« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月26日 (月)

2010年百里基地航空祭

今年も百里基地の航空祭に行ってきました。前日の昼すぎに出発し、土浦駅付近のビジネスホテルにチェックインし、夜は趣味友達と駅前の居酒屋で前夜祭…。

今年の航空祭は、茨城空港が開港して初の開催となり、駐車場が減るのではないかといううわさもあり、航空祭当日はまだ早朝ともいえない午前3時の出発です。

コンビニで食料を用意して、基地南側の駐車場付近に着いたのは4時すぎ。しばらく道路上で待って、夜が明けてからようやく車を置くことができました。そのまま車中仮眠し、7時半ごろにオープンとなりました。

ちなみに渋滞でいつ到着するかわからないほど時間がかかると不評だったシャトルバスによるアクセスですが、趣味友の友達の友達は横浜を5時過ぎに出たら、9時前には会場に着けたそうです。航空祭での交通事情もだいぶ改善されたようですね。

さて、会場に入ったら昨年同様、格納庫の向こうに並んでいるF-4やF-15なんかを見て奥に進むと、見慣れた航空機の地上展示。
Dsc_0782
地上展示はどこも似たような感じなので最近は省略してしまうのですが、奥にはあまり見たことがないジェットの4発機がいます。

Dsc_0786
機体前部にはU.S.AIR FORCEの文字。米空軍機です。

Dsc_0787_4
KC-135 空中給油機でした。機内見学ができるようでしたが、混雑していたので外から写真を撮るだけにしました。

昨年は天候の関係で午前中のフライトはことごとくキャンセルとなりましたが、今年は朝から飛んでくれました。Dsc_0801
展示飛行のため、滑走路に向かってタキシング中。手を振って見送るファンに手を振り返してくれる。

Dsc_0839
RF-4の3機編隊飛行。このときはまだそんなにスピードを出していませんが・・・。

Dsc_0907
機動飛行では爆音とともに一気に飛び去ってしまう迫力のある飛行を見せてくれました。

Dsc_0960
梅マークの第305飛行隊のF-15。

Dsc_0963
今年の春に購入したD300sと300㎜のレンズを初めて航空祭で使用しましたが、カメラの性能が良くなったとしても、当然ながらいい写真が撮れるというものではありません。たくさんシャッターを押しましたが、使える写真はほんの一部。高速で飛行する戦闘機をカメラで追うのは本当に難しい…。もっと練習が必要ですよねぇ。

今年から官民共用となった百里では、展示飛行の合間に旅客機の離着陸シーンも見られます。
Dsc_0874
スカイマークSK183便神戸行き。
時速800キロで飛ぶ戦闘機を見ていると、旅客機がとてもゆっくりに見えます。

Dsc_0857
展示飛行を終えて着陸したRF-4。

Dsc_0804
救難展示では、おなじみのUH-60Jが元気に飛び回っていました。

さて、午後はお待ちかねのブルーインパルス。新しいマニューバーが加わって楽しみにしていたのですが・・・。

6番機の調子が良くないらしく、予備機が使われることに。そして離陸に向けて滑走路に移動し、スモークチェックが終わったところで、天候調査のため5番機が先に離陸するとのこと。
Dsc_0996
ちょうど垂直尾翼のフラッシュライトが点灯した瞬間を撮影できました。

5番機の離陸後、しばらくして展示飛行開始のアナウンス。しかし、1~4番機の離陸はいつものダイヤモンドテイクオフではなく1列での離陸。その後、隊形を組み直してダイヤモンド隊形で進入です。
Dsc_0999
このあと、予備機を使った6番機が離陸し、まずはファンブレイク・・・かと思いきや、最初はリーダーズベネフィットで会場を右手から左へと通過。

垂直尾翼にポジションナンバーのない予備機による6番機の背面飛行。Dsc_1018
その後も航過飛行の展示で終了となりました。

こんなに晴れているのに、何か事情でもあるのかと勘繰ってしまいましたが、地上で思っている以上に上空は視界が良くないそうです。目視で機体間隔を調整しているブルーインパルスですから、視界不良では飛べなくても仕方ありません。ちょっと残念な結果に終わってしまいましたが、また次回に期待しましょう。

