米沢周辺温泉はしご
米沢駅で旧型気動車を存分に撮影した後は、冷えた体を温めるべく温泉へ行きます。山形県は温泉が多く、その中でも駅から近くて有名な温泉地である赤湯温泉に行ってみました。大雪の中、701系に揺られて赤湯駅に着いたのはちょうど11時頃。
赤湯駅に着いた701系電車。屋根があるのに、ホームまで雪が積もっています。駅の案内所で温泉街の地図をもらってみると、赤湯にはいくつか日帰りで入れる公衆浴場があるそうで、その中のひとつ、赤湯元湯に行ってみることにします。元湯というくらいだから、赤湯温泉でも中心的な存在なのでしょう。
駅から温泉街までは約1.5キロ。思ったよりも遠いのですが充分歩ける距離です。近代的な駅舎の赤湯駅をあとにして、駅前からのびる通りを温泉街へ向かって歩きます。傘を持ってくるのを忘れましたが、上着のフードがあるのでいいとして、足元の雪が結構積もっていて靴が濡れてしまうのは誤算でした。あまり除雪されていないのか、降る雪がすぐ積もるのか・・・。
20分ほど歩いて着いた赤湯元湯。建物は最近建てられた感じのきれいなものでした。
写真の左側が入口です。早速入ろうとすると、自動ドアが開きません。よく見ると、11時から12時までは清掃のため入れないとのことでした。時計を見ると11時35分。12時44分の電車に乗りたいので、12時まで待ってから入るとあわただしく、今回は断念せざるをえないかと思いましたが、赤湯温泉は初めてだしぜひ入浴していきたい。他の公衆浴場も同じ時間か12時から清掃になるので入れません。駅でもらった地図を見ると、日帰り入浴のできる旅館の一覧もあり、赤湯元湯のすぐ近くにある旅館で入浴させてもらいました。
赤湯温泉は硫黄のにおいのする温泉ですが、草津や先月行った川湯温泉ほど成分は濃くありませんでした。体が冷えていることもあるでしょうが、やや熱めの湯に感じましたが、ゆっくり浸かると熱さも適温になってきます。
温まったところで駅に戻り、電車でひと駅、隣の高畠まで戻ります。ここは駅舎の中に温泉がある駅で有名で、私も2回利用したことがありましたが、電車で来るのは初めてなんですね。
左側が駅の窓口。中央に改札口があって、右側が温泉の入口です。
予定では、高畠駅から徒歩10分くらいのところにある高畠ワイナリーで、ワインの試飲をしつつお土産を買おうかなと考えていたのですが、もう雪道を歩くのも面倒なので、ここで温泉に入って食事してから帰りの新幹線に乗ることにします。
昼過ぎですが、結構利用者がいて繁盛していました。サウナもあってさっぱりしました。温泉施設には有料の休憩所がありますが、食事の提供がないので駅内の別の食堂でカツカレーの昼食をとりました。一緒に注文した風呂上がりの生ビールがとてもうまい!
帰りは、山形新幹線で一気に東京へ。新庄延長開業時に増備されたE3系1000番台がやってきました。
この日、東北新幹線は強風のため一部区間で運転見合わせや徐行運転があり、ダイヤが大幅に乱れていました。この列車も、併結相手であるやまびこ号の遅れにより、庭坂で10分ほど停車していました。その後も遅れが増えて、東京には30分ほどの遅れで到着しました。
やはり寒い日に温泉は温まりますね。今日はローカル線に温泉と、列車の旅を満喫できた一日でした。
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