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2010年6月27日 (日)

EF510-501営業運転開始

昨年末に登場し、かねてから試運転を続けていたJR東日本のEF510が、6月25日の下り「カシオペア」から営業運転を始めました。そして、上りの初列車となる6月27日上野着の「カシオペア」を撮影するため、”ヒガハス”に行ってきました。

営業初列車が「北斗星」なら、今後いくらでも撮影できるのでわざわざ初日に出かけたりはしなかったと思いますが、今回は、青いEF510が「カシオペア」を牽引しています。今後、EF510にはカシオペア塗装の車両が2両落成する予定で、これが登場すると青いEF510が「カシオペア」を牽引する機会はほとんどないかと予想されます(※)。というわけで、今なら確実に撮影できる青EF510とカシオペアを目当てに、混雑必至のヒガハスに行ったのでした。

7時半ごろに撮影地に着きましたが、いつもの場所はすでに人でいっぱい。おまけに、昨日からの雨でぬかるんでいるということもあり、入れる場所も限られてしまっています。そこで、後ろの道路から撮影することにしました。

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8010レ カシオペア 2010年6月27日 8:49 蓮田~東大宮
カシオペア塗装のEF510は7月に落成するようです。それまでもう何度か青いEF510のカシオペアを撮影しておきたいものです。

その後の「北斗星」はカシオペア塗装のEF81 79号機です。5月から、「北斗星」にはカシオペアカラーのEF81が牽引する機会が増えています。Dsc_0574
2レ 北斗星 2010年6月27日 9:05 蓮田~東大宮
「カシオペア」の牽引がEF510に置き換わり、本来の役目を終わった79号機。今後の動きが注目されます。

そしてもうひとつ、本日は183系の団臨がやってくるということで、ついでに撮影していきました。
Dsc_0579
9662M 2010年6月27日 9:23 蓮田~東大宮

今日はここまでの撮影で終了です。

※その後、EF510は車両塗装により運用を限定することなく、カシオペアカラーのEF510が2両落成後も青いEF510が「カシオペア」を牽引することがあります。

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2010年6月26日 (土)

マウントクックへ~NZ旅行記(10)

2月16日

今日は3泊滞在したクライストチャーチを離れ、バスでクイーンズタウンへと向かいます。フロントでチェックアウトを済ませるとツアーガイドさんが待っていました。しばらくすると今日利用する大型バスが到着。Dsc_0368
今日は一日このバスで移動します。
バスは現地のツアー会社が運行するもので、日本人以外の他のツアーと混乗となっています。バス車内での案内もバスのツアー会社のガイドさんが話してくれます。このガイドさんも日本人で、英語でのガイドは運転手がハンドルを握りながら車内放送で、日本語でのガイドは日本人ガイドが日本人乗客に配られたヘッドフォンを通じて聞くことができます。

クライストチャーチ市内のホテルを回って乗客を拾った後、バスは昨日行った空軍博物館の近くを通って郊外へと向かいます。

ニュージーランドはあまり交通量が多くないようで、2車線の国道でも橋は1車線分しかないところが多くあります。Dsc_0372
そういったところにある“GIVE WAY”の道路標識。ここでは、対向車が優先となっています。

途中ジェラルディンという小さな町で休憩があり、11時ごろにテカポ湖に到着です。Dsc_0389
氷河の影響で明るい青緑の湖面がとてもきれいな湖です。

湖畔には石造りの「善き羊飼いの教会」があり、多くの観光客が来ていました。Dsc_0399

特に行事などがなければ、教会の中に入ることもできます。Dsc_0393
窓から見る外の景色がとてもきれいで、ここで結婚式を挙げる日本人カップルもいるそうです。

バスはこの後、昼食休憩地のマウントクックへ向かいますが、私たちはオプションで小型プロペラ機による遊覧飛行を楽しみます。普段の旅行ならこんな贅沢はしませんが、今回は新婚旅行という特別な旅行なので奮発しました。私たちの他もうひと組の夫婦とともに航空会社の送迎車に乗ってテカポ湖に近い飛行場へ。

