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2025年7月20日 (日)

E655系「なごみ和」で行く越後湯沢ツアー

6月14日、全車両グリーン車のハイグレード車両E655系「なごみ(和)」を使用した団体列車のツアーに参加してきました。

関東甲信越地方を中心にJR東日本管内の各地へ団体ツアーとして運転されているE655系、今回は上野~越後湯沢を往復するプラン。湯沢到着後に清津峡散策プランと貝掛温泉入浴プランが用意されていましたが、私は温泉のほうを選択し申し込み。そして早朝上野駅へ向かいました。

上野駅での集合場所は入谷改札のジャイアントパンダ像の前で7時から。名前を告げて受付すると、ツアーの案内のほか団体列車の時刻表と座席指定の記載のあるカードが入ったネックストラップを渡されます。時刻表は通過駅の時刻まで入ったもので、このツアーが”乗り鉄”を意識したものであることが伺えます。

団体列車には車内販売はないので、朝食やコーヒーなどを買って発車する14番線ホームへ。多くの撮り鉄が待ち構える中、7:47に入線してきました。

 

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指定されたのは先頭車両5号車の前から2番目一人掛けの席。さすがお召列車に使われることもあってか、新製から17年経過しているのにまったくくたびれた感じがしません。
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シートポケットに入れてある「車内サービスのご案内」によると、手持ちのスマートフォンで前面展望を楽しめるということで、接続してみました。
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こんな感じで、前面や後方の展望映像を見ることができます。もちろん座席にはコンセントもあるので、充電残量を気にすることなく楽しめます。スマホホルダーでも用意しておくと便利ですね。乗客の中には、タブレットの大きな画面で見ている人もいました。

大宮に停車した後は高崎までノンストップ。その後、新前橋で13分、水上では9分停車し時間調整。水上を出てから10分足らずで今回のツアーのポイントでもある土合駅に到着しました。
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土合駅は鉄道好きには言わずと知れた、山岳トンネル内にあるモグラ駅。今までの途中停車駅はドアの開かない運転停車だったのに対し、土合駅ではドアが開いてホームや地上への階段を散策できます。

ホームに下りてみると、半袖では肌寒く感じるくらいのひんやりとした空気。停車時間は充分にあるので地上へ向けて歩いてみました。軽い気持ちで階段を上りましたが、外の光が見えるところまで行ったらかなり息切れ・・・。

30分ほど停車して土合駅を発車すると、終点の越後湯沢はもうすぐ。オフシーズンで誰もいないスキー場を見ながら、越後湯沢には11:54に到着。

このあと、バスで温泉に向かいますがそれは次の記事で。

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2025年3月 9日 (日)

「キュンパス」で行く山形・寒河江の旅

今年もキュンパスの季節がやってきました。

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」(通称「キュンパス」)を使って、山形県寒河江の温泉や蕎麦を楽しんできました。

まずは東京駅7:12発のつばさ123号で山形まで。
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平日の早朝便だというのにほぼ満席なのは、キュンパス利用による特需なんでしょうか。

福島を出て福島・山形県境の板谷峠に差し掛かるとまだまだ雪深い景色となりました。
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山形到着後は左沢線に乗り換えます。
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10:40発寒河江行きは2両編成のワンマンカー。
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この列車を、終点寒河江の一つ手前、南寒河江で降ります。ホームが1面で待合室があるこじんまりとした駅。

列車を降りて向かったのは駅から徒歩5分くらいのところにある蕎麦屋です。
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太くて食べ応えのある十割の田舎そばと、細くてのど越しのよいニ八そばの2種盛りを美味しく頂きました。他に単品のげそ天を追加で注文。これをつまみに飲みたくなりますが、今日はもう少しお預けにします。

食後はゆっくり歩いて最上川沿いにある寒河江温泉へ。
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3か所の浴槽に3種類の異なる源泉を楽しめます。どれも濃厚な温泉成分で温まりました。

さて、枝豆をつまみに風呂上がりのビールを飲みつつスマートフォンを見ていたら、東北新幹線列車分離事故の情報を知ることになりました。この後14:30ごろ運転再開予定だそうなので、ひとまずこのまま予定通りに行動します。と言っても今日の目的は蕎麦と温泉だけですべて消化したのであとは帰るだけ。ただ、左沢線でそのまま山形駅まで戻るのではなく、天童方面にむかう路線バスがあるのでこちらを利用してみます。
地方の路線バスは赤字と運転手不足で路線の縮小や廃止が相次いでいるので、このような”使える”バス路線は乗れるときに乗っておきたいもの。
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路線は天童市営で、寒河江市まで越境しています。車両は山形交通で、業務委託しているようです。

