« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月27日 (土)

NZ国内線でクライストチャーチへ~NZ旅行記(3)

成田から乗ってきたオークランド行きNZ90/JL5190便。

Dsc_0052
外を見ると空がゆっくりと明るくなり始めました。空から見る朝焼けは闇と光とのグラデーションがとてもきれいで、宇宙空間にいるような感覚さえ覚えます。それからしばらくして朝食の時間。時計を見るとまだ3時半ですが、ニュージーランド時間なら午前7時半。早くも時差に戸惑いつつ、朝食をいただくことにします。

Dsc_0058
朝食も、和洋選ぶことができるようになっており、洋食を選びました。相変わらず外は雲が多いですが、オークランドが近づき、徐々に高度を下げていくと雲の切れ間から地上の様子が見えてきました。きれいな海を見ながらオークランド国際空港に着陸。ほぼ定刻通りの到着でした。

飛行機を降りたらまず入国審査。パスポートにスタンプが押されて返ってきました。次は税関。まずは預けたスーツケースをピックアップして列に並びます。税関も通過して、晴れてニュージーランド入国となりました。到着ロビーではJALパックのツアーガイドが出迎えてくれました。今日はこの後クライストチャーチ行きの国内線に乗り継ぐのですが、その手伝いをしてくれます。

オークランド国際空港では国際線と国内線のターミナルが離れており、無料のシャトルバスで5分ほど、歩くと15分ほどかかります。さらに、乗り継ぎにはあまり時間の余裕がないので、挨拶もそこそこに国内線ターミナルへと急ぎます。ちょうど発車直前のシャトルバスに間に合いました。ツアーガイドがいなければ短時間での乗り継ぎは難しかったでしょう。

国内線ターミナルでは手荷物を預ける前に日本から着てきた冬用の上着をスーツケースにしまい、身軽になって搭乗です。席が指定された搭乗券は成田で受け取っているので、そのまま保安検査場へ。最初のツアーガイドさんとはここでお別れ。

Dsc_0060
成田からの国際線と比べると小型のボーイング737に乗り、クライストチャーチへ出発です。滑走路へ向けてのタキシング中に、ボーイング727と思われるT型尾翼の三発機を見かけました。今では日本のエアラインでは見られないだけに写真の一枚でも撮影しておきたかったですが、電子機器使用制限中で撮影出来なかったのが残念。

Dsc_0065
機内サービスは、ドリンクのほかにやや大きめのクッキーが配られました。天気がいいので地上の様子がよく見えますが、市街地はあまりなく山や牧草地がほとんど。やがてだんだん住宅が増えてきたなと思ったら高度を下げてクライストチャーチに着陸しました。

続きはこちら

| | コメント (0)

2010年2月23日 (火)

11時間の飛行機の旅~NZ旅行記(2)

今回の旅行はJALグループの旅行会社「JALパック」を利用しています。ツアーという形ではありますが、全行程を通しての添乗員は同行せず、現地での観光案内のほか、航空機の搭乗手続きやホテルのチェックインなど、必要な手続きを代行してくれます。
成田についてまずはこのJALパックのカウンターで旅行開始の手続き。eチケット控えを受け取り、搭乗までの説明を受けます。搭乗手続きは出発時刻の3時間前、15時30分からとのことで、それまでは空港内で時間つぶし。

展望デッキでB滑走路に着陸する航空機を撮影したりして15時過ぎに少し早めに搭乗手続きのカウンターに向かうとちょうど搭乗手続きが始まったところでした。スーツケースを預けて搭乗券を受け取り、小腹がすいたのでたこ焼きを買って機内食までつなぎます。その後、税関や出国審査などを通過し搭乗口へ。乗る便の搭乗口88番はシャトルでの移動です。

Dsc_0038
シャトルでサテライトへ

今回乗るのは、JL5190便オークランド行き。JAL便ではありますが、便の本体はニュージーランド航空が運航するコードシェア便です。搭乗が開始され機内へ。機材はボーイング777-200ER、全座席に個人用モニターが付いていつでも好きな時に映画やゲームを楽しめる仕組み。

Dsc_0040

Dsc_0042
これから乗るオークランド行きNZ90/JL5190便

外国のエアラインですが、エコノミークラスには日本人のCAが2人、他にも日本語の話せるCAもいて安心です。
定刻より少し遅れてドアクローズ。滑走路混雑で実際に離陸したのは19時過ぎとなりました。窓際の席ですがすでに外は暗くて景色は見えません。天気が悪いので上空から街明かりを見ることもできませんでした。まあ、晴れて明るかったとしても海しか見えないのであまり残念でもありませんが。

