毎年恒例の入間航空祭、今年も11月3日に開催され、私も参加してきました。
今年は、初参加の会社の後輩を連れての参加です。夏に百里基地で撮影したブルーインパルスの写真を見せたところ興味を示し、「11月には埼玉でナマのフライトが見られるけど、行く??」と聞いてみると、行ってみたいとの返事が。
まあ、社交辞令的な返事かと思っていましたが、10月に入ってもう一度聞いてみると、ぜひ行きますとのこと。ちょっと意外でしたが、今年も航空祭初心者を連れて行くことになりました。
待ち合わせは池袋の…と話すと、「車で行きましょうよ~」と。あの混雑を考えると、入間航空祭に車でなんてとんでもない!!と思いましたが、かわいい顔で甘えられては仕方ない(女の子です)。早起きしてもらうことを条件に、車で行くことにしました。
当然ながら、航空祭用の駐車場なんて用意されていないのでコインパーキングを利用することになるのですが、近隣の駐車場はすぐにいっぱいになることが予想されるので、少し離れた飯能駅前のパーキングを利用することにしました。1日上限800円とお値段も手ごろ。入間基地最寄りの稲荷山公園駅までは電車で10分。
会場に9時ごろ到着するつもりで出発し、当日は首都高~外環~関越を通って川越インターで降ります。関越で多少渋滞しましたが、時間にはかなり余裕を持っていたのでそれほど遅くはなりませんでした。飯能駅付近のコインパーキングには8時30分ごろ到着。コンビニで食料を調達して電車に乗りました。
こうして稲荷山公園駅についたのがちょうど9時ごろ。混雑する臨時改札を避け、北門から入って飛行場エリアにたどり着きました。ひとまずレジャーシートエリアに折りたたみいすと貴重品以外の荷物を置いて、地上展示を一通り見て回ってから座ってゆっくり飛行展示の見学です。
最初は飛行点検隊のYS-11とU-125。
後輩は飛んでいる2機の近さにびっくりしています。
続いて入間所属ののT-4。
平均年齢50歳以上の熟練パイロット、通称“シルバーインパルス”という解説がありました。
同じく入間のC-1。
3機による編隊飛行のあと、陸上自衛隊員によるパラシュート降下があります。
昨年は風が強くて中止されたパラシュート降下、今年は合計21名の陸自隊員が空に舞ってくれました。
海に泳ぐクラゲのようです。
展示飛行を終えて着陸したC-1。パイロットがポーズをとってくれています。
CH-47(チヌーク)の展示飛行では、重量のある水タンクを吊り下げての飛行も行われました。
午前の展示飛行はこれで終わり、グッズでも買おうかと格納庫裏の売店へ行ってみると、ものすごい人で埋め尽くされていました。去年よりも人が多いようです。売店はあきらめて戻ると百里で知り合った趣味友さんが合流して3人でブルーを見ることに。また、それとは別に高校の時の友人も夫婦親子で見に来ているとのことで、ブルーが飛ぶ前に少しだけ会ってあいさつです。
さて、いよいよブルーインパルスの飛ぶ時間。午前中は文句なしの第一区分かと思っていたのですが、午後になってぽつぽつと雲が出てきてしまいました。
50周年記念の「サンライズ」
キューピットはバーティカルではありませんでした。しかも、4番機の「矢」は”後ろから前に”刺さっています。おそらく左側にある雲に配慮してのことでしょうか。
このほか、バーティカルキューバンエイトは8の字が無限大(∞)になってしまいました。
ブルーの着陸後、特別塗装のF-2を撮影に行くも人垣でうまく撮影できず、グッズを見ようとも人が多くて何も買う気になれず、会場を後にしました。混雑する稲荷山公園駅を避け、隣の入間市駅まで歩き、駅内のレストランで3人で食事して解散です。
はじめてブルーインパルスを見た後輩はとても満足してくれたようで、やはりイケメンパイロットが多いことでまた来年も来たいとのこと。そんなところからブルーファンになるのもあるのか~と感じた次第です。
ちなみに、入間基地の公式発表によると、今年の観客数は過去最高の28万人だったそうです。ここ数年は22~3万人で推移していたので、どおりで人が多いと思ったわけでした。テレビで特集されることが増え、SMAPの木村拓哉も体験搭乗するなど、一般の人が知る機会が増えたからでしょうか。
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