下総航空基地へ行ってきた
10月4日は海上自衛隊下総航空基地の記念行事がありました。YS-11やP-3Cなどのプロペラ機の飛行展示が見られるそうで、私も朝から行ってきました。
海上自衛隊なのに航空機?と思われるかもしれませんが、広い海域をパトロールするために、空から哨戒機で日々警戒しているとのことで、そのための基地のひとつがこの下総航空基地なのだそうです。
場所は千葉県の柏市と鎌ヶ谷市にまたがり、電車だと新鎌ヶ谷駅から無料送迎バスで移動します。東武野田線で新鎌ヶ谷に着くと、制服を着た海上自衛隊員がバス乗り場を案内してくれました。隣には基地へ戻る隊員さんが座ったので、今回のイベントや下総航空基地についてお話を聞かせてもらいました。バスは裏門のようなところ(軽井沢門というらしい)から基地に入り、滑走路に沿って走ります。この滑走路は、ボーイング777も離着陸できるくらいの長さがあるそうです。
駅から約10分くらいで到着。早速航空機が展示されているエプロンへと向かいました。
エプロンに整列した海上自衛隊の航空機YS-11・P-3C
ちょうど飛行展示で上空を通過していきました。最初はYS-11が1機で、そのあとP-3Cが並列で飛んでいきます。
P-3Cの編隊飛行
機内も見学できるので見てみました。
P-3Cの休憩用座席。113系電車のボックスシートよりはマシでしょうが、お世辞にも快適とは程遠い機内です。乗るのは"お客さん"ではないので実用主義です。
こちらはアナログ計器が並ぶYS-11のコックピット。旅客機のものとほとんど変わらないそうです。
天井まで張り巡らされた各種計器やスイッチを目にして、
「当然、パイロットの人は(これらのスイッチや計器を)全部知っているんですよね?」
と聞いてみると、
「もちろんです!知らなければ操縦することはできません。でも、車と同じでそんなにむずかしくないですよ。」
いえいえ、さらっと言ってしまいますが、厳しい訓練を重ねてきたからこそ言えるのでしょう。
コックピットを見学したYS-11
P-3C ちなみに、P-3Cでは、人物の記念撮影以外でのコックピットの撮影は禁止でした。
女性隊員有志「下総マリンブルー」によるカラーガード。きりりとした動きと旗の扱い、制服など、かっこいい演技を披露してくれました。
午後の飛行展示が終了して、基地をあとにしました。航空自衛隊の航空祭のような華やかさは少ないものの、人垣ができるほど混雑することもなくゆったりと見学することができました。
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コメント
今年は体験飛行はなかったんですか?
下総は派手な展示はないけどその分じっくり見れますよね。
でも、毎年同じなんだよね・・・・
10/26の立川は行かれますか?
投稿: モリモリ | 2008年10月 6日 (月) 20時32分
体験飛行は、原油高の影響で中止になったそうです。残念ですが仕方ないですね。来年に期待しましょう。
ヘリの体験搭乗は気になるんですが・・・。
立川の日は別の用事があるので欠席です
投稿: 管理人/ひで | 2008年10月 6日 (月) 23時55分