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2020年3月29日 (日)

ことでん1300形の京急1000形時代

ことでんの車両の多くが京急からの譲渡車であることは先日の記事でもしるした通りで、京急700形と初代1000形がことでんに譲渡されて、主力車両として活躍しています。(このほかラッシュ時の増結用に旧600形も2両編成2本が現存)

さて、今回のことでん訪問で撮影した車両で、京急時代の写真がないかなと探してみたら・・・見つかりました。
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2020年2月23日 8:44 高松築港~瓦町
長尾線用の1305号、奇しくも京急でも同じ車両番号のデハ1305として、晩年は大師線で運用されていました。

大師線時代のデハ1305がこちら。
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2010年1月1日 14:28 港町~京急川崎
2010年の元旦、大師線恒例の干支ヘッドマーク付きの列車を撮影したものです。この年の6月にはすべての初代1000形が営業運転を終了しています。

見比べてみると、連結器が変更されたほか、運転席床下の機器箱や屋根上の誘導無線アンテナが撤去されていたりなど外観上の変化もありますが、ほぼ原形を保っているのはうれしいですね。ことでんでも、長く活躍してほしいものです。

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2020年3月23日 (月)

関西エリアに残るJR103系に乗る・撮る

ことでんの撮影を楽しんだあとは三宮の東横インに泊まり、翌2月24日は関西エリアの未乗路線乗り鉄と103系の撮影です。

まずは神戸三宮から阪急電車に乗って大開駅で降り、徒歩でJRの兵庫駅へ。お目当ては和田岬線で使用されているスカイブルーの103系です。休日ダイヤでは、朝は1往復しか運転されず、その時間に合わせてやってきました。発車時間まで少し時間があるので、吉野家で朝食してから駅に行くとすでに103系がいました。
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以前は京浜東北線でよく乗ったスカイブルーの103系、3年半ほど前に阪和線で撮影したときはまだ結構残っていたのに、もうここでしか見られなくなってしまいました。

和田岬線に乗るのは1994年以来26年ぶり。前回はまだ非電化でキハ35でした。6両編成なのに半数の3両はエンジンを持たないキクハ35だったので、加速はゆっくりだしあまりスピードを上げないまま終点に着いたという感じでした。103系になっても、距離が短いからゆっくり走るのだろうと思っていたら、兵庫発車後のカーブを曲がるまではあまり速度を上げませんが、川崎重工の兵庫工場前を過ぎたあたりからノッチオン、力強いモーター音を楽しめました。

終点の和田岬に到着後、地下鉄で新長田へ移動し、徒歩連絡で西代へ。今度は阪神電車の乗りつぶし。高速神戸駅で電車を待っていたら、発車案内には同じホームに阪急、阪神、近鉄の行先が表示され、鉄道に詳しくなかったらどの電車に乗ればいいのか迷いそうです。

阪神は近鉄直通の電車で難波経由で河内永和へ。ここからおおさか東線で新大阪へ向かいます。おおさか東線で見られる201系も、最近置き換えられることが発表されました。それを受けてか、撮影する人の姿もちらほらと。そのあと梅田(阪急)西院(京福)天神川(地下鉄~京阪)びわこ浜大津と乗っていきます。昨日のことでんでは”釣り掛け電車には次はいつ乗れるだろう”と思いましたが、京福で乗った電車が釣り掛け電車でした。しかも、西院で電車を待っていたら鳴った踏切は電鍾式警報器。これはもう一度、京福目当てに訪問したいです。

京阪はそのあと石山坂本線をびわこ浜大津~石山寺~坂本比叡山口と乗りつぶし、JRの比叡山坂本から湖西線で山科へ。地下鉄で六地蔵に行って今回の未乗路線乗りつぶしは終了。このあとは奈良線で103系の撮影です。

ここ数日の103系の運用を調べた結果、このあとの下り列車に103系が充当されていると予想。果たしてそれは・・・
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見事的中、44A運用でした。とりあえずこの列車に乗って103系の走りを楽しみます。先頭車両の前面展望を見ながら撮影ポイントを探したいのですが、モーター音を楽しみたいので中間車両のモハ103に乗ります。

途中の宇治では後続のみやこ路快速の待ち合わせをします。そこで、快速に乗換えて次の停車駅の城陽まで先行し、乗ってきた103系を撮影することにします。
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2020年2月24日 14:00 城陽駅
下調べはしていませんでしたが、順光でいい写真が撮れました。このあと上り列車で目星をつけておいた撮影ポイントへ移動します。そのポイントとは、黄檗駅の京都寄り。踏切からの撮影です。

