臨時列車化直前!「ムーンライトえちご」に乗る
来月に迫ったJRのダイヤ改正。「富士・はやぶさ」の廃止が目立っていますが、夜行列車では「ムーンライトえちご・ながら」も春夏冬休み期間中を中心に運転する臨時列車化され、毎日運転の定期列車ではなくなってしまいます。”えちご”には165系の時代から何度か乗っていますが、今回は定期列車である今のうちにもう一度「ムーンライトえちご」に乗ってみることにしました。
実は、最初は「はやぶさ」の個室寝台ソロに乗ってみたくて、1か月前に窓口に並んでみたのですが満席で買えず、このムーンライトえちごを代案としていました。「はやぶさ」発車の1時間前にもう一度窓口に聞いてみましたが変わらず満席。これで、今回の新潟行きが決定しました。
2月7日23時前、新宿駅。夜食のおにぎりと寝酒のキリン氷結とつまみを持って5番ホームに行くと、すでにドアを開けて乗客を待っています。
新宿駅で発車を待つ「ムーンライトえちご」485系6両編成。
新宿駅で見られる「新潟行き」表示も、来月からは特定日しか見られなくなります。
1分遅れで新宿駅を発車し、すぐに池袋停車。そのあとで車内改札がありました。大宮を出ても車内は半分も乗っていないでしょうか。車内灯が減光されたので寝ようとしますがそう簡単に眠りにつけるものでもありません。
そのうち、26分停車の高崎に到着するのでカメラを持ってホームに降りてみました。ここでは、後続の急行「能登」との並びを見ることができます。
「能登」も国鉄特急色の485系を使用していますが、こちらはボンネット先頭車。車齢を考えると近いうちに車両の置き換え、あるいは列車そのものの廃止も考えられ、一度明るいうちに撮影しておきたいものです。
高崎を出ればもう乗ってくる人もなく、隣の席も空席のままだったので、2席使って横になりました。そのためか、普通に座席に座った状態で一晩過ごすよりはよく眠れた気がします。起きて顔を洗いに行ったのは新潟到着の手前で。まだ夜が明ける前の4時51分に、終点の新潟駅に到着しました。
| 固定リンク
コメント
「ムーンライトえちご」はかつて165系で、新宿-村上間を運転していました。大垣夜行が373系「ムーンライトながら」化されるまでは単なる「ムーンライト」という愛称でした。急行「能登」の金沢総合車両所配置489系(「えちご」は新潟車両センターの配置)は今や貴重なボンネット先頭車、しかも国鉄特急色なので、この「能登」が都内で唯一定期的に見られる国鉄特急色の485.489系となるでしょう。
投稿: 妖精転生 | 2009年2月13日 (金) 21時10分
村上行きの時は、新潟で進行方向が変わるので座席の向きを変えた後、またもう一眠りしたものでした。165系はすきま風が寒かったな~。
投稿: ひで | 2009年2月15日 (日) 14時32分