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2020年1月25日 (土)

251系使用のおはようライナーで、”エクストリーム出社”

3月のダイヤ改正で引退が決まり、注目を集めている「スーパービュー踊り子」用の251系。私も普通車の展望席を含め、何度か乗ったことがありますが、グリーン車は乗ったことがありませんでした。この機会に、スーパービュー踊り子のグリーン車で伊豆へ行くことを考えてみましたが、どうせグリーン車で伊豆に行くなら新型の「サフィール踊り子」の個室で家族旅行に行ってみたいと思い、この計画は見合わせ。代わりに、251系を使用する「おはようライナー新宿」のグリーン車に乗ってみることにしました。

「おはようライナー新宿」は快速列車の扱いなので、普通席はライナー券がいるものの、グリーン車は普通列車用グリーン券で乗ることができます。新宿までのグリーン料金は平日料金で51キロ以上1000円となりますが、普通席のライナー券は520円かかるため、実質480円でライナーのグリーン車に乗れることになります。

251系で運転されるおはようライナー新宿は小田原7時41分発の26号。これに乗るために、早朝5時起きで小田原に向かいます。南武線沿線に住んでいるので、登戸まで出て小田急で小田原へ。雨が降ってきて、車輪の空転する不自然なモーター音が聞こえたりしたものの定刻に小田原に到着。改札を出るともうすぐ7時。ちょうどオープンした小田急グループの「箱根そば」で朝食をとってからJRへ。

券売機でグリーン券を購入して上りホームに行くと先行の215系湘南ライナー8号が停車中。8号の発車後、下りホームには185系の回送がいました。
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今日はデジタル一眼レフカメラは持ってこなかったので、スマートフォンでの撮影ですが、185系もしっかり記録しておきたいものですね。

さて、これから乗る26号は8号の発車後に同じホームに入線してくると思い込んでいましたが、誰も並んでいる人がいません。もしやと思って案内表示を見てみたら、下りホームからの発車でした。改めてグリーン車の乗り場に行ってみると、先に5人くらい並んでいますが私は展望席を狙っているわけではないので余裕で乗れそうです。やはり引退まで2か月ということで、通勤客に交じって乗り納めの鉄道ファンの姿が目立ちます。普通車は当日券はすでに完売とのこと。
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ホームへの入線は発車の15分くらい前でしょうか。国府津方面から回送表示で入線し、幕回しを見せてくれたあと8分くらい前でドアオープン。
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この日は2次車のRE-4編成でした。

小雨の降る中、7時41分に発車。小田原発車時点ではグリーン車は余裕があります。バブル全盛期に登場した車両の特徴でもある2+1配置のグリーン席でゆったりとくつろげます。ただ、車内が少し肌寒いような・・・。
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並走する東海道線の普通列車を追い越しながら貨物線を走行し、茅ケ崎と藤沢の停車で見た目9割以上の乗車率に。ただ、まだ少しの空席が見られます。引退間近の特需を考慮すると、普段はもう少し空いているんでしょうか。

藤沢を出ると次は渋谷。この間、通常の列車は通らない区間を走行しますが、ほとんどの区間はトンネル。横浜羽沢貨物駅の先は、昨年11月に開通した相鉄直通列車の経路として注目を集めた区間になります。
 

新鶴見では、これも3月の改正で廃止される石炭列車の返空列車がいました。
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このあたり朝のラッシュ時ということもあり、列車密度が非常に濃く、すれ違う列車が多いのはもちろんですが、武蔵小杉の手前では成田エクスプレスと並走しました。線路はこの先で合流するので、どちらかが譲らなくてはなりません。どちらも特急車両を使用していますが、列車の格としては特急である成田エクスプレスのほうが上なので、あちらを先に通すのかと思いきや、待たせてこちらが先行します。多少ダイヤが乱れているようで、通常ではもっとスムーズに合流するのでしょう。

 西大井を通過後、湘南新宿ラインの経路で山手貨物線に入り、E235系で統一された山手線を横目にラストスパート。渋谷に止まって終点の新宿へ。到着前に2号車の暖房の効きが悪かったとのお詫びの放送がありました。やはり肌寒いのはエアコンの調子が悪かったからなんですね。一般家庭のエアコンなら、フィルターを清掃すると直ったりすることもありますが、鉄道車両の場合はどうなんでしょうか?

