復元された戦後の国産航空機R-53・R-HM
日本では戦後、GHQにより航空機の製造が禁止された時期がありましたが、昭和27年に解禁後、いち早く国産航空機製造を再開したのが新立川航空機という航空機メーカーです。
現在は航空機産業には関与していないものの、この記念すべき機体が復元され、4日間だけ一般公開されると聞いて、見学してきました。
会場は、立川にある立飛リアルエステート(新立川航空機の現在の会社名)の敷地内にある社屋内で。入口で住所氏名を記入し、入館証を借りて中に入ります。
展示機のR-53。
コックピット内は簡素な計器類。
こちらは「空のジープ」と言われたR-HM。小型で扱いやすいのかと思いきや、操縦が難しくて量産はされなかったそうです。
R-53に比べると少し近代的な気がするR-HMのコックピット。
年代物の木製のプロペラ。
展示会場は航空機ファンばかりと思いきや、小さい子どもを連れた家族連れも多くいて賑わってました。今後は恒久的な展示も検討しているようで、末永く大切に保存してほしいと思います。
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