« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月23日 (木)

富山地鉄の路面電車

9月の3連休のうち、土日は嫁さんが仕事のため一人で出かけてきてよいことになりました。どうせなら金曜の夜から出発するとして、どこへ行こうか考えた末、北陸地方をドライブすることにしました。

17日金曜日の夜11時ごろに出発し、関越道・上信越道を北上します。途中仮眠をとりながら8時ごろ富山インターに到着。インターを降りてまず最初の目的は富山地方鉄道の軌道線で、昨年12月に開業したばかりの環状線です。

環状線は従来からの軌道線の一部区間をつないで反時計回りの一方通行で運行されています。まずはこの起点である丸の内電停付近のコインパーキングに車を置いて、やってきた環状線に乗ってみます。Dsc_1919
やってきたのは最新形の低床式連接車9000形。富山と言えばもう一つの軌道線である富山ライトレールの車両と同じタイプだそうです。

環状線の新線区間は0.9キロ。単線の新しい併用軌道を6分ほど乗車し、既存の路線に合流します。

富山駅前で降りて、撮影しながら歩いて丸の内まで戻ることにします。

Dsc_1924
全面広告車の7000形7013。

Dsc_1932_2
地鉄塗装の7012。

Dsc_1934
平成5年製造の8000形8005。

撮影しながら丸の内まで戻ってくると、先ほど乗った車両がまたやってきました。丸の内をでて分岐するところを撮影します。Dsc_1935
9000形9001。

丸の内電停は富山城の近くにあり、環状線と合わせて撮影できますが、走ってくる自動車が入ってしまい列車をきれいに写すのはちょっと困難でした。
Dsc_1940
9000形9002。

9000形にはもう1編成ありますが、今日は見られませんでした。車に戻って先へ進みます。

| | コメント (2)

2010年9月21日 (火)

9月5日厚木基地

厚木基地2回目です。

前回同様に早朝嫁さんを勤務先まで送った後に厚木基地に寄ります。今日も基地南側の公園から、R/W19を離陸する航空機を狙ってみます。

Dsc_1808
P-3C 5029 9月5日 8:49
海上自衛隊のP-3C。前回は続けて2機飛びましたが、今日は1機だけ。

その後、ボーイング737らしきジェット機が離陸しました。Dsc_1815
アメリカ海軍C-40 9月5日 8:53
調べてみたら米海軍のC-40輸送機だそうです。前回もこの時間に飛んでいたので定期便でしょうか。

Dsc_1821
今日はこの2機だけで終了です。

| | コメント (0)

2010年9月12日 (日)

「空の日」イベント/羽田新国際ターミナル

9月20日は「空の日」。毎年この日の前後には各地の空港などで空の日にちなんだイベントが実施されています。

羽田空港では、旧整備場エリアで国土交通省航空局の航空機などを地上展示するイベントが実施されていますが、今年はもうすぐオープンする新国際線ターミナルのエプロンで実施されました。このエリア、供用開始後は当然ながら旅客機が駐機する場所となり、ここでの開催はおそらく今年が最初で最後になるかと思われます。そんな場所に入れることもめったにないので、このイベントに参加してきました。

供用開始前の新国際線ターミナルの会場へは、羽田空港第1・2ターミナルからの送迎バスで移動します。10時半ごろに空港について第1ターミナルのバス乗り場に着くと、送迎バスを待つ人の長蛇の列…。列の最後尾に並んで待つこと約40分、ようやくバスに乗れました。送迎バスの運行を担当しているのは京急バスですが、逗子や久里浜などの営業所に所属する車両も応援に来て、ピストン輸送にあたっています。

満員のバスに揺られること約5分、新国際線ターミナル会場に着きました。ターミナル内には入ることはできませんが、外をまわって駐機場へ入ります。Dsc_1903
会場内はこんな感じ。バス待ちの人は多かったのですが、会場は広いのであまり混雑を感じません。

さっそく地上展示機を見て回ります。Dsc_1883
日本エアロスペース セスナ525 JA516J
「日本エアロスペース」という会社は、セスナの輸入・販売代理店だそうです。車でいうところのヤナセみたいなものかな?まあ、私には縁のなさそうな会社ですね。

