« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月29日 (水)

ハイブリッド車両HB-E300に乗る

新青森からは、ハイブリッド車両HB-E300系の「リゾートあすなろ」に乗ります。ハイブリッドという特徴的な車両なのでできれば走行シーンも撮影してみたいもの。駅付近に踏切があったのでここで折り返しとなる列車の入線シーンを撮影できるかも。撮影してから駅に戻って列車に乗るまでの時間は問題ないので、まずは先にやってきた701系の普通列車を撮影してみました。
Dsc_7187_039
656M    2012年2月25日 12:49 新青森駅付近

駅近くのお手軽な場所ですがそれなりの走行写真が撮れたので、そのまま待機。列車は13:00に到着予定ですが、数分遅れてやってきました。踏切も鳴ってさあ撮るぞとカメラを構えるも、なかなか近づいてきません。どうやら場内信号機で機外停車です。さらに数分遅れてようやく入線となりました。

Dsc_7191_040
8334D リゾートあすなろ津軽2号 2012年2月25日13:04 新青森駅付近

急いで駅に戻り、列車に乗ります。車内のつくりは従来のキハ40改造のリゾート列車と大差ないですが、運転席は最新の電車と同様の左手ワンハンドルマスコン。そして、モニターにはハイブリッド情報が表示されています。このあたりは、乗用車のプリウスみたいですね。ただ、厳密にはプリウスとは違うシステムを採用しているそうです。

Dsc_7196_041

列車は定刻に発車。次の青森で列車の向きがかわるので、座席は後ろを向いています。
通常ディーゼルカーが発車するときは、エンジンを吹かしてスピードが上がってくるものですが、ハイブリッド車は起動時はとても静か。動き出してやや間があってからエンジン音が聞こえてきます。

青森で向きを変えて、青い森鉄道の線路を野辺地へと向かいます。

しばらくしたら車内改札。青い森鉄道線内でもこの列車の乗務員はJRが担当していますが、女性アテンダントが乗務して飲み物やオリジナルグッズの販売を担当していました。

青森の次は浅虫温泉にとまります。新幹線開通前は特急停車駅だっただけあって、多くの人が降りていきます。

この列車、下北半島への観光列車という位置付けですが、冬季に観光に行こうという人は少ないようで、浅虫温泉をでたら乗客は数えるほど。せっかく空いているので、しばらく先頭の展望スペースで全面展望を楽しみます。ハイブリッド車だからといって特別な運転操作があるわけではなく、またモニターのハイブリッド情報を注視している様子もありません。もっとも、メンテナンスの部門は新しいシステムに戸惑いもあるでしょうが、乗っている限りはエンジン音以外は従来の車両と変わりません。
Dsc_7199_042
浅虫温泉を出て青森行きの普通列車とすれ違い。

列車は雪の降りしきる中、野辺地に到着しました。
Dsc_7205_043
野辺地駅に着いたリゾートあすなろ下北3号

列車はここで再び進行方向を変えて大湊線に入ります。私も終点の大湊まで乗り続けたいのですが、大湊まで行ってしまうと青森に戻ってくる時間が遅くなってしまうので今日はここで降ります。

この後は普通列車で青森へ戻り、レンタカーを借りて明日の寝台特急撮影に備え、撮影ポイントを探しながら今日宿泊する弘前へ向かいます。途中鶴ヶ坂付近のカーブや撫牛子付近の鉄橋のポイントなどいくつかありましたが、人が多そうだったり、車を安全に停めておけそうになかったりで無理そう。

そうしているうちに日も暮れたので、ちょっと足を延ばして大鰐温泉駅前の日帰り温泉で温まってからチェックインしました。

| | コメント (0)

2012年2月27日 (月)

E5系「グランクラス」乗車記

東北新幹線の新型車両E5系が昨年3月に営業運転を開始してからまもなく1年。この間、東日本大震災の影響でしばらくのブランクもありましたが、順調に増備がすすみ、充当列車も増えてきました。

