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2020年1月11日 (土)

しなの鉄道の115系を撮る(1)

かつて東北線や高崎線、中央線などで活躍していた115系は、後継車両による置き換えが進み首都圏エリアから引退しています。そんな中、長野県に路線を持つしなの鉄道では所属する全車両がJR東日本から移籍した115系で、ここに行けば必ず115系に乗ることができる貴重な路線とも言えます。また、リバイバルや特別塗装の編成も豊富で各編成の運用も月ごとに公表されており、以前から撮影に行きたいと思っていました。そんな折、今年の夏から新型車両を導入するという発表があり、115系の置き換えが始まろうとしてます。撮りに行くなら今しかないと思い、1月7日に行ってきました。

早朝5時過ぎ、外に出てみたら寒い。冬だから当然ですが、沿線での撮影で寒空の下で列車を待つのもつらそう。しかも午後から天気が悪くなるそうなので、新幹線で行く予定を急遽車に変更しました。115系にも乗ってみたかったですが、春になって暖かくなったら改めて新幹線で再訪することにします。

さて、関越~上信越と高速道路を走って小諸インターチェンジで降り、下道で長野方面に向かいます。適当走らせて見つけた滋野駅付近のカーブで長野色のS15編成から撮影開始です。
D50_9229
627M 2020年1月7日 8:18 小諸~滋野
この塗装は「信州色」とも呼ばれていましたが、しなの鉄道公式ホームページでは「長野色」と呼んでいるため、当ブログにおいてもそれに倣い「長野色」と表記します。「初代長野色」についても同様とします。

この場所、上り列車の撮影にはあまり適していないので場所を移動します。他の方のブログ記事を参考に、田中~大屋間のポイントで撮影を続けます。

まずはしな鉄オリジナル塗装。
D50_9233
1624M 2020年1月7日  8:48 大屋~田中

天気はあまり期待していませんでしたが、思ったよりも雲が少なく、上り列車は順光で撮影できそうです。その絶好な条件の中でやってくる次の上り列車は、台湾自強号色と湘南色の併結です。公表されている運用表は編成の連結位置まではわからず、できれば自強号色は朝の1往復しか撮影チャンスがないので、好条件の上りで先頭に来てほしいところ。その願いが通じたのかどうか、やってきたのは黄色が目立つ自強号色編成を先頭にした5両編成でした。
D50_9237
628M 2020年1月7日 9:12 大屋~田中

D50_9247
引いてもう一枚。

さらに後続は、横須賀色がやってきます。
D50_9265
630M 2020年1月7日 9:39 大屋~田中
横須賀色の115系、中央本線の普通列車を思い出しますね。

さて、ここまで光線状態がいいと、反対の下り列車は逆光。先ほど通過した自強号色の編成が、今度は湘南色を先頭に折り返してきますが、さすがにこの時だけ都合よく曇ってくれるわけもなく・・・。
D50_9272
631M 2020年1月7日 9:44 大屋~田中
側面にはきれいに光が当たっていますが、その分先頭は・・・。補正をかけてこんな感じに。この列車は戸倉で自強号色編成を切り離し、湘南色編成だけで運用を続けるので、この後の折り返しに期待しましょう。

横須賀色の編成は1時間後になります。その間に場所移動。坂城付近まで進みますが、続きは次の記事で。

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