寒河江駅前を15時に発車。10人ほどが乗っています。10人乗ったところで赤字運行には変わりないでしょうが、2~3人しか乗っていないような地方のバス路線を見てきた中では多いように感じました。

天童駅には15:40に到着。途中のバス停で時間調整しながらほぼ時刻通りの到着でした。天童からは東京行きの「つばさ150号」で帰るのですが、今日は福島行きでの運転となるそうです。
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天童は定刻に発車しましたが、山形から先、1本前のつばさ148号が運休となったようで、本来は通過となるかみのやま温泉と赤湯に臨時停車することになりました。それ以外は順調に福島に向かっていましたが、途中の庭坂で運転停車。福島止まりとなった「つばさ」は福島駅では在来線5番線に到着しますが、5番線は17:35発のつばさ145号が発車を待って停車しており、5番線が空くまで庭坂で待機だそうです。
つばさ145号は接続の新幹線遅れのためやや遅れて発車したようで、つばさ150号が福島についたのは約30分遅れの17:45頃でした。1000002514
福島駅では在来線ホームに到着します。福島で接続の列車は臨時のはやて546号。普通車全席自由席ですが混雑が目に見えているので後続列車の指定をとります。3列シートの真ん中B席しか空いてませんがこのような状況なので贅沢は言ってられません。

さて、定刻なら指定をとった「やまびこ218号」の発車時刻まであまりゆっくりしている時間はありませんが、アプリの列車走行位置をチェックするとまだ仙台も出ていない様子。当然かなりの遅れが見込まれるので、駅ナカのラーメン屋で夕食をとります。1000002517
ハイボールも1杯いただいてあとは新幹線に乗るだけ。結局列車は約40分ほど遅れて発車。予想通り車内はデッキや通路は人がいっぱい。この列車の指定席特急料金は別払いとなりましたが、この混雑で立ったまま乗ることを考えたら安いものです。もっとも、列車分離なんてトラブルやらかしてくれなければこんなことにはならなかったんですが💦

その後は順調に東京に向かって走りましたが、東京駅ホームでの折り返しで列車が詰まっているらしく、上野到着前から徐行運転と一時停止を繰り返すように・・・。この分だと東京駅までかなり時間がかかると判断し、上野で降りました。

そんなこんなで、家に帰れたのは予定より3時間遅れ。この旅行が前日なら予定通りで問題なかったし、明日なら旅行中止(延期)という選択肢もありましたが、ピンポイントで当日ではどうしようもありません。遅れながらも当日中に帰ってこれたのが幸いでした。

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2023年3月21日 (火)

相鉄・東急新横浜線開業!直通列車を撮影

2023年3月18日、相鉄・東急新横浜線が開業し直通運転が始まりました。東急の車両が相鉄を、また相鉄の車両が東急・東京メトロ・都営地下鉄を走るということになり新たなシーンが展開されます。

そんな様子を撮影すべく、開業翌日の3月19日に東横線と相鉄線の沿線に行ってきました。

まずは東横線の自由が丘付近。亀屋万年堂の踏切に行ってみるとすでに先客が数名いるのでここは避けて都立大学付近の踏切から撮影します。D50_4726
ちょっと標識が入ってしまいますが、記念ステッカーのついた相鉄車両の和光市行きを撮影。

その後は新横浜線を経由して相鉄線の鶴ヶ峰へ移動し、沿線から乗入車を中心に撮影します。
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新しい時代の相鉄を象徴するような、JRE233系と東急3000系の離合シーン。
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東急やJRには入れないけど、そうにゃんトレインも走ってます。
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東急の車両による相鉄線内運用の快速横浜行き。
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朝に東横線内で撮影した編成が湘南台行きで戻ってきました。
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こちらは別の編成の記念ステッカー付き車両。
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最後に、自由が丘まで戻って東急のヘッドマーク付き編成を撮影して本日は終了。
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神奈川県東部在住の私にとっては、二俣川の免許センターに行くときには便利になりそうですね。あとは新幹線に乗るときかな~。

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2022年10月14日 (金)

”黒い山手線”を撮る

山手線では、鉄道開業150年を記念して編成の1本を創業時の1号機関車をイメージした黒い塗装で運転しています。鉄道の日である10月14日、この黒い山手線を撮影してきました。

