2011年入間航空祭(午前編)
秋も深まり日に日に肌寒くなるこの季節に、今年も入間航空祭がやってきました。
今年は東日本大震災のため、所属基地が被災したブルーインパルスはもちろん、年度内の航空祭の中止も予想していただけに、例年通りの航空祭が実施されることに感謝です。
当日は西武線で稲荷山公園に着いたのが8時15分ごろ。列に並んで9時ごろに開場です。ブルーインパルスのほうへ急ぐ人々を横目に、私は開場右側に展示されていた特別塗装のRF-4へ向かいました。
百里基地の第501飛行隊創隊50周年を記念した特別塗装の47-6905。
そのころ、上空ではT-4によるオープニングフライトと慰霊飛行(ミッシングマンフォーメーション)が行われています。 私も航空祭を楽しむ前に、この場で今回の震災で亡くなった方々へのご冥福を祈りました。
オープニングフライトのあとは飛行点検隊のYS-11FCとU-125の飛行展示。
YS-11といえば最近海上自衛隊の下総基地所属のYS-11が引退したばかりですが、今年も入間では“ビーン”という独特なエンジン音を聞かせてくれました。
“シルバーインパルス”のT-4編隊飛行。
C-1はこの数年は3機での展示飛行でしたが、今年は5機で編隊を組んでのフライトでした。
さて、入間では周辺住民への配慮からか、近年では普段から戦闘機が飛ぶことはめったになく、航空祭でも例外ではありませんでした。それが、今年はF-2が展示飛行をしてくれます。
離陸滑走をする岐阜のF-2。
さすがに全開とはいかず多少パワーを絞ってのフライトのようでしたが、まさか入間でF-2の爆音が聞けるとは思いませんでした。展示飛行終了後、なかなか戻ってこないと思っていたら、そのまま岐阜へ帰って行ったそうです。
CH-47チヌークは、「絆」のメッセージ入りのコンテナを下げて飛びまわっていました。
午前中のフライトが終わり、午後はいよいよブルーインパルス。その前に、駅で買った弁当を食べて腹ごしらえです。
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