そのため、なかなかとりづらかったグランクラスの指定もとりやすくなりました。そこで、グランクラスを利用して25日から1泊で、青森へ行くことにしました。

E5系といえば、「はやぶさ」のイメージが強いですが、はやぶさは指定がとれなかったので、9時前の「はやて」で青森へ向かいます。

当日は入線のシーンから撮影しようと張り切っていましたが、朝に目が覚めたのは8時過ぎ。 起きて時計を見たら血の気が引きます。発車時刻までもう1時間ない…。

とりあえず大急いで準備して家をでます。駅まで行く時間ももどかしく、タクシーを拾って渋谷駅へ…。でもそこから電車を乗り継いで東京駅まで行っても間に合うか微妙。土曜日の朝で道路も空いているだろうから、そのまま東京駅までタクシーで行くことに。東京駅には発車の10分前に着きました。三軒茶屋の自宅からタクシー代4040円かかりましたが、これをケチって乗り遅れたら、グランクラスの料金10000円がパーになるところでした。せっかく贅沢な旅をするのですから、ここは大企業の重役になった気分でタクシーに乗ったということにしておきましょう…。

ホームに上がると、すでに列車は入線済み。Dsc_7172_034
やがて車内整備も終了し、アテンダントに迎えられて乗車となります。

今回は「はやぶさ」でないのが残念。Dsc_7174_035
でも、「はやて」なら、多少時間がかかる分、特急料金も安くて長い時間グランクラスのサービスを受けられるのだと、前向きに解釈しましょう。近いうちに日本最速の時速320キロ運転を始めるそうですから、その時にはぜひ「はやぶさ」に乗ってみたいものです。

そして、これがグランクラスのシート。Dsc_7181_038
車内は間接照明で落ち着いた雰囲気。肘掛の左手にはリクライニングやフットレストなどの位置を調整するボタンや、アテンダント呼び出しボタンがあります。

定刻通りに東京発車。このあと上野を出てからアテンダントのあいさつがあり、おしぼりが配られました。そして、ドリンクのオーダーを取りに来たのでコーヒーを注文。あわせて、洋軽食もお願いします。
Dsc_7176_036

ドリンクはグラスで出てきます。食事は軽めになりますが、洋食か和食を選べます。乗車中1人1個配布されます。ドリンクはいつでも好きなだけ。ソフトドリンクのほかにアルコールではビールに赤白ワイン、日本酒やシードルなども飲み放題。通路を挟んだ隣に座った中年夫婦は、新青森までビールやワインなど、もうそれだけで特別料金の元をとったんじゃないかって思うくらいに飲んでました。私はこのあとレンタカーを借りるので、アルコールは飲めなかったのが残念!次回乗る機会があるなら、車を運転する予定をいれておかないことにします。

このほか、車内でのサービスとしてブランケットや新聞の貸出があります。新聞はデッキに、ブランケットはアテンダントに言わなければなりません。このあたり、航空機のようにアテンダントが新聞やブランケットを持って客室を回れたらなおよいのかなと思います。

さて、グランクラスは大宮で満席となりました。次の仙台では3人が下車します。さすがに仙台までの2時間足らずでグランクラスに乗るのはもったいないような気もしますね。仙台で空いた座席は、短時間で次の乗客を迎える準備をします。乗客の入れ替わりが多いときはアテンダントも忙しくなりそうです。

盛岡では、前に連結されていた「こまち」を切り離し、E5系の顔が先頭にでました。切り離しシーンは老若男女を問わず注目の的で、みんなカメラや携帯で撮影しています。Dsc_7180_037
私もカメラで撮影して車内に戻ると、デッキでアテンダントに、「おかえりなさいませ」と迎えられました。この辺は、ちょっとした一言ですがうれしい心配りかと思います。

盛岡から先は、各駅停車。この辺が最高速度のほかに「はやぶさ」との所要時間の差になっています。八戸を出るといよいよ新線区間。ただし、ほとんどがトンネル区間で、外の景色を見られるのはほんのわずか。途中の新駅七戸十和田をでて、トンネルを出たかと思ったらもう終点の新青森到着です。

東京から新青森まで、約3時間半、快適な「グランクラス」の旅を楽しめました。確かに今までの鉄道にない上質な空間とサービスでしたが、コストや人員の削減で今までに提供してきたサービスを縮小したり中止したりといったケースは過去にもありました。たとえば、「スーパーひたち」による衛星放送テレビや東海道新幹線300系のオーディオサービス(いずれもグリーン車のみ)など、長期的にみれば食堂車の廃止もこれにあたるかもしれません。
今回華々しくデビューした「グランクラス」も、これからE5系の増備により充当列車が増えていきますが、サービスの低下にはならないよう、魅力的な鉄道のサービスとして発展してほしいものです。

| | コメント (6)

2012年2月20日 (月)

