「パノラマエクスプレスアルプス」塗装復活!
山梨県の大月と河口湖を結ぶ私鉄の富士急行では、JRや京王電鉄から購入した中古車を、色を塗り替えて使用しています。特急用として使われる2000形車両も、2001年にJRで廃車となった団体・臨時列車用の「パノラマエクスプレスアルプス」号を購入して使われてきましたが、さすがに老朽化のために来年、2014年早々に引退することになりました。そして引退への花道として、先月より車体の塗装をJR時代に塗りなおして運転されているため、12月23日に撮影してきました。
まずは都留文科大学前~十日市場間の踏切から。
2013年12月23日 8:33 都留文科大学前~十日市場
JR時代にはめったに見られなかったクモロ165側を先頭にやってきました。
反対側はもちろん、見慣れた展望席のあるクロ165。
懐かしいですね~。
フジサン特急の合間にやってきた元京王5000系塗装の各駅停車。
2013年12月23日 9:20 十日市場~都留文科大学前
ゴールデンウイークの時に訪れたときには急な運用変更で河口湖駅の側線で停車しているところしか撮影ができませんでしたが、今日は急行標識灯を点灯させた状態での走行シーンを撮影できました。
河口湖駅で折り返してきたフジサン特急。
2013年12月23日 9:34 十日市場~都留文科大学前
さらにこの折り返しの下りは、場所を変えて富士山の見える有名ポイントに来てみました。
2013年12月23日 11:17 三つ峠~寿
もっと青空だったら富士山がくっきり見えるんですが…。
最後にもう1回お目あての列車を。
2013年12月23日 12:13 寿~三つ峠
この車両の撮影はこれで終了。この塗装が10数年を経て再び見られるとは思ってもみませんでした。富士急行では、2編成あるこの車両と入れ替えに小田急電鉄から20000形「RSE」がやってきます。どのような塗装で走り出すのか、今から楽しみです。
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