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2009年7月31日 (金)

小樽市内を歩く

7月24日、北海道旅行も最終日となりました。この日は昼過ぎまで小樽市内を回り、夕方の便で帰ります。

ホテルの朝食バイキングでたくさん食べてチェックアウト。ホテルのサービスで、チェックアウト後も荷物を預かってもらいます。まずは小樽運河で記念撮影を。
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小樽をイメージするにはあまりにも有名すぎるこの景色、結構気に入っています。そのまま歩いて北市硝子のショップに行ってみました。ガラスのお土産品が多数展示販売されていて見ているだけでも楽しめます。

この北市硝子の、古い倉庫を改装したカフェに行ってみました。ここは、北市硝子で製造されている灯油ランプが照明となる、とてもいい雰囲気のお店です。
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テーブル上のランプはもちろん、天井に吊り下げられたシャンデリアもすべて灯油ランプです。ここでコーヒーを飲みながら薄暗い灯油ランプの火を見ているとなんだか落ち着きます。ここには数年前にも来たことがあるのですが、この灯油ランプが欲しくて、今回小さいサイズのものを一つ買ってきました。記念日など特別な日には食卓に置いてみようかなと思っています。

昼食は最後の贅沢ということで、ウニ丼をいただきました。やはりとろけるようなウニが最高にうまい!こんな贅沢、もうしばらくはできないでしょう…。

食事を終えてホテルに戻り荷物をピックアップ。ゆっくり歩いて小樽駅に戻り、快速エアポートの指定席に乗りました。これでもう帰るのだと思うとちょっとさびしい気分。またカシオペアに乗る前の上野駅に戻りたいなんて考えてしまいます。

ま、旅とは終りがあるから次の旅ができるわけで、早くも来年の夏休みはフェリーで車を持ち込んでドライブしたいとか、そんなことを考えながら帰りの飛行機に乗ったのでした。

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2009年7月30日 (木)

札幌市内をめぐる

北海道2日目、ホテルをチェックアウトし、レンタカーを返して旭川駅に行きます。10時発の特急に乗る予定でしたが、1本早い9時30分の特急に間に合いました。今日は札幌市内を観光して、夕方に小樽へ向かいます。

札幌に着いたらまずは時計台へ。定番観光地ですが、やはりここに来ると札幌に来たなあという気分になれます。このような観光スポットで自分を含めた記念写真を撮る場合、近くにいる人にお願いすることになりますが、時計台には写真撮影のためのボランティアがいて、いいアングルでシャッターを押してもらえました。

時計台というと、外で写真だけ撮って終わりという人も多いと思いますが、時計台の建物内は資料館となっており、時計台の歴史や昔の札幌の様子、時計の動く仕組みなどを見学することができます。とくに、時計が動く仕組みについてはかなり複雑ですが、展示品などで理解することができました。その動く仕組みを実物で見学していたら、ちょうど12時の鐘を聞くことができました。思ったよりも小さな音です。これでも昔は2~3キロ離れた場所でも聞こえたそうですから、周りの騒音などが大きくなったのかもしれません。
このような時計が明治時代から存在して、今でも正確に動いているというのだから驚きです。歴史が好き、あるいは機械や動くものが好きという方は、ぜひ外からの写真だけでなく、中を見学することをお勧めします。

時計台の次はすぐ近くのテレビ塔へ。時計台のチケット提示でテレビ塔の展望台が2割引きになりました。
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周りに高い建物が多くないので遠くまでよく見渡せます。ちょっと見にくかったのですが、石狩湾まで見ることができました。

もうお昼も過ぎているので昼食にします。札幌といえばラーメン。というわけで、昨日の夜に続いて今日もまたラーメンを食べます。札幌には何度か来ていますが、今回初めてすすきののラーメン横丁に行ってみました。狭い路地にラーメン屋が軒を並べています。こういう場合、どこにしようか決めるのはとても難しいのですが、見た目と勘であっさりと店を決めました。味噌ラーメンにしましたが、あっさり目のスープが美味しいラーメン屋でした。

おなかもいっぱいになったところで、次は藻岩山か羊が丘のどちらかの展望台へ。連れと相談し、私がまだ行ったことのない藻岩山へ行くことにしました。藻岩山は、すすきのから市電に乗り、最寄りの「ロープウェイ入口」電停から歩いてロープウェイ乗り場へ行きます。通常1100円の往復ロープウェイ料金が、市電利用者は200円割引きになりました。

ゴンドラが動き出すと、だんだん札幌の街並みを見下ろすように広がっていきます。
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ゴンドラの真下は木々の生い茂る森。ここが札幌市内で路面電車を降りてすぐのところとは思えないくらいです。山頂駅に着いたらそこが展望台というわけではなく、無料のバスに乗り換えて約3分で展望台に到着です。
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テレビ塔とはまた違ったパノラマを楽しめます。今日は雲が多いものの、青空の見えるいい天気でよかったです。

札幌での観光はこれで終了し、あとは小樽へ向かいます。小樽へはJRのほか高速バスも多数運行されており、テレビ塔近くのバスターミナルから出る高速バスで移動しました。ロープウェイで下に降りて市電で西四丁目へ。そこから歩いてバスターミナルへ行ってバスに乗ります。高速バスではありますが、高速に乗る前やあとの市内区間だけでも利用することができ、200円でふつうの路線バス同様な利用をしている人もいました。

札樽自動車道を経由して約1時間で小樽駅前に到着。その後、市内バスに乗り換えてホテルにチェックインしました。小樽では、ビジネスではなく旅行パックに含まれるシティホテルに宿泊です。しばらく休憩したあと、お寿司を食べにいきました。ちょっと贅沢な、カシオペアの弁当よりもお値段の張る夕食となりました。

ところで、小樽市内を歩いているとよく人力車の車夫に声をかけられます。有益な観光情報を教えてくれることもあるのですが、通るたびに声をかけられるので少しうっとおしく感じてしまいました。あちらも商売なので必死なんでしょうけどね、小樽の街並みはとても気に入っているので、客引きもほどほどにお願いしたいものです。

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2009年7月29日 (水)

