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2009年7月27日 (月)

「カシオペア」に乗る(その1)

上野と札幌を結ぶ寝台特急「カシオペア」も、1999年7月の運転開始から10周年を迎えました。そんな記念すべき時にカシオペアに乗る機会があり、北海道旅行に行ってきました。

今回乗るのは「カシオペアツイン」の車端室タイプ。行きに「カシオペア」、帰りに航空機を利用したびゅうプラザの旅行パックで申し込みました。カシオペアについては、一般発売分の1か月前売りより前に予約できる旅行会社用の持ち分があるそうですが、私が申し込んだ時点では旅行会社用はすでに満室なので、あとは1か月前売り分の“10時打ち”に賭けるしかありません。帰りの飛行機と宿泊については予約できたので、あとはカシオペアの予約のみ。この願いをびゅうプラザのお姉さまに託し、後日の連絡を待つことにしました。

予約1か月前の日はびゅうプラザの非営業日だったので、その翌日に予約可否の電話がありました。結果は○!残念ながらダイニングカーでの食事の予約はとれませんでしたが、ともかくこれでカシオペアで北海道へ行くことができます。

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7月21日、午後3時過ぎには上野駅15番線ホームでカシオペアの入線を待ちます。入線直前には、大勢の人がカメラを持って集まっていました。私はシャワーカードを入手するためダイニングカー付近で待ちます。夏のこの時期では夕方というにはまだ早い15時35分、推進運転でカシオペアが入線してきました。

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ダイニングカーでは早速食材や氷の積み込みをしています。結構な量がありますが、手際よく車内の収納スペースに積み込んでいる様子を眺めていると、もうシャワー券の販売も始まっていました。シャワー券は利用できる人数に限りがあり、早く予約しておかないと売り切れてしまうとのことでしたが、今回は希望通りの時間を予約することができました。

シャワー券が手に入ったら、ひとまず指定された部屋に荷物を置いて記念撮影。
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今日の青森までの牽引機はEF81 92号機でした。

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今回利用したカシオペアツインの車端室。補助ベッドのないタイプの部屋です。”平屋”なので他の部屋より天井が高くて圧迫感は感じません。

入線から発車までは45分の余裕があったのですが、写真を撮ったり買い物をしたりしているとあっという間に時間は過ぎて発車となりました。

しばらくは部屋で景色を見ていますが、並走する京浜東北線を見ながら、ソファに座ってゆったりとした時間を楽しみます。大宮を出てから、ラウンジカーに行ってみました。私の乗っている11号車からは、すぐ隣になります。空いている席に座って大きな窓から景色を見ているとウェルカムドリンクのサービスがありました。
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ドリンクにはいくつか種類があり、右はオレンジジュース、左は熱い緑茶が入っています。ウェルカムドリンクといっしょに、夕食についての案内がありました。今回はダイニングカーの予約ができなかったので、「カシオペアスペシャル弁当」を予約してあります。スペシャル弁当は18時以降部屋に届けてくれるそうですが、1号車から順にということで、一番端の11号車には19時頃になりそうだとのことです。

宇都宮を出るとすれ違う列車も少なくなり、だいぶ日も落ち福島県に入ったころ、ようやく弁当が届きました。Dsc_0741
これが、「カシオペアスペシャル弁当」3500円也。缶ビールは別注文です。オリジナルの風呂敷に包まれた弁当は、見た感じは小さいと思いましたが、開けてみると意外と量がありました。

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三段の重箱におかずやごはんが入り、温かいお吸い物がついています。ご飯はかに・うに・いくらがのっていて、おいしく頂きました。このお値段でこの内容が妥当かどうかは人によるかと思いますが、過ぎ行く風景を見ながらの食事はとても優雅な気分を味わえました。

長くなりそうなので今日はこのへんで。続きはまた明日。

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