この日は飯田橋にある病院であさイチで内視鏡検査があり、それが終わってから運用情報を見ると今日は内回り運用だそうで、まずは山手線の東側の区間で撮影できそう。とりあえず中央総武線各駅停車で秋葉原に向かいましたがここから移動してポイントを探している時間はなさそう。というわけで、秋葉原駅ホームの東京寄りで撮影しました。
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2022年10月14日 9:46 秋葉原駅

このあとは山手線の西側の区間、目黒付近で撮影しようと思います。外回り電車で目黒まで移動し、沿線の撮影ポイントへ。D50_3739
2022年10月14日 10:31 恵比寿~目黒
黒いボディに白いヘッドマークが目立ちますね。

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2022年8月 4日 (木)

津軽線をゆくEH800貨物列車

2022年の夏休み、青森旅行に行ってきました。家族旅行なので観光がメインの旅行ですが、行程中に蟹田の旅館に宿泊する予定をいれておいたので、朝食前にEH800の貨物列車を撮影してきました。

津軽地方は前日から大雨が降り、撮影当日も津軽線の非電化区間は朝から運休となっています。一方で北海道からの貨物列車は運転されているようでしたが、遅れが見込まれるので列車接近警報を傍受しながら気長に待つことにしました。

早朝5時半ごろ旅館を出て車で5分ほどの海沿いのポイントへ。雨が降ったり止んだりの天気ですが、雨雲レーダーをチェックするとなんとか撮影には支障なさそうです。

最初にやってきたのは休日運休の上り324Mの送り込み回送です。
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2022年8月2日 6:05 瀬辺地~蟹田

続いて上の写真の回送折り返しの普通列車。
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324M 2022年8月2日 6:26 蟹田~瀬辺地
ちょっと線路脇の草が気になりますね。このあとの貨物列車は少しだけ場所を変えてみました。

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2022年8月2日 6:36 蟹田~瀬辺地
列車番号が不明ですが、時間的には遅れている3052レでしょうか?


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327M 2022年8月2日 7:04 瀬辺地~蟹田
下り普通の一番列車です。約10分の遅れです。

下り普通列車の通過から5分後、もう1本上り貨物がやってきました。
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7066レ 2022年8月2日 7:09
こちらは、ネット上にでている運用情報により列車番号がわかりました。

旅館の朝食は7時半からなので、撮影はこれで終了しました。短い時間でしたが、普段撮影できない車両を撮影できて楽しめました。なお、翌日以降もさらに強い雨が降り、津軽地方のみならず、東北の広い範囲で土砂災害などの被害が出てしまいました。貨物列車も長期運休となるなど影響が出ています。早期復旧を願うばかりです。

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2022年6月23日 (木)

200系カラーのE2系を撮る

今年は東北新幹線が大宮~盛岡間開通から40周年。それを記念して、E2系1編成を200系をイメージした塗装に変更して運転されています。運転予定については前日にオフィシャルサイトで公表されており、週末は撮影者で混雑しそうなので、平日休みだった6月21日に大宮駅で撮影してきました。

運行予定によると、この日の充当列車のうちお昼前に上ってくるやまびこ132号と、その折り返しのやまびこ137号が撮影に適しています。というわけで、渋谷から湘南新宿ラインで大宮へ。入場券の有効時間でおさまるように10時半ごろに新幹線改札を入り、上りホームの仙台寄りへ。

早速やってきたE2系から撮影スタート。
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たにがわ406号 2022年6月21日 10:34 大宮駅
この日撮影できたE2系は200系カラー編成の他はこの「たにがわ」と、その折り返しの回送列車だけでした。かなり数を減らしているようですね。

変わって目にすることが多くなったE7・W7系。
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かがやき506号 2022年6月21日 10:54 大宮駅
この編成はJR西日本保有のW14編成です。

お目当ての列車を待っていたら、こんな列車がやってきました。
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2022年6月21日 11:04 大宮駅
JR東日本の新幹線検測車East-i。撮影するのは2回目ですが、まったくノーマークだったので今日も撮影できてよかったです。

さて、いよいよお目当てのE2系です。
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やまびこ・つばさ132号 2022年6月21日 11:21 大宮駅

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なんだか懐かしい塗装ですね。車体側面上部にも細い緑のラインがあるとより再現度が高まるような気もします。

上りの撮影後、下りホームの東京寄りに移動して撮影継続。
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2022年6月21日 12:10 大宮駅
East-iが折り返してきました。