料金の支払いを済ませてしばらくすると、今回乗る航空機に案内されました。7人乗りのプロペラ機で、特に席は指定されていないのでパイロットの後ろの席に座りました。

エンジンをかけて離陸待機中に、さっき乗ってきたバスが走って行きました。Dsc_0407
飛行機はこのあと別の飛行場に着陸し、バスに先回りする形となります。

離陸後、すぐにテカポ湖の青い湖面が見えます。Dsc_0413

そして、高い山の連なる山岳地帯へ。Dsc_0426

そして、これが氷河。Dsc_0435
はじめてみる氷河に思わず何度もシャッターをきってしまいました。

ニュージーランドの最高峰、マウントクックの頂上。標高3754mで、富士山とほぼ同じ高さです。
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飛行中はパイロットが英語でガイドしてくれますが、マウントクックだけは、旋回中に“イチバンタカイヤマ”と何度か日本語を交えて話してくれました。

山岳地帯を抜けて別の飛行場に着陸しました。Dsc_0450
飛行場とは言っても滑走路が1本あるだけで、建物はありません。ここで降りるとちょうどバスが着いたところでした。

再びバスに乗れば、マウントクックの昼食場所まではもう少し。

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2010年6月18日 (金)

山手線用サハE231系配給

山手線では現在ホームドアの設置が進められていますが、その際に不都合となる6ドア車サハE230を置きかえるべく4ドアのサハE231-600・4600が新津で製造されています。2002年から運用を開始した山手線のE231系はまだ製造から10年経過していませんが、置き換えられた6ドアのE230は廃車となるようです。もったいないような気がしますが、他に転用できる場所もなさそうでやむを得ないですね。開発に携わった方々も近い将来こうなるとは考えていなかったでしょう。10年先を読むというのは本当に難しいことですね。

さて、落成した4ドア車は元中央・総武緩行線のE231系に挟まれて回送されますが、今回はその配給列車を撮影してきました。撮影ポイントは高崎線の宮原付近です。

通過予定の1時間半前に到着しましたが、あまりの暑さで一時撤収、近くのマックでアイスコーヒーを飲んで涼みながら時間をつぶし、再度出直しました。

あとから一人同業者さんが見えましたが、平日のためかそれ以上人が増えることはありませんでした。まずはEF65牽引の貨物から。Dsc_0534
2082レ 2010年6月16日 15:19 上尾~宮原
ついさっきまでじっとしているだけで汗が噴き出るようなピーカンだったのが、どんよりとした雲で明るさがどんどん変化します。この列車を撮影するときは、太陽が出ていた時の設定のまま撮影してしまい露出がアンダーになってしまいました…(補正してます)。

続いてやってきたE231系の配給。Dsc_0544
配9772レ 2010年6月16日 15:33 上尾~宮原

後追いで黄色帯のE231系も撮影。Dsc_0548
カナリヤとウグイスの混色編成。そういえば、昔は103系などの異動の際には混色編成がよく見られましたね。

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2010年6月16日 (水)

EF81 95牽引の常磐線96レ

本日6月16日は平日休み。天気も悪そうなので午前中は家でおとなしくしていようと思っていたのですが、前日の仕事帰りに、重要な仕事をやり残してしまったことを思い出しました。複雑な内容なので電話で他の人にお願いすることもできず、休みでしたが朝いちで職場へ行って仕事を片付けてきました。

仕事はすぐに終わったのですが、せっかく出てきたのでそのまま帰るのももったいない。ネットの情報から本日の常磐線貨物列車96レにEF81 95号機が運用されてることが推測できました。そこで、田端操車場付近で撮影していくことにしました。

前回安中貨物を撮影した時はうまく撮影できそうにないので歩いて通り過ぎたポイント、今回は脚立を用意してあるのでこれで柵をクリアできます。20分ほど前に到着しましたが、96レの前に通過する列車はなく、ぶっつけ本番となりました。

10時過ぎ、近くの踏切が鳴り列車が近付いてきました。向こうから見えてきたのは推測通り赤い95号機。
Dsc_0528
2010年6月16日 10:05 三河島~田端(操)
コンテナ満載のコキ長編成を牽引して通過して行きました。