旭山動物園へ

カシオペアの長旅の余韻に浸りつつ、札幌駅では旭川行き特急「スーパーカムイ」に乗り換えます。「スーパーカムイ」は785系と新型の789系が共通運用となっているため、どの形式に乗れるかはわかりませんでしたが、やってきたのは789系のほうでした。一応指定席をとっておいたものの、発車直前になっても自由席はがらがらでした。
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これなら自由席でもよかったかもしれませんが、指定席の座席は“uシート”で自由席の座席よりもいい座席を使って差別化を図っているので、グリーン車に乗っているような気分で利用することにしましょう。せっかくそのuシートに座っているので、uシートだけについている座席のコンセントを使って携帯電話の充電をしておきました。

札幌を10時ちょうどに発車して、旭川には11時20分に到着。この日は日本で46年ぶりの皆既日食が見られるという日。日食の時間帯はちょうどこの列車に乗っている間なので、車内から太陽を見てみました。薄くかかった雲が太陽の眩しい光をカットし、太陽の一部が欠けている様子を見ることができました。

旭川に着いたらレンタカーを借りて、旭山動物園へ向かいます。Dsc_0767
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日本一人気の動物園だけあって、いろいろな角度から動物たちを見ることができてとても楽しめます。ただし、昼過ぎは動物たちも昼寝の時間なのか、あまり活発な動きをしていない動物もいました。それでも、すやすやと寝顔を見せて、たまに目を開けてきょろきょろするレッサーパンダやアザラシを見てるといやされます。オランウータンやニホンザルなどは、昼寝どころか活発に動いており、特に子供たちが遊んでいる様子を見ていると飽きません。

一通り見て回ったところで3時すぎ。園内のレストランで食事をとり、動物園をでました。このあとの予定は考えていませんでしたが、せっかく北海道にきて車があるので、広い北海道らしい景色を見たくて美瑛方面へドライブを楽しむことに。
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北海道といったらやはりこのラベンダー畑。国道を走っていたら一面紫に広がる大地が見えました。

夜は東神楽にある温泉「花神楽」へ。宿泊施設ですが日帰り入浴も受け付けてくれる施設です。さらに夕食は、旭川ラーメンを食べて駅前のビジネスホテルへ。道内1日目は終了です。

翌日は札幌経由で小樽へ向かいます。

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2009年7月28日 (火)

「カシオペア」に乗る(その2)

スペシャル弁当の夕食を終わった後は、シャワータイムとなります。シャワールームは8時半から30分間使うことができ、そのうちお湯は6分間使うことができます。6分間は短いようにも感じましたが、実際は2分ほど余ってしまいました。もちろん、全部使いきりましたが。

さて、今回はダイニングカーでの夕食をとることができませんでしたが、雰囲気だけでもあじわってみたくて、予約なしで利用できるパブタイムでの利用をしてみることにしました。
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パブタイムは予約時間終了後の21時45分から。営業時間は23時まででそんなに長くないので、一度満席になったら終了まで席があかないこともあるそうです。そこで、少し早目の15分くらい前に行きました。それにしても、11号車から3号車までの移動は結構長く、ゆっくり歩いていたら5分くらいかかってしまいました。

早めに着いたら1番乗り。ほぼ時間どおりに席に案内されました。しっかりした食事もできますが、夕食の弁当でおなかいっぱいになっていたのでおつまみとビール、カクテルだけ注文して夜行列車のレストランを楽しみました。
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会計を済ませて部屋に戻りベッドメイク。ソファを操作してシーツを敷き、布団をかけて出来上がり。11時頃に、早めに寝ることにしました。

3時過ぎ、目ざましの音で目が覚めました。列車は青森を過ぎて進行方向が変わっています。青函トンネルを見るために、着替えてラウンジカーに行きました。青函トンネルはもう何度も通過しているのであまり珍しくありませんが、せっかくなので。やがて列車は蟹田に停車します。乗務員交代のための運転停車で、降りたJR東日本の車掌が詰所に向かう様子が見えました。

蟹田を出るともうすぐトンネルに入ります。短いトンネルをいくつか通過したあと、ブルーのライトが目印の青函トンネルに入りました。世界一のこのトンネルも、途中2か所ある海底駅がある以外はほかのトンネルと変わることがありませんが、それでも通過中は起きていました。さすがにこの時間ではすれ違う列車はあまりなく、トンネル内では1本の貨物列車とすれ違うだけでした。
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40分くらいかけてトンネルを出るとそこはもう北海道。4時を回り、空はうっすらと明るくなり始めています。このあと函館駅での機関車交換の様子も見たいのですが、眠気にはかなわずもう一度部屋で寝ることにしました。

6時頃、また目覚ましで起きます。今度は朝食のため、着替えてダイニングカーへ。朝食も早くから行列ができるとのことでしたが、6時半の営業開始15分前に行ってみるともうかなりの人が狭い通路に列を作っています。6時半に前の人から順に席に案内されていきますが、自分たちの目の前で満席に…。そのまま最初に入った人が席を立つのを待ちます。「3~40分くらいお待ちください」とのことでしたが、幸いにも25分くらいで食事を終えた人がいたので思ったよりも早く席に着くことができました。

朝食メニューは洋・和定食いずれか。違いは、おかずが少し違うのと、パンとごはん・スープとみそ汁くらいの違いです。洋定食をオーダーしました。
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夜の雰囲気もいいですが、北海道の景色を見ながらの明るい朝の雰囲気もいいですね。

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コーヒーはカシオペアオリジナルコーヒーカップで。

食後に部屋に戻り、ベッドを座席に戻して各部屋に配られる新聞に目を通します。北海道の地方新聞なので、道内での記事が多く見られます。

カシオペアにはモーニングドリンクのサービスもあるので、最後にラウンジカーに行ってもう一度コーヒーを頂くことにしました。先頭に立つ機関車は、函館からDD51に代わっています。
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部屋に戻ってくつろいでいるともう南千歳を発車。17時間の旅もそろそろ終着が近づいてきました。荷物をまとめて、降りる準備をします。北海道でも札幌周辺はビルが立ち並ぶ大都会。高架線をゆっくりと走り、終点の札幌に到着しました。