ところで、この日の天気は、上空の視界は別として地上は太陽がギラギラと照りつける暑い1日でした。それに加えて基地のエプロンは白いコンクリートによる照り返し。熱中症対策として帽子を用意し、水分補給も欠かしませんでしたが今までで一番過酷な航空祭だったかもしれません。

| | コメント (2)

2010年7月23日 (金)

成田スカイアクセスの“新”スカイライナー

7月17日に開業した成田スカイアクセスは、成田空港へのアクセス時間が大幅に短縮されるということで注目を集めています。新線区間においては、在来線では北越急行に続いて160㎞/h運転を開始するべく、洗練された流線型のフォルムで登場した新型スカイライナーも注目されています。

そんな成田スカイアクセスの新型スカイライナーを撮影するため、北総線区間へ行ってみました。

7月19日、海の日ですが海の気配が感じられない千葉ニュータウン付近にやってきました。この辺りは北総線の線路の両側に片側2車線の国道が並走している区間。線路をまたぐ陸橋から、掘割区間を行く列車を見下ろすアングルで撮影できます。

Dsc_0708
スカイライナー20号 2010年7月19日 13:56 千葉ニュータウン中央~小室
この場所は午後順光でいいのですが、手前の機器箱がちょっとじゃまなので、スカイライナー1本撮って移動しました。

次に来たのは西白井駅付近の陸橋から。ここも編成に信号機がかかってしまいますが今日はここで撮影を続けます。Dsc_0720
スカイライナー24号 2010年7月19日 15:01 西白井~新鎌ヶ谷

こちらは特別料金不要の特急列車。Dsc_0729
1406K アクセス特急 2010年7月19日 15:07 西白井~新鎌ヶ谷
他に京急600形での運用も見られました。アクセス特急は最高速度120㎞/hなので、これに対応していない都営5300形は運用につかないようです。

空港アクセスの列車にまじって、北総線の各駅停車もやってきます。
Dsc_0734
1578H 2010年7月19日 15:17 西白井~新鎌ヶ谷
普通列車は今まで通り、日中はおおむね20分間隔で運転されています。

Dsc_0761
スカイライナー28号 2010年7月19日 15:59 西白井~新鎌ヶ谷
帰る前にもう一本、今度は別アングルで撮影してみました。沿線の方の関心も高いようで、携帯電話のカメラで撮影しているママさんの姿もありました。

開業3日目とあって、どの列車もほぼ満席のようです。海外旅行の予定は当分ありませんが、早いうちにぜひ一度乗ってみたいものです。

| | コメント (3)

2010年7月20日 (火)

東武線での撮影

7月18日、“ワシクリ”で北斗星を撮影した続き…。

東北本線で上りの寝台特急を撮影するといつも、そのあとどうしようかと考えてしまいます。なにせ、早朝から動き出しても9時過ぎには目的を果してしまうのですからね。

で、地図を見ていて目に付いた「東武動物公園」の文字。そういえば東武動物公園の浅草寄りには周りの開けた撮影のしやすいポイントがあったはず・・・。というわけで、行ってみました。

Dsc_0663
1114S 2010年7月18日 11:21 東武動物公園~姫宮

Dsc_0665_2
1121K 2010年7月18日 11:24 東武動物公園~姫宮

Dsc_0667
3504レ 2010年7月18日 11:31 東武動物公園~姫宮

以前の東武伊勢崎線といえば、日中は6両編成の準急がメインでしたが、いまではすっかり半蔵門線直通の10両編成急行が目立つようになりました。浅草行きは、朝夕を除いて準急としての運転区間が縮小された「区間準急」ばかりがやってきます。

Dsc_0668
1160T 2010年7月18日 11:35 東武動物公園~姫宮

Dsc_0671
1116レ きぬ116号 2010年7月18日 11:37 東武動物公園~姫宮

Dsc_0675
3506レ 2010年7月18日 11:51 東武動物公園~姫宮
メトロ・東急直通用に開発された30000系も、中間運転台が嫌われてすっかり直通運用で見ることが少なくなりました。4両編成は、10000系の2両編成と組んで6両編成で地上運用についています。

Dsc_0678
1105K 2010年7月18日 11:54 東武動物公園~姫宮
東急沿線に住んでいる私にとっては、この区間で見る東急電車はいまだに違和感というか、新鮮味を感じます。

