オバマ大統領来日「エアフォースワン」を撮る
本日、アメリカ合衆国のオバマ大統領が来日し、専用機「エアフォースワン」が羽田に飛来しました。
大統領専用機であるVC-25Aはボーイング747-200をベースにした機体。日本国内では、先日ANAから747-400が引退したばかりですが、こちらはそれよりも古いいわゆる“クラシックジャンボ”に類する機体です。当然ながら最近の機材に比べると整備や乗務員などの運航コストがかかるわけで、大統領専用機も新しい機材に更新する動きがあるそうです。
となると、もしかしたらこのVC-25Aを撮影できる機会は最初で最後かも!?というわけで、羽田空港で撮影してきました。
C滑走路の沖には海上保安庁の巡視艇が待機。
報道によれば、大統領の到着は夜になるとのこと。どうやら明るいうちの撮影は難しそうですが、超大物が飛来するので夜まで粘りました。
夕方になると外の展望デッキが閉鎖され、ガラス張りの屋内展望室でそのときを待ちました。大勢のギャラリーが待ち構えています。
そして19時ごろ。暗闇の中星条旗マークのついた尾翼が見えました。
夜間撮影は慣れていませんが、何とか撮影した1枚。
ISO感度3200、シャッター速度1/13、そしてRAWで撮影したものをさらにパソコンで補正してようやくまあまあ見られる写真になりました。
多くの方はご存知かと思いますが、「エアフォースワン」とはアメリカ合衆国大統領が乗った米空軍機のコールサインであり、必ずしも大統領専用機のことではありません。空軍の輸送機や戦闘機でも大統領が乗れば(そんなことはまずあり得ませんが)それは「エアフォースワン」となります。
この写真の機体も、大統領が乗っていなければ「エアフォースワン」を名乗ることはできませんが、今回はオバマ大統領が乗った正真正銘の「エアフォースワン」です。
明るい日中に撮影できなかったのは残念でしたが、それでも初めて撮影できた「エアフォースワン」に満足して帰りました。
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