アシアナ航空のA380を撮る
6月から就航したアシアナ航空のエアバスA380は8月14日までの期間限定で成田空港に乗り入れてます。
ニュース記事によれば「新型機材の魅力をアピールすることで日本各地の空港から仁川を経由して欧米方面へ向かうルートをアピールし、ハブ空港としてのテコ入れを図るためのプロモーション」により限定で乗り入れるそうです。そうすると今後、本来長距離国際線向けの機材であるA380が、近距離である日韓間の路線に就航することは考えにくく、この機会を逃すと日本国内でアシアナのA380を撮影することは難しくなりそうです。
そこで、A380運航期間中の最後の日曜日、早朝5時半出発で成田へ撮影してきました。アシアナのA380は11時過ぎの到着なので朝はゆっくりでもよかったのですが、せっかくなら早朝からたくさん撮影したいと思い、この時間になりました。
成田に近づき、滑走路の向きをチェック。いつもならATISを受信して確認するところですが、今回はスマホを持ち始めて初めての成田撮影ということで、フライトレーダー24(FR24)を見てみると、南風のため16R/Lを使用していることがわかります。というわけでまずは着陸機を撮影できるさくらの山に向かいました。
アシアナがくるまでにランチェンがあるかもしれませんが、ひとまずここで撮影スタートです。ところが接近している台風の影響か、雨が降っています。このまま外に出ても雨に濡れるだけなので、車内でFR24を見ながらエアバンドを聞いてみました。
アプローチの周波数に合わせると、管制官から到着便に対して方位や高度の指示が聞こえてきます。FR24で該当の便をチェックしてみると、指示のとおりに画面上の便の機影が変化するのが見えてとても面白い!撮影できなくてもこれだけで1日楽しめそうなくらい。なるほどこんな楽しみ方もあるんだな~と思った次第です。
7時過ぎに小雨になったので、カメラとエアバンドレシーバー、それに傘という必要最小限の装備で撮影スタート。早朝の着陸ラッシュで次々やってくる便を撮影していたらまた雨雲が近づいてきて、一時木の下に避難(雷の心配はありませんでした)。
そしてあっという間に豪雨に・・・。そんな中撮影した1枚。
雲の動きが早いので雨もそんなに長くは続きません。
ベイパーをひきながらの着陸を撮れるのもこんな天気ならでは。
今回初撮影となった見慣れぬ機体はニューカレドニアの「エアカラン」
従来、夜間の発着だったものが日中時間帯に変更になったため撮影できるようになりました。
エールフランスはスカチー塗装でやってきてくれました。
こうしてみると、多少の雨の撮影もいいものだなと思ってしまいます。
FR24を見ると、またエアカランの機体が近づいてきます。ただしこちらは関西空港行き。
台風の影響か、関西行きの便がダイバートしてきました。
他に、ガルーダやアリタリアなどの関西行きも続々とダイバートです。ただ、この時間帯のA滑走路は離陸便のラッシュで着陸機はほとんどB滑走路に行ってしまいあまり撮影できなかったのは残念。
そうしているうちに、タワーにアシアナ102のコールサインが入感。離陸便を待たせて堂々の着陸です。
このあとも順番待ちをしている離陸滑走待ちの便を少し撮影してから、今度はA380の離陸後を撮影するためさくらの丘に移動しました。
朝に到着したスカチー塗装のエールフランスの折り返し便。
タイ航空の747はランディングギアを格納したクリアな状態で撮影できました。
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