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札幌駅では機関車の先頭はホームからはみ出してしまうので撮影できないのが残念。航空機や新幹線で早く移動できるこの時代に、時間をかけて移動するという、まるで豪華客船のクルージングのようなとても優雅で贅沢な17時間の列車の旅でした。

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2009年7月27日 (月)

「カシオペア」に乗る(その1)

上野と札幌を結ぶ寝台特急「カシオペア」も、1999年7月の運転開始から10周年を迎えました。そんな記念すべき時にカシオペアに乗る機会があり、北海道旅行に行ってきました。

今回乗るのは「カシオペアツイン」の車端室タイプ。行きに「カシオペア」、帰りに航空機を利用したびゅうプラザの旅行パックで申し込みました。カシオペアについては、一般発売分の1か月前売りより前に予約できる旅行会社用の持ち分があるそうですが、私が申し込んだ時点では旅行会社用はすでに満室なので、あとは1か月前売り分の“10時打ち”に賭けるしかありません。帰りの飛行機と宿泊については予約できたので、あとはカシオペアの予約のみ。この願いをびゅうプラザのお姉さまに託し、後日の連絡を待つことにしました。

予約1か月前の日はびゅうプラザの非営業日だったので、その翌日に予約可否の電話がありました。結果は○!残念ながらダイニングカーでの食事の予約はとれませんでしたが、ともかくこれでカシオペアで北海道へ行くことができます。

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7月21日、午後3時過ぎには上野駅15番線ホームでカシオペアの入線を待ちます。入線直前には、大勢の人がカメラを持って集まっていました。私はシャワーカードを入手するためダイニングカー付近で待ちます。夏のこの時期では夕方というにはまだ早い15時35分、推進運転でカシオペアが入線してきました。

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ダイニングカーでは早速食材や氷の積み込みをしています。結構な量がありますが、手際よく車内の収納スペースに積み込んでいる様子を眺めていると、もうシャワー券の販売も始まっていました。シャワー券は利用できる人数に限りがあり、早く予約しておかないと売り切れてしまうとのことでしたが、今回は希望通りの時間を予約することができました。

シャワー券が手に入ったら、ひとまず指定された部屋に荷物を置いて記念撮影。
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今日の青森までの牽引機はEF81 92号機でした。

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今回利用したカシオペアツインの車端室。補助ベッドのないタイプの部屋です。”平屋”なので他の部屋より天井が高くて圧迫感は感じません。

入線から発車までは45分の余裕があったのですが、写真を撮ったり買い物をしたりしているとあっという間に時間は過ぎて発車となりました。

しばらくは部屋で景色を見ていますが、並走する京浜東北線を見ながら、ソファに座ってゆったりとした時間を楽しみます。大宮を出てから、ラウンジカーに行ってみました。私の乗っている11号車からは、すぐ隣になります。空いている席に座って大きな窓から景色を見ているとウェルカムドリンクのサービスがありました。
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ドリンクにはいくつか種類があり、右はオレンジジュース、左は熱い緑茶が入っています。ウェルカムドリンクといっしょに、夕食についての案内がありました。今回はダイニングカーの予約ができなかったので、「カシオペアスペシャル弁当」を予約してあります。スペシャル弁当は18時以降部屋に届けてくれるそうですが、1号車から順にということで、一番端の11号車には19時頃になりそうだとのことです。

宇都宮を出るとすれ違う列車も少なくなり、だいぶ日も落ち福島県に入ったころ、ようやく弁当が届きました。Dsc_0741
これが、「カシオペアスペシャル弁当」3500円也。缶ビールは別注文です。オリジナルの風呂敷に包まれた弁当は、見た感じは小さいと思いましたが、開けてみると意外と量がありました。

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三段の重箱におかずやごはんが入り、温かいお吸い物がついています。ご飯はかに・うに・いくらがのっていて、おいしく頂きました。このお値段でこの内容が妥当かどうかは人によるかと思いますが、過ぎ行く風景を見ながらの食事はとても優雅な気分を味わえました。

長くなりそうなので今日はこのへんで。続きはまた明日。

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2009年7月24日 (金)

岩手県にある古いトラック

今回の連休のドライブでは(行き帰りの撮影以外では)岩手県を中心にドライブしていたわけですが、その途中に見つけたのがこのトラック。

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クレーンが搭載されたボンネットトラックです。一見、ただ置かれている廃車のようでもありますが、ナンバーや車検シールもついている現役車両です。

岩手県東部では、林業で切り出した木を運び出すのにこのトラックが使われているようです。それも、現在でもかなりの台数が現役で動いているようで、私も過去に何度かこの形のトラックが走っているのを見ています。

“ボンネット”の古い車両というと、ボンネットバスや485系特急電車ばかりが注目を集めていますが、このようなトラックがいまだ多数活躍しているという状況に驚きと、乗り物好きの好奇心を掻き立てられるのでした。

さて、今回このボンネットトラックを撮影した場所の近くに、見慣れた塗装のバスが置かれているのが見えました。
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人様の敷地内なので、道路からの撮影です。この黄緑のバス、都営バスのものですね。車両は、一世代前のものでしょうか。私も中学生くらいのころまでこの形のバスを見た覚えがあります。

日本各地にバスの廃車体はよく見かけますが、普段から利用しているバスの塗装ということで目にとまった廃車体でした。

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2009年7月23日 (木)

祝日の松島基地

東北地方ドライブに来たついでに、松島基地にも立ち寄ってみました。といっても、外から眺めるだけですが・・・。

基本的に基地内も土日祝日はお休みだそうですが、なんかしらの飛行機でも見られないかな~と淡い期待で行ってみたものの、見事に静まり返っていました。せっかくなので、ブルーインパルスの格納庫だけ撮影していきます。
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「Home of the Blue Impulse」という表示のあるブルーインパルスの格納庫。この扉の向こうには、ブルーインパルス仕様のT-4がいるんですね。

来月の松島基地航空祭が楽しみです。もちろん、私も行く予定です。

さて、静かな基地を後にして、矢本インターから高速に乗ろうとした交差点でこんな信号機を見つけました。
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「有事対策用」・・・おそらく、通常の3灯式信号の上についている2つの信号のことかと思います。松島基地の近くという場所だけに、なにか戦争でもあった時のものかと物騒なことを考えてしまいましたが、ネットで調べてみると大地震などの際に、車の流れを制限するためのものだそうです。ここは高速道路の入り口にあたるので、高速道路への流入を制限するのでしょうか。

