子を見ることができます。ただ、このサロンは飲食禁止なんですが、堂々と酒盛りをする人ばかりでちょっと閉口しました。酒臭くてとても居心地が悪かったです。過去に乗ったときは静かでよかったんですけど・・・。

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そしてこちらは後ろのデッキから。航跡がまっすぐに伸びています。

 夕食前にもう一度風呂に入ってさっぱりしました。夕食は船内のレストランで。スキー場などでよく見られるカフェテリア方式で、好きなものをとってレジで会計を済ませてから食事をするという仕組みです。料理を選ぶときに少し並びましたが席は十分余裕があり、暗くなりつつある海を見ながら生ビールをいただきました。

 さて、明日の小樽到着は朝の4時30分。1時間前には案内の放送が入るということで、今日は早めに寝ることにします。まあ、私などは明日は電車と飛行機で移動するだけなので眠けりゃ寝てればいいのですが、車で乗っているドライバーは夜更かしすると明日は睡魔と闘わなければならないわけで、この船は夜が早く更けていきました。

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2008年7月17日 (木)

夏休みの北海道その1 東京から新潟へ

 7月12日、夏休みを利用した北海道旅行がスタートしました。今年は利尻・礼文の自然を満喫する旅を計画しています。6月12日の記事に書いたとおり、トワイライトエクスプレスの個室寝台を取ることができなかったので他の方法で渡道することになります。

 今回は、新潟~小樽間の新日本海フェリーを利用することにしました。出発の1週間前でも特等A個室に空室があり、しかもピーク期以外は1人分の料金で2人部屋を貸切にできるといううれしいサービスもあるので迷わずこちらにしました。ちなみに、新日本海フェリーの特等Aはスイートルームに次ぐグレードです。トワイライトに乗れないのは残念ですが、この特等Aに乗るのも楽しみです。

 というわけで、10時30分出航の小樽行きに乗船すべく、東京駅から朝一番の上越新幹線で新潟へと向かいます。
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上越新幹線とき301号新潟行き(右)

 早朝便ということもあってか車内はすいていて、乗る前に買ったカツサンドとモーニングコーヒーで朝食とし、車内誌を読んだりしてくつろぎます。新潟県に入るとさすが米どころ、緑色の水田が涼しげな車窓となりました。それでも、新潟駅に近づくと日本海側最大の都市とあって、ビルの立ち並ぶ光景となります。ただ、東京にいるよりも暑くはありませんでした。

 このあと、駅前からバスに乗って新潟港フェリーターミナルへ行きます。専用の連絡バスではなく一般の路線バスで、バス停もターミナル前に着くわけではありません。新潟駅から約15分の乗車で、案内所で教えてもらった「末広橋」というバス停で降りると、やはりフェリーに乗ると思われる人が他に4人降りました。すぐに近く交番で道を教えてもらいターミナルに着きました。

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2008年7月16日 (水)

旅の出会いは一期一会

最近当ブログの更新が滞っていますが、実は先週土曜日より北海道旅行に出ています。詳細はまたこちらに書いていきますが、今日はそこで感じたことを・・・。

礼文島では昔ユースホステルだった「海憧」という民宿に泊ったんですが、そこで同じ一人旅の女の子がいました。食事のときにお話をしただけですが、その後私ひとり利尻島に渡るフェリーのデッキで海を見ていたら到着の10分くらい前に後ろから肩をたたかれ、振り返るとその女の子がいてその後もわずかな時間ですが話ができました。

私は稚内行きフェリーに乗り、彼女は下船後予約していたレンタカーで島を一周するそうで、車で出ていくところを手を振って見送りました。

話をしているときは、旅行の話などでいい感じだったので、ダメもとでアドレスを教えるなど、何らかのアクションを起こすとかもうちょっと私に積極性があればな~と思うのが、今回の旅の最大にして唯一の反省点となりました。まあ、私の思い込みなのかもしれませんが

まさに一期一会、身をもって体感しました。
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稚内と利尻・礼文島を結ぶハートランドフェリー(旧・東日本海フェリー)

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2008年7月 8日 (火)

新子安並走・すれ違いシーン

 昨日に続き新子安での写真です。新子安は京浜東北線・東海道線・横須賀線の線路が並んでいます。それぞれの路線で列車の本数が多いので、一つのフレームに複数の列車が入ることもよくあります。

 そこで、今日は新子安で撮影した列車の並走・すれ違いシーンを集めてみました。
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京浜東北線209系とE233系 2008年7月6日 15:40 新子安駅
車両交替時期を象徴するワンシーン。

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京浜東北線209系と185系踊り子号 2008年7月6日 14:49 新子安駅

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京浜東北線209系と211系 2008年7月6日 14:28 新子安駅

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京浜東北線209系とE217系 2008年7月6日 14:59 新子安駅
レア編成の東海道線E217系も209系と並んでくれました。それにしても、今回は図らずもすべて京浜東北線209系が並んでいましたね。

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2008年7月 7日 (月)

新子安で189系を撮る

 ネタ切れのためしばらく更新をサボり・・・いや、お休みしていました。ガソリン代の高騰で車での遠出は控えている状態ですが、今回は近場で、お手軽に駅撮りです。

 6日日曜日、昼ごろに起きてダイヤ情報を見ると16時頃に東海道旅客線を189系あさま色が品川から下るそうなので、新子安で撮影してきました。

 ひまだったので1時間半くらい前に行ってとりあえず来る電車を撮っていきます。
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841M 211系 2008年7月6日 15:16 新子安駅

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529M E231系 2008年7月6日 15:28 新子安駅

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839M E217系 2008年7月6日 15:07 新子安駅

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3765M E217系 2008年7月6日 15:56 新子安駅
東海道線ではレアで2本しかないE217系も、2本とも撮影できました。その代わり、E233系3000番代は姿を見せませんでした。隣の京浜東北線では次々やってくるのですが・・・。

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回9825M 189系 2008年7月6日 16:03 新子安駅
そして本日のお目当て、189系の登場です!12年くらい前、碓氷峠でEF63と連結して走っている様子を撮影していたのが懐かしいですね。

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2008年7月 1日 (火)

広島旅行その8 帰りのフライト

 広島市民球場での試合観戦を途中で抜け出し、帰りの飛行機に乗るため広島空港に向かいます。空港行きのリムジンバスは市民球場の隣、そごう広島店の3階にある広島バスセンターから出ています。というわけで、ぎりぎりまで試合を見た後、すぐにリムジンバスに乗ることができました。

 バスは途中のアストラムライン中筋駅に立ち寄り、高速道路経由で空港に向かいます。この日の広島空港は、行きの濃霧がうそのようなきれいな晴れとなりました。遠くの山もはっきりと見渡せます。
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展望デッキから見た全日空機。羽田に向け出発するところです。

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帰りの飛行機はMD90。全日空ではボーイング747も運航しているのに対してこちらは小ぶりの飛行機。そのせいか、機内は満席でした。

天候の具合でドリンクサービスの途中でもベルトサインが点灯して大きく揺れたりしましたがほぼ定刻に羽田に到着。東京はかなりの大雨でした。今朝広島で降っていた雨でしょうか・・・。

 こうして、広島旅行は終わったのでした。

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