乗った上り列車は黄檗駅で103系の下り列車と交換でした。
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乗っていた先頭車両から撮影してみました。

駅から徒歩3分くらいの踏切で撮影スタート。やってくる列車は221系、205系、そして103系。

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2020年2月24日 14:42 木幡~黄檗
221系の4両編成は先頭車両に転落防止ガード付き。6両編成には付いていないのは、併結運転する予定がないからでしょうか。

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2020年2月24日 14:44 黄檗~木幡
この205系はJRになってから阪和線用に用意された1000番台。助手席側の前面窓が大きいのが特徴です。

ポイントに着いて約1時間、ようやくお目当ての103系です。六地蔵から宇治まで乗った編成が奈良まで行ってから戻ってきました。D50_0230
2020年2月24日 15:35 黄檗~木幡

撮影を終えて黄檗駅から上り列車に乗ります。この上りも103系。
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この列車がJR藤森駅で交換する相手も103系。
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ちょっと影が気になるのが残念ですが・・・。

京都駅で並んだ103系と205系。
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103系ばかりに注目してしまいがちですが、205系も関東エリアでは数を減らしています。
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国鉄時代に東海道緩行線に投入された、側扉の窓が小さい初期タイプ。山手線に新製配置された車両の同期ですね。

これをもって今回2日間の撮影は終了しました。新幹線で帰ります。

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2020年3月21日 (土)

聖火輸送機「TOKYO2020号」とカラースモークのブルーインパルス

いよいよ2020東京オリンピックの開幕が近づいてきました。コロナウイルスの影響で通常開催が危ぶまれているような状況ですが、ひとまず聖火については予定通りギリシャで採火され、特別塗装のB787で空輸されてきます。到着地となる航空自衛隊松島基地では記念の式典にブルーインパルスが五輪マークを描くこととなっており、これの撮影に行ってきました。

3月20日、午前4時半ごろに出発、東北自動車道を北上し松島基地に近い矢本インター付近には9時ごろに到着。ただ、矢本インター付近は混雑しているとの情報があり、次の石巻港インターで降りたらスムーズでした。撮影ポイントは矢本海浜緑地付近から。駐車場もすんなりと入れて、北上運河の堤防上から撮影します。

風が強いので、予定より1時間半も早く到着するそうです。私が撮影ポイントに着いて準備をしていたら早くも機体が見えてきました。
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これがTOKYO2020号、便名はJL2020便です。おそらく担当のパイロットは一番のベテランを選抜したんでしょう、かなりの強風でしたが無事に着陸してくれました。
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JALのB787-9(JA837J)の塗装を変更していますが、国家的行事ということで、国内のフラッグシップキャリアであるJALとANAの共同運航となっており、機体に両社のロゴマークが並んでいることも話題になっています。

ブルーインパルスのフライトはこのあと11時からなので、一旦車に戻って待機します。この間にもどんどん風が強くなってきて、10時40分ごろに気象情報をチェックしたら暴風警報が発令されていました。それくらいの強風なので、これは絶対飛べないだろうと半ばあきらめモードになりつつエアバンドを聞いていたら、どうやら飛ぶ準備が進んでいる様子。そして11時ごろ、エンジンスタート!

西からの強烈な風のため、横風用の短いRWY33から離陸します。
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私がいた位置からはちょっと遠いのですが、離陸するT-4とTOKYO2020号が同一フレームに収まりました。

離陸の後しばらく上空待機。式典のスケジュールが押したようで、待望のオリンピックシンボルは11時42分から。

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この写真の中で、五輪マークを描いているんですが、何せ警報レベルの強風ゆえほとんどわからないまま終わってしまい周囲からは残念のため息が聞こえてきます。

ただこのあとのカラースモークによる航過飛行では歓声があがりました。
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私が航空機趣味を始めたときはすでにカラースモークの使用が中止されていたため、ブルーインパルスのカラースモークを見るのはこれが初めて。五輪マークは残念でしたが、これを見られただけでも来た甲斐がありました。

ブルーインパルスはこのあと着陸。強風のなかよく飛んでくれました。ブルーインパルスのパイロットの技術力の高さを見せてくれたフライトでした。

 

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2020年3月16日 (月)

