保存されている深名線第三雨竜川橋梁
鷹泊駅の跡を見た後は、そのまま幌加内方面へと向かいます。幌加内と言えば蕎麦の産地。おいしい蕎麦を食べたくて、道の駅ほろかないに立ち寄ります。が、11時のオープンまで30分ほど時間があったので、車を置いて近くの第三雨竜川橋梁を見に行ってみます。
第三雨竜川橋梁は深名線の幌加内~政和温泉駅間にあった橋梁で、本来は撤去される予定でしたが、幌加内町の見どころとして保存されるに至ったそうです。
国道を走る車の中からも見ることができます。こちらは国道側から。
そばには川に降りる小道があり、ここを行くと川岸からもこの橋梁を撮影することができます。
今にも列車がやってきそうな雰囲気。
この橋梁建設にあたって、完成を目前に控えたころに雪解け水で増水した川に流されて殉職した作業員の慰霊碑もあります。橋梁一つでいろいろな歴史があるものですね。
さて、橋梁見学を終えて道の駅に戻り、お目当ての蕎麦をいただきます。
蕎麦はもちろん、蕎麦湯までしっかりとおいしくいただきました。
ちなみに、この「道の駅ほろかない」とは道路を挟んだ向かいに深名線の政和温泉駅がありました。路線の廃止より早い1990年には廃止になっており、痕跡を見つけることは難しくなっています。
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コメント
きれいに保存されていますね。
緑の塗装が風景に合っていて後はキハ22でも・・・
来て欲しいですね。
投稿: モリモリ | 2010年7月11日 (日) 19時54分
川沿いに降りて写真を撮っていると、ほんとに列車が来そうな雰囲気です。今後も永く保存してほしいですね。
投稿: ひで | 2010年7月13日 (火) 20時43分