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2016年2月26日 (金)

大宮駅で貨物列車3本

東武野田線の撮影のあと大宮駅へ戻り、11番線ホームの上野寄りで貨物列車の撮影をしました。この場所、夕方になると新幹線の高架の影になってしまいますが、田端や武蔵野線方面から東北・高崎線方面に向かう貨物列車の全列車がここを通過するため、効率的な撮影ができます。

最初に来たのはEF210-111の貨物。
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4093レ 2016年2月19日 15:14 大宮駅

続いてEF210-164の石油列車。
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5883レ 2016年2月19日 15:34 大宮駅

編成中ほどには、1両だけしかないステンレス製タンクのタキ143645、通称“銀タキ”が連結されていました。
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そして安中貨物。
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5094レ 2016年2月19日 15:56 大宮駅
田端経由のときは田端で変更されていた列車番号、武蔵野線経由となってからはここ大宮で列車番号が変わるようになりました。ホームのない10番線で数分停車し、列車番号を5097レに変えて出発しました。

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2016年2月22日 (月)

東武野田線の60000系と8000系

有楽町駅でE235系の試運転を撮影したあと、特にネタとなるような列車の情報もないので貨物列車での撮影しようかと思い漠然と大宮へ向かいました。

大宮に着いたときにふと目に入ってきたのが東武野田線の8000系。かつての主力だった8000系も、後継車両の登場により見かける機会が少なくなってきました。野田線でも、60000系の増備と10000系列の転属により徐々にその数を減らしています。

野田線の8000系も早いうちに撮影しておきたいと思い、ちょっとだけ寄り道してみました。大宮で昼食の後、撮影ポイントを探して沿線を歩いてみます。とはいえ、夕方には安中貨物を撮影したいのであまりゆっくりもしていられません。2駅隣の大宮公園駅まで歩いてめぼしいポイントが見当たらず、この駅のホームで撮影することにしました。

1本目は最新鋭の60000系でした。
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2016年2月19日 13:53 大宮公園駅

狙っていた8000系は2本目で来てくれました。
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2016年2月19日 14:03 大宮公園駅

8000系は本線の浅草や東上線の池袋には姿を見せなくなったので、少し足を延ばさなければ撮影できなくなってしまいました・・・と思っていたら、2両編成でワンマン運転の亀戸線や大師線はまだ全列車が8000系で運用されていました。

野田線にしても亀戸線にしても、8000系を撮るなら今のうちですね。また再訪したい路線です。

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2016年2月20日 (土)

山手線E235系試運転

2月19日、この日は休暇で午前中は所用で出かけてました。昼前には終わったので午後は撮影でもしようと情報収集していたら山手線の新型車両E235系の試運転が内周りで大崎を出たとの情報がありました。ちょうど有楽町駅付近にいたので、時間的にもなんとか間に合いそう。

E235系は量産先行車が1編成登場し昨年11月30日に営業運転を開始したものの、当日中にトラブルが発生してしまいました。現在は問題となるソフトウェアを更新し、試運転を再開しています。

有楽町駅の品川寄りで待ち構えていたら2本目にやってきました。京浜東北線と並走しています。
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9190G(左)・1102B(右) 2016年2月19日 12:07 有楽町駅
現世代と次世代の通勤電車の並び。

すぐにレンズを引いて、E235系だけの編成写真も撮影。
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9190G 2016年2月19日 12:07 有楽町駅
並びの位置が、京浜東北線と逆じゃなくてよかった・・・。

このあと中央快速線で新宿方面へ先回りすればもう1回撮影することもできますが、これからどんどん増えていく車両なのでこれ以上の深追いはしませんでした。

E235系の撮影は、落成直後の東海道貨物線での試運転の様子を撮影して以来でした。

E235系東海道貨物線試運転(2015年4月16日の記事)

新鶴見を通過するE235系(2015年4月20日の記事)

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2016年2月14日 (日)