ともあれ、引退直前の駆け込み的ではありますが251系のグリーン車に乗ることができました。そうそう、記事のタイトルはエクストリーム出社とありますが、実はこの列車に乗っていたのでは出勤時間に間に合わないので、平日休みを使っての体験乗車でした。1時間早ければ出勤時間にも間に合いますが、そうするとさらに早起きしなくてはならず、眠くてグリーン車でくつろぐ時間もなさそうですね・・・。

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2020年1月18日 (土)

しなの鉄道の115系を撮る(3)

1月7日、しなの鉄道撮影の続きです。

坂城駅付近で湘南色や横須賀色、そしてEH200の貨物列車などを撮影して、あと残すは初代長野色のみ。この編成は午前中は北しなの線の運用に入っており、昼過ぎに小諸行きで運転されます。この小諸行きを撮影するために場所を移動します。撮影ポイントを探しながら小諸方面に向かっていましたが、ゆっくり探している時間がなく、めぼしいポイントも見つからなかったので、早朝撮影していた田中駅付近のポイントに戻って撮影することにしました。

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604M 2020年1月7日 13:23 大屋~田中
この編成は小諸で折り返し長野行きの発車まで約50分あるので、小諸駅でも撮影しておきました。

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シングルアームが増える中、ひし形パンタグラフが残っています。

さて、今回小諸駅に立ち寄ったのは撮影だけではなく、しな鉄グッズを購入するため。今回は車で来たので、少しでもしなの鉄道でお金を使っておこうと思っていたのですが、グッズは軽井沢駅でないと売っていないようです。そんなわけで、今回は小諸駅の入場券代190円しか使いませんでしたが、鉄道会社を応援するならやはりきっぷを買って乗るのが一番。春になったら必ず再訪することを誓って、駅を後にしました。

このあと、初代長野色の長野行きを撮影して本日の撮影を終了することにします。あまり時間がないので、手っ取り早く朝に長野色を撮影したポイントに向かいました。
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653M 2020年1月7日 14:28 小諸~滋野
ご覧の通り、雪がちらつく中での撮影でした。冬の撮影は冷えるので、遅めの昼食を国道沿いのラーメン屋で食べて温まり、さらに帰りの上信越道では佐久平PAに隣接したハイウェイオアシスの温泉で温まっていきました。

久しぶりに存分に撮影を楽しめた1日でした。ただ、コカ・コーラ編成が撮影できなかったことが心残り。春に再訪する際には、運用表を見ながらコカ・コーラ編成も撮影しておきたいものです。

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2020年1月13日 (月)

しなの鉄道の115系を撮る(2)

1月7日、しなの鉄道撮影の続き。

田中駅付近で自強号色と湘南色を撮影したあと、長野方面に向かって移動しました。次のポイントは坂城駅付近のトンネルから。トンネルを出てきた下り列車を狙います。天気予報のとおり、曇ってきたので光量は少ないですが影にならずに済みそうです。
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635M 2020年1月7日 11:05 坂城~戸倉

この場所から反対方向にカメラを向ければ、S字カーブを行く上り列車を撮れます。次に来るのは湘南色の2両編成。
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638M 2020年1月7日 11:14 戸倉~坂城
湘南色は2両編成と3両編成の2本が用意されていますが、この日の3両編成は北しなの線運用でした。運用の組み合わせによっては、湘南色だけの5両編成の列車が運転される可能性もありますが、なかなか狙うのは難しそうです。

このあとEH200牽引の貨物列車が来ます。坂城まで来たのは、この貨物列車を撮影するためでもあります。
時刻通り、坂城を出発した貨物列車が通過しました。
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85レ 2020年1月7日 11:20 坂城~戸倉
牽引機はEH200-1号機。

そしてこのあと、坂城行きの貨物が入れ替わるように来ます。
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5774レ 2020年1月7日 11:28 戸倉~坂城
牽引機は2号機。奇しくも1,2で連番となりました。もう少し後ろのタキが長ければ画になったんですが・・・。

この場所ではもう少し、横須賀色編成が折り返してくるまで撮影を続けます。しな鉄オリジナル塗装編成もしっかり記録しておきます。
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1637M 2020年1月7日 11:42 坂城~戸倉
助手席側に「長野行」の縦書きの行先表示が見えます。

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1640M 2020年1月7日 11:45 戸倉~坂城
こちらは上り列車。こちらには助手席の行先表示はありません。