Dsc_1885
国土交通省航空局 ガルフストリーム JA001G

Dsc_1886
国土交通省航空局 ボンバルディアDHC-8-Q300

Dsc_1884
朝日航洋セスナ560 JA02AA
チャーター機として使われるビジネスジェット。朝日航洋のホームページには料金の記載はありませんでしたが、相場は1時間40万円くらいで利用できるようです。もちろん、フェリー(回送)する時間もふくまれますので、実際はもうちょっとかかるかと思いますが…。

旅客定員は7名なので、満席にしたとして2時間チャーターしたら一人約10万円ちょっと。思っていたほど高くないんだな~という気がしましたが、それならJALのファーストクラスやANAのプレミアムクラスを利用した方がよさそうですね。

こちらは国立科学博物館が所有しているYS-11量産第1号機。Dsc_1899
国立科学博物館 YS-11 JA8610
国土交通省航空局が使用していた機体で、現在は国立科学博物館が動態保存しています。メンテナンスのため、定期的にエンジンをかけているそうです。

航空機以外では、滑走路メンテナンスの車両も展示されました。Dsc_1904
ラッセル車

Dsc_1905
ロータリー車

離れた所にはANAのポケモンジェットがぽつんと置かれています。Dsc_1894
これは、午後から子供との綱引きイベントに使われるようです。

Dsc_1889
ガラスがきれいな新しいターミナルビル。ボーディングブリッジをこの位置から見上げることもそうそうないでしょう。

地上展示場所からは第1ターミナルに駐機する航空機や、R/W34Lへの着陸機が見えます。ちょっと遠い上に暑くて陽炎がたっているので望遠レンズを使ってもきれいには写りませんが、それでも少し撮影してみました。Dsc_1878
スポットには先週から就航した「嵐JET」がいます。

Dsc_1879
プッシュバックが終わってタキシングの許可待ちのトリプルセブン。

Dsc_1892
着陸してきたANAのトリプルセブン。

会場出口手前にはDC-8の機首部分がトレーラーに載せられた状態で展示されていました。
Dsc_1907
開けられたドアから少し中の様子が見えました。和風の内装が当時の様子を今に伝えてくれます。

帰りもバスで第1ターミナルへ戻りますが、帰りのバスも長蛇の列。そこで、会場の外にある通常の路線バスの「空港二丁目交差点」バス停から乗りました。バス停まで5分ほど歩くのと、通常の路線バスなので運賃210円かかるものの、すぐにきたバスに座っていくことができました。

新国際線ターミナルは10月21日オープン。それ以降はもうエプロンに立ち入ることはできませんから、今日のイベントはとても貴重な体験となりました。

| | コメント (0)

2010年9月11日 (土)

厚木基地のP-3C

私の嫁は変則勤務で、早朝勤務があれば夜勤もあり、休みも不規則です。私が休みの土日に嫁さんの勤務があるときは、新百合ヶ丘の勤務先まで車で送ることがあります。もちろんそのあとただ帰るのはつまらないので、最近は厚木基地に寄ってみたりしています。

新百合ヶ丘から厚木基地までは1時間かからずに行けます…というところですが、最初はナビの地図を頼りに車を走らせていたら、間違えて座間キャンプに向かってしまっていました。途中で気づいて軌道修正。

8時半ごろには厚木基地の周辺に着くと、ちょうどジェット機が離陸していくところ。運転中なので残念ながら撮影はできませんでしたが、日曜日も飛行機が飛ぶことがわかって一安心。レシーバーで厚木基地のATISを聞いて情報収集し、滑走路南側の広い運動公園で撮影することにしました。

しばらくすると基地内で航空機が動いているのがわかりました。どうやらこれから飛ぶらしく、レシーバーを聞きながら撮影準備。その後、海上自衛隊のP-3Cが飛んできました。Dsc_1787
P-3C  5077 8月29日 8:54

それからしばらくして、もう一機のP-3Cも離陸です。Dsc_1791
P-3C  5029 8月29日 9:12

Dsc_1799
P-3C  5029 8月29日 9:12

このP-3Cは基地周辺を旋回して飛んでいました。訓練のための飛行だったのでしょうか。滑走路北側にも公園があり、こちらの撮影場所を探しているうちに着陸してしまったので撮り逃してしまいました。

10時30分ごろまで基地周辺にいましたがこれ以降飛ぶ気配がないので基地から撤収しました。

| | コメント (0)

2010年9月 5日 (日)