Dsc_0681_2
52レ 2010年7月18日 11:57 東武動物公園~姫宮
2扉でクロスシートとテーブルを装備した長距離向けの6050系。日光・鬼怒川方面へ向かう快速も種別に“区間”がついています。

正午をまわり、太陽の位置が変わってきたので線路の反対側に移動してみました。

Dsc_0686
1822レ りょうもう22号 2010年7月18日 12:18 東武動物公園~姫宮
「りょうもう」には伊勢崎線100周年のステッカー付き。この場所だと午後は順光になりますが、架線柱がちょっと目ざわりですね。

Dsc_0688
1231T 2010年7月18日 12:21 東武動物公園~姫宮

Dsc_0692
3510レ 2010年7月18日 12:31 東武動物公園~姫宮

1時間くらい撮影していましたが、車種のバラエティーが豊富で次々やってくる列車を撮影していると時間が過ぎるのが早く感じました。ところで、長らく東武の代表的な車両だった8000系はここでは見ることができませんでした。まだ本線運用を引退したとは聞いていないので、たまたまこの時間には走っていなかたのでしょう。次は8000系狙いで、野田線でも行ってみたいかと思います。

| | コメント (0)

2010年7月18日 (日)

7/18 カシオペア・北斗星

「カシオペア」の牽引機がEF510にかわったのが6月末。そして、「北斗星」も下りは今月14日から、上りは16日からEF510になりました。この新しくなった「北斗星」と、青いEF510の牽引する「カシオペア」を撮影しに、栗橋~東鷲宮・通称”ワシクリ”に行ってきました。

撮影ポイントに着いたのは8時過ぎ。着いて早々、赤べこ485系の臨時特急「あいづ」が通過して行きましたが、こちらはまだ準備中のため見送り。次の列車から撮影を始めます。

しばらくするとEF65PFの貨物がやってきました。Dsc_0630
上り貨物(列番不明) 2010年7月18日 8:27 栗橋~東鷲宮
日曜のこの時間には貨物列車はなかったはず・・・。周りにいた人たちの話によると、貨物列車は大幅に遅れているようです。

そして、「カシオペア」接近!しかし、振り返れば長編成のEF210下り貨物も来ています。Dsc_0636
カメラのファインダーの中で、JR新型機関車どうしのすれ違いです。

Dsc_0646
8010レ カシオペア 2010年7月18日 8:34 栗橋~東鷲宮
裏かぶり・・・。牽引機はピカピカの507号機。

続いて「北斗星」。
Dsc_0651
2レ 北斗星 2010年7月18日 8:50 栗橋~東鷲宮
こちらは502号機。

さらにもう少し待って、「おはようとちぎ」も。
Dsc_0659
5042M おはようとちぎ 2010年7月18日 9:13

ここでの撮影はこれで終了です。以下は余談・・・。

「北斗星」は14日のEF510デビュー以来、下り列車は501号機から502・503と毎日数字順に牽引しています。しかも、16日に至っては、(順当にいけば501号機になるはずの)16日上野着の2レで東北地区で試運転していた503号機を上野に帰してから改めて運用についています。現場の配車担当さんもなかなかやってくれますね。

このままでいくと、22日にはカシオペアカラーの509号機が「北斗星」を牽引するかも!?と万が一の淡い期待を持ちつつ、今日の1レは505号機かなと、夜になって運用情報を見てみたら本日7月18日の1レはカシガマのEF81 92号機でした。しかも、「カシオペア」は星ガマのEF81 98号機!!

何が起こったの??と戸惑いましたが、調べてみたらいわて銀河鉄道線内での土砂崩れのため、高崎・上越・羽越・奥羽線経由での運転となるとのことで、おそらくそちらでのEF510に関する試運転や乗務員訓練ができていないことで、EF81が抜擢されたのでしょう。「カシオペア」に星ガマなのは、「カシオペア」の時間までにカシガマの手配が出来なかったからかな?

