京葉臨海鉄道創立50周年イベント(その1)
千葉県の蘇我と京葉臨海地域を結ぶ京葉臨海鉄道は、今年で創業50周年を迎えたそうです。それを記念したイベントが、今年季節を変えて3回実施されます。その第1回目が本日4月8日に開催されました。
京葉臨海鉄道といえば、先月の「SL内房100周年記念号」のときに初めて撮影しましたが、列車本数が多くてまた撮影に来てみたいと思っていたのでした。今回は、千葉貨物駅が一般公開され、機関車の展示や貨車の入換えシーンを見学できるようです。
山手線の西側に住んでいると千葉はちょっと遠いようなイメージ。なので今日は少し早いのですが、新宿から「新宿さざなみ号」で千葉まで束の間の旅行気分。千葉で各駅停車に乗り換え千葉貨物駅の最寄り駅となる浜野駅で下車します。
浜野駅からは徒歩で約20分。国道357号線を横断し千葉貨物駅の入り口に着いたのは9時20分ごろ。
10時開場なのでかなり早いですが入場待ちの列に並んで待ちます。
10時ちょうどに係員の挨拶のあと、笛の合図で入場となりました。会場内はコンテナを利用した物販ブースがいくつかありましたが、とりあえず奥のほうにある機関車の展示場へ向かいました。
KD60 2
奥のほうには、廃車前提で休車となっているKD55 101がいました。
もちろんこのほかにも機関車はいるのですが、この後撮影しやすいように入換えしたので、後でまたご紹介するとして、別の場所には4色のタキが連結した状態で展示されていました。
手前から順に・・・
タキ143645
あまり貨車については詳しくないのですが、このステンレス無塗装車は、数あるタキ43000形のなかでもたった1両しか存在しないレア車なのだそうです。
機関車はそれぞれ撮影のしやすいように並びかえられました。順光でしかも窓を閉めてアイドリングという、形式写真の条件を満たした状態での展示です(背景については置いといて)。
KD55 103
元国鉄DD13です。DD13は国鉄がJRになる直前に全廃されていますが、各地の臨海鉄道ではまだ僅かですが現役で動いているようです。このKD55103も、元気なエンジンの音を聞かせてくれました。
KD60 4
創立50周年の記念ヘッドマークが取り付けられています。
反対側には、別のデザインのヘッドマークが。
機関車の展示のほか、物販ブースでは鉄道部品の販売やプラレールの展示、千葉県内の小湊鉄道や千葉都市モノレールのグッズ販売などがありました。展示車両のほか、日常業務も行っているので、入換えシーンや定期列車の撮影もできましたが、こちらはまた後日に。
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