さて、滑走路の前まで行って飛行機が見られなかったので、代わりにというわけではないですが、偶然見かけた、仙台空港を飛び立った旅客機を撮影しました。
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ちょっと見にくいのですが、アシアナ航空です。

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2009年7月22日 (水)

「リゾートみのり」陸羽東線で撮影

東北本線で送り込み回送を撮影した「リゾートみのり」。今度は架線がなくすっきりした写真を撮りたくて陸羽東線で撮影します。今日は晴れているので光線状態も考えながら地図を見ると、西古川~東大崎間がよさそう。行ってみると、田園風景の中を行く列車を撮影できるポイントでした。
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8727D リゾートみのり 2009年7月20日 10:24 西古川~東大崎
これも、ノートリミングで撮影できました。

せっかく来たのだから、このあとに来る上り普通列車も撮影してきました。
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1732D 2009年7月20日 10:42 東大崎~西古川

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2009年7月21日 (火)

「こがね」・「リゾートみのり」の回送

連休最終日の7月20日、家に帰るのですが、朝から天気もいいので途中で少し撮影していきます。昨日は古川駅前のビジネスホテルに泊っており、出発前に何か撮影したい列車はないかな~と鉄道ダイヤ情報を見ていたら、近くを「リゾートみのり」が走るではないか!と。で、運転時刻をよく見ると小牛田から仙台まで回送するんですね。ならば、送り込みの回送も東北本線内で撮影してしまおうと、鹿島台駅付近へ行ってみました。

思いつきなので撮影地のチェックはしていませんでしたが、農道沿いから撮影してみました。到着して最初に通過したのはこの列車。
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回9524D 2009年7月21日 8:24 松山町~鹿島台
気仙沼行き「こがねふかひれ号」の送り込みです。この列車の運転はノーマークでした。どうも最近、狙った列車以外はほとんどチェックしていないんですね。昔なら、撮影に行くならその前後になにかネタな列車はないだろうかと調べ上げたものですが。まあ、詰めが甘いということで…。

そしてお目当ての列車です。
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回8524レ 2009年7月21日 8:24 松山町~鹿島台
もうちょっと手前に引きつけた写真がよかったんですが、写した写真には見事に影がはいってしまっていました。

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2009年7月20日 (月)

DE10東北本線を走る!

大船渡線の臨時列車「ドラゴンレール号」は、盛から一ノ関に着いたあと、盛岡まで回送されます。この回送を撮影するため、東北本線に先回りしました。前沢~陸中折居間の小さい踏切は、架線柱や警報機の位置が下り列車の撮影に適していたのでここに三脚をセットします。

そしてしばらくすると上り列車の接近。Dsc_1098
3062レ 2009年7月19日 16:52 陸中折居~前沢
三脚にセットしたカメラを急いではずして撮影したので機関車に電柱がかかってしまいました。

このあたりは普通列車の運転間隔は1時間ごと。カメラを準備する直前に行ってしまったばかりで、下りは貨物列車も通過せずここでもぶっつけ本番となりました。
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回9545レ 2009年7月19日 17:03 前沢~陸中折居
珍しく(!?)ノートリミングで決まりました。

ところで、今年は「DL春さきどり号」・「のんびりくるり号」など、図らずもDE10のイベント列車を撮影する機会が多くなっています。小型で使いやすいからなのでしょうか。

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2009年7月19日 (日)

大船渡線ドラゴンレール号

この3連休に大船渡線で運転される臨時列車「ドラゴンレール号」は24系寝台寝台車4両による列車です。いまや機関車牽引列車が貴重となりつつある今、ちょうど私が東北地方にいるため、この列車の撮影をしてみました。

今回同行していた家族は、やはり一足早く新幹線で帰るため、一人になった私は大船渡線へと向かいました。撮影地は決めていませんでしたが、時間的に間に合いそうな摺沢駅付近で撮影しようかと思いひとまず摺沢駅へ行ってみました。対向式ホームで列車撮影にも適していそうでしたが、まだ少し時間があるので駅間ポイントを探してみることに。それにしても、客車列車が来るというのに駅のホームや周りには撮影者の姿はありませんでした。

摺沢駅から一ノ関方面に向かって車を走らせると大船渡線のガードをくぐります。くぐってすぐに左に小道があるので、そこをのぼると線路際にでられました。ここで撮影します。

時刻表によると、摺沢発は15:52。しかし、遅れているのか16時を過ぎても列車はやってきません。と思ったら、反対側から下り列車が接近。
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3335D 快速スーパードラゴン 2009年7月19日 16:01 柴宿~摺沢
快速列車の摺沢発は15:26なので、約40分ほどの遅れです。

そうなると、今日のターゲット「ドラゴンレール号」がいつ頃通過するのかわからないので、ひたすら線路沿いでいつ来てもいいように待つしかありません。ただ、幸いなことにそれほど待たずに来てくれました。おそらく、先ほどの快速と摺沢で列車交換したのでしょう。
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9336レ 快速ドラゴンレール号 2009年7月19日 16:06 摺沢~柴宿

DE10のアップも撮影。
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9336レ 快速ドラゴンレール号 2009年7月19日 16:06 摺沢~柴宿

DE10の後ろには、電源車1両と寝台車3両の計4両編成でした。関東地方と違って、こちらでは客車列車といえどもほかの撮影者の方々にお会いすることはありませんでした。写真のとおりヘッドマークはなく、客車の行き先表示やトレインマークは「臨時」表示のみという、いまいち列車運行の趣旨がわかりかねる列車でした。

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2009年7月18日 (土)

早朝の宮城県内をゆく虹釜北斗星

3連休の初日、ドライブで岩手県に向かっています。今回は家族で出かけるのですが、家族は金曜の朝に先に新幹線で出発し、金曜に仕事があった私は夜に車で出発したのでした。

朝に花巻付近で待ち合わせるのですが、せっかく東北まできたのだから何か列車でも撮影しておきたいものです。ちょうど本日は上りの北斗星に”虹釜”ことEF81 95号機が運用されているとのことなので、仙台付近で撮影していくことにしました。