入間基地の近くで西武鉄道を撮る

2月18日土曜日、朝から天気がいいのでどこでもいいから出かけたいと思って入間方面へと向かいました。

入間といえば、先日も中を見学した航空自衛隊入間基地が近いですが、今日は土曜日で飛行機もそんなに飛んでいないでしょう。今日の目的は、西武池袋線の撮影です。

今年の初め、入間基地に近い趣味友さん宅へ訪問した際に池袋線の線路沿いに歩いていたら撮影に適した場所を見つけたので、一度撮影してみたいと思っていたのでした。午後の上り列車が順光となるポイントです。

場所は豊岡第一病院の裏手、雑木林に囲まれたポイントです。
Dsc_7122_027
9000系 2012年2月18日 14:01 稲荷山公園~武蔵藤沢
実際に撮影してみたら、雑木林やケーブルが影になって車体にかかってしまいました。もう少し早い時間帯のほうがよさそうですが、せっかく来たのでもう少し撮影を続けます。

Dsc_7127_028_2
30000系 2012年2月18日 14:11 稲荷山公園~武蔵藤沢
思えば西武鉄道でしっかりと走行写真を撮影するのは初めてかも。30000系は初めての撮影でした。

Dsc_7134_029_2
10000系特急ちちぶ 2012年2月18日 14:16 稲荷山公園~武蔵藤沢
昨年旧レッドアロー5000系の塗装を再現した「レッドアロークラシック」が走り始めました。今日も、来てくれるかなと期待しましたが、1編成しかないのでそう簡単には姿を見せてくれません。

Dsc_7139_030_2
東京メトロ10000系 2012年2月18日 14:21 稲荷山公園~武蔵藤沢
副都心線直通の渋谷行き。

こうして撮影していたら、上空で航空機が旋回しているのが見えました。どうやらC-1の2機編隊がR/W35に着陸するようです。電車を撮影しているその場所で、望遠レンズを空に向けて撮影してみました。
Dsc_7145_031_2
C-1 58‐1007 

Dsc_7148_032_2
C-1 08‐1030
ちょっと距離がありましたが、望遠でちょうどよいくらい。

Dsc_7151_033
20000系 2012年2月18日 14:42 稲荷山公園~武蔵藤沢
さらにもう1本、20000系の列車を撮影したところで、風が強くてとても寒いので撤収しました。

ネットで調べてみたら、この場所よりも武蔵藤沢駅に近い踏切がわりと知られた撮影地のようです。それにしても、列車と航空機の両方とも撮影のできるポイントなどなかなか他にないでしょう。でも、上空を飛ぶ航空機が気になってお目当ての列車を見逃したなんてことになってしまうかもしれません。

| | コメント (2)

2012年2月19日 (日)

2/14 E217系入場回送と183系乗務員訓練

2月14日は平日ですが、年度末における有給消化のために急遽お休みとなりました。薄給でもこうして休みをとらせてくれるというのはありがたいことです。

さて、当日は午前中に運転免許の更新手続きをし、午後少し時間があったので、雨の降る中ではありましたが撮影してきました。

せっかく平日に休みなので、非営業の事業用列車でも撮影したいところ。最近では豊田車両センターの115系による乗務員訓練列車が豊田~品川間で運転されているので、もしかしたら今日も運転されるかなと、山手貨物線の目黒付近に行ってみました。

運転に関する事前情報は一切持っていませんでしたが、撮影ポイントに行ってみると先客が1名。平日に雨の中ですから、これは運転があるなと思い、傘をさしながら撮影の準備です。

しばらくしてやってきたのは、横須賀・総武快速線のE217系。
Dsc_7111_018
回8846M 2012年2月14日 14:05 五反田~目黒
東京総合車両センターへの入場回送です。この区間におけるE217系は、2001年の湘南新宿ライン開業時に新宿以南の列車として営業運転されてきた経歴がありますが、2004年のダイヤ改正でE231系に統一されて以降は、山手貨物線内を走行するシーンは通常は見られなくなっていました。
そんなわけで、今日は久々に“山貨”を行くE217系を見られました。

さて、今日撮影するきっかけとなった乗務員訓練、やってきたのは115系ではなく「ももずきん」のあずさ色183系でした。
Dsc_7119_019
試9543M 2012年2月14日 14:21 五反田~目黒 
期待していたのは115系でしたが、183系でも試運転表示で走行するシーンを見る機会もそうそうないので、これはこれでよい記録となりました。