水平飛行になりしばらくすると機内食の時間。洋食の肉料理か、和食の魚料理を選べます。日本語アナウンスで、「洋食をご希望の方は”Beef”、和食をご希望の方は”Fish”とお申し付けください」とのことで、Beefを選択しました。
Dsc_0043
機内食の夕食

食事が終わったら、モニターで航空機の位置情報を表示したり、ゲームなどで楽しみます。ゲームはパターゴルフやテトリス、ソリティアなど英語を知らなくても楽しめるゲームもあります。

Dsc_0047
個人モニターで航空機の情報を選択すると、コックピットの計器類の表示を見ることもできます。

Dsc_0049
こちらは位置表示。もうすぐ赤道通過です。

離陸して5時間、日本時間では午前0時を回るころ、赤道付近にやってきました。もうすぐ南半球です。あまり眠くはないのですが、あと3時間もすると朝食が配られるそうなので少し眠っておきます。

続きはこちら

| | コメント (1)

2010年2月20日 (土)

新型成田エクスプレスに乗る~NZ旅行記(1)

一人で乗り物趣味を楽しんできた私も、昨年結婚しまして、このたび新婚旅行というものに行ってきました。行き先は日本とは季節が逆のニュージーランド。その旅日記のプロローグとして昨年より運転を開始したE259系成田エクスプレス乗車記からスタートします。

2月12日、今回乗るのは成田エクスプレス25号で、新宿駅からの乗車です。Dsc_0005
新宿駅に入線するE259系成田エクスプレス25号

Dsc_0015
行き先表示はフルカラーLEDで見やすいものに。

今回は新婚旅行ということで、グリーン車を奮発しました。本当は航空機のほうをビジネスにしたかったんですが、そちらはあまりにも高いので…。Dsc_0014
車内の床はじゅうたんで静かな車内を作っています。ただし、バブル全盛のころに登場した253系のグリーン車と比べると、ちょっとグレードが下がってしまったような気がします。あの頃のグリーン車といえば、横3列の並びが主流でしたからね。

お昼すぎの12時40分に発車するので、コンビニでおにぎりなどを買って乗車しました。山手貨物線ではあまりスピードを上げられず、五反田付近では隣の山手線に追い抜かれるシーンも。品川を出てから順調に速度を上げて東京到着。先に到着していた横浜始発の成田エクスプレスと連結して成田空港を目指します。

東京を出ると次はもう空港第2ビルなので新たな乗客はいません。私の乗っている6号車のグリーン車は10人にも満たない乗客数です。昼間はこんなものでしょうか。

Dsc_0009
国際空港へのアクセス列車として、253系と同じく大きなスーツケースを収納できるスペースがありますが、E259系にはセキュリティのためのロックがあります。スーツケースを持つ部分にコードを通して、ダイヤルで任意の4ケタの数字を設定し、ロックをかけると数字がすべて「0」になります。解錠する際はこのダイヤルを自分で設定した数字に合わせると開く仕組みになっています。設定した数字を忘れてしまった場合は終点まで開けることができないという注意書きがありました。

Dsc_0008
車内にはモニターが設置されています。車内設備や次停車駅など、列車に関する案内から、航空会社別の利用ターミナル(第1・第2)、出発便のフライトインフォメーションなどが放映されています。

Dsc_0013
もうひとつE259系の特徴として、車内でインターネットが使えるということ。公衆無線LANサービス(UQ Wi-FiまたはBBモバイルポイント)の契約が必要ですが、走行中の車内でもインターネットに接続できます。

ノートパソコンの代わりに、インターネット接続のできるニンテンドーDSiを持参して試してみました。アクセスポイントを検索して車内の案内にあったWEPキーを入力すると、御覧の通りインターネットが利用できます。トンネルなど、一部の区間では利用できないそうです。

車内販売でホットコーヒーを飲みながらくつろいでいるともう千葉をでました。すれ違う列車は211系や209系など、数年前とは大きくかわりました。そして、まだ先だと思っていた北総線経由の成田高速鉄道も今年の開業が迫り、成田空港への支線に入ると工事が進んでいる様子が見られます。

新型車両をいろいろ観察しながら列車は空港第2ビルに到着。私はここで下車となります。成田エクスプレスが運転を開始してから19年、成田空港のアクセス鉄道は新しい局面に来ていると言えそうです。