E261系・E257系・185系の「踊り子」を撮る

昨日3月14日に実施されたダイヤ改正では、新たにE261系「サフィール踊り子」が運転開始となりました。また185系の置き換えとなるE257系の「踊り子」での営業運転も開始されました。今日はこれらの「踊り子」に加え、今回の改正では残った185系踊り子も含め、東海道線で撮影してきました。

今回は東神奈川駅付近で撮影することにして、開業したばかりの高輪ゲートウェイ駅も見てみようかと思い、大井町線で大井町へ行き、京浜東北線で高輪ゲートウェイに立ち寄り、泉岳寺から京急で移動しようかと考えていたところ、大井町駅のベックスコーヒーでくつろいでいたら時間がなくなってしまいました。なので、高輪ゲートウェイはまた後日にして、今日はそのまま東神奈川へ向かいます。

途中では新子安という有名撮影地がありますが、さすがに今日は撮影者が多く、ここはまた平日休みに改めて来るとして、予定通り東神奈川に来ました。東神奈川で降りたら新子安方面に戻るように歩いたところが撮影ポイントです。

準備をして最初にやってきたのがこちら、185系の踊り子でした。
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8029M 踊り子9号 2020年3月15日 10:52 新子安~東神奈川
この列車は週末運転の臨時列車ですが、今のところはまだ185系の定期運用も残されています。185系に乗る・撮るなら今のうちですね。

それから30分後、お目当てのサフィール踊り子がやってきました。が、反対側からは京浜東北線の北行も接近。D50_0308
3001M サフィール踊り子1号 2020年3月15日 11:22 新子安~東神奈川
裏被りとなってしまいました。まあ、手前の線路に被られて全く撮れなかったわけではないし、今後毎日走る列車ですから、次に行きましょう。

このあとは場所を変えて横浜方面に向かって歩きます。東神奈川駅と京急の神奈川駅の間くらいにある歩道橋から撮影してみます。まずは185系踊り子の15両編成。
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3033M 踊り子13号 2020年3月15日 12:22 東神奈川~横浜
上からの縦構図で。

次のサフィール踊り子は新宿始発。なので横須賀線を走行してきます。通過時間が近づくと撮影者の人数が増えてきました。みんな側面にも日があたる海側の階段に集まっていますが、そちらだと側面がちの画となるため、ここはあえて山側の階段から狙います。 D50_0348
8015M サフィール踊り子5号 2020年3月15日 12:54 東神奈川~横浜
この構図だと、両側に架線柱がありますが、8両編成のE261系ならなんとかかわせそうだったので、こちら側にしたのでした。

さて最後にもう1本。このあとにはE257系の踊り子も来るので待ってみます。サフィール踊り子が通過すると、他の撮影者は撤収してしまったので、私も海側から撮影してみます。
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3035M 踊り子15号 2020年3月15日 13:22 東神奈川~横浜
順光だった海側も、時間の経過とともに太陽が動いて日が当たらなくなってしまいましたが、まあまあ思い通りの撮影ができました。この日の撮影はこれで終了し、このあと神奈川駅から京急で川崎へ、有隣堂で貨物時刻表を購入して帰宅しました。

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2020年3月13日 (金)

ことでん長尾線の列車を撮る

仏生山駅での撮影を終えて琴平線の上り列車で瓦町駅まで戻ってきました。このあとは長尾線に乗り換えて、少しだけ長尾線の撮影もしていきます。

先頭車両に乗って撮影できそうなポイントを探します。田畑があって比較的開けている農学部前駅で下車し、次の平木駅方面に向かって少し歩いたポイントに来ました。すぐにやってくる上り列車をここで撮影します。D50_0172
2020年2月23日 15:18 平木~農学部前
編成にかかってしまう木がちょっと気になりますね・・・。

場所を変えて、今度は農学部前駅から池戸駅方面に歩いてみました。
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2020年2月23日 15:35 池戸~農学部前
こちらのほうがすっきりした写真になりますね。
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後追いだとこんな感じになります。

最後に、上り列車を1本。
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2020年2月23日 15:40 農学部前~池戸
こくみん共済の広告ラッピング編成。ことでんでの旧京急1000形は、琴平線の1080形が分散式冷房を搭載した冷房改造車なのに対し、長尾線の1300形は新製時から集中式冷房を搭載した比較的車齢の若いグループから譲渡されています。