金谷川の有名撮影地に行ってみたかったのですが、ここで北斗星を待つと待ち合わせ時間に遅れそう、かといって仙台より北では朝早すぎてまだ暗そうです。ネットなどで調べたうえで、岩沼~槻木間で撮影します。

東北道村田インターチェンジを午前3時ごろに下りて、撮影地付近でしばらく仮眠。4時半くらいから準備を始めます。着いた時は感度1600でもシャッター1/500が切れないくらいでしたが、徐々に明るくなってきて感度800でなんとか1/500秒で撮影できそうです。

下りの貨物列車は多数通過していきますが上り列車はまったく来なくて、練習なしで本番となってしまいました。

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2レ 北斗星 2009年7月18日 5:13 岩沼~槻木

前パンタを降ろした交流区間での北斗星は初めての撮影でした。

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2009年7月16日 (木)

名鉄パノラマカー

名鉄といえば、その代名詞のように語られるパノラマカーが有名ですが、昨年末には定期運用を終了し、現在は引退へのイベント用として、最後の活躍をしています。

東京に住む者にとっては、このような展望車は小田急ロマンスカーがありますが、特別料金不要で展望席に乗れる名鉄パノラマカーのある名鉄利用者がとてもうらやましく思えたものでした。

「乗りつぶし」で、岐阜から犬山まで各務ヶ原線に乗る機会があり、パノラマカーで走る列車はないものかと駅員さんに聞いてみたら、しばらく来ないという返事が。がっかりしてその場を離れてしばらくしたら、先ほどの駅員さんがやってきました。

「次の急行がパノラマカーでした。」

間違ったことを教えてマズイなと思ったのでしょうが、わざわざ持ち場を離れて知らせに来てくれたことに深くお礼を言って、パノラマカーの入線を待ちました。そして、その案内通りに、パノラマカーがやってきました。当駅始発となるので難なく一番前の特等席を確保し、犬山までの前面展望を楽しめたのでした。

その後、たびたび名鉄に乗る機会はありますが、このパノラマカーの展望席に乗れたのは後にも先にも、この1回だけでした。
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鉄道・道路併用時代の犬山橋を渡る名鉄パノラマカー 1996年ごろ撮影

現在でも、名鉄ではパノラマスーパーやミュースカイなど、魅力的な特急電車を運行していますが、パノラマカーのような強烈な個性を持った車両に比べると、おとなしいような印象になってしまいます。

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2009年7月15日 (水)

外付けハードディスクを増設する

パソコンを使っていて、たまにあるハードディスクの故障によるデータ消失。私も、過去何度か経験しています。一度は買って1年経過していないパソコンが、もうリカバリもできないくらいに壊れてしまったこともありました。このときは保証期間内だったので無償修理してもらえましたが、最近ではハードディスクの容量も大きくなっているので有償修理となるとかなりのお値段になるそうです。

さすがに今ではこまめにバックアップをとるようにしており、デジカメで撮影した写真はある程度たまった段階でCD-Rに保存していますが、ビデオ動画だとCD-Rでは容量が小さくて役に立たず、データ用DVDにしたところですぐに容量が一杯になってしまいます。

そこで、外付けハードディスクの導入に踏み切ることにしました。仕事帰りに、ビックカメラで買ってきたのはこの製品。
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本当は500GBのものが欲しかったのですが、取り寄せ配送になるとのこと。代わりに勧められたのが1TBのもので、値段が5000円ほどアップしますが、大は小を兼ねるということで、1TBを購入しました。とはいえ、今使っている200GBのパソコンですら、容量の4分の1くらいしか使っていないので、自分にとってはかなりのオーバースペックになってしまったかもしれません。

さて、外付けハードディスクの接続はUSBが一般的のようですが、USBの差し込み口がいっぱいで、ハブによりタコ足配線にするのもすっきりしないので、「eSATAポート」に接続できるというこの製品を選びました。

「eSATA」とは、“内蔵HDD用SATA接続を外付けHDD用接続できるようにした接続規格(製品ホームページより)”だそうで、USB接続にするよりも転送速度が速いそうです。

これを接続するためには、まずパソコンの背面に「eSATAポート」を設置しなくてはなりません。
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これをパソコン内部に組み込みます。

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水色の矢印が見えるでしょうか。これがパソコンとの接続点になります。

そして、これが本体。
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これをパソコンに接続して、付属のCD-ROMで設定をして作業完了!これでファイルサイズの大きい動画もどんどん保存できます。思ったよりも難しくありませんでした。

今のパソコンはもう5年くらい使っているし、今度は内蔵ハードディスクの交換にも挑戦してみようかなと思います。

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2009年7月14日 (火)

秩父スカイブルー1000系

秩父鉄道で撮影したスカイブルーの1000系です。

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1512レ 2009年7月13日 7:46 大麻生~ひろせ野鳥の森

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1513レ 2009年7月12日 9:29 波久礼~樋口(後追い)
秩父鉄道の1000系は、羽生側のクハのほうがジャンパ栓受けが二つついて101系の面影を残していますね。

ちなみにこの日目撃した国電カラーの1000系はスカイブルーだけでした。ウグイス関西線色は広瀬川原でお休みです。

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2009年7月13日 (月)

SLパレオエクスプレスを撮る

秩父鉄道といえば、SLパレオエクスプレス。今回はSLが目当てではありませんでしたが、せっかくなので撮影していきます。とはいえ、あまり撮影地を選んでいる時間もないので、手堅く武川駅付近の踏切から、発車シーンを撮影することに。

笛を鳴らして、ゆっくりと動き出しました。
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SLパレオエクスプレス 2009年7月13日 10:34 武川駅
毎週末に走るSL列車ですが、やはり注目の的、沿線の人も見に来ています。

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SLパレオエクスプレス 2009年7月13日 10:34 武川駅
カメラを縦にして煙を強調…と思ったのですが、力行中でもあまり煙は出ません。

Dsc_0719
SLパレオエクスプレス 2009年7月13日 10:34 武川駅
近づいてきたところでもう一枚。

それにしても、SL列車の撮影が通勤電車撮影のついでとなってしまうのも、我ながら贅沢なことをしているなと思ってしまいます。

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2009年7月12日 (日)