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やまびこ・つばさ137号 2022年6月21日 12:22 大宮駅
下りはE3系が連結されているのであまり緑の塗装が目立たないかも。

新幹線の撮影はこれで終了し、入場券の2時間制限が迫っているので足早に改札を出ました。

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2022年6月 4日 (土)

碓氷峠鉄道文化むらでオートキャンプ

信越本線の碓氷峠区間の廃線後、横川運転区跡地にオープンした鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」では、日程限定で園内でオートキャンプできるイベントを実施しています。鉄道好きでキャンプも楽しむ私にとってうってつけのこのイベント、5月の週末に行ってきました。

途中のスーパーやコンビニで買い出しをしてから碓氷峠鉄道文化むらに着いたのは14時過ぎ。まずは園内の事務所で受付を済ませ、缶バッジの参加証や温泉のチケット、駐車券などを受け取ります。園内には一般の入場者もいるので、車での入園は15時45分から。まだ時間があるので園内を見て回ります。
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ここへの来場は3回目になるので展示機の見学もほどほどに。ただ、前回は運休していたSL「あぷとくん」に乗ってみました。
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軌間610mmの小型タイプですが、煙も臭いも本物の蒸気機関車です。

さて、入場の時間が近づいてきたので一旦退場し、駐車場へ戻ります。車での入場口は正面ゲート左側奥にあります。すでに7台くらいの車が列を作っているので、後ろに続きます。入り口でスタッフの説明を受け、ハザードランプを点滅させて園内を走行し車両が展示してある広場へ。車は芝生に入らなければどこに停めてもよいとのことで、外周を回る通路の端に寄せて駐車しました。場内はフリーサイトの扱いとなっているので、好きなところに設営できますが、機関車のすぐそばはすでに先客がいるので、機関車を見渡せる広いスペースに設営することにしました。

設営開始がだいたい16時ごろ。このあと17時には温泉へ行くトロッコが出発するのであまりゆっくりとしている時間はありません。ひとまず大急ぎでテントを設営し、その間嫁さんにはお米の準備をお願いします。この時間ではもう強い日差しもなく、今日いっぱいは雨の心配はなさそうなので、タープの設営は省略し、なんとか時間には間に合いました。Dsc_0257
ここのキャンプの楽しみの一つが、トロッコで行く温泉。旧信越本線の下り線を使って主に週末の日中に運行されているトロッコ列車を、通常運行時間終了後にキャンプ利用者だけの貸し切りで乗車できて、終点にある温泉に入るというもの。17時に発車し、オープンデッキの客車で涼しい風にあたりながらしばしの碓氷峠体験。着いた先の温泉でゆったり温まります。今日はもう車の運転もしないので風呂上がりの生ビールがうまい!

温泉の滞在は1時間とちょっと。トロッコで戻ってくる頃には日も暮れて夜汽車の雰囲気でした。
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テントサイトに戻ってきたのは19時ごろ。展示中の機関車はヘッドライトが付き、ランタンの灯りもあって良い雰囲気です。 Dsc_0271

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今日の夕食は手っ取り早く鍋料理。まずはライスクッカーでご飯炊き。土鍋はキャンプ用ではなく自宅で使っているものを持参。野菜は自宅で切って持ってきたのでここでは煮込むだけ。
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風呂入った後に鍋だと、暑くて汗かくかなと思いましたが5月中旬の横川の夜は少し冷えるくらい(寒いというわけではありません)で、鍋でちょうどよかったです。

持ってきた食材は2合のご飯と合わせてちょうど全部食べ切りました。キャンプに来ると、ついつい多めに持ってきてしまいますが、残ってしまうと持って帰るのも大変だったりするんで、次回もこうありたいものです。

お腹もいっぱいになって後片付けも終わったところで、ふつうのキャンプ場なら焚火を楽しむところですが、今日はやや風があることと、せっかくライトを点けた機関車があるのだから、夜の展示機を見て回ります。
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ヘッドライトももちろんいいですが、テールライトの点灯も夜汽車っぽくていいですね。

ライトの点灯は22時ごろまで、一部の機関車は夜通し点灯してくれていました。

22時半ごろには就寝したんですが、日付が変わったころには風が強くなって、フライシートがバタバタと煽られています。一旦外に出て設営状態を確認。ペグやロープはしっかりと固定されていて大丈夫でしたが、タープは立てなくて正解でしたね。

