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2010年3月21日 (日)

トラムでクライストチャーチ市内散策~NZ旅行記(5)

間があいてしまいましたが、ニュージーランド旅行記の続きです。

ホテルにチェックインしたのが15時すぎ。夕食は18時ごろなのでそれまではフリータイム。その時間で市内散策に出かけます。

まずは市内を走るトラム(路面電車)に乗って一周。トラムはクライストチャーチ中心部を時計回りに環状運転しています。トラムは1954年に一度廃止されましたが、1995年に観光用として復活したものです。

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乗ったのは244号。かなり古いタイプのようで、日本ではもう見られないポール集電の車両です。今回のツアーではクライストチャーチ滞在中のトラムに乗り放題の特典が付いているので、乗務員にパスを見せて乗車します。

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計器類は圧力計1つだけの簡素な244号の運転台

外観は日本では見慣れない洋風な感じですが、走り出すと釣り掛け駆動の走行音にゴトゴトと鳴るコンプレッサーの音は日本の路面電車と変わりありません。車内放送は自動放送ではなく運転士が直接案内をしていますが、もちろん英語ですので、内容がよくわからなかったのが残念です。トラムの歴史や観光案内をしているようでした。

専用軌道はなく、すべて併用軌道で、中には自動車進入禁止の商店街のようなところや建物の中を通るところもあり、外国の路面電車を楽しめました。

約25分の乗車で大聖堂広場に戻ってきて、さっきは外から見ただけの大聖堂の中を見てみることにしました。

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教会ですので、横長の木のイスが並んでいたり、奥には十字架があったりするのですが、ここはステージにもなっており、ライトやグランドピアノが置いてありました。ここで演奏会をすることもあるのでしょう。

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大聖堂広場でチェスを楽しむ市民。盤面も駒もビッグサイズ!

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大聖堂広場の交番に止めてあったパトカー。

まだ夕食の時間まですこしあるので、もう一度トラムに乗ってカンタベリー博物館に行ってみました。
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石造りの重厚な建物の写真を撮ってから中に入ると、係員から何か話しかけられました。“10minutes”という単語が聞き取れたので、時計を見ると17時20分。どうやら、あと10分で閉館だということのようです。地域の歴史や動植物、ニュージーランドの先住民であるマオリについての展示があるようでしたが、英語がよくわからないのと、時間がなく駆け足での見学だったのでよくわかりませんでした。

博物館を出てから一度ホテルに戻り、夕食の時間です。レストランは宿泊しているホテルとは別のホテルのレストランになるので、18時にツアーガイドが迎えに来て車で少し移動しました。今日の夕食はニュージーランドでも1、2を争う腕のシェフが作るJALパックオリジナルコースだそうで楽しみです。

ツアーガイドは席までの案内とビールのオーダーをしてくれて、食事が終った頃また迎えに来るそうです。
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前菜はラム肉とサラダにパン。

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そしてメインはサーモンかビーフを選べます。私はビーフを、嫁はサーモンを選択。少し交換して両方の味を比べてみましたがどちらもおいしくいただけました。

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最後に上品に飾られたアイスクリームをいただいて初日の夕食は終了。車でホテルに戻りました。

ホテルに戻ってもまだ外はかなり明るいので、そのまま今日はもう1回外出。外国に来たらスーパーを見てみたいと思っていたのですが、今日トラムや徒歩で見て回ったところにはコンビニぐらいしか商店がありませんでした。そこで、夕食のツアーガイドさんに聞いてみたら少し離れたところにあると聞いていました。バスでの行き方も教えてくれたので、これからそのスーパーに行くことにします。

バスは大聖堂広場から。トラムと同じように市内を循環している路線バスがあり、この路線は誰でも無料で利用することができます。これに乗って約10分、確かここだったはずというバス停で降ります。目の前には大きなショッピングセンターがありますが20時を前にしてもう閉店です。少し歩いてみると、夜遅くまで営業しているさらに大きなスーパーがありました。店内もかなり広く、通路もカートが通りやすいよう余裕のあるスペースがとってあり、日本でいうところのホームセンターのような店のつくりです。

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店内に入ってみると、まず野菜売り場があるのは日本と同じ。でも、商品の並べ方が半端ない。ショーケースにこれでもか!と言わんばかりの山積みで、袋に入った野菜や果物の量も西洋サイズ。なんだか、ニュージーランドで一人暮らしをしたら野菜の買い方に困ってしまいそうです。
コーラやビールなどペットボトルや缶の飲み物も、ケースで山積み。もちろん1個からでも買えますが、周りを見てるとみんなケースのままカートに載せています。
店内をゆっくり見て回り、私はニュージーランドの地図と、嫁はばらまき土産に使えそうなお菓子を買いました。外に出るとようやく日も暮れたというころですが時計を見るともう21時です。帰りのバスがなかなか来なくて、1台来たかと思ったら”NOT IN SERVICE”の表示。30分くらい待ってようやく乗れたのでした。

ホテルに戻ったのは22時ごろ。明日も早いので、早く寝ることにします。

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