いま電車やバスに乗るとき、運賃に10円未満の端数がつくことはまずありません。子供運賃で大人の半額にする際も、10円未満の額については切り捨てまたは切り上げとなり、5円のような端数はつかないようになっています。
今よりも物価が高くなかった昭和40年代ごろまでは、電車の運賃に5円の端数がついていました。その切符がこちら。

昭和41年1月29日発行、箱根登山鉄道の箱根湯本から小田急新宿行きの連絡切符です。お値段は255円。
もう一つは箱根登山線内で完結する小田原行きの切符。

昭和41年3月10日発行。こちらは35円。
子供運賃の計算はどのようにしていたのでしょうね。


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