南武線石灰石貨物列車
先日、偶然撮影できた南武線の“米タン”貨物列車。それで思い出したのが、南武線で走っていた石灰石列車です。奥多摩地区で採掘された石灰石を輸送する列車が多数運転されており、目にする機会も多かったのですが、1998年に廃止されてしまいました。
今日はその石灰石列車の現役時代を。
EF64貨物列車 1992年ごろ 尻手駅
最近撮影した尻手駅の写真(209系)と比べると、背景がかなり変わっています。とくに、後ろに高層ビルがたくさんできていますね。EF64のパンタグラフに被っている赤い鉄塔は、白く塗り替えられ今でも残っているので、見比べてみてください。17年もたてば走っている列車も街の風景も変わるものですね。
こちらは1996年の冬、雪が積もった時のものです。
EF64貨物列車 1996年2月18日 15:22 浜川崎駅
いくら見る機会が多かったとはいえ、当時は貨物列車の時刻など知る術もなく、この列車を目当てに行ったわけではありませんでした。今でも走っていたら、通勤電車に混じって走る注目の列車だったでしょうね。
今回紹介した列車の機関車1007号機と1045号機は、どちらもJR貨物の更新色となって現在でも見ることができます。
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