「嵐JET」運行開始

9月4日の土曜日、ネット上のニュース記事を見ていたら、日本航空で特別塗装機「嵐JET」を運行するとの記事がありました。プレスリリースを確認すると、翌日9月5日から1月ごろまで、B777-200(JA8982)で運航されるそうです。

「嵐」といえばジャニーズ事務所に所属する人気アイドルグループで、最近はテレビに出ていない日がないくらいによく見ます。経営再建に苦しむJALもこの「嵐」人気にあやかりたいところでしょう。

さて、この「嵐JET」は運行初日は午後の羽田発大阪行き119便からスタートで、離陸を撮るなら羽田の展望デッキがベストですが初日とあっては飛行機には興味がなくても“嵐”ファンの女性たちが大勢フェンスに張り付いていそう。運行スケジュールは公表されているので撮影は後日にしようかと思いましたが、とりあえず空港に向かってみました。

本日の離陸はR/W16R。逆光承知でD滑走路展望台へ行ってみます。残念ながら展望台はD滑走路の完成間近ということで8月末で閉鎖されましたが、高いところに登らなくても撮影はできます。エアバンドを聞いてJAL119便の動きをチェックしながら離陸を待ちます。

Dsc_1868
JA8982  B777-200 13:46
十数年前の「GLAY JAMBO」を思い出します。

Dsc_1870
「嵐」のメンバーは5人ですが、この位置では3人しか見えない…。

Dsc_1875
そして伊丹へ向け飛んで行きました。

やはり離陸を撮るなら展望デッキからじゃないとダメだな~。ちなみに、他の方のブログによると羽田1タミの展望デッキはやはり大混雑だったそうで。話題が落ち着いてきたころに再度挑戦です。

それはそうとD滑走路展望台、本来の目的はD滑走路の建設現場を見るためのものなので、工事完成で閉鎖されるのは止むをえないのですが、間近で飛行機を見られる人気スポットであったことも事実。今後も、この場所に何らかの恒久的な展望施設を作ってほしいものです。

| | コメント (2)

2010年9月 4日 (土)

【ネタばれ注意】特攻野郎Aチームを観てきた

先月の初め、テレビを観ていたらアクション映画のCMが流れてきました。バックの音楽はどこかで聞き覚えのあるメロディー。映画のタイトルは、「特攻野郎Aチーム」!?

「特攻野郎Aチーム」といえば、1980年代に放送されたアメリカのテレビドラマで私もよく見ていました。そんな人気のあるドラマがリメイクされ、今回映画化されたようです。私も早速観てきました。

以下はネタばれの内容が含まれますのでご注意ください。

ストーリーは、旧作同様のAチーム結成の経緯ですが、上官からの任務が旧作の銀行襲撃から偽ドル紙幣原版の奪取になり、背景となる戦争もベトナム戦争からイラク戦争にかわっています。また、BA(日本での旧作では“コング”という通称のほうが知られてますね)の「飛行機だけはかんべんな」となった原因の描写もあります。

見応えがあったのはC-130輸送機を奪って離陸するシーン。マードック(こちらは日本の旧作では“クレイジーモンキー”)の操縦で、両脇に整列する戦闘機のキャノピーを壊しながら強引に離陸します。そのあとはCMでも流れていた、戦車での空中戦。他に、コンテナを満載した貨物船が倒れて多数のコンテナが落ちてくる中を逃げまどうシーンや、火葬炉に入ったハンニバルが炎をよけて再び出てくるシーンなど、現実的でないシーンもたくさんありますが、それはAチームだからこそできたことだと理解しましょう。ただ、人気のあるAチームの黒いバンが、冒頭のシーンだけしか出てこなかったのは少し残念。

エンドロールの終わりにあったおまけのシーンで、旧作に出ていたフェイスマンとマードック役の俳優がでてきたのはうれしいおまけでした。ほんの少しでよく見ていなかったので、DVDのレンタルが始まったらもう一度よく見てみたいものです。

昔人気のあったドラマをリメイクするとどうしても旧作と新作を比較してしまい、“新作はダメだ、昔の方がよかった”という感想を持ってしまいがち。しかし、以前とまったく同じものをつくるなど不可能なことです。昔の人気にあやかる安易な映画作りという意見もあるかもしれませんが、純粋な娯楽映画として楽しめる作品でした。

| | コメント (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »