ブライトリングDC-3福島空港で撮影
ブライトリングジェットチームを見にふくしまスカイパークに行ってから早4年、またまたブライトリングが、飛行機好きを楽しませてくれました。
今回は、ブライトリングが保有し動態保存している往年の名機DC-3が、ワールドツアーの一環として来日してくれています。そして今回もまた、地震で被災した福島の人々のために、福島空港を拠点に飛ぶことになりました。
80年以上前に設計されたDC-3ですが、現在でも世界のどこかで100機以上が飛んでいるそうです。そんな古い飛行機をぜひ一度撮影してみたいと思っていたところへこのニュース!そんなわけで、前日夜から福島空港へ向け出発しました。
福島県とはいえ空港は南の方に位置するため、当日の早朝に出発しても充分間に合いますが、久しぶりに夜通しのドライブをしたくて下道で移動します。まだ5月ですが4時になるとうっすらと空が明るくなり始めました。空港に着いたのは5時過ぎ。撮影ポイントとして調べておいた空港南側の展望台駐車場は6時半にオープンだそうで、すでに並んでいた開門待ちの車3台の後ろについてしばしの仮眠・・・。
6時半より少し早めにゲートが開いて展望台へ。雨がパラパラと降っているのでそのまま車内待機しますが、小雨になったところで車を降りてみました。空港の見える方に行ってみると・・・
いましたいました
しばらくすると薄日がさして、DC-3の飛行を歓迎するような虹がかかりました。
まだ時間があるので、トイレ休憩を兼ねて空港まで歩いてみました。
これが空港の駐車場に。
DC-3の飛行は10時過ぎですが、その前にANAの定期便が出発します。前日がら滞泊して朝1本目の便となる8時05分発1696便大阪伊丹行き。プッシュバックして滑走路へ向かうタキシング中にDC-3の後ろを通ります。
雨は降ったりやんだりで、水しぶきを上げながら離陸しました。
それから1時間後、今度は伊丹からの到着便が着陸。
大きなウイングレットが特徴のB737-800と並びました。
そしていよいよ、DC-3のエンジンスタート!
天気はあまりよくないですが、ひとまず飛んではくれるようで安心しました。
先ほどのB737が新千歳として出発するタキシングに先行するかたちでRWY01へと向かいます。
朝一の伊丹行きはインターセクションで滑走路に入りましたが、DC-3はきっちり端からの離陸滑走してくれました。
そして離陸。
本来は、離陸後猪苗代湖や会津若松、大内宿などを回って戻ってくる予定になっていましたが、天気が良くないので空港周辺、郡山あたりの遊覧飛行となってしまいました。空港上空では、着陸前に360°旋回。
その後トラフィックパターンを1周して、離陸から約20分のフライトで着陸しました。
スポットに入ったところまで撮影したあと、周りにいた撮影者の一部は急いで撤収しています。どうやら2回目のフライトは滑走路を挟んだ反対側の斜面に向かうようです。自分は午後のフライトをそちらで撮影しようと思っていましたが、なんとなく周りにつられて移動しました。初めての場所なので、みんなについていけば迷うことはないという側面もありますが
反対側の斜面は芝生で、天気がよければレジャーシートを敷いてピクニック気分で撮影することもできそうです。ただ、あまり滑走路に近づきすぎて一定のラインを越えてはいけないという暗黙のルールもあるようで。
2回目は11時10分に離陸。
やはり天候の関係で会津方面には飛べずに空港周辺の飛行となりました。
これで午前のフライトは終了。一旦車に戻り、ウトウトしながら時間つぶし。合間にはCRJの定期便の離着陸がありますが眠いので無線交信だけ聞いてスルー
13時を回り、そろそろ撮影の準備を。ただこの場所、撮影ポイントは広々とした芝生ですが車を置く充分なスペースがなく山道に路上駐車せざるを得ない車も多いので、帰りが大渋滞しそうです。なので、離陸だけ撮った後はすぐにここから離れることにします。
周りの人が飛行機が見えなくなるまで見送る中、そそくさと移動開始。着陸は、RWY01へのアプローチコースのあたりにしました。頭上に滑走路から延びる進入灯の支柱が見えます。
これでDC-3の撮影は終了。一度撮りたいと思っていたDC-3ですが、3回も離着陸を撮影できて大満足の一日でした天気がいまいちだったのが残念ですが、贅沢は言いますまい。これだけ楽しませてくれたのだから、腕時計の一つでも買ってみようかと思いますが、お値段を見て断念するのはジェットチームが来てくれた4年前と同じです
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