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2014年8月30日 (土)

アシアナ航空のA380を撮る

6月から就航したアシアナ航空のエアバスA380は8月14日までの期間限定で成田空港に乗り入れてます。

ニュース記事によれば「新型機材の魅力をアピールすることで日本各地の空港から仁川を経由して欧米方面へ向かうルートをアピールし、ハブ空港としてのテコ入れを図るためのプロモーション」により限定で乗り入れるそうです。そうすると今後、本来長距離国際線向けの機材であるA380が、近距離である日韓間の路線に就航することは考えにくく、この機会を逃すと日本国内でアシアナのA380を撮影することは難しくなりそうです。


そこで、A380運航期間中の最後の日曜日、早朝5時半出発で成田へ撮影してきました。アシアナのA380は11時過ぎの到着なので朝はゆっくりでもよかったのですが、せっかくなら早朝からたくさん撮影したいと思い、この時間になりました。

成田に近づき、滑走路の向きをチェック。いつもならATISを受信して確認するところですが、今回はスマホを持ち始めて初めての成田撮影ということで、フライトレーダー24(FR24)を見てみると、南風のため16R/Lを使用していることがわかります。というわけでまずは着陸機を撮影できるさくらの山に向かいました。

アシアナがくるまでにランチェンがあるかもしれませんが、ひとまずここで撮影スタートです。ところが接近している台風の影響か、雨が降っています。このまま外に出ても雨に濡れるだけなので、車内でFR24を見ながらエアバンドを聞いてみました。

アプローチの周波数に合わせると、管制官から到着便に対して方位や高度の指示が聞こえてきます。FR24で該当の便をチェックしてみると、指示のとおりに画面上の便の機影が変化するのが見えてとても面白い!撮影できなくてもこれだけで1日楽しめそうなくらい。なるほどこんな楽しみ方もあるんだな~と思った次第です。

7時過ぎに小雨になったので、カメラとエアバンドレシーバー、それに傘という必要最小限の装備で撮影スタート。早朝の着陸ラッシュで次々やってくる便を撮影していたらまた雨雲が近づいてきて、一時木の下に避難(雷の心配はありませんでした)。

そしてあっという間に豪雨に・・・。そんな中撮影した1枚。
Dsc_1168
雲の動きが早いので雨もそんなに長くは続きません。

Dsc_1177
ベイパーをひきながらの着陸を撮れるのもこんな天気ならでは。

今回初撮影となった見慣れぬ機体はニューカレドニアの「エアカラン」
Dsc_1207
従来、夜間の発着だったものが日中時間帯に変更になったため撮影できるようになりました。

エールフランスはスカチー塗装でやってきてくれました。
Dsc_1237

Dsc_1263
こうしてみると、多少の雨の撮影もいいものだなと思ってしまいます。

FR24を見ると、またエアカランの機体が近づいてきます。ただしこちらは関西空港行き。
Dsc_1373
台風の影響か、関西行きの便がダイバートしてきました。

他に、ガルーダやアリタリアなどの関西行きも続々とダイバートです。ただ、この時間帯のA滑走路は離陸便のラッシュで着陸機はほとんどB滑走路に行ってしまいあまり撮影できなかったのは残念。

そうしているうちに、タワーにアシアナ102のコールサインが入感。離陸便を待たせて堂々の着陸です。
Dsc_1422
このあとも順番待ちをしている離陸滑走待ちの便を少し撮影してから、今度はA380の離陸後を撮影するためさくらの丘に移動しました。

朝に到着したスカチー塗装のエールフランスの折り返し便。
Dsc_1458

タイ航空の747はランディングギアを格納したクリアな状態で撮影できました。
Dsc_1493
そしてアシアナA380
Dsc_1554

Dsc_1559
近距離路線ですが大型機材のため、低く上がってくれました。

これで本日の撮影は終了。好天とはいきませんでしたが満足のいく撮影でした。

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2014年8月26日 (火)

西武レッドラッキートレインを撮る

京急イエローハッピートレインとの共同企画で始まった西武レッドラッキートレイン、先日西武球場前駅での撮影会に参加してきましたが、今度は走行シーンを撮影すべく、入間基地沿いにある豊岡病院付近の踏切に行ってみました。