この後には、211系の配給列車があったようですが、待ってる時間もなかったのでこの日はこれで終了としました。

ところで115系にしても183系にしても、国鉄型車両で乗務員訓練をするのは、縦軸で横に回すマスコンハンドルや、抜き取り式のブレーキハンドルを扱う機会が減っているからなのでしょうか?最近の車両はワンハンドルが主流ですから、わざわざこのような列車を走らせなくてはならないのでしょう。JRが発足して25年、“国鉄は遠くなりにけり”ですね。

| | コメント (0)

2012年2月17日 (金)

京葉臨海鉄道の貨物列車

SL内房100周年記念号を撮影したポイントは、内房線の上下線と京葉臨海鉄道が並走する3線区間。列車を待っている間にも、貨物列車が多数通過していったので、こちらの撮影も楽しめました。

9時前、貨物を迎えにKD60の単機がやってきました。
Dsc_6892_020
単22レ 2012年2月11日 8:43 千葉貨物~蘇我

それからしばらくして、タキを牽引して通過。
Dsc_6899_021
8178レ 2012年2月11日 8:57 蘇我~千葉貨物

今度はKD55がタキを牽引して蘇我へ向かっています。
Dsc_6926_022
5683レ 2012年2月11日 10:48 千葉貨物~蘇我

KD55はその後コキの編成を従えて下っていきます。
Dsc_6938_023
1359レ 2012年2月11日 11:26 蘇我~千葉貨物

結構列車本数が多くて、SL撮影のいい時間つぶしになりました。ただ、欲を言えば違う機関車も来てほしかったところ。


Dsc_6961_024
3095レ 2012年2月11日 12:04


Dsc_6969_025
1091レ 2012年2月11日 12:25

Dsc_6938_023_2
8472レ 2012年2月11日 13:08
この列車の通過した約15分後に、お目当てのSL列車の通過となりました。

京葉臨海鉄道も貨物時刻表に掲載されており、単機列車の時刻も載っています。編成もタキとコキの2種類あって楽しめるので、今度は京葉臨海鉄道メインで撮影に来てみたいと思います。

| | コメント (0)

2012年2月14日 (火)

内房線183系と記念ヘッドマーク付き209系

今回は、内房線で100周年記念号を待つ間に撮影した列車をご紹介します。

まずは、9時前に通過したのは田町車両センターの183・189系のH61編成を使用した特急「新宿さざなみ1号」。
Dsc_6896_002
9043M 新宿さざなみ1号 2012年2月11日 8:49 蘇我~浜野
臨時列車ながら車内は結構乗っていましたが、きっとみんなSL撮影の人たちだったのかな?

続いて大宮総合車両センター所属の183系OM101編成による快速「花摘み南房総号」の通過です。
Dsc_6904_014
9137M 花摘み南房総号 2012年2月11日 9:15 蘇我~浜野
こちらは特急シンボルマーク付きのクハが先頭でした。

さて、内房線の209系には内房線・久留里線100周年を記念したヘッドマークを付けた編成が走っています。上り列車でやってきたので、その折り返しを撮影しました。
Dsc_6916_004
157M 2012年2月11日 9:58 蘇我~浜野

内房線の特急といえば、以前は「さざなみ」が東京駅を朝から毎時30分に発車していたものですが、アクアライン開業と高速バスの進出で日中の運転は臨時列車だけとなってしまいました。これ↓も、臨時列車の「新宿さざなみ3号」です。
Dsc_6923_005
8047M 新宿さざなみ3号 2012年2月11日 10:38 蘇我~浜野
255系は、グリーン車組み込みの9両編成が輸送力過剰なのか、この日は撮影できませんでした。

さて、先ほどのヘッドマーク付き209系、木更津折り返しの運用が多いのか、下り列車で3回通過してくれました。安房鴨川行きに入ってしまったら捕まえるのも難しいでしょうから、この点はとても運が良かったといえます。SL通過前にももう1度撮影することができました。
Dsc_6980_017
177M 2012年2月11日 13:07 蘇我~浜野
午前中に撮影した157Mよりもよい光線状態で撮影できました。

3年前のC57のときにはまだたくさんいた113系がすべて209系に代替わりしたわけですから、ちょっとした浦島太郎のような気分でした。

| | コメント (2)

2012年2月13日 (月)