秩父鉄道100系タイプリバイバル塗装の1000系

2007年から、旧国鉄・JRから譲渡された1000系電車を国電カラーにして注目を集めている秩父鉄道ですが、今年になって、旧型車両100系タイプの塗装になった1000系も登場しました。

5月に撮影に行ってみたものの、このときは熊谷駅でパンタグラフを下した状態で留置されている様子しか撮影できなかったので、今回改めて走行シーンの撮影に行ってみました。

とはいえ、どの運用にリバイバルカラーが入るかは決まってなく、運が悪ければ夕方からの運用だったり、1日運用がなかったりする場合もあります。広瀬川原付近で他の列車を撮影しながらリバイバルカラーを待ってみました。

前日少し寝不足気味で、うとうとしていると電車の通過する音・・・それがまさに狙っていたリバイバルカラーでした。痛恨の見逃し・・・。通過したのは三峰口行きの下り。気持ちを切り替えて折り返しとなる上りを待ちます。ただ、同じところで待っていてもまだ時間があるので、場所を変えて波久礼付近で撮影しました。

Dsc_0708
Dsc_0709
1522レ 2009年7月12日 9:52 樋口~波久礼(2枚とも)

さらにこの列車の折り返しとなる下りは、ひろせ野鳥の森駅付近で待ちました。
Dsc_0722
1525レ 2009年7月12日 11:43 ひろせ野鳥の森~大麻生
最近草刈りが行われたらしく、5月に来た時よりもすっきりとした写真を撮れました。

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2009年7月11日 (土)

「西部警察」に登場する列車たち

先日、国立競技場で石原裕次郎二十三回忌法要が行われました。スケールのでかい石原プロらしく、かなり大がかりな法要となったようです。私などはリアルタイムでの裕次郎はほとんど知らないのですが、数々の刑事ドラマの再放送を見て、裕次郎の魅力を知った30代の一人です。

さて、そんな石原プロの代表作といえば「西部警察」。役者の体当たりの演技と、ド派手なカーアクションに爆破シーンで有名なあのドラマ。第一回放送から、赤レンガの東京駅前や銀座4丁目交差点に戦車を登場させるなどさせていました。

その西部警察でも、たまに列車が登場するシーンもあります。背景の一部としてちらっとうつるシーンから、ストーリー全体が列車を舞台にしたものなど、鉄道好きにとっても見ごたえのある回もありました。(以下ストーリーのネタばれ注意!)

忘れられないのは、酒田港線と広島電鉄、そして東京モノレール。酒田港線では、犯人グループのミサイルを積載した貨物列車が登場し、追い詰められた犯人が列車からミサイルを発射させるのを阻止するという話。貨物列車はミサイルとともに大爆破しました。エンディングは、酒田駅で大門軍団と国鉄職員や地元の方々との万歳三唱で。撮影協力クレジットには「国鉄新潟鉄道管理局」が表示されていました。

そしてもう一つの広島電鉄では、広島電鉄の路面電車を乗っ取り、広島電鉄に乗客の身代金を要求するというもの。拳銃を突きつけられた運転士は、犯人の言われるとおり止まらずに走らせます。鉄道趣味的に圧巻だったのは、紙谷町と思われる交差点を赤信号で進入し、青信号でやってきた電車に急ブレーキをかけさせるというシーン。

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このあと、電車は広電宮島口まで誘導され乗客乗員は全員解放されましたが、最終的にはこの電車も爆破されるという西部警察ならではの終わりとなっています。
それにしても、当時の広島電鉄はよくこのロケに実名を使わせたなと思いました。鉄道会社にとって、電車がジャックされ乗客が危険にさらされるというのは、フィクションであってもマイナスイメージですからね。そのあたりは、当時の西部警察というドラマの人気が、それを許容させたのでしょう。

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東京モノレールでは昭和島の車両基地でのロケが行われていましたが、このストーリーでは乗客が撃たれるという血なまぐさいシーンも多いためか、東京モノレールという会社名は一切出てきませんでした。

こんなすごいドラマ、今となってはもう作ることもできないでしょうね。

本文中の広島電鉄の写真は、西部警察ロケに登場した電車とは関係ありません。

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2009年7月10日 (金)

定期運用時代の583系

今週はもう一つ583系のネタでいきます。

583系といえば、昼は座席、夜は寝台で昼も夜も運転できる高度成長期の時代の産物とも言えます。高校のころの夏休み、東北ワイド周遊券で旅行した際に583系の座席と寝台列車を乗り継ぐという、今思えば何とも贅沢な旅程を組んでいました。

盛岡から乗った特急「はつかり」、当時583系はごく一部のはつかりのみ運用されていましたが、多客期には臨時特急として多数の臨時「はつかり」に583系が運用されていました。正直言って特急列車として乗るなら、固定ボックスシートの583系よりもリクライニングシートの485系に乗りたかったのですが、定期列車の「はつかり」は混んでいたので、すいていた臨時の「はつかり」に乗ったのでした。
臨時で、しかも9両編成のためか発車後もすいていて、青森まで1ボックスを1人で使えてゆったりできました。

5832
583系はつかり 1992年7月 青森駅

そして、青森では少しだけねぶた祭りを見て、帰りに乗ったのが寝台特急「ゆうづる」でした。ねぶた祭りの混雑期なので、寝台は中段しかとれませんでした。中段はかなり狭く、あぐらをかいて座ることもできません。小窓はありますが外の景色も見づらく、おおよそ快適とは程遠いものでした。人生初の寝台列車だったのですが、いくら名車とはいえ583系の寝台列車にはもう乗りたくないなと思ったものでした。
583
583系はつかり 1997年2月 盛岡駅

今残っている583系もかなり車齢が高いかと思いますが、今後もイベント列車などで一つでも多くの走行シーンが見られればと思います。

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2009年7月 8日 (水)

2001年「思い出の583系はつかり」号

先日の東海道線で運転された583系つながりで、本日は「リバイバルはつかり」の写真を。といっても、今年になって運転されたものではなく、2001年に運転されたときのもの。