これを知ったのは20時過ぎ。今回は事前に知っていたところで別の用事で撮影することはできなかったものの、突発ネタには弱い私です。

| | コメント (0)

2010年7月17日 (土)

千歳線に立ち寄り

帰りのフェリーに乗り遅れないよう、かなり時間に余裕をもって千歳まで来ました。時間があるので、嫁さんに少し時間をもらって千歳線の撮影をします。時刻は13時半。札幌発14時05分の大阪行きトワイライトエクスプレスを撮影するのにちょうどいい時間。というわけで、急いで調べた北広島付近の撮影ポイントに行きました。

最初にやってきたのは快速「エアポート」。Dsc_0603
2010年7月8日 13:58 北広島~島松

普通列車は短い3両編成。Dsc_0609
2010年7月8日 14:15 北広島~島松

しばらく撮影を続けていると、DD51牽引の貨物列車がやってきました。Dsc_0613
2010年7月8日 14:21 北広島~島松
機関車の後ろに空コキが続くのが残念ですが、貨物列車の時刻は調べていなかったので、これを撮れただけでよかったです。

そして、この貨物の続行でやってきた「トワイライトエクスプレス」。Dsc_0619
2010年7月8日 14:25 北広島~島松
前から一度撮影したいと思っていた北海道のDD51重連の寝台列車。EF81とはまた違った迫力が魅力的ですね。

それにしても、2本続けてDD51の列車を撮影できるとは・・・。

このあと、空港によってお土産を買ったりして過ごし、夜のフェリーで北海道を離れるのでした。

| | コメント (2)

2010年7月14日 (水)

石勝線で「スーパーおおぞら」を撮る

北海道ドライブはサロマ湖から釧路~帯広とまわり、7日は十勝川温泉に泊まりました。十勝川温泉は世界でも珍しいモール泉という泉質で、肌がすべすべになるそうです。そんな温泉に泊まった翌日はもう帰りのフェリーに乗る日。夜に苫小牧を出港するフェリーに乗るため、今日は早めに千歳方面へと移動します。

道東自動車道を走行していましたが、できればどこかで石勝線の特急列車でも撮影したいなと思い、途中のトマムインターチェンジで高速を降り撮影ポイントを探しながら下道を走らせます。

北海道なら撮影ポイントなどいくらでもあるだろうなんて思っていましたが、石勝線に関しては開業したのが1981年と割と近年で、高架線やトンネル区間などが多く意外と線路に近付ける場所がありません。

そのまま車を走らせていたら、占冠駅付近でようやく撮影に適していそうなポイントを見つけ行ってみました。線路際に立ってみると背の高い草が少し邪魔ですが、もう列車が来てしまうのでここで撮影することにします。

待つこと約10分、列車が高速でやってきます。Dsc_05981
4004D スーパーおおぞら4号 2010年7月8日 10:15
もう少し時間があれば他の撮影ポイントも探してみたかったのですが、石勝線の撮影は今回はこれで終了し先へ進みます。

| | コメント (0)

2010年7月13日 (火)

旧美幸線をトロッコで走る

深名線沿線から、日本海側にでてこの日は稚内泊まり。夕食はタコしゃぶに舌鼓を打ち、温泉でゆったり。

翌日は日本の最北端、宗谷岬から南下していると、不意に蒸気機関車と戦闘機が保存されているのが見え、思わず車を止めました。

Dscf0434
機体に記された番号は46-8568。かつて航空自衛隊で使用されていたF-104です。

その向かいには、9600形蒸気機関車がF-104と対面する形で保存されています。Dscf0435

9600形49648号機。

Dscf0440

さて、ここからが本日の本題に入ります。

宗谷本線の美深駅から分岐して仁宇布駅まで開通していた旧国鉄美幸線は、日本一の赤字路線として知られており、国鉄末期の1985年に廃止されました。現在では、廃止された路線の一部を使ってエンジン付きのトロッコで走ることができます。

NPO法人「トロッコ王国」が運営し、仁宇布駅跡と美深寄りの高広の滝付近までの片道約5キロを40分ほどで往復します。単線で途中での行き違いができなく、最初の車列が出発したらそれが戻ってくるまで次の車列が出発できず、また年々人気が出て休日には2~3時間待ちになることもあるそうですが、今日は月曜日なので、昼過ぎに行ってもすいていました。

Dscf0467

すいているというか、他の利用者は1名だけ。私たちが着いて乗車の手続きを済ませるとすぐにトロッコへと案内されました。

Dscf0465

トロッコというよりは、保線用の簡易モーターカーのような車両です。運転操作は簡単で、右手のレバーがアクセル、ブレーキは足で踏みこみます。

出発すると白樺の林立する中を走り、途中では数か所川を横断するポイントもあります。風を切って走るトロッコはとても気分爽快!有名なテーマパークのアトラクションにも引けを取らないトロッコです。