ことでんでの撮影はこれで終了。このあと瓦町へ戻り、こんどは志度線に乗ります。今日の宿泊である神戸まで高速バスで移動しますが、せっかくことでんの1日乗車券があるので、これを有効活用して志度の高速バス停からバスに乗ることにしています。志度線の車両は名古屋市交通局から譲渡された車両で統一されていますが、琴平線・長尾線の主力車両が昔から慣れ親しんだ京急の車両であるのに対して、名古屋の車両は馴染みがないのでいまいち興味の対象になりにくく、今回は乗るだけになりました。ただ、志度線は海沿いを走る区間もあり、琴平線や長尾線とは違った車窓風景も楽しめるので、別の機会に沿線で撮影できればと思います。

琴電志度で降りて高速志度バス停までは徒歩で約2~30分ほど。まだ少し時間があるので、近くのマクドナルドで休憩していきます。高速バスはチケットレスでオンライン決済したスマホの画面を提示する必要があるのですが、スマホの充電が残りわずかになってきたので充電しておきたかったためでもあります。

バスは高松始発。市内で渋滞したのか、それとも乗車に時間がかかったのか、10分ほど遅れてやってきました。


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明石海峡大橋を経由して20時半ごろに神戸に到着。翌日は関西エリアの未乗路線乗りつぶしと、103系の撮影です。

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2020年3月11日 (水)

仏生山検車区にいた京急塗装の1080形

レトロ電車で仏生山駅に着きましたが、駅のホームから京急時代の塗装を再現した1080形が見えました。その行先表示は、「特急15C 新町」となっています。
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ことでんに新町駅なんてあったっけ?いえ、もちろんこれは、京急の検車区のある神奈川新町のことですね。塗装だけでなく、種別や行先、運行番号も京急時代に。さらによく見ると、ことでんでは撤去された運転席屋根上の誘導無線アンテナまで再現されています。ずいぶんと細かいところまで凝ってますね~。この日は非公開の撮影会が実施されていたようで、私もホームからおこぼれにあずかったのでした。

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逆側は、種別は見えませんが行先は「品川」でした。

それだけでなく、縦列で停車している長尾線用の1300形も、「通勤快特」の種別表示。D50_0161
今日は沿線で撮影していて、京急塗装の1080形がやってこなくて残念でしたが、これはこれでなかなかいいものを見せてもらえました。

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2020年3月 9日 (月)

ことでんレトロ電車に乗る

高松から撮影しながら移動してきた琴平線ですが、綾川から乗った列車で終点の琴電琴平までやってきました。ホームにはレトロ電車がドアを開けたまま停車しており、車内を飲食や休憩のためのスペースとして開放しているので、客室や運転室などの様子をじっくりと観察することができます。
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120号車内に掲示されていた「近代化産業遺産」のプレート。その上には、製造銘板があります。小さくて見にくいですが、右から左書きで「汽車製造株式會社 大正十五年十月 東京支店製造」とあります。

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今回の3両のうちもっとも古い車両となる23号。行先表示の「仏生山」の仏の字が旧字体なのもいいですねぇ。

改札を出たところでは、お弁当やことでんグッズなどが販売されていてにぎわっています。駅の外にはホームと並行する公道があり、フェンス越しにはなりますが台車など外回りも観察できます。
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上りのレトロ電車は琴電琴平を13時19分に発車します。改札口にはレトロ電車に乗りたい人が列を作っており、発車約20分前の13時頃に改札が始まりました。前のほうに並んでいた私は3両のうちどの車両に乗ろうか迷いましたが、一番古くて今年の5月には引退してしまう23号に乗りました。本来であれば、途中駅で車両を移動して乗り比べてみたいものですが、混雑する中でせっかく座席を確保できたので、そのまま乗り続けます。

私と同様に考える人も多いようで、他の車両は見ていないのでわかりませんが23号は立客も多く、先頭車両となるため、運転室の後ろのスペースは人垣となっていました。
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日よけの枠も木製です。

発車すれば懐かしい釣り掛け駆動の走行音。旧型電車の一番の魅力と言っても過言ではないでしょう。仏生山までの1時間弱、しっかりと楽しんできました。

仏生山に到着したレトロ電車。
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このあと、琴平寄りにある留置線に引き上げます。
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今日の仕事を終えて休むレトロ電車の編成。

次に釣り掛け駆動の走行音を聞けるのはいつになるだろう・・・もしかしたら、これが最後になるかも?ぜひまた乗りたいと思いつつ、そう簡単に来ることができない距離に、後ろ髪を引かれる思いでレトロ電車を見送りました。

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2020年3月 7日 (土)

ことでんレトロ電車を撮る

岡本10時44分発の下り列車で移動します。この列車は滝宮行きなので、滝宮までの区間で撮影ポイントを探すことになります。沿線風景や地図を見ながら数名の撮影者が集まっているポイントがあり、ここで撮影することにして綾川駅で下車。

撮影ポイントは田んぼの畦道のようなところから。上り列車が順光になります。なので、まずやってきた下り列車は後追い撮影。D50_0074
2020年2月23日 11:09 陶~綾川

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2020年2月23日 11:20 綾川~陶

上り列車の後追いはこんな感じ。
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ということは、下り列車もこんな感じになります。もうちょっと太陽が動いてくれればよかったですが、いよいよ次の列車はレトロ電車です。

今日のレトロ電車は120号+300号+23号の3両編成。3両とも大正時代に製造されて90年以上の車歴を持つ正真正銘のレトロ電車。
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2020年2月23日 11:25 陶~綾川

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3両の中でも一番古いのが手前の23号で大正14年(1925年)製。今年の5月で引退することが決まっています。

レトロ電車通過後も、もう1本撮影していきました。
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2020年2月23日 11:36 綾川~陶

ここでの撮影はこれで終了し、後続電車で琴平まで移動します。毎度のことながら、撮影メインの行程だとゆっくり食事をする時間がなく、20分くらいの列車待ちのあいだにコンビニで購入した軽食で済ませます。
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2020年2月23日 12:09 綾川駅

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2020年3月 5日 (木)

ことでん琴平線の列車を撮る

片原町駅駅付近での撮影を終えて、琴平線の列車で移動します。片原町9:17発の滝宮行きで、次の撮影ポイントへ。実は撮影ポイントについては、調べてみたもののどこがいいか決めかねていたので、車内から探してみます。

さて、乗った列車は滝宮行きですが、途中車両基地のある仏生山で車両交換をするとのこと。仏生山駅では頭端式の3番線ホームに到着し、向かいの2番線に停車中の列車に乗り換えます。ここで乗り換えたのは4両編成。そのうち前の2両は元京急1000形の1080形でした。車内の製造銘板を見てみると、昭和35年に製造されたことが分かります。
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昭和35年は1960年ですから、2020年の今年でちょうど60年目。これも充分レトロな電車の部類に入れてもいいかもしれません。

撮影ポイントは、開けた風景の岡本駅付近にしました。岡本駅で降りて高松築港方面に戻るように歩いていくとよさそうなポイントがあります。先客が一人いたので挨拶をしてやってきた下り列車を撮影。
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2020年2月23日 9:57 円座~岡本
正面は日が当たらないものの、片ポールでよさそうなんですが、車体の足回りを隠してしまう枯草があってあまりすっきりとしません。ここではこれ1本だけ撮影してそのまま円座方面に向けて歩いてみます。
 
やはり先客が2名いるポイント、ここは枯草もなくきれいに車体を撮影できます。D50_0024
2020年2月23日 10:11 円座~岡本

上り列車は、岡本駅を発車して勾配を下りてくるところを撮影できます。
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2020年2月23日 10:16 岡本~円座
ここでレトロ電車を撮影してもよさそうですが、まだ時間があるので場所を変えます。

岡本駅に戻る途中の踏切でもう少し撮影していきました。
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2020年2月23日 10:28 円座~岡本

この列車は先ほど岡本駅まで乗ってきた下り滝宮行きの折り返し。4両編成の後ろ2両は切り離されたようです。
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2020年2月23日 10:30 岡本~円座

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後追いでも1枚。

ここまでの撮影で岡本駅に戻りました。さらに電車で先へ進みます。
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2020年2月23日 10:42 岡本駅
この列車で次の撮影ポイントへ。

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2020年3月 3日 (火)

サンライズ瀬戸で行くことでん撮影旅行

令和最初の天皇誕生日を含んだ2月の3連休は、初日の土曜日夕方から自分の時間がとれたので、久しぶりに鉄道撮影の遠征に行くことにしました。場所は、一度撮影や乗ってみたかった高松琴平電鉄(ことでん)のレトロ電車。京急や京王から譲渡された車両も走っているので、ぜひ一度じっくり撮影してみたいと思っていました。ちょうどこの3連休中の日曜日は月一回のレトロ電車の運転日。ということで、行き先はことでんに決定。

高松までは、迷わず「サンライズ瀬戸」を選択。全国のブルートレインが廃止された今、サンライズ出雲とともに一般の窓口で購入できる数少ない寝台列車です。寝台券発売開始となる乗車1か月前の1週間後に買いに行ったら、A寝台のシングルデラックスはすでに満室、B寝台のシングルは喫煙室でしたがかろうじて残っており、購入することができました。まだまだ寝台特急の需要もあるんだなと思いましたが、では他の路線でも運行しようとならないのは、やはりあまり黒字になりにくいんでしょうか・・・。

2月22日、銀座の銭湯で温まってから東京駅に着いたのは21時45分ごろ。すでに列車は入線しており、部屋に入ってくつろいでいるともう発車時間となりました。が、この10分くらい前にホームの非常ボタンが押されたらしく、幸いにもすぐに運転再開しましたが、サンライズ瀬戸も3分ほど遅れての発車となりました。
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「サンライズ瀬戸」この日は琴平まで延長運転します。少しでも長く乗っていたくて、琴平まで乗ろうかと思いましたが、そうするとことでん撮影の時間が短くなってしまうため今回は高松で下車します。
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指定された6号車はサハネ285-3001。JR東海大垣電車区所属の編成です。

寝台特急に乗るのはもう10年ぶりくらい。部屋を暗くして、流れる街の明かりを見ていると遠くへ行くんだな~という気分が高まります。新子安付近で急停車しました。どうやら先の踏切で直前横断でもあったようです。東京駅での遅れと合わせて横浜には10分遅れとなりました。景色を見たり、横になってウトウトしたりしながら、長いはずの夜が短く感じたことです。

夜が明けて岡山到着時はほぼ定時になりました。サンライズ出雲を切り離し単独で高松へと向かいます。瀬戸大橋を渡って四国入り。高松には定刻通り7時27分に到着しました。列車を降りたらまずは駅ナカの「連絡船うどん」で朝食です。
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高松駅に停車中のサンライズ瀬戸

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かつての宇高連絡船内にあったうどん屋を再現したお店です。

うどんで温まったら、早速ことでん撮影へ。まずはJR高松駅向かいの高松築港駅で、ことでんの1日乗車券を購入。そして、電車には乗らずに列車の撮影をしながら隣の片原町駅へ歩いて向かいます。

まずは高松築港駅に近いカーブで、上り列車を撮影。
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2020年2月23日 8:11 片原町~高松築港
元京急700形
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2020年2月23日 8:16 高松築港~片原町

先ほど撮影した編成が折り返してきました。
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2020年2月23日 8:21 高松築港~片原町
上下線を転線するシーサスクロッシングが高松築港駅から離れたところにあるため、あたかも上り線を逆走しているように見えます。

こちらは元京王5000系の1100形。
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2020年2月23日 8:31 高松築港~片原町

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2020年2月23日 8:33 高松築港~片原町
休日ダイヤでは朝の1本だけ運転される瓦町止まりの列車。

やっと撮ることができた、元京急1000形の1300形。
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2020年2月23日 8:44 高松築港~片原町

こちらの元京王5000系、1100形は標識灯が撤去されています。
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2020年2月23日 8:47 高松築港~片原町

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2020年2月23日 9:01 高松築港~片原町

片原町駅で並んだ長尾線と琴平線の1200形。
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2020年2月23日 9:10 片原町駅

この区間は琴平線と長尾線の2路線の列車が通るので列車本数が多く、効率よい撮影ができました。一通り撮影したので片原町から電車に乗り、先へ進みます。

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2020年3月 1日 (日)

2月20日の貨物列車(新鶴見)

午後、新鶴見でAB900系の撮影をしたあとも、撮影を続けます。平日だけあってやってくる貨物列車も多いので、ここでは注目を集めている列車をご紹介します。

まずは、梶ヶ谷でも撮影した米タン。こちらは、ジェット燃料を満タンにして横田基地のある拝島へ向かいます。
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8079レ 2020年2月20日 15:01 新鶴見信号場

先日も撮影した、石炭列車5783レ。
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5783レ 2020年2月20日 15:06 新鶴見信号場

最後にもう1本、梶ヶ谷のリニア新幹線建設工事現場で発生した残土輸送列車を撮影します。
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8152レ 2020年2月20日 15:15 新鶴見信号場
お昼前に梶ヶ谷で単機を撮影した2074号機です。だいぶ原色のPFが増えてきましたね。運用表を追わなくても撮影できる機会が多くなりました。

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