8月の松島(宮城県)、9月の小松(石川県)に続き、航空自衛隊の航空祭、入間航空祭に行ってきました。東京に近い場所での航空祭ということで、毎年20万人前後の来場者があり非常に混雑するそうで、早朝より出かけました。
週間予報では、当日の天気は直前まで晴れマークだったのに、出かける前にチェックしてみたら昼間一日曇りマークに・・・。雨の心配がなさそうなのは一安心です。湘南新宿ラインで池袋に出て、立ち食いそば屋で朝食と、近くのコンビニで昼食を調達し、8時前の西武線快速に乗りました。
西武鉄道では、往復切符を発売したり、臨時列車を運行したり、駅や車内放送では下車駅の案内強化に努めたりと、航空祭の対応に余念がありません。また、車内はいかにも航空祭に行きますという感じの人でいっぱいでした。
各乗換駅などで乗客が増えていき、入間基地の最寄り駅、稲荷山公園駅には8時半過ぎに到着。見た感じで9割以上の乗客がここで降ります。北門から入場し、開門の9時を待ちます。
9時前になり列が動き始め、エプロンに行ってみるとやはり滑走路最前列はすでに人垣ができているので、その後方でカメラを準備しました。地上展示機はもう他の基地で見ているので今回はパス。しばらくすると早速YS-11FCとU-125と飛行展示が始まりました。
YS-11FC
YS-11FCとU-125の次はT-4の編隊飛行ですが、その前にU-4とC-1が離陸しました。
C-1が離陸
そのあと、T-4が離陸し編隊飛行を見せてくれます。
実用的なグレー塗装のT-4が、ブルーインパルスのT-4とはまた違った迫力の飛行展示でした。
そのあとで、先に離陸したU-4とC-1の飛行展示です。C-1は、陸上自衛隊員による落下傘降下のデモンストレーションもありました。
飛行展示中のC-1輸送機
このあとUH-60J・U-125A・CH-47Jによる救難展示がありました。
CH-47J 自衛隊のヘリコプターといえば、真っ先にこれを思い浮かべるのは私だけ・・・?
午前中の飛行展示はこれで終わり、いよいよ午後はブルーインパルスの出番となります。前述のとおり、今日は一日曇りの天気なので、水平系アクロの第3区分になるかなと思っていたら、始まってみたら第1区分でした。
ブルーインパルスでももっとも密集隊形となる「ファンブレイク」
飛行隊形が変化する「チェンジオーバーターン」
高速で飛行中に至近距離をすれ違う「タッククロス」
大空にハートを描く「バーティカルキューピッド」や、星を描く「スタークロス」など、いわゆる"描きもの"は、雲でスモークが映えなく、見えにくかったのが残念でしたが、もちろん、小松のように途中で中止となることもなく、3度目にして、初めて最後までブルーインパルスのアクロ飛行を楽しむことができて十分満足でした。
ブルーインパルスの着陸後、人が少なくなったところでさっきから気になっていた、C-1の入間基地50周年記念特別塗装機を撮影して会場をあとにしました。
C-1 入間基地50周年記念特別塗装機
エンジンにはこんな記念マークが↓。
15時をまわり、蛍の光も流れてきたところで会場をあとにし帰ることにしました。が、当然ながら稲荷山公園駅は大混雑。ホームに入るのもしばらく時間がかかりそう。というわけで、多少遠回りになりましたが一つ隣の入間市駅まで歩き、ドトールで休憩してから電車に乗りました。
しかし、大泉学園駅で人身事故とかで電車が遅れている様子。ただ、すぐに始発電車があって、待たずに発車したのであまり影響がなかったのは幸いでした。
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