しな鉄オリジナル塗装の上りの後続で、横須賀色3両編成がやってきました。
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642M 2020年1月7日 12:11 戸倉~坂城
湘南色同様、横須賀色も2両と3両編成があり、今日撮影できる横須賀色は3両編成のほうでした。

1時間ちょっとの間に湘南色・横須賀色に加え貨物2本と、効率よい撮影ができました。さて、まだ撮影できていない初代長野色は、50分ほどあとに上り快速でやってきます。少し時間があるので再び場所を変えます。

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2020年1月11日 (土)

しなの鉄道の115系を撮る(1)

かつて東北線や高崎線、中央線などで活躍していた115系は、後継車両による置き換えが進み首都圏エリアから引退しています。そんな中、長野県に路線を持つしなの鉄道では所属する全車両がJR東日本から移籍した115系で、ここに行けば必ず115系に乗ることができる貴重な路線とも言えます。また、リバイバルや特別塗装の編成も豊富で各編成の運用も月ごとに公表されており、以前から撮影に行きたいと思っていました。そんな折、今年の夏から新型車両を導入するという発表があり、115系の置き換えが始まろうとしてます。撮りに行くなら今しかないと思い、1月7日に行ってきました。

早朝5時過ぎ、外に出てみたら寒い。冬だから当然ですが、沿線での撮影で寒空の下で列車を待つのもつらそう。しかも午後から天気が悪くなるそうなので、新幹線で行く予定を急遽車に変更しました。115系にも乗ってみたかったですが、春になって暖かくなったら改めて新幹線で再訪することにします。

さて、関越~上信越と高速道路を走って小諸インターチェンジで降り、下道で長野方面に向かいます。適当走らせて見つけた滋野駅付近のカーブで長野色のS15編成から撮影開始です。
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627M 2020年1月7日 8:18 小諸~滋野
この塗装は「信州色」とも呼ばれていましたが、しなの鉄道公式ホームページでは「長野色」と呼んでいるため、当ブログにおいてもそれに倣い「長野色」と表記します。「初代長野色」についても同様とします。

この場所、上り列車の撮影にはあまり適していないので場所を移動します。他の方のブログ記事を参考に、田中~大屋間のポイントで撮影を続けます。

まずはしな鉄オリジナル塗装。
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1624M 2020年1月7日  8:48 大屋~田中

天気はあまり期待していませんでしたが、思ったよりも雲が少なく、上り列車は順光で撮影できそうです。その絶好な条件の中でやってくる次の上り列車は、台湾自強号色と湘南色の併結です。公表されている運用表は編成の連結位置まではわからず、できれば自強号色は朝の1往復しか撮影チャンスがないので、好条件の上りで先頭に来てほしいところ。その願いが通じたのかどうか、やってきたのは黄色が目立つ自強号色編成を先頭にした5両編成でした。
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628M 2020年1月7日 9:12 大屋~田中

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引いてもう一枚。

さらに後続は、横須賀色がやってきます。
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630M 2020年1月7日 9:39 大屋~田中
横須賀色の115系、中央本線の普通列車を思い出しますね。

さて、ここまで光線状態がいいと、反対の下り列車は逆光。先ほど通過した自強号色の編成が、今度は湘南色を先頭に折り返してきますが、さすがにこの時だけ都合よく曇ってくれるわけもなく・・・。
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631M 2020年1月7日 9:44 大屋~田中
側面にはきれいに光が当たっていますが、その分先頭は・・・。補正をかけてこんな感じに。この列車は戸倉で自強号色編成を切り離し、湘南色編成だけで運用を続けるので、この後の折り返しに期待しましょう。

横須賀色の編成は1時間後になります。その間に場所移動。坂城付近まで進みますが、続きは次の記事で。

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2020年1月 7日 (火)

1月4日 新鶴見

1月4日土曜日、正月休みが続いている人も多いかと思いますが、三が日が終わったので貨物列車も動き始めたかなと思い、新鶴見で撮影してきました。結果から言うと、まだコンテナ列車は運休でしたが、今が書き入れ時とばかりにタンク車の貨物は動いていたのでこれらを中心に撮影できました。

では順を追ってご紹介します。まずはEF210のタンカー。
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3090レ 2020年1月4日 12:18 新鶴見信号場