5832
9001M 思い出の583系はつかり号 2001年4月29日 岡本~宝積寺

当日は夜明け前から出動し、宇都宮の先で撮影地を探しながらうろうろしていました。しばらくして探し当てたこの場所、はつかり通過の2~3時間くらい前から待っていました。
この列車の運転のために、JRマークが消され、JNRマークが再現され、文字だけのヘッドマークが用意されるなど、かなり手の込んだリバイバルトレインでした。そして、今ではもう見ることができない、12両貫通編成での運転でした。

このときはもちろんデジカメではなく35㎜フィルムによる撮影です。本番に弱い私なので、12両編成の583系がきれいに撮れているかどうか、早く見たい気持ちで、撮影地近くの写真屋に現像に出し、その間喜連川温泉の日帰り温泉で温まっていました。
2時間くらい経過し写真を受け取って写真のチェック…。そして、ややカツカツ気味ながらも、画面いっぱいに写った12両編成の583系を見て、ひそかににんまりとしたのでした。

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2009年7月 7日 (火)

東海道線全通120周年記念号(その3)

東海道線の583系の上りは、国府津を出て熱海まで回送します。この回送を撮影すべく、国府津~鴨宮間の陸橋へと移動しました。ここからだと東海道旅客線の下り列車を撮影することができます。
Dsc_0692
3130Y 2009年7月5日 13:10 国府津~鴨宮

Dsc_0695
8061M リゾート踊り子 2009年7月5日 13:28 国府津~鴨宮
しばらく一人で撮影していましたが、583系の通過15分くらい前になって人が集まり始めました。

神出鬼没な東海道E233系。
Dsc_0697
797M 2009年7月5日 13:34 国府津~鴨宮
いえ、E233系の運用は限定されているので神出鬼没というわけではありませんが、事前に運用を調べていない時に限ってよく見かけます。「きらきらヨコハマ」のときもそうでした。

Dsc_0698
3759M 快速アクティー 2009年7月5日 13:41 国府津~鴨宮

そして583系登場~♪ところが・・・同じ場所で撮影していた方が、「貨物線だ!」と。そうです。われらが583系は、狙っていた旅客線ではなく、2つ隣の貨物線を走ってきたのでした。
いまさらどうすることもできませんが、とりあえずシャッターだけは切りました。
Dsc_0699
回9843M 2009年7月5日 13:45 国府津~鴨宮
この場所は貨物線の撮影には適してなく、ご覧の通り車体にばっちりケーブルがかかってしまいました。

今日の撮影は都合によりここまで。最後の番狂わせがちょっと残念でした。え!?いえ、この陸橋には「リゾート踊り子」を撮りに来たんですよ。(←負け惜しみ…。)

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2009年7月 6日 (月)

東海道線全通120周年記念号(その2)

大森付近での撮影のあと、朝食をとり国府津へ向かいました。鉄道ダイヤ情報をよく見ると、この日は他に183系の団臨が2本あり、583系もあわせて3本の国鉄特急車両が国府津に集まることになります。

というわけで、昼ごろに国府津車両センターをまたぐ陸橋に行ってみると、すでにあずさ色と国鉄特急色の183系が並んでいました。
Dsc_0685
2009年7月5日 12:28 国府津車両センター
この時点ではまだ583系は到着していません。熱海から国府津への回送も撮影できたかもしれませんが、あまり欲張らずに国府津センターで到着を待ちます。

国府津センターではどの線路に入るかはわかりませんでしたが、この2本の183系が並んでいる隣の線路が空いています。確信はありませんが何となくここに583系が来るような気がして、この線路の上で到着を待っていました。

やがて、向こうから3つのヘッドライトが見えました。583系いらっしゃい!と思ったら、御殿場線の313系でした。ヘッドライトの位置が583系と似ていて、遠目では気づきませんでした。

それから約10分、今度こそ583系がやってきました。何となくの予想通り、183系の隣に583系の入線です。
Dsc_0687
2009年7月5日 12:41 国府津車両センター

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2009年7月5日 12:42 国府津車両センター
3本の国鉄特急車両が並んでいます。このあと、国府津車両センターの社員さんたちが先頭車両の並びを撮影していました。役得とはいえ羨ましい限りです。有料でもいいから中で撮影させてくれ~と思いましたが、そうすると受け入れ態勢も整えなくてはならないし、今回は583系の待機時間が1時間ほどしかなくそう簡単にできるものでもないのでしょう。

国府津センターに入線するシーンを撮影できただけでもよかったと思うことにしましょう。

(その3)へ続く

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2009年7月 5日 (日)

東海道線全通120周年記念号(その1)

7月5日、東海道線では全線開通120年を記念した「東海道線全通120周年記念号」が583系により東京~熱海間で運転されました。全通を記念する列車なら、ボンネット485系を151系に見立て、東京~神戸間で運転したほうがより趣旨に沿うものかと思いますが、東海道線が3つの会社に分割された今ではなかなかそういう企画も難しいでしょう。

それはともかく、東海道線に583系が走るというのもあまりないことかと思い、撮影してきました。場所は大森付近の跨線橋から。ここは自宅から近くて、そんなに混雑しないので、東海道旅客線で”ネタ”な列車が走る時はここによく来ます。

列車通過の30分くらい前に到着しましたが、先客は2名、挨拶して隣に入れさせてもらいます。
Dsc_0675
3753M快速アクティー 2009年7月5日 9:27 大井町~大森

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523M 2009年7月5日 9:33 大井町~大森

こんな列車も通過していきました。
Dsc_0677
2009年7月5日 9:38 大森~大井町
183系の修学旅行列車でした。このころになると人も集まってきたので動くことができず、上り列車は架線がかかった状態での撮影でした。

そして向こうからヘッドライト3つを点灯させた583系がやってきました。
Dsc_0680
9841M 東海道線全通120周年記念号 2009年7月5日 9:51 大井町~大森

Dsc_0683
9841M 東海道線全通120周年記念号 2009年7月5日 9:51 大井町~大森

(その2)へ続く

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2009年7月 4日 (土)

485系”いろどり(彩)”を撮る

  アニメキャラクターにも似ている顔が特徴の485系改造ジョイフルトレイン「いろどり(彩)」。本日は横浜キャンペーンの一環として「ポートトレイン横濱」号として甲府~鎌倉間を運転されました。その上り列車の送り込み回送と、帰りの甲府行き列車を撮影してきました。