2月14日安中貨物

2月14日、朝は天気が悪かったものの、午後から晴れて気温も上がり、春のようなポカポカ陽気になりました。

せっかく暖かくなったのだからどこか撮影に行きたいと思い、ネットで情報収集。日曜日は貨物列車の運転も少なめですが、そんな中で安中貨物がEH500-24号機で運転という情報がありました。特にネタガマというわけではありませんが、24号機は未撮影機なのでこれを狙いに昼過ぎからでかけました。

安中貨物は昨年のダイヤ改正から安中行きも武蔵野線経由となってしまい撮影の機会も減ってしまいましたが、せっかくなら新しい経路上の武蔵野線内で撮影したいと思い、東川口~東浦和間の撮影地に行きました。

現地に到着して普通列車1本見送った次の列車が安中貨物でした。

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2016年2月14日 15:35 東川口~東浦和

以前なら東十条あたりでお手軽に撮影できたりしたもので、経路変更は残念ではありますが、コンテナやタンク車以外の貨物列車がこうして残されていて恰好の撮影対象となってるのはありがたいことです。

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2016年2月12日 (金)

2016.2.11厚木基地

2月11日、建国記念の日に厚木基地で撮影してきました。

嫁さんが仕事で保育園は祝日で休園日。なので、3歳の娘を連れていきます。3歳児にとっては飛行機の撮影なんて面白いものでもないでしょうから、厚木基地南側のゆとりの森公園で遊ばせながらの撮影となりました。

9時前に現地に到着し、滑り台で遊ばせているとFA-18やEA-18がどんどん上がっていきます。
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この日は北風運用。遊具のあるところからは離れらないので遠いところからですが色付きのEA-18が見られました。手前のベンチのあるところはご覧のとおり大勢の撮影者が集まっています。

離陸が一段落して、ポツリポツリと上がった18が降りてきました。
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UC-12Fは朝からほぼ1日中タッチアンドゴーを繰り返しています。
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厚木を離陸したP-1、離陸後左旋回して南下しますが、その際に富士山をバックに飛行するシーンが撮れました。
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もう少し高度が低ければよかったんですけどね。


色付きの18も降りてきました。
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お昼前ごろからはE-2Cも上がってタッチアンドゴーの訓練をしてます。
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さきほど離陸前のタキシングを撮影した500のEA-18も。
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公園内には子どもたちに大人気の「ふわふわドーム」があります。
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うちの子もこれで遊ぶのが大好き。パパは、ここで子どもを見つつ飛行機が飛んで来たらそちらにカメラを向けます。



12時半ごろ、昼食のため一旦撤収します。綾瀬のファミレスで昼食休憩のあと、再びゆとりの森へ戻ってきました。

太陽が西に回ってきたので午前中とは反対側からの撮影です。ファミレスから戻ってくる途中で子どもが寝てくれたので、駐車場に車を置いてその場で撮影を続けました。

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15時過ぎにこのE-2Cを撮影して今日の撮影は終了としました。

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2016年2月 8日 (月)

レトロ列車の旅(1996年11月30日)

大人気の機関車EF58が本線上から引退して久しいですが、かつてはイベント列車に引っ張りだこでした。1996年11月には品川駅主催のツアー形式のイベント列車が運転され、参加しています。

今回は、その際の乗車記をお届けします。

以下は当時のままの文章です。運賃・料金や時刻など、現状とは異なる場合があります。

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ある日の学校の帰り、品川駅で「旧型客車の旅」のポスターを見つけた。内容は品川から大船まで往復し、弁当とお茶つきで3900円と値段も手ごろだったので衝動的に申し込んでしまった。

当日の編成↓EF58がプッシュプルで旧型客車4両を牽引するという豪華編成。

機関車
EF58 89
スハフ42
      2173
オハ47
      2239
オハ47
      2246
スハフ42
      2234
機関車
EF58 61

Ef5861
下り側の先頭はEF58 61 品川駅にて

今回のレトロ列車は、「品川駅おもしろ体験イベント」の一環として運転される。会場のホームには、EF81 81+”夢空間”や、蒸気機関車D51 498などが展示されているが、まずは集合場所である12番線ホームに行く。
 集合時間である10時45分ごろに着いたが、すでに列ができている。ここで座席指定券と弁当、お茶、それに団体旅行扱いとなるため”びゅう”のバッヂを受け取りいったん解散となった。