今回は列車運用の目撃情報などは調べてなかったので撮影は行き当たりばったり。しばらくは粘るつもりでいたら、撮影ポイントに着いて早々、飯能行き急行で下っていきました。まだカメラも準備していないので残念ながらこれは見送り。しかし、このあと折り返して来る上りを撮影できそうです。

しばらく待って期待通り、池袋行きの急行で来てくれました。
Dsc_1136
8月8日 12:38 稲荷山公園~武蔵藤沢

Dsc_1142

早くも目的を達成したので、入間基地を離着陸する航空機を撮影しようと思いましたが今にも降り出しそうな天気、しかも今日はあまりフライトがない様子。なので今日はこれで撮影終了としました。

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2014年8月24日 (日)

「西部警察」のスーパーマシン

今回の北海道旅行では、道央エリアの牧場や高原などを巡ろうと思っていましたが、すっきり晴れる日がなく、2日目は広い範囲で雨となってしまいました。そのため、予定変更して屋内で楽しめるスポットとしておたる水族館に行くことにしましたが、せっかく小樽にいくならばということで、石原裕次郎記念館に展示されている「西部警察」のスーパーマシンを見に立ち寄ってみました。

正面玄関を入ったところのホールに、かつてのドラマで活躍した車がズラリ!!
Dsc_0161

まずはこちら、スカイラインRS-1
Dsc_0136
展示車両には触れてはいけないものの、柵やロープがないので近づいて車内の様子も見ることができます。
Dsc_0137
RS-1の車内に搭載されたコンピューター機器。運転席に座った状態でキーボードを入力するのは大変そう。
Dsc_0138

ガルウイングを上げた状態のスーパーZ(フェアレディZ)
Dsc_0131

Dsc_0133
シフトレバーの前にはボンネットに装備された煙幕装置の操作パネルが見えます。
Dsc_0139

そして、石原裕次郎演じる木暮捜査課長専用のガゼール。
Dsc_0132

玄関ホールとは別の部屋には、RS-2・3が展示されていました。
Dsc_0160

テールに長いアンテナが特徴のRS-2。
Dsc_0145

助手席からサーチライトと偵察用ビデオカメラが出ているRS-3
Dsc_0142

太っ腹なことで知られる石原プロモーション、これらの車両は石原裕次郎記念館のエントランス部分にあり入館料を払うことなく見ることができます。記念館自体は以前に一度見ているので、今回はスーパーマシンのみの見学でしたが、これだけのものをタダで楽しませてもらうのも申し訳ないので売店で記念品を買っておきました。Dsc_0246
ピンバッジは帽子に、キーホルダーは車のキーにでもつけようかと思います。

展示車両を見て、西部警察の数々の名シーンが浮かんできました。家にあるDVDでも見て余韻に浸ろうかな~。

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2014年8月23日 (土)

初めての子ども連れフライト

今年の夏休み、1歳8か月のうちの子を初めて航空機に乗せて北海道旅行に行ってみました。
8月4日の羽田空港、フライトは羽田発帯広行きJAL1151便。
今回の搭乗便は目的地の帯広空港霧のため新千歳にダイバートか羽田に引き返す条件付きフライト。なんだか出鼻をくじかれた気分。。。

空港に行くまで使ったベビーカーは受託手荷物として預けなければなりませんが、代わりに空港内で使えるベビーカーをすぐに貸してもらえました。夏休み期間ということで手荷物カウンターや保安検査場が混雑し思ったよりも時間がかかりました。そして、こんな時に限って搭乗機までバスによる案内。いつもならバスの車内で外の様子をキョロキョロするのですが、今日はそんな余裕もなく・・・。

今回の飛行機は、ボーイング737-800。JA314Jです。 Dsc_0096


Dsc_0099

搭乗機のタラップに上る前に航空機の写真を撮っていたら、ヘルメット姿の地上係員の方が声をかけてくれ、シャッターを押していただけました。これはいい家族旅行の記念になります。