木更津で休むC61

袖ヶ浦付近での撮影を終えた後、列車の終点である木更津に行ってみました。木更津駅に隣接する車両基地で整備を受けるので、敷地の外から見てみようと思います。

木更津に着いたら、ちょうど車両基地最奥の整備用の線路に入ってきたところでした。

Dsc_7040

C61はここで明日の運転に備えて整備を受けます。車両基地の南側は幅の狭い川に面しており、川を挟んだ対岸から整備中のC61の様子を見ることができました。

Dsc_7045
石炭は大きな袋に入っていて、クレーンを使用して上から補給しています。

Dsc_7051
こちらは潤滑油を注油しているのでしょうか。整備員は転落防止の補助ベルトを着用しています。

整備中、列車の運行に関わったJR社員さんたちが記念撮影をしてます。目の前で撮影できるのがうらやましい…。

整備中ですから、機関車の周りを整備員が取り囲んでいるのですが、整備が一段落して人がいなくなったほんの少しの時間、機関車だけを撮影することができました。Dsc_7055
夕日に照らされて輝くC61。

今日の撮影はここまで。今日は移動の時間以外はずっと外にいたので、木更津市内にあるスーパー銭湯に寄ってきました。温泉ではないのですが、お風呂の種類が豊富で、露天風呂からは羽田空港のR/W34のLとRに並んで着陸する旅客機が見えます。

風呂で温まったあと、もう一度木更津の車両基地に行ってみました。夜間も夕方と同じ位置に止めておかれるなら、三脚にバルブでもう一度撮影しておこうと思ったのですが、大切な機関車ですから、さすがに人目につくところにはおいておかないようです。

昨年復活を果たして初めて撮影できたC61。迫力のある走行シーンを撮影できて満足の1日でした。

| | コメント (2)

2012年2月12日 (日)

SL内房100周年記念号(その2)

「SL内房100周年記念号」は、姉ヶ崎で1時間20分ほどの長時間停車があります。この停車中に先回りしてもう1回撮影をします。

さすがにめぼしいポイントは混雑しているかと思いますが、袖ヶ浦~巌根間の土手ポイントは、有名撮影ですが広くて撮影者のキャパの大きいのでここで撮影することにします。すでに大勢の撮影者が集まっていますが、3段踏み台を使って手持ちで撮影すれば後ろからでも十分に撮影できます。

C61が通過する前に、蘇我で切り離されたDE10が単機でやってきました。
Dsc_7013_011
DE10単機 2012年2月11日 14:42 袖ヶ浦~巌根

踏切の直前横断があったらしく、特殊信号発光機が作動しさしかかった電車がスピードを落とすことがあり、この場にいた人たちがヒヤリとする場面もありましたが、何事もなくほっとしました。 

向こうから煙が近づいてくるのが見えました。汽笛も聞こえるしSL列車は遠くにいてもよくわかりますね。
Dsc_7028
9121レ SL内房100周年記念号 2012年2月11日 15:25 袖ヶ浦~巌根
ここも上り勾配で煙がたくさん出ています。 

機関車だけアップで。
Dsc_7032

そして、煙を残して去って行きました。
Dsc_7038_012
旧型客車だと、写真でしか見たことがない昔の世界に戻ったような気分ですね。昭和中期の東北本線なんてこんな感じだったんでしょうか。

| | コメント (2)

2012年2月11日 (土)

SL内房100周年記念号(その1)

毎年2月には内房線でイベント列車が運転されており、2009年にはC57が走り、2011年には、「ばんえつ物語号」の客車をDE10が牽引するという列車が運転されてきました。では2012年の今年は何が走るんだろうかと楽しみにしていたら、昨年復活したばかりのC61 20号機を走らせるとのこと。しかも、後ろに連なるのは旧型客車。これはぜひとも撮影しておきたい!ということで、運転日2月10日~12日の3日間のうち、中日となる11日に撮影してきました。

撮影ポイントはいくつか考えましたが、蘇我~浜野間の3線区間にしました。ここは、内房線の上下線と京葉臨海鉄道の単線が並ぶ区間です。ネット上でもここで撮影された写真をよく見かけますね。このポイントに着いたのは8時15分ごろ。すでに数名の撮影者がいます。

