碓氷峠の珍客
信越本線の碓氷峠には何度か撮影に行きましたが、時には普段見られない珍しい列車も撮影することができました。
EF62牽引のマヤ34による、いわゆる“マヤ検”です。このたった1両のために重量級の電気機関車が3両がかりで走る様子がおもしろくも感じます。
上のマヤ検の返しです。たしかこの検測は2日がかりで、上り列車は下りの翌日だったかと記憶しています。前日は横川駅前の鉄道ファン御用達のビジネス旅館「東京屋」に泊まり、2日目の上りを撮影しました。平日であいにくの雨でしたが、そこそこの撮影者が集まっていました。ただ混雑するほどではなかったと思います。
スーパーエクスプレスレインボーが通過。
これはマヤ検とは別の日ですがこの日も雨でした。今となっては客車列車そのものが珍しくなってしまいましたが、このときは土砂降りの雨で、ここでは他の撮影者は全くいませんでした。
これは定期運用で珍しいというわけではありませんが、EF63の四重連回送列車です。碓氷峠に1日いると、何度かEF63だけの回送列車を目にすることがありますが、四重連となるととても迫力がありました。
先日、金町駅で常磐緩行線E233系を撮影していた時のこと、集まった人たちはの中には中高生と思われる若い子たちが数名いました。在来線の碓氷峠があったころはまだ小学校にも上がる前です。これを私に置き換えると、小学校にあがるころは東北新幹線が開通して東北本線の特急列車が廃止されたころと重なります。私が東北本線に特急列車が走っていた時代を知らないように、彼らもまた在来線の碓氷峠があった時代を知らなかったわけで、そのような世代には碓氷峠はどのように映るのでしょうか。
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