宮城県の新路線乗りつぶし(3)仙石東北ライン上りと仙台市地下鉄東西線
矢本駅から再び仙石東北ラインに乗ります。
矢本駅に入線する上り仙石東北ライン。
帰りは先頭車両で前面展望を楽しむことにします。仙石線の全線復旧にあたっては、海に面したところを走る一部区間で内陸寄りにルートを変更しています。
新線区間をゆく仙石東北ラインの列車。かつての路線は、上の写真の海沿いを走っていました。ルートを変更せず従来通り海沿いを行く区間においても、背の高い防潮堤が築かれるなどの対策が施されています。
その一方で、沿線にはまだ更地のままの土地があったり、先ほどの松島基地の周辺には津波の被害を受け空き家となったと思われる住宅などが残されており、まだまだ震災の傷跡は消えることはないようです。
高城町ではこの先に仙石線と東北線の分岐点があり、出発信号機は「東北」のほうに黄色信号が点灯しています。
そして、分岐点に差し掛かりました。
下り列車と同じく、連絡線内で一時停止したのち東北線に入りました。
東北線内は各駅停車となり各駅で乗客を拾いながら仙台に到着しました。
仙台ではもう一つ、先月に開業したばかりの市営地下鉄東西線にも乗ってみます。仙台を起点に東西線を全線乗ろうとすると一日乗車券のほうがお得です。自動券売機で購入して東西線ホームへ。
まずは先にやってきた荒井行きに乗ります。新線区間とはいえ地下鉄なので外の景色は見えず、画一的な駅の構造も相まって正直言って面白味には欠けますね。
終点の荒井で地上に出てみました。駅から少し離れたところには車両基地がありますが、駅前は商店などなく、まだ発展途上と言った感じ。
今度は反対側の八木山動物公園行きに乗車。こちらは仙台を出てから一部で地上に出る区間もあり少しだけですが車窓も楽しめます。八木山動物公園駅は丘の上の住宅街にある駅で、接続する路線バスのターミナルもあります。
ここから仙台へ戻る途中、国際センター駅で途中下車してみました。ここは駅のすぐ東側が広瀬川を渡る地上区間となっており、列車の走行写真を撮影することができます。
この橋はほぼ東西に通っているので、午後が順光になります。
この撮影ポイントはこんなところです。
ここでの撮影を終えて仙台駅に戻りました。せっかく仙台に来たのだから、帰りの新幹線に乗る前に牛タン定食をいただきました。短い時間でしたが、楽しい乗りつぶし旅でした。
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