11時20分ごろ、EF58 61を先頭に旧型客車の編成が入線した。まずは横須賀線ホームから撮影する。61号機は1か月前にお召し列車をけん引した時にきれいに磨かれており、今日もきれいな車体を見せてくれた。先頭には「いでゆ」のヘッドマークが。
   
客車には「品川―大船」のサボがついている。ひととおり撮影し、指定された2号車22番A席におさまった。
11時41分、汽笛がなったあと、客車ならではの揺れがあって静かに動き出した。すぐに横須賀線下り線に入る。
 特急列車のオルゴールがなり、乗車中の注意と案内が入った。車内禁煙のほか、トイレは使えないこと、走行中はデッキに入らないことの注意があった。トイレは垂れ流しなので非衛生的だし、車両の乗降扉は手動式でカギがかからないの走行中に開いたら危険なのでデッキも立入禁止となったのだろう。各車のデッキには係員がはりついている。

最初の通過駅、西大井では撮影者は思ったほど多くなく10人ほど。この先は掘割の中を新幹線と並走するが、高いフェンスに囲まれて撮影者はほとんどいない。品川駅で受け取った弁当はD51 498の写真が入った今回のイベント特製のもの。赤飯や巻き寿司、押し寿司などがあり、おかずとして煮物が入っている。食べているうちに新川崎を通過。ここでも10人ほどの撮影者がいた。駅を出て高架線に入ったところで緊急停車。車内放送によると、この先で線路内侵入者とのこと。本当にいい迷惑である。安全確認ができたのか、5分ほどで再び発車。

 鶴見を出ると、すれ違う列車も多くなる。新子安には大勢の撮影者が集まっていた。ホームには京浜東北線の大宮方面行きが停車中でやきもきしていたことだろう

やがて東海道線の下り列車と並走した。多くの人がこちらを見ている。もうすぐ横浜駅を通過。東海道線を引き離す。しかし、こちらの列車はそれほど早くはなく、保土ヶ谷あたりで追いつかれた。やはりほとんどの人がこちらを注目。先月のお召し列車はニュースでも報道されたので、またお召し列車が走っていると思っている人もいるのではないか。手を振ってくれる人もおり、天皇陛下になった気分で手を振り返してみたいが、一人なので気恥ずかしい。

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上り側の先頭はEF58 89 大船駅にて

途中では今回の行程で唯一のトンネルを通ったが、さすがに旧型だとすき間風が多く入ってくる。旧型客車は火災対策の点から、現在では冬でも暖房を入れることができないようだが、今日はそれほど寒くは感じなかった。トンネルを出ると東戸塚を通過。ここまで来ると、沿線はビルなどが少なくなり、撮影者多く集まっているポイントも見られる。戸塚をでるとまたチャイムが鳴り大船到着を知らせる。大船には定刻より4分遅れて6番線に到着した。大船では折り返しまで20分ほど時間があり、反対側のホームから撮影を楽しむ。撮影をしていると時間などあっという間で、発車5分前になり缶コーヒーを買って車内に戻った。
 帰りの列車は大船を定刻に発車。晩秋だと、まだ昼の1時を過ぎたばかりなのに西日のような太陽光線。車内は、鉄道ファンのほかに親子連れも結構乗っていたが、疲れてしまったのか、おとなしく寝ている子供が多い。
 横浜を通過し、新子安を過ぎると目立った撮影者の集まりは見られなくなった。西大井を出たところでまた例のチャイムが。そして終着が近いことを知らせる。駅構内に入り、東海道下り本線を横切り、大勢のファンが待ち構える品川駅7番線に着いた。

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以前から大人気で、JRになってからも5両が動態保存されたものの、老朽化により2011年までに引退してしまいました。本線上では見ることができなくなってしまいましたが、89号機は鉄道博物館で、お召指定機の61号機は東京総合車両センターで大切に保管されているそうです。そして、同センターのイベント開催時で展示されたこともありました。
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2010年8月の東京総合車両センターイベントで展示されたEF58 61号機