Dscf0452

Dscf0455

Dscf0456

終点に着いたら、この後来た道を引き返します。数年前に来た時は、係りの人が1台ずつターンテーブルで向きを変えていましたが、現在では終点がループ線になっていて、そこを通過して向きを変えます。

Dscf0464

通常の1067mm軌間ではありえないカーブをゆっくりと通過します。

後続の車両がループ線に入るのを待って係りの人がポイントを操作し、仁宇布駅へと戻ります。

北海道の自然を肌で感じることのできる、とても楽しいトロッコでした。道北をドライブする機会があるなら、多少遠回りになっても寄り道したいくらいおすすめです。

ところで、仁宇布駅にはなぜか581系寝台電車が1両だけぽつんと置かれています。

Dscf0468

車両番号は、サハネ581‐19。国鉄がJRになる直前に北海道に転属となった車両です。改造して使う予定があったそうですが、結局そのまま廃車になり、ここにやってきたということですね。

Dscf0469

寝台設備を活かして簡易宿泊施設とする予定だったんでしょうか?外から見る限りではあまりいい状態とはいえず、保存というよりは放置されているような感じでした。

| | コメント (0)

2010年7月10日 (土)

保存されている深名線第三雨竜川橋梁

鷹泊駅の跡を見た後は、そのまま幌加内方面へと向かいます。幌加内と言えば蕎麦の産地。おいしい蕎麦を食べたくて、道の駅ほろかないに立ち寄ります。が、11時のオープンまで30分ほど時間があったので、車を置いて近くの第三雨竜川橋梁を見に行ってみます。

第三雨竜川橋梁は深名線の幌加内~政和温泉駅間にあった橋梁で、本来は撤去される予定でしたが、幌加内町の見どころとして保存されるに至ったそうです。

Dscf0396
国道を走る車の中からも見ることができます。こちらは国道側から。

Dscf0392
橋梁は立ち入り禁止で歩いて渡ることはできません。

そばには川に降りる小道があり、ここを行くと川岸からもこの橋梁を撮影することができます。
Dscf0393
今にも列車がやってきそうな雰囲気。

この橋梁建設にあたって、完成を目前に控えたころに雪解け水で増水した川に流されて殉職した作業員の慰霊碑もあります。橋梁一つでいろいろな歴史があるものですね。

さて、橋梁見学を終えて道の駅に戻り、お目当ての蕎麦をいただきます。Dscf0397
蕎麦はもちろん、蕎麦湯までしっかりとおいしくいただきました。

ちなみに、この「道の駅ほろかない」とは道路を挟んだ向かいに深名線の政和温泉駅がありました。路線の廃止より早い1990年には廃止になっており、痕跡を見つけることは難しくなっています。

| | コメント (2)

2010年7月 9日 (金)

深名線鷹泊駅の現在

2010年の夏は早めの夏休みをとって、北海道ドライブに行ってきました。

7月2日、この日は職場の歓送迎会でしたが、そのあと出発するためにノンアルコールで頑張り、夜に出かけます。今回も渡道は新潟から新日本海フェリーで。早朝新潟港に着き、1等和室でのんびりくつろぎながらの船旅です。風呂に入ったり、食事したり、船内のシアターでは上映されていた「釣りバカ日誌」を見たりして過ごし、4日日曜日の早朝に小樽港に着きました。

さて、4日は小樽から稚内に向けてのドライブですが、途中で廃止されたJR深名線に沿う国道275号線を通りました。カーナビにはもちろん深名線の表示はありませんが、なぜか駅名だけは残っています。そこで、途中の鷹泊駅跡に立ち寄ってみました。

駅舎は窓や扉には板が打ち付けてあり、さびしげな雰囲気。Dsc_0581
看板など、駅であったことがわかるようなものはありませんでした。

こちらはホーム側から。Dsc_0582
こちらも板が打ち付けてあり、少し荒れたような感じです。

Dsc_0583
すでにレールははがされましたが、線路跡ははっきりとわかります。

ここに列車が来なくなってから早くも15年。ホーム跡には草花がたくさん茂っていました。 

| | コメント (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »