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2020年11月25日 (水)

そろそろ先の見えてきたE217系

先日は185系踊り子号を撮影してきたわけですが、それとは別に今後注目を集めることになるであろう車両が横須賀線のE217系。後継のE235系が続々と落成し、12月からの営業運転開始が予定されています。

横須賀・総武快速線系統では一大勢力を誇ったE217系ですが、E235系の集中投入が進むと数年で置き換えが完了することでしょう。そんなわけで、185系撮影の合間にはしっかりとE217系も撮影しておきました。

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833S 2020年11月19日 9:52 新子安~東神奈川

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1005F 2020年11月19日 11:38 戸塚~大船

1994年に登場したE217も今年で26年。横須賀・総武快速線系統からの引退後は、廃車になるのか、他路線に転用されるのか、今後が大いに気になりますが、その前に、いつでも見られるうちにもう少し撮影しておきたいものです。

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2020年11月23日 (月)

世代交代の過渡期・3車種の「踊り子」を撮る

251系「スーパービュー踊り子」が引退し、E261系「サフィール踊り子」がデビューしてから8か月、今度は「踊り子」に使用されている185系が、来年3月に引退することが発表されました。185系「踊り子」は以前にも何度か撮影していますが、引退発表後に平日休みがあったので、密を避けつつ撮影してきました。

まずは新宿始発の踊り子5号から。
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3065M踊り子5号 2020年11月19日 9:54 新子安~東神奈川
A編成単独の10両編成。

このあとの踊り子7号はE257系での運転。保土ヶ谷駅付近の道路沿いから撮影しました。
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3027M踊り子7号 2020年11月19日 10:29 横浜~保土ヶ谷

さらにそのあとは、戸塚~大船間のカーブへ。ただし、ここは昨年251系を撮影した歩道橋のポイントではなく、もう少し大船寄りのポイントです。さすがに歩道橋のポイントは平日といえども先客がいそうだったので、密回避のため誰もいないポイントを探し当てました。

ここでの狙いは、まずはサフィール踊り子から。
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3001Mサフィール踊り子1号 2020年11月19日 11:35 戸塚~大船
やはり人気の新型車両だけあって、平日でも多くの乗客がみられました。先日の伊豆旅行でもサフィールの個室を利用してみたかったものの満席で残念でしたが、その代わりに185系の最後の走りを楽しめたわけです。

午後の踊り子13号は修善寺編成を併結した堂々の15両編成。
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3033M踊り子13号 2020年11月19日 12:36 戸塚~大船

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やっぱり長編成は絵になりますね~。

光線状態の良い下りの185系踊り子は先ほどの13号まで。上り列車は逆光なのでこのまま帰ろうかと思いましたが、少し曇ってきたので川崎付近で1本だけ上りも撮影していくことにしました。

撮影場所としてはまずまずなんですが、踊り子の通過時刻になると晴れてきて、線路沿いの建物の陰になってしまいました。D50_0708
3030M踊り子10号 2020年11月19日 15:32 鶴見~川崎
補正をかけてこんな感じに。

あと残り4か月、何事もなく走り切ってほしいですね。

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2020年11月22日 (日)

引退へのカウントダウンが始まった185系に乗る

11月12日、JR東日本のプレスリリースで「踊り子」等に使用されている185系が来年3月に引退し、E257系に置き換えとなることが発表されました。この発表よりも前から、Gotoキャンペーンを利用して伊豆旅行を計画しており、行きは185系踊り子号に乗ることにしていましたので、今回図らずも国鉄型特急車両の最後の走りを楽しめることとなりました。

185系の特徴と言えば、特急型なのに開けることのできる窓。
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しっかりと換気もされているので窓を開けている人はいませんでしたが、コロナ禍でもあるので少しだけ窓をあけてみました。今や鉄道車両の窓は上から片手で開けることのできるタイプが多い中で、窓の角下についている金具を押さえて両手で持ち上げないと開けられない窓もすっかり希少な存在となりました。

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カーブの区間で、開けた窓から少しだけスマートフォンのレンズを出して編成を撮ってみました。

途中の南伊東では上りの踊り子と列車交換。
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あちら側はトップナンバーの編成でした。

伊豆急下田に着いた185系踊り子。
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今回は家族旅行なので記念写真しか撮っていませんが、もうすぐこの絵入りのトレインマークも見納めとなります。

思えば、一時期塗装が変更されたことがあったものの、絵入りマークと言い、特急シンボルマークと言い、JRマーク以外は登場時の外観が保たれているんですね。引退の時まで、今後もあまり密にならないように撮影していきたいと思います。

 

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2020年11月21日 (土)

京急ミュージアム見学

平日休みを利用して、今年1月にオープンした京急ミュージアムに行ってきました。

オープン直後は混雑が予想されるために事前予約制に、その後もコロナウイルスにより予約制が続いていましたが、9月から先着順となり早く並んで整理券を入手できれば誰でも見学できるようになっています。1日3回の入れ替え制で、今回は昼過ぎの12時30分からの2回目に行きました。

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京急ミュージアムは京急グループ本社の1階にあり、最寄り駅はみなとみらい線の新高島駅ですが、横浜駅から徒歩でも10分ほどで行けます。ミュージアムの展示室はガラス張りで外からも見ることができます。
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こんな京急電車のオブジェも。
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整理券の配布は12時15分から。配布場所にあるイスは800形から転用した座席だそうです。
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1回あたりの定員は50人(未就学児含む)で、配布場所の2階エントランスに15分くらい前に着いたら定年退職した元京急運転士の方が軽妙な喋りで説明しているところでした。すでに20人くらい先客がいるもののまだ余裕で入れそうですが、配布時間の頃には定員に達したようです。

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見学中には2種類の有料体験メニューが用意されています。一つは新1000形の実物運転台によるシミュレーター。もう一つはプラレールの車両に好きなデザインができる「マイ車両工場」。どちらも希望者による抽選で、希望者は抽選券を箱に入れます。もちろん、私はシミュレーターの抽選に参加。そして、入場時刻直前に抽選が行われます。この日は子ども連れの参加者が多く、プラレールのほうは倍率が高いようでしたが、シミュレーターはあまり希望者が多くなかったようで、私も見事当選となりました。
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これがシミュレーションの当選券。 

抽選発表後にいよいよ入場です。エレベーターで展示エリアの1階に下りるとまず目に飛び込んでくるのが、このミュージアムの目玉でもある230形デハ236号の実物車両。
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かつての京急の駅をイメージしたホームから車内に入ってみます。
レトロな中づり広告やドア上の路線図などで現役当時の様子を再現しています。
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ホームと反対側のドアは外側に設置された車掌スイッチでドア開閉体験ができます。このほか、来場者の操作はできませんが公式ホームページの動画によるとパンタグラフの昇降もできるようです。

展示室中央には京急沿線をイメージしたHOゲージの鉄道模型があります。品川や京急蒲田、上大岡など、各駅の特徴をよく捉えられています。
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八ツ山橋をイエローハッピートレインが通過しています。下を走る山手線はE231系。並んで走る都営バスも。この先の品川駅には285系サンライズエクスプレスも停車していました。

京急と言えば羽田空港アクセス。2層式の京急蒲田と合わせて、限られたスペースで上手に再現されています。

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さて、新1000形のシミュレーション当選者は見学時間中に好きなタイミングで参加できます。他の当選者の体験が終わった段階で挑戦してみました。

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難易度に合わせて4つのコースが用意されています。入門コースは子ども向け、上級コースは元運転士の方でも難しいと思うレベルだそうで、今回は初めてなので初級コースを選択。運転区間も選ぶことができます。今回は京急長沢から三崎口までの区間にしました。
基本的な運転操作はわかるので、あとはいかに停止目標にきれいに停めるかでしょう。1駅目はホームの途中で再加速、2駅目はある程度うまく減速できましたが数メートル手前で込め直し(停車直前で緩めたブレーキをもう一度かける→衝動があるので好ましくない)。まあ素人だからこんなものです・・・。
中級コースになると、運転できる距離が長くなるそうなので、次は中級に挑戦してみたいですね。

ミュージアムにはバスのコーナーもあります。カットモデルでは、運転席に座ってドアのスイッチや車内放送ボタンを操作することができます(ただし実際に動くドアはなく、動作音が流れるのみ)。

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お子さま向けには、降車ボタン押し放題!

一通りの見学を終えて1時間ちょっとで退館しました。関東の大手私鉄で博物館を持っている東武の東武博物館や東急の電車とバスの博物館、京王の京王レールランドと比べると規模が小さいですが、(コロナ禍が終われば)気軽に来れて無料で遊べる人気スポットになるのではないでしょうか。

 

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