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2021年12月 4日 (土)

上野駅発着中距離電車の小変化

先日、久しぶりに上野駅を利用したら、こんな掲示を見かけました。

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上野駅折り返しとなる宇都宮線・高崎線・常磐線の普通・快速列車は、到着後一旦ドアを閉め、車内清掃をしてから客扱いをしていましたが、今年の12月1日からグリーン車を除いて車内清掃を取りやめたようです。
上野東京ラインの開通により折り返し列車が減ったこと、ロングシート主体の車両になり車内で飲食する人が減ってゴミが散らかることな少なくなったことなどが要因でしょうか。

上野駅の中距離電車が、まだ115系や415系がメインだったころ、列車が到着して降車完了すると、ホーム側のドアを閉めて反対側のドアを開けて身を乗り出してサボ交換、そして車内清掃していました。
Photo_20211204231801
上野駅ホームにあったサボ置き場。これを撮影した1992年中には自動の方向幕に移行しました。それから30年近く経過し、今度は方向幕すら過去のものになろうとしています。

車内清掃が終わると、清掃スタッフの一人から「業務放送、とおよんばん(14番線)、S終了」というような業務放送が入り、ほどなくして客扱いが始まるという流れでした。「S終了」の”S”とは清掃のことでしょう。


車内清掃中の115系、ドアの前で、開くのを今か今かと待っていたあの頃を懐かしく思い出しました。

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