翌朝7時ごろ、屋外展示場を走るミニ列車の走行音で目が覚めました。開園前の試運転をしてるのかと思ったら、キャンプ場利用者の子ども向けに走らせているようでした。子どもたちはみんな大喜びで乗っています。鉄道テーマパークのキャンプならではの光景ですね。

ここでのキャンプ場としての利用は一般の入園が始まる9時まで。あまり時間がないので朝食は撤収後に食べることにして用意はしてきませんでした。起きて着替えなどの準備ができたのが8時ごろ。そこから大急ぎで撤収します。

展開したもの全部車に積んで忘れ物もないことを確認したのが8時45分ごろ。なんとか時間に間に合いました。このあとアンケートを書いて退場します。アンケートを渡すときに次回入園割引券と記念ボールペンをいただきました。

 

以下、碓氷峠鉄道文化むらでの「キャンプイベント」に参加した感想です。

公式ホームページなどには「キャンプ場ではないので、キャンプに関する設備はありません」とありますが、水場やトイレ、灰捨て場など最低限の設備はあるので不自由は感じませんでした。スタッフの方々も常駐しているので安心です。緊急避難場所としてお座敷列車「くつろぎ」の車内が開放されているので、いざという時にはここにシュラフを持ち込んで寝ることもできそうです。ただし、飲料自販機以外の売店の営業はないので食材や炭・薪など必要なものはすべて用意していく必要があります。

設営・撤収の時間は短くて慌ただしかったですね。もう少し早く入場・ゆっくり退場ができればいいとは思いますが、ここがキャンプ場ではなく一般のお客さんもいる以上難しいでしょう。それでも、機関車を前にしてキャンプを楽しむという、この施設ならではの体験は充分楽しめました。また「ナイトパーク」など特別なイベント時でないと見られない夜間にヘッドライト・テールライトを点灯した展示機を見ることもできますし、貸切トロッコで温泉に行くというのも他のキャンプ場にはない体験です。また、横川駅に隣接した施設なので、電車でキャンプという楽しみ方もできそうですね。実際に大きな荷物を背負った親子連れが車なしで利用している様子も見られました。ぜひまたの機会にキャンプで利用してみたいと思います。

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2022年5月27日 (金)

レール輸送の貨物列車”日鉄チキ”を撮る

できたばかりのレールを輸送する貨物列車、通称「日鉄チキ」を撮影してきました。

牽引機はEH500-77。1エンド側先頭で来てくれました。
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9077レ 2022年5月17日 10:06 鶴見~新鶴見

撮影後、新鶴見信号場を見られるふれあい公園に移動しました。
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3093レ(左)・9077レ(右) 2022年5月17日 10:50 新鶴見
タンク車で組成された3093レと並んでいます。

3093レが先に発車します。
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余談ですが、3093レには記念塗装のタキ1000-1000が連結されていました。

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9077レ  2022年5月17日 11:40 新鶴見信号場

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緑色の車体に「日鉄物流八幡」のほか、各種の表記が見られます。

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28本積載限定で、1~27本積載禁止の表記があります。貨車はあまり詳しくないのでこの辺の事情はわかりかねますが、こういったところも調べて突き詰めていくと面白そうですね。

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2022年5月11日 (水)

トキ鉄455系撮影記②

妙高高原行きの455系快速を見送った後、今度は返しの直江津行きを撮影するため場所移動します。直江津行きは正面が逆光となるため、側面がちに写すこととして少し移動した畑の広がるポイントへ。

場所を決めて早速やってきたのがこちら。
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2022年5月4日 春日山~高田 9:55
車内で食事を楽しめる「リゾート雪月花」の送り込み回送でした。

それから程なくして、越乃Shukuraが通過します。
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8361D 越乃Shukura 2022年5月4日 高田~春日山 10:09
この列車、車内で振る舞い酒が楽しめるとのことで、撮るよりも乗りたい列車です。

トキ鉄とは直接路線が接続していない北越急行からの直通列車もやってきます。D50_1392
2324M 2022年5月4日 春日山~高田 10:27
数分遅れての通過です。

さて、妙高高原まで行って折り返してきた455系が戻ってきました。D50_1415
8347M 2022年5月4日 高田~春日山 10:31

455系の妙高はねうまラインでの運用は、言わばこのあとの急行運用への足慣らしといった感じでしょうか。このあと日本海ひすいラインで、急行列車を撮影します。

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2022年5月 8日 (日)