さて、子連れフライトで一番の心配は機内で泣かれること。今まで新幹線は2回乗ったものの、飛行機は初めてなので赤ちゃんせんべいや「しまじろう」ぬいぐるみ、お気に入りの絵本を用意して準備万端、もし泣いてしまったときはすぐに席を立てるように機内最後部通路側の座席を確保しました。

予定通りドアクローズしタキシング、そして離陸。車や新幹線など他の乗り物では感じられない加速時のGやエンジン音にも、ケロッとした顔で膝の上でおとなしくしてくれていました。
機内サービスのドリンクでは、しばらく乗らなかったうちにスカイタイムがゆずからキウイフルーツになっていましたがこれがとてもおいしい。子どもの分も聞いてくれましたが、まだジュース類はあげてないので丁重にお断り。

順調なフライトで着陸に向け降下していきます。降下時の気圧変化も問題なく、霧も晴れたようで無事帯広空港に着陸しました。

降機の際はゆっくり降りられるよう一番最後に。待っていたらCAさんにと声をかけていただきました。うちの子は初めてのフライトであることを伝えると「泣かなくてえらかったね~」と。一緒に記念写真も撮ってもらいました。

こうして何の問題もなく初めてのフライトは終了。まだ記憶にはないとおもうので思い出にはならないかと思いますが、成長したら飛行機好きに育ってくれればと思う親バカなパパなのでした。

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2014年8月16日 (土)

2014.8.3 羽田撮影クルーズ

最近屋形船や釣り船などを利用して、海から羽田空港を離着陸する航空機を撮影するクルージングが流行りつつあるようですが、撮影時間に対してやや割高感があるのは否めません。

が、趣味友さんのクルーザーをチャーターしてのクルージングだと撮影ポイントや時間に融通をきかせてくれたり、飛行機マニアどうしの会話を楽しめます。それでいてお値段もリーズナブル。

というわけで、またお誘いをいただいたので自分にとっては今回4回目の参加をしてきました。

早朝から集まった過去3回に対して、今回は午後から。14時半ごろに出港し、羽田へと向かいます。陸にいるときは暑いのですが、船が動き出したら水上の風が心地よいです。ただ、やや風があるので内陸の運河を経由しての航行となりました。

レインボーブリッジの下をくぐり、羽田沖には15時半ごろ到着。早速撮影開始です。
Dsc_0809
夏らしいモクモクとした入道雲をバックにRWY22に向かうB777-200(JA707A)

Dsc_0856
機体レジ“VO-BHI”を名乗る謎のビジネスジェット!?

Dsc_0824
RWY16Lから離陸する「SAMURAI BLUE 応援ジェット」(JA8985)

サムライジェットの写真、手前の砂浜に犬がいるのが見えます。この犬、航空機の貨物室に預けた犬が逃げ出して野生化したものだそうで、船長によれば少なくとも5頭はいるそうです。
Dsc_0851

Dsc_0859
貨物船と旅客機

Dsc_0880
シンガポール航空のB777-200(9V-SRP)

今度はB滑走路の誘導灯付近に移動しました。
Dsc_0891
ちょうど「モヒカンジェット」(JA602A)が降りてきてくれました。

Dsc_0941
さらに、「ゆめジェット」(JA8674)も。

タブレットでフライトレーダーを見ていた趣味友さんから、スカイマークのA330接近の情報が入りました。SKYの330は初撮影なので、船長にお願いして側面がちに撮影できるように少し移動していただきました。
Dsc_1041
現在日本のエアラインでは唯一スカイマークだけが運航するA330-300(JA330A)

18時前、エールフランスのB777-300ERが降りてきました。
Dsc_1067
(F-GSQY)

西日に照らされながら着陸するスカイマークのA330
Dsc_1100
(JA330B)

このあと誘導灯も点灯して夜景の雰囲気になりますがあまりきれいには写らず…あせあせ(飛び散る汗)日も暮れた20時前に撤収します。
Dsc_0093
最後にゲートブリッジの夜景を撮影しました。


風が強かったのでD滑走路のほうまで行けなかったのが残念でしたが、思ったよりも暑くなく撮影を楽しめた1日でした。

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