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2010年9月 4日 (土)

【ネタばれ注意】特攻野郎Aチームを観てきた

先月の初め、テレビを観ていたらアクション映画のCMが流れてきました。バックの音楽はどこかで聞き覚えのあるメロディー。映画のタイトルは、「特攻野郎Aチーム」!?

「特攻野郎Aチーム」といえば、1980年代に放送されたアメリカのテレビドラマで私もよく見ていました。そんな人気のあるドラマがリメイクされ、今回映画化されたようです。私も早速観てきました。

以下はネタばれの内容が含まれますのでご注意ください。

ストーリーは、旧作同様のAチーム結成の経緯ですが、上官からの任務が旧作の銀行襲撃から偽ドル紙幣原版の奪取になり、背景となる戦争もベトナム戦争からイラク戦争にかわっています。また、BA(日本での旧作では“コング”という通称のほうが知られてますね)の「飛行機だけはかんべんな」となった原因の描写もあります。

見応えがあったのはC-130輸送機を奪って離陸するシーン。マードック(こちらは日本の旧作では“クレイジーモンキー”)の操縦で、両脇に整列する戦闘機のキャノピーを壊しながら強引に離陸します。そのあとはCMでも流れていた、戦車での空中戦。他に、コンテナを満載した貨物船が倒れて多数のコンテナが落ちてくる中を逃げまどうシーンや、火葬炉に入ったハンニバルが炎をよけて再び出てくるシーンなど、現実的でないシーンもたくさんありますが、それはAチームだからこそできたことだと理解しましょう。ただ、人気のあるAチームの黒いバンが、冒頭のシーンだけしか出てこなかったのは少し残念。

エンドロールの終わりにあったおまけのシーンで、旧作に出ていたフェイスマンとマードック役の俳優がでてきたのはうれしいおまけでした。ほんの少しでよく見ていなかったので、DVDのレンタルが始まったらもう一度よく見てみたいものです。

昔人気のあったドラマをリメイクするとどうしても旧作と新作を比較してしまい、“新作はダメだ、昔の方がよかった”という感想を持ってしまいがち。しかし、以前とまったく同じものをつくるなど不可能なことです。昔の人気にあやかる安易な映画作りという意見もあるかもしれませんが、純粋な娯楽映画として楽しめる作品でした。

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