更新色のEF65PFが入換標識灯を点灯してやってきました。
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入換~単1776レ 2020年1月4日 12:32 新鶴見信号場
しばらく待機してから、割畑を出発していきました。

このあと、やってくるのは逆方向の貨物か相鉄直通列車くらい。ただ、原色のEF65PFが来る情報があるので、しばらく待ってみます。日なたにいるとそれほど寒くないのが幸いでした。
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8584レ 2020年1月4日 13:33 新鶴見信号場

このあとさらに、EH200-901がやってくるとの情報があり、もうしばらく待ってみました。
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2020年1月4日 13:43 新鶴見信号場

コンテナ車の運休はありましたが、タンク車だけでもそこそこ撮影を楽しめました。正月休みの運休がひと段落したら、また撮りに来ることにしましょう。

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2020年1月 3日 (金)

旧3000系をイメージした東急1000系「緑の電車」

1月1日、午前中で京急大師線の撮影を終えましたが、まだ時間があるのでどこかで撮影していこうと思います。
元旦ではさすがに貨物列車も動いていないだろうし、どうしようかと思ったところで東急の旧3000系をイメージした1000系緑の電車を思い出しました。そこで、充当運用を調べてみると、この日は日没まで多摩川線を往復する運用なので、早速向かいました。

まずは矢口渡付近の踏切から。蒲田行きの電車が、国道1号線の立体交差を越えて地上に下りてくるところを順光で撮れます。
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2020年1月1日 12:09 武蔵新田~矢口渡
撮影地に到着後、最初にやってきたのがお目当ての列車でした。東横線90周年の5000系青ガエルのように、形式番号や定員などの表示、「T.K.K」表記などが再現されています。

同じ場所で折り返し多摩川行きまで待ってみます。矢口渡を発車したところを撮影しました。
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2020年1月1日 12:21 矢口渡~武蔵新田

さて、東急線といえばステンレス車体に赤帯の電車、というイメージが強いですが、多摩川線・池上線に関しては新7000系と、それに準じた塗装の1000系1500番台が増えてきて、この日の多摩川線では赤帯の1000系は1本だけしか見られませんでした。なので、こちらもしっかりと撮影しておきます。
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2020年1月1日 12:27 武蔵新田~矢口渡

このあと沼部付近の線路沿いに場所を移動します。
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2020年1月1日 13:04 沼部~鵜の木

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2020年1月1日 13:22 沼部~鵜の木

2020年の撮り初めはこれで終了。ところで東急の旧3000系は平成初期まで運用されており、私も小学生のころに利用していました。夏休みの東急スタンプラリー(当時のスタンプラリーは、期間中世田谷線以外の全線全駅にスタンプが設置されていた)で池上線や目蒲線のスタンプを集めていた時、冷房のない緑の旧3000系が来たらがっかりしたのも、今となってはいい思い出です。

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2020年1月 1日 (水)

京急大師線の干支ヘッドマーク

2020年、令和になって初めてのお正月となりました。しばらく鉄道撮影を休止しており、このブログ更新も1年半ほど休止していましたが、昨年末より再開しましたので、本年もよろしくお願いいたします。

さて、毎年恒例の新年撮り初めは京急大師線から。いつものように港町のS字カーブに行ってみました。最初にやってきたのはヘッドマークのない新1000形。
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2020年1月1日 10:34 京急川崎~港町
とりあえず写りを確認。この直後に通過した列車は1500形で、しっかりマークもついています。

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2020年1月1日 10:41 京急川崎~港町
毎年この場所ですれ違いを撮ってやろうと粘ったりするものですが、今年はすぐに達成できてしまいました。

今年のヘッドマークはこの2種類。
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2020年1月1日 10:47 京急川崎~港町

このあと場所移動します。いつもなら京急川崎駅付近で撮影するところですが、昨年に産業道路と交差する地下化が完成した様子も見てみたくて、小島新田方面へ行ってみました。
小島新田に来るのはいつ以来でしょうか。数年前は工事中で撮影できる場所ではありませんでしたが、今日行ってみたら、工事はまだ終わっていないものの、産業道路の地下トンネルから出てきたところを踏切から撮影できました。

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2020年1月1日 11:18 産業道路~小島新田
シーサスを渡って転線してくるシーンもよさそうですが、あいにくこの時間帯は設定がありません。

まだ午前中ですが、2種類のマーク付き列車も撮影できたし、京急の撮影はこれで終了です。

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