続きはこちら

にほんブログ村 鉄道ブログへにほんブログ村 写真ブログ 乗り物写真へ

| | コメント (2)

2010年2月12日 (金)

2月11日 エコ・モヒカンを撮る

昨年12月より登場して注目を集めているANAの「モヒカンジェット」。当初は限られた日のみ限定運用で、それ以外の日の運用は公表されてきませんでした。しかし、やはり運行ダイヤの問い合わせが多かったのか、現在では3月31日までの限定で、翌日の運行予定がホームページで公開されています。

建国記念の日である2月11日のスケジュールは、昼過ぎに福岡行きの987便に充当されるそうです。少し時間があるので、この時間に合わせて羽田に行ってみました。

とはいうものの、雨が降っているので張り切って撮影という気分にはなれません。離陸が16RならD滑走路展望台付近から、34Rならつばさ公園の近くから撮影することにして空港周辺に行ってみると、川崎側から着陸機のランディングライトが見えました。そこで、つばさ公園へ。

雲があってはっきりとした写真にはならないのであくまでも暇つぶしという気持ちでモヒカンジェットを待ちます。987便の出発時刻は13:15ですが、使用機材の到着遅れのため13:40に変更されています。ネット上の運航状況では最終的に13:44出発済みとなりました。

それから10分ほど経過して、もうそろそろかなと思ってカメラを構えたら、緑の尾翼が特徴のエコジェットが飛んで行きました。Dsc_1863
JA8984 2010年2月11日 13:57

モヒカンはそのエコジェットに続いて離陸して行きました。Dsc_1868
JA602A 2010年2月11日 13:59
2機続けての特別塗装機、誘導路を縦列に並んでタキシングしている様子も撮影してみたかった気もします。

にほんブログ村 鉄道ブログへにほんブログ村 写真ブログ 乗り物写真へ

| | コメント (2)

2010年2月 6日 (土)

旧型電車の東急世田谷線

1999年から運転を開始した300系ですっかり近代的な印象となった東急世田谷線ですが、それまではこのような懐かしい緑色の旧型電車が走っていました。

1
三軒茶屋を発車した下高井戸行き。

2
若林駅を発車して環七を通過する三軒茶屋行き列車。

3
こちらも若林踏切を通過する下高井戸行き。撮影はすべて300系が営業運転を開始する前の1995年ころです。

周りの風景に溶け込むこの車両も、このころ首都圏の列車やバスはほぼ100%冷房化が完了しているなかで、世田谷線だけは冷房化率0%、しかも車内に入るには高いステップを上らなくてはならず、バリアフリーという言葉も浸透してきた時代にはそぐわない車両となっていました。そういったこともあり、今から9年前の2001年2月に、全車両引退となりました。

ノスタルジーだけでは語ることのできない公共交通において、世田谷線は300系への置き換えで近代化が図れたと言えるでしょう。ただ、そこに至るまでの過程にこの緑の旧型電車が21世紀初めのほんの少しまで頑張っていたという記録は残しておきたいものです。

にほんブログ村 鉄道ブログへにほんブログ村 写真ブログ 乗り物写真へ

| | コメント (3)

2010年2月 2日 (火)

雪景色の東急世田谷線

2月に入って早々、1日の午後から降っていた雨は夜には雪となり、都心でも2年ぶりの積雪となりました。雪は2日の朝には止んでいましたが、せっかくの雪景色となったので、出かける前の朝に地元の東急世田谷線で少しだけ撮影してきました。

線路際でカメラを用意すると、ネコが寒そうにして線路を直前横断です。Dsc_1797

Dsc_1801
2010年2月2日 7:37 若林~西太子堂
太陽が日を差す雪晴れとなりました。

Dsc_1802
2010年2月2日 7:40 西太子堂~若林
若林踏切で信号待ちをしている列車。玉電塗装を再現した300形トップナンバー編成です。

Dsc_1806
2010年2月2日 7:45 若林駅
朝のラッシュ時で次々と列車がやってきますが三軒茶屋行きはどれも満員で出ていきます。

Dsc_1810
2010年2月2日 7:56 若林~西太子堂
30分ばかりでしたが、あまり積もらない東京での雪景色の撮影でした。

にほんブログ村 鉄道ブログへにほんブログ村 写真ブログ 乗り物写真へ

| | コメント (2)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »