エアフェスタ浜松2011(その1)
10月23日、いよいよ航空祭当日。前日は浜松基地に近いルートインに宿泊し、別のホテルに泊まっていた趣味友さんと創作料理の店で“前夜祭”でした。
基地に近いので、のんびり朝風呂に入り、ゆっくりと朝食バイキングをいただいて8時過ぎにチェックアウトしました。ホテルから基地までは2~30分ほど。9時前には到着してエプロンに入ります。
入って早々、目を奪われたのはずらりと並んだT-4・20機の整列です。
今年はブルーインパルスはこないため、午後はこのT-4が16機編隊で頑張ってくれます。
U-125Aは「がんばろう」のメッセージ入り。
エンジンには「はままつ」という表記もあるので撮影しておきました。
展示飛行は、オープニングフライトのあと、静浜からのリモートでT-7が飛びますが、ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
T-7の飛行中に雨が降り出し、徐々に雨脚が強くなってきました。そういえば、2年前のサンダーバーズが来た時も似たような天気だったな~と思っていましたが、会場内のアナウンスでは、30分ほどで止むそう。
突然の大雨でエプロンにいた人たちのほとんどは格納庫などに移動したため、エプロンはガラガラに。もちろん、最前列も人がいなくなったので、雨の中傘をさして空いた最前列に移動しました。こういう機会でもなければ、なかなか最前列で見ることもままなりませんからね…。
雨の中集中して見られなかったT-7が終わり、F-2の機動飛行です。先日の増槽落下事故でF-15Jの展示飛行がキャンセルになった今回、唯一のファイターの展示飛行になってしまいましたが、天候は回復せず、厚い雲で暗くなってきました。止むなく感度を800に設定しての撮影です。
幸いにも雨は弱くなってきたので、とりあえず撮影はできました。
会場のアナウンスの通り、だいたい30分くらいで雨は上がり、次はE-767が展示飛行に向けて離陸します。さすがに中型旅客機をベースにしているだけあって、離陸滑走も重量感のあるどっしりとした走りを間近で見られました。
最前列を確保できたおかげで、滑走路にたまった雨水を巻き上げながらの迫力ある離陸シーンを見せてくれました。E-767はこの後一度遠州灘に出て、後で戻ってきます。その間には毎度おなじみのU-125AとUH-60Jによる救難展示のあと、混合編隊飛行のため一部のT-4がエンジンスタートします。
ハンドシグナルでチェックしながらのエンジンスタート。これも、最前列を確保できたのでゆっくりと見たり撮影したりできました。
そして、E-767が戻ってきました。8の字飛行やタッチアンドゴーなど、旅客機の767ではなかなか見られない飛行を見せてくれます。
旅客機では、地上から機体の屋根が見えるような飛び方は見られませんよね~。
E-767の展示が終わった後は、浜松基地所属機による混合編隊です。会場上空の通過はたった1回だけ、アナウンスでも、シャッターチャンスを逃さないようにとの放送が入ります。
機種は、T-4が2機、そしてE767とU-125A・UH-60Jの4種5機による編隊です。ただ、ヘリコプターであるUH-60Jは飛行速度の関係で他の機体と一緒に飛ぶことはできないそうで、会場上空に待機して一瞬だけ並ぶそうです。
やがて、まずジェット機の4機がやってきました。
こうして見るとE-767の大きさがよくわかりますね。
そして、UH-60Jと並ぶわけですが、そのタイミングでオートフォーカスが動いてしまい、たった1度のシャッターチャンスを逃してしまいました。本番に弱い私です…orz。
午前中のフライトはこれで終了。午後はT-4の16機編隊です。
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