今後も、晴れた空の下でこの茶色い機関車を見る機会があってほしいものです。難しいかもしれませんが、可能であれば通電状態で短区間でも構内運転で元気な姿を見せてくれたらうれしいですね。

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2016年2月 6日 (土)

「フライング東上」リバイバルカラー

2月3日、グッドタイミングで撮影できた緑の京王線に気をよくし、今度は東武東上線の「フライング東上」リバイバルカラーの50090系を撮影するべく、池袋から東上線の普通列車に乗りました。

東武東上線は全線開通90周年を迎えて、50090系と8000系それぞれ1本ずつに、かつて運行されていた行楽列車「フライング東上」の濃い青に黄帯の塗装が再現されました。

50090系は全部で6編成あるため、遭遇できる確率は6分の1。下板橋の留置線にはいなかったのでまだ期待が持てます。

とりあえず中板橋駅の下りホーム川越寄りから、上り列車を撮影してみました。

10030系の方向幕装備車や・・・
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2016年2月3日 11:12 中板橋駅

本線の地下鉄運用から転属してきた30000系・・・
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2016年2月3日 11:16 中板橋駅

東上線オリジナルの50000系(0番台)・・・
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2016年2月3日 12:02 中板橋駅
このほか、10000系や50090系など、車種のバリエーションがあって楽しめるのですが、お目当ての編成はやってきません。

過去の運用やネットの目撃情報などから、今日は朝夕ラッシュ時のみの運用で、日中は森林公園の車両基地で昼寝をしているようです。そして、その情報から推測すると夕方の運用はTJライナー送り込みの最初の快速急行に充当されそうです。

そこで、夕方の発車時刻に合わせて森林公園駅に行ってみました。
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2016年2月3日 16:49 森林公園駅
車両基地から出庫してくるところを撮影できました。が、持ってるレンズではちょっと遠いのでかなりトリミングしてます。

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ヘッドマークはフライング東上の現役時代に使われていたデザインを再現しています。

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側面の行き先表示にも記念のロゴがありました。

車内の広告スペースには、東上線の昔の写真が掲示されています。
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どれも思わず見入ってしまうのもばかり。

このあとこの快速急行に乗って帰ることにします。TJライナーの送り込みということで、クロスシートの状態で運用される“乗り得列車”になってます。夕方の上りということで、クロスシートでの運用でも混雑することなく快適に池袋まで過ごせました。

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2016年2月 3日 (水)

緑の京王線

京王線では、昨年9月から高尾山の自然をイメージしたラッピング車両を運行しています。一度撮影に出かけたものの空振りに終わってしまっていたため、本日また撮影に行ってきました。

世田谷線経由で下高井戸から京王線に乗り、下りの各駅停車に乗りました。先頭車両に乗ってどこで撮影しようか決めかねたまま柴崎まで来ました。この先は調布まで地下に入ってしまうし、調布の先へ行ってしまうと相模原線の運用に入っていた場合、いくら待っててもやってこないので柴崎で撮影することにしました。幸いにも駅ホームの下り側は撮影に支障となるようなものはありません。

今日もしばらくは粘るつもりでいましたが、カメラを出してからやってきた最初の列車がお目当てでした。
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2016年2月3日 9:04 柴崎駅

反対側も同じヘッドマーク。
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折り返しの列車は場所を変えて仙川駅で。
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2016年2月3日 9:34 仙川駅

どの列車に充当されるかわからなかったため空振りも覚悟の上での撮影でしたが効率よく撮影できて幸運でした。

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2016年2月 1日 (月)

御殿場線60周年記念号(1994年11月27日)

以前、私も人並みに鉄道や旅行をテーマにしたウェブサイトを開設し、5年ほど運営していましたがブログへの移行により現在は更新を停止しています。その後8年ほどずっと放置していましたが、サービス提供元のniftyがサービスを終了するということで、これを機会にウェブサイトに掲載した趣味日記の内容などを“趣味日記再録”というカテゴリをつけて徐々にこちらに移行してくことにしました。

時刻や運賃・料金、その他の情報は当時のままですが、懐かしい列車や車両なども登場してくるかと思いますので、よろしければご覧ください。

日付の古いものから順に、まずは1994年11月27日にキハ80系で運転された、「御殿場線60周年記念号」の乗車記です。

以下は当時のままの文章です。現状とは異なる場合があります。

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道趣味の情報源「鉄道ダイヤ情報」'94年11月号を見ていたら、特報としてキハ80系使用の「御殿場線60周年記念号」が運転されるというニュースがあった。キハ80系といえば、かつて国鉄時代の名車といわれたが、最後に残ったJR東海の車両も近いうちに検査期限が切れて廃車が予想され、自分にとっては最初で最後の乗車チャンスとなりそうだ。しかも、東京に近い御殿場線で運転されるとあっては行かずにはいられない。かくして、11月最後の日曜日、出かけることになった。

新幹線と普通列車を乗り継いで沼津駅に着いた。御殿場線ホームで入線を待つ。ホームでは60年前のデザインのかけ紙を使った丹那トンネル開通60周年記念弁当があったのでお昼用に買っておく。

10時45分ころ、お目当ての列車は御殿場線ホームではなく、東海道線上りホーム(特急「あさぎり発着ホーム)に入線。グリーン車組み込みの5両編成。
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沼津駅で発車を待つキハ80系「御殿場線60周年記念号」

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緑色の地紋も懐かしい指定席券。今だと発行される指定席券は定期券サイズですが、当時は横長タイプでした。

ひととおり写真撮影をしてから車内に入れば、昔ながらのリクライニングしない回転クロスシートが並ぶ。テーブルを出し、弁当を食べていると静かに発車した。
指定券のチェックにきた2人の車掌のうち、一人は国鉄時代の制服を着て雰囲気を盛り上げる。

車窓左手に富士山が見えるようになってきたが、あいにく頂上には薄く雲がかかっている。沼津から40分足らずで御殿場到着。ここで38分の停車となっている。
まずは記念入場券を買おうと思っていたが、すでに窓口には長蛇の列が。まあ、入場券はどうしても欲しいものでもないので、いろいろな角度から列車の撮影を楽しむ。

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沼津側のヘッドマークは、「60th ごてんば」の絵入りスペシャルマーク。一方の下曽我よりは、かつての国鉄特急を思わせる白地に黒の「ごてんば」の文字だけのマーク。どちらも今回のキハ80にふさわしいヘッドマークだ。しかも、両先頭車とも、JRのマークを消して、一度は外されたはずの「JNR」マーク
がついている。
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11時52分、特急「あさぎり3号」が入ってきたが、ホームが離れているので並べて撮ることはできなかった。かわりに、キハ80の隣に115系普通列車がきたのでこちらを並べて撮った。
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ホームではくす玉が割られ、太鼓の演奏が行われている。記念のオレンジカードを買って席に戻る。

御殿場を発車すると、記念品が配られた。記念品は、フジカラースーパーG400の12枚撮りだった。乗車記念にフィルムとは?と思ったが、一緒にもらったパンフレットには「協賛:フジフィルム」とあり納得。
 沿線には大勢のファンが待ち構えており、足柄付近には車内から歓声が上がるほどの人数。不思議なもので、外で撮影しているときは、他の撮影者が少ないほうが自由なアングルを選べていいのだが、自分が撮られる列車に乗っていると、撮影者が多いほうが気分がいいものだ。

富士山はだんだん手前の山に隠れて見えなくなる。松田では「あさぎり」専用のホームに入線。上大井の手前で線路内侵入者のため急停車。すぐに走り出せば、終点の下曽我はもうすぐだ。

   下曽我でも、大勢のファンが記念入場券を買ったり、写真撮影をしたりで賑わっている。私はもう撮影もしておいたのでおとなしく後続の普通列車を待った。

   臨時快速のため、特急らしい走りは見せてくれなかったが、かつて国鉄の誇った「名車」に駆け込みではあるが、乗ることができてよかった。いま、この車両よりもはるかに性能のよい車両が全国で活躍しているが、その前には、この車両の技術があることを忘れないでおきたい。

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