引退迫る新幹線0系
昭和39年の開業以来東海道・山陽新幹線を走り続けてきた0系新幹線車両が、ついに全車両引退するときがきました。
現在山陽新幹線区間の「こだま」のみで0系車両を運用しているJR西日本では、11月30日をもって0系の定期運用を終了させることにしています。そして、12月の臨時「ひかり」によるさよなら運転で全車両が引退することになります。
私が子供のころ、新幹線といえばこの丸っこい先頭車の0系でした。ちょうどそのころ登場した2階建て新幹線100系がとてもかっこよく見えたのは、0系が初代新幹線車両としてあまりにもなじみがあったことの裏返しかもしれません。
というわけで、今回の懐かしい写真は東京駅で撮影した現役時代の0系車両の写真です。
0系 1994年8月ごろ 東京駅
このころ、300系が最新型で、主力はまだ100系でした。0系も、「こだま」を中心に活躍をしていたころです。
上の写真と同じ日に撮影しました。1両おきに設置されたパンタグラフを全8基上昇させ、長編成で東京駅に入線するシーンも過去のものとなってだいぶ経ちました。
0系は、これを撮影した5年後には東海道区間から姿を消し、山陽区間の「こだま」として、余生を送ることになります。
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