東京都の防災訓練に参加の米空軍ＵＨ－１

9月4日、「東京都・葛飾区・墨田区合同総合防災訓練」が実施され、臨海副都心の有明地区にある東京臨海広域防災公園のヘリポートに物資輸送のヘリコプターが離着陸することになり、撮影に行ってきました。

予定では、8:30から9:30まで、米陸海空軍のヘリと航空自衛隊のチヌークの計4機が時間をずらして離着陸することになっています。8時20分ごろに防災公園に到着し、ヘリポートをやや高い位置から見下ろすことのできる一般道路で撮影することにしました。

最初の飛来は米海軍のMH-60R。しかし、予定の8時半を過ぎてもやってきません。しばらくしたら、公園内で視界不良のため着陸できないというアナウンスがありました。空を見上げると雨は降っていないものの、厚い雲に覆われています。

8時50分ごろに降りてくる予定の米陸軍のUH-60Sもやってきません。半ばあきらめていた頃、「救援物資輸送車」の表示があるトラック3台がヘリポート脇に止まりました。

次は降りてきてくれるかなと期待します。

その期待通り、米空軍のUH-1が北側からやってきて南側に回り込んで着陸してくれました。

東京都の職員らしき人が台車で物資を受け取りにヘリに近づきます。

物資を降ろした後、着陸してからわずか数分で再び離陸しました。



UH-1が飛び立つのを待っていたかのように雨が降り始めました。この後は航空自衛隊のCH-47が来る予定で傘をさして待っていましたが、先ほどのトラックが3台とも引き上げてしまったのでこちらも撤収することにしました。

天気がよければ、他に3機のヘリの離着陸を見られるはずだったのにと思いましたが、全くの空振りとはならなかっただけよかったと思いましょう。