ここでいろいろ撮影して待つこと約2時間。まずは上りの「DL内房100周年記念号」がやってきます。

Dsc_6945_006
9120レ DL内房100周年記念号 2012年2月12日 11:28 浜野~蘇我

Dsc_6950_007
後追いで後ろにぶら下がるC61も撮影。時折汽笛を鳴らして沿線で手を振る人に応えてくれます。

さてさて、それからさらに2時間。本命の登場…の前に、本命の1本前となるやってきたE217で最終チェック。
Dsc_6985_008
4175F 2012年2月11日 13:17 蘇我~浜野
SL通過の直前となる列車のためか、運転席の助手席にも社員が添乗して進路を確認しているようでした。

そしていよいよ、C61がやってきました。
Dsc_6991_001
9121レ SL内房100周年記念号 2012年2月11日 13:23 蘇我~浜野
煙もばっちり。

このあと、列車は姉ヶ崎で長時間停車があるので、この間に先回りしてもう1度撮影します。

| | コメント (2)

2012年2月 6日 (月)

入間基地見学

航空自衛隊の基地では、毎年開催される航空祭とは別に、事前申し込みで通常業務の基地内を見学させてもらえます。今回、趣味友さんの企画とお誘いで、入間基地の見学に行ってきました。

通常業務ということで、見学は平日のみの実施。休みをとっての参加です。
朝、仕事に行くよりも少し遅い時間に家を出て、入間基地最寄りの稲荷山公園駅に着いたのはちょうど集合時間の9時半ごろ。ここから歩いて、稲荷山門から入場します。

幹事が名簿を渡してからゲートを入るとマイクロバスが停車中。
Dsc_6850
このバスに乗って基地内を移動します。

最初に案内されたのは、屋外に展示してある保存機です。
Dsc_6846
C-46
Dsc_6848
F-104
Dsc_6849
T-34
Dsc_6852
F-86

これらの展示機は航空祭のときにも見られるんでしょうけど、当日はここまで来ることもないので初めて見られました。

続いて入間ターミナルのビルへ。全国の各基地を行き来する定期便などに搭乗する人が利用するところです。今日は工事中のようで、建物全体をシートが覆ってました。

ターミナル内では売店があるので、ここでお土産やグッズなどを購入。こんなレストランも…。
Dsc_6857
次いってみよ~!

というわけでexclamation & question次はエプロン(駐機場)へ。ここではC-1輸送機の中を見せていただきました。今回見せてもらったのは78-1025で、去年の入間航空祭で展示飛行をした機体です。
Dsc_6129
↑この写真は昨年の入間航空祭のときのものです。

Dsc_6859_2
これから整備に向かうそうで、座席はすべて取り払われています。

Dsc_6865
コックピット内部も見せていただきました。操縦席にも座ったり、写真撮影もOKだったので、しばしのパイロット気分。

Dsc_6864
後ろのドアも開けてくれました。このドアはパラシュート部隊の空挺降下などで使用されます。

航空機の見学が終わってバスに戻ると、少し時間があるので基地内の道路を1周してもらえることに。
Dsc_6877
滑走路の一番端っこ。
Dsc_6878
基地内に間借りしている埼玉県警のヘリも見られました。

1周したらこんどは厚生センターで休憩。ここは文字通り隊員たちの福利厚生のために、コンビニや書店、食堂などがあり、ここでもお土産や自衛隊グッズも販売しています。

Dsc_6882
厚生センター内にあるファミリーマート。もちろんTポイントカードやSuicaも使えます。レジの奥には防犯用カラーボールがあったけど、こんなところで強盗に入る人なんているのかexclamation & question


Dsc_6883
土産物のTシャツにはこんな宣伝文句が…。

そしていよいよお楽しみの昼食。
Dsc_6885
昼食は他の隊員と一緒に、同じメニューをいただきます。1食373円、ちゃんとお支払いしています。
Dsc_6886
今日のメニュー。

食事のあとは食器を下げるのですが、ここになぜか赤飯の入ったカーキ色の缶詰が箱に入ったままテーブルに並んでいます。東日本大震災の際に災害派遣された自衛隊員に支給されたものの、「祝い事で食べる赤飯を被災者の前でた食べるわけにはいかない」ということで話題になったあの缶詰です。賞味期限が迫ったものだそうでいただけるとのこと。なので遠慮なく5個もらいました。

ランチのあとはもう1か所、別の厚生センターで売店を見てから稲荷山門に戻って解散となりました。今日は航空祭とはちがう普段の入間を見られて楽しい1日でした。

| | コメント (0)

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »