"東京電環"ゆきの切符
「東京電環」とは聞きなれない言葉かと思いますが、これを今の言葉に置き換えると、「東京山手線内」ということになります。
東京電環は、”東京電車環状線”の略で、1972年に東京山手線内という名称に変更されました。私のコレクションの中に、この東京電環の文字が入った切符が2枚あります。
まずは昭和40年4月28日発行、相模湖から東京電環ゆきの乗車券。
もう一枚は、昭和40年3月26日発行の富士吉田から東京電環ゆきの連絡乗車券。
「東京電環内下車前途無効」の表示は裏面にあります。
現在乗車券で東京山手線内が適用されるのは東京駅からの距離が101~200キロの区間のみ。201キロ以上は「東京都区内」ゆきとなりますが、この当時は51~100キロが東京電環ゆき、101キロ以上が東京都区内ゆきとなっていたため、東京駅からの営業キロが53.1キロである相模湖駅では、東京電環ゆきとなるわけです。
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コメント
おやじは今でも“電環”って言いますよ。
学生の頃は切符も集めていたんですが、電環が印刷されたものはありません。よく持ってましたね。
昨日は、小湊を撮りに行ったんですが・・・アクアラインは事故渋滞!平日で運行本数も少ないのにいきなり計画が破綻。次回以降のロケハンにウロウロするはめに。
また、この時期はどこでもそうなんでしょうが奴ら(雑草)が繁茂して撮影には厳しい状況でした。
早々に引き上げちょうど小櫃で久留里が来るので撮影することに。・・来たのはキハ3098!moveも撮り最後にラッキーと帰路についたのですが、帰りのアクアは故障車でまたまた渋滞って もう!(-_-#)
投稿: モリモリ | 2009年8月13日 (木) 10時43分
初めてこの切符を見たとき、「電環」ってなんだ!?と思いました。この切符がなんでうちにあったのかはわかりませんが、おそらく出かけた帰りに定期と接続する駅までの切符を購入したのでしょう。出るときは定期で出るので、自然に切符が残るというわけです。
もっとも、両親は鉄道ファンでもコレクターでもないので、マニア受けする赤線入り入場券とかはないんですよ。
久留里線いいですね!アクアライン値下げしたことだし私も時間があったら行ってみたいです。でも渋滞や事故は避けたいですよね。それなら電車で行けという突っ込みも入りそうですが…(^^ゞ
投稿: ひで | 2009年8月15日 (土) 00時42分