EF81を置きかえるべく試運転を続けているEF510ですが、鉄道ダイヤ情報7月号に、上野発6月25日の「カシオペア」より運用開始予定との掲載がありました。EF510の活躍が楽しみであり、EF81の引退が残念でもあり、複雑な気分です。 

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2010年6月 9日 (水)

空軍博物館見学~NZ旅行記(9)

前回からだいぶ間があいてしまった2月のニュージーランド旅行記、しばらくぶりに更新します。

2月15日

午前中のクライストチャーチガーデンツアーを終えました。他の参加者がいないのでどこでも好きなところへ送ってもらえるということで、郊外にある空軍博物館まで送ってもらいました。

入館料は無料で、入口のカウンターのお姉さんに「こちらは初めてですか?」と聞かれ簡単に館内の説明を受け中を見学します。

入ってすぐに戦闘機が置かれています。Dsc_0339

その先は書類や小物がガラスケースに並んでいる展示です。すべて英語の説明なのでほとんどわかりませんが、中には旧日本軍の使っていたものの展示もありました。

そして、その先にあるのが格納庫を改装した実物機の展示場です。Dsc_0363
所狭しと並べられた展示機のなかで、一番大きな機体がこのC-47です。

Dsc_0361
C-47の原型であるDC-3はダグラスが1930年代から製造を開始した双発プロペラ機で、かつては日本のエアラインも旅客機として運用していた機材です。全日空の羽田にある整備工場にはこのDC-3の操縦席のカットモデルが保存されていますが、このような完全な姿で見るのは初めてで、照明によって光る銀色部分がとてもきれいに見えました。

英語力がないので展示を見るだけ、説明文はほとんど飛ばしての見学でやや物足りないところもありましたが、それでも1時間以上たっぷりと楽しめました。

空軍博物館をあとにして、市の中心部へと戻ります。ツアーの送迎はないので地図とガイドブックを頼りに路線バスに乗車。基本的に乗り方は日本とあまり変わりませんが、乗るときにはレシートタイプの乗車券を購入します。乗車券には時刻が印字されており、一定の条件のもとで乗り継ぎもできるそうです。降りるときはブザーボタンで運転手に知らせます。

市の中心部にあるバスターミナルで降り、フードコートで軽く昼食をとってから土産屋を見て回ります。新婚旅行ともなるといろんな人にお土産を買うのでたっぷり2時間くらいはかけたでしょうか。お土産選びは大変だけど、これも海外旅行の楽しみの一つとも言えるかもしれません。

買い物が終わってホテルに荷物を置き、今度は夕食のために外出します。この日の夕食もツアーには含まれていないのでこれもガイドブックに載っていた店を自分で探して入りました。

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ムール貝とポテトの料理。品数は少ないですが、1品の量がとても多いのでお腹いっぱいになりました。

翌日は、クライストチャーチを離れクイーンズタウンに向かいます。

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2010年6月 2日 (水)

5/26 “カシガマ”北斗星

5月26日、高崎線でEF81 95牽引のキヤE193系を撮影する前に、南浦和付近で「北斗星」の撮影をしてきました。

Dsc_0468
2017M 成田エクスプレス17号 2010年5月26日 9:15 南浦和~蕨
成田エクスプレスといえば、初代253系は6月末での引退が決まりました。253系のその後については大いに気になるところですが、一部地方紙によると長野電鉄が253系を導入するという話もあるようです。まだ公式な発表はないので実現するのか不明ですが、長野で走るなら1000系「ゆけむり」(元小田急10000系)との並びを見てみたいものです。

その5分後にやってきた「北斗星」。本日はカシオペア塗装のEF81による牽引です。Dsc_0478
2レ 北斗星 2010年5月26日 9:20 南浦和~蕨 

5月の下旬はなぜか「北斗星」の牽引にカシオペア塗装のEF81が牽引することが多かったのですが、この日の上り「北斗星」もカシガマによる牽引です。こうも偏った運用が続くと、なにやらEF510がらみの動きがあるような気配も感じますが、真相はいかに!?

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