トキ鉄455系撮影記①

北陸新幹線の新潟県内の並行在来線を引き継いだえちごトキめき鉄道(トキ鉄)では、昨年夏から交直流国鉄色の455・413系を「観光急行」として運行しています。天気もよさそうなゴールデンウイーク後半、この急行列車の撮影に行ってきました。(これ以降当ブログにおいては、このトキ鉄455・413系の編成を「455系」と表記します)

家庭の都合から自由に使える時間は3日の午後から4日いっぱいまで。連休中の大渋滞を見越して3日は移動日とし、4日は早朝から夕方までめいっぱい撮影し夜に帰るというプランを考えました。

お昼ごろに出発し、大渋滞の関越自動車道を避け下道を通り、渋滞が終わった東松山から関越道へ。上信越道に入ってもう日も暮れた新井スマートインターで降りました。さて今宵の宿は連休中ということでビジネスホテルも満室だろうということと、以前にソロキャンプ用のテントを購入しており、これを使ってみたいということから公園でのテント泊をしてみました。妙高市の中心部から2キロほど離れたところにある「松山水辺ふれあい公園」はバーベキューができるほか、管理する市役所のホームページを見てもテント泊については禁止との記述がないことからここに決めていました。

まずは場所を下見し、駐車場近くの芝生にテントを設営できることを確認。その後、夕食のため一度公園を離れます。何となくラーメンが食べたくなっていろいろ探した結果道の駅あらいにあるラーメン屋に行きました。さすがに連休中とあってここも混雑。しばらく待ってからようやくありつけました。
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チャーシュー麵にチャーシュー丼、がっつりいただきました。

お腹もいっぱいになったあと、公園に戻ってテントの設営をします。グーグルマップのストリートビューでチェックしたら、街灯があるので安心していたら、実際には夜になっても点灯しませんでした。真っ暗闇なので、車のヘッドライトを頼りに設営完了。
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これは翌朝に撮影したものです。

設営を終えたら今度は温泉へ。上越妙高駅前にある天然温泉は銭湯並みの料金でさっぱり温まれました。入浴後に公園に戻って22時半ごろ就寝です。

翌朝は5時半ごろに起きました。途中目が覚めて寝付けない時間もありましたが、寝不足を感じるほどではありません。変な体勢で車中泊をするよりずっと快適な一晩でした。さて、ここでお湯を沸かして目覚めのコーヒーを一杯といきたいところですが、6時半ごろの特急「しらゆき1号」送り込み回送から撮りたいので、手早く撤収して撮影ポイントへ移動します。

だいぶプロローグが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。最初の撮影ポイントは午前中の上り列車を順光で撮影できる春日山~高田間の有名ポイント。すでに5名の先客がいました。到着してほどなく、最初の列車が通過します。

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「しらゆき1号」送り込み回送 2021年5月4日 6:35 春日山~高田

ET127系4両編成の普通列車妙高高原行き。
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2344M 2021年5月4日 6:59 春日山~高田
前の編成は企業の広告ラッピングです。

こちらは2両編成のワンマン列車。
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2320M 2021年5月4日 7:14 春日山~高田

この区間を走る定期列車としては最長となる6両編成。
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2346M 2021年5月4日 7:47 春日山~高田
こちらも前2両は広告ラッピングでした。6両編成だとかなり長く感じますが、昔は9両編成の特急「あさま」が走っていたんですよねぇ。

旧型国電をイメージしたラッピング編成。
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2348M 2021年5月4日 8:18 春日山~高田
撮れればいいなと思っていましたが、運よく先頭でやってきてくれました。

そしていよいよ本命の登場。
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8350M 2021年5月4日 8:50 春日山~高田
ヘッドマークは「赤倉」です。さすが有名撮影地だけあって、順光できれいな編成写真を撮影できました。このあと多くの人が撤収していきます。おそらく折り返し列車はここよりも妙高高原寄りの山間部で撮影するんでしょう。私はもう少しいろいろな列車を撮影したいので、ここに残ります。

キハ40形「越乃Shukura」の送り込み回送。
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2021年5月4日 9:23 春日山~高田

新潟からの特急「しらゆき2号」
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52M しらゆき2号 2021年5月4日 9:30 春日山~高田
ここでの撮影はここまでにして、折り返しの直江津行きは少しだけ場所を変えます。

それにしても、地方の三セク路線ながら朝の時間帯は上下列車合わせると10~15分に1本くらいの割合で列車があり、その車種や塗装のバリエーションも豊富で滞在時間3時間は長く感じませんでした。

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