この列車は、午前中に鎌倉に着いたあと、午後の甲府行きまで品川で待機となります。その品川から鎌倉への回送列車を、蒲田のタイヤ公園前で撮影しました。
Dsc_1056
回9725M 2009年7月4日 14:54 蒲田~川崎

この列車は、鎌倉を出たあと大船から根岸線に入り、桜木町から貨物線を経由します。というわけで、帰りの甲府行きは普段旅客列車の通らない東高島付近の貨物線内で撮影することにしました。

東高島駅から鶴見方面に向かって2つ目の踏切で撮影します。この道路は最近みなとみらい地区への新しいルートとなったので、車の交通量が以前よりも増えたようです。

いろどりの通過前に、EF64の単機が通過していきました。
Dsc_1064
EF64 1020単機 2009年7月4日 16:25 新興~東高島

それから10分後、かなり明るめのヘッドライトが向こうから見えてきました。
Dsc_1066
9722M ポートトレイン横濱号 2009年7月4日 16:36 東高島~新興

後追いでももう一枚。
Dsc_1069
9722M ポートトレイン横濱号 2009年7月4日 16:36 東高島~新興

ついでに、その直後に東高島を発車した貨物列車も撮影しておきました。
Dsc_1072
EF210-12貨物 2009年7月4日 16:39 東高島~新興

実はこのあと、勝田の485系も通過したのですが、それについては全く知らずにただ見送るだけに終わってしまいました。

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2009年7月 3日 (金)

キハ30系の塗装

久留里線だけで残っているキハ30系気動車が、昔の朱色とクリーム色のツートンカラーに復元されて運用を開始するそうです。この塗り分けのキハ30を見るのは初めてなので、ぜひ久留里線に撮影に行きたいと思っています。

ところで、私にとってのキハ30といえば相模線や八高線のイメージのほうが強いんですね。相模線は、電化開業の直前に撮影に行きました。こづかいの少ない中学生だったので、運賃の安い相鉄に乗って海老名から相模線に乗ったのを思い出します。
301
1991年2月10日 
撮影は茅ヶ崎駅か海老名駅かと思われます。

そしてもう一つの八高線。こちらは、最後までオリジナル塗装は持たずに朱色一色の首都圏色で走っていました。
35
1994年秋 高麗川~東飯能
今から15年前の撮影です。感覚的にはそんなに昔じゃないと思いますが、こうして写真を見ていると、もうそんなに経つんだな~と感じてしまいます。

久留里線の撮影が今から楽しみです。

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2009年7月 2日 (木)

成田空港第1ターミナルの展望デッキから

航空科学博物館を出てから、最後に成田空港のターミナルビルに行って少しでも海外旅行の気分を味わってみることにしました。ものものしい検問のゲートを通過して第2ターミナルの駐車場へ。

出発ロビーでは、大きな電光掲示板に航空機の行き先である世界各地の都市名が表示されています。そして、大きな荷物を持った人が搭乗手続きをしている様子をうらやましく思いながら横目で通り過ぎ、展望デッキに行ってみました。しかし、第2ターミナルの展望デッキからは滑走路を見ることができず、スポットに駐機している航空機しか見ることができません。そこで、第1ターミナルの展望デッキに移動してみました。

ここは、滑走路に面しているので離着陸の航空機を撮影できました。
Ja782a2
JA782A  B777-300  2009年6月28日 15:34
雨に濡れた滑走路を水しぶきを上げながら着陸したANA機です。

N862da
N862DA   B777-300  2009年6月28日 15:34
デルタ航空のトリプルセブン。

N667us6
N667US B747-400 2009年6月28日 15:36
合併によりデルタ航空の子会社となったノースウエスト。日本でいうところの、JALがJASを合併したようなものなのでしょうか。そうだとすると、このノースウエストの機体塗装も見られなくなってしまうかもしれません。現在でもすでにいくつかの機材がデルタ塗装に変更されているようです。

本当はもっと長い時間いたかったのですが、雨が強く降っているので今日はこれで終了。晴れた日にまた来ようかと思います。

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2009年7月 1日 (水)

「乗りつぶし」という遊び

今日から7月。早いもので1年も半分が終わってしまいました。手元にあるのはちょうど2年前の今日発行のこの乗車券。
Img1_2
JR西日本・芸備線の備後落合から三次行きの乗車券です。

鉄道趣味のジャンルの一つに、乗車した鉄道路線を記録して、最終的にすべての路線に乗ろうという「乗りつぶし(乗りつくし)」があります。これを達成したところで、誰に認められるわけでもなく、商品や賞金をもらえるわけでもありません。昔に比べ赤字ローカル線が廃止になり路線の総距離は減っているものの、それでも全国に通っている鉄道をすべて乗るとなるとそれなりにお金と時間がかかります。つまり、達成感と想い出だけが得られるという、大いなる自己満足の“遊び”なわけですが、これがまた面白くて、私も高校の時くらいから意識して始めました。

当然ながら学生の頃はお金などあまりなく、当時は青春18きっぷを使っていろいろな路線を乗ってきました。仕事を始めると、そこそこの収入はあるかわりに時間がないということで、積極的に航空機を利用し遠方の路線にも乗っていました。

だんだん未乗路線が少なくなってきたことと、沿線での観光もしたりして「旅」そのものを楽しむようになってからはペースが落ちましたが、とりあえずJRの全路線乗車を完了する時がきました。その時に利用したのが上の乗車券です。

6月30日に飛行機で出雲へ飛び、その日は乗りつぶしの難しいローカル線の三江線に乗って三次に宿泊。翌7月1日に写真の往復乗車券を購入し、最後の未乗区間となった塩町~備後落合間を往復してJRは全線乗車、自己満足の道楽としては一つの区切りを打ったわけでした。

今後も、新たに開通する路線も早めに乗りたいものです。その後に開通したおおさか東線は昨年夏に乗れましたが、今後生活環境が変わるとなかなか道楽で旅行に行くことも難しくなるでしょう。そう考えると、鉄道趣味というのは、贅沢な趣味なんだなぁと思ったりするんですね。

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