カテゴリー「キャンプ」の記事

2022年6月 4日 (土)

碓氷峠鉄道文化むらでオートキャンプ

信越本線の碓氷峠区間の廃線後、横川運転区跡地にオープンした鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」では、日程限定で園内でオートキャンプできるイベントを実施しています。鉄道好きでキャンプも楽しむ私にとってうってつけのこのイベント、5月の週末に行ってきました。

途中のスーパーやコンビニで買い出しをしてから碓氷峠鉄道文化むらに着いたのは14時過ぎ。まずは園内の事務所で受付を済ませ、缶バッジの参加証や温泉のチケット、駐車券などを受け取ります。園内には一般の入場者もいるので、車での入園は15時45分から。まだ時間があるので園内を見て回ります。
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ここへの来場は3回目になるので展示機の見学もほどほどに。ただ、前回は運休していたSL「あぷとくん」に乗ってみました。
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軌間610mmの小型タイプですが、煙も臭いも本物の蒸気機関車です。

さて、入場の時間が近づいてきたので一旦退場し、駐車場へ戻ります。車での入場口は正面ゲート左側奥にあります。すでに7台くらいの車が列を作っているので、後ろに続きます。入り口でスタッフの説明を受け、ハザードランプを点滅させて園内を走行し車両が展示してある広場へ。車は芝生に入らなければどこに停めてもよいとのことで、外周を回る通路の端に寄せて駐車しました。場内はフリーサイトの扱いとなっているので、好きなところに設営できますが、機関車のすぐそばはすでに先客がいるので、機関車を見渡せる広いスペースに設営することにしました。

設営開始がだいたい16時ごろ。このあと17時には温泉へ行くトロッコが出発するのであまりゆっくりとしている時間はありません。ひとまず大急ぎでテントを設営し、その間嫁さんにはお米の準備をお願いします。この時間ではもう強い日差しもなく、今日いっぱいは雨の心配はなさそうなので、タープの設営は省略し、なんとか時間には間に合いました。Dsc_0257
ここのキャンプの楽しみの一つが、トロッコで行く温泉。旧信越本線の下り線を使って主に週末の日中に運行されているトロッコ列車を、通常運行時間終了後にキャンプ利用者だけの貸し切りで乗車できて、終点にある温泉に入るというもの。17時に発車し、オープンデッキの客車で涼しい風にあたりながらしばしの碓氷峠体験。着いた先の温泉でゆったり温まります。今日はもう車の運転もしないので風呂上がりの生ビールがうまい!

温泉の滞在は1時間とちょっと。トロッコで戻ってくる頃には日も暮れて夜汽車の雰囲気でした。
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テントサイトに戻ってきたのは19時ごろ。展示中の機関車はヘッドライトが付き、ランタンの灯りもあって良い雰囲気です。 Dsc_0271

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今日の夕食は手っ取り早く鍋料理。まずはライスクッカーでご飯炊き。土鍋はキャンプ用ではなく自宅で使っているものを持参。野菜は自宅で切って持ってきたのでここでは煮込むだけ。
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風呂入った後に鍋だと、暑くて汗かくかなと思いましたが5月中旬の横川の夜は少し冷えるくらい(寒いというわけではありません)で、鍋でちょうどよかったです。

持ってきた食材は2合のご飯と合わせてちょうど全部食べ切りました。キャンプに来ると、ついつい多めに持ってきてしまいますが、残ってしまうと持って帰るのも大変だったりするんで、次回もこうありたいものです。

お腹もいっぱいになって後片付けも終わったところで、ふつうのキャンプ場なら焚火を楽しむところですが、今日はやや風があることと、せっかくライトを点けた機関車があるのだから、夜の展示機を見て回ります。
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ヘッドライトももちろんいいですが、テールライトの点灯も夜汽車っぽくていいですね。

ライトの点灯は22時ごろまで、一部の機関車は夜通し点灯してくれていました。

22時半ごろには就寝したんですが、日付が変わったころには風が強くなって、フライシートがバタバタと煽られています。一旦外に出て設営状態を確認。ペグやロープはしっかりと固定されていて大丈夫でしたが、タープは立てなくて正解でしたね。

翌朝7時ごろ、屋外展示場を走るミニ列車の走行音で目が覚めました。開園前の試運転をしてるのかと思ったら、キャンプ場利用者の子ども向けに走らせているようでした。子どもたちはみんな大喜びで乗っています。鉄道テーマパークのキャンプならではの光景ですね。

ここでのキャンプ場としての利用は一般の入園が始まる9時まで。あまり時間がないので朝食は撤収後に食べることにして用意はしてきませんでした。起きて着替えなどの準備ができたのが8時ごろ。そこから大急ぎで撤収します。

展開したもの全部車に積んで忘れ物もないことを確認したのが8時45分ごろ。なんとか時間に間に合いました。このあとアンケートを書いて退場します。アンケートを渡すときに次回入園割引券と記念ボールペンをいただきました。

 

以下、碓氷峠鉄道文化むらでの「キャンプイベント」に参加した感想です。

公式ホームページなどには「キャンプ場ではないので、キャンプに関する設備はありません」とありますが、水場やトイレ、灰捨て場など最低限の設備はあるので不自由は感じませんでした。スタッフの方々も常駐しているので安心です。緊急避難場所としてお座敷列車「くつろぎ」の車内が開放されているので、いざという時にはここにシュラフを持ち込んで寝ることもできそうです。ただし、飲料自販機以外の売店の営業はないので食材や炭・薪など必要なものはすべて用意していく必要があります。

設営・撤収の時間は短くて慌ただしかったですね。もう少し早く入場・ゆっくり退場ができればいいとは思いますが、ここがキャンプ場ではなく一般のお客さんもいる以上難しいでしょう。それでも、機関車を前にしてキャンプを楽しむという、この施設ならではの体験は充分楽しめました。また「ナイトパーク」など特別なイベント時でないと見られない夜間にヘッドライト・テールライトを点灯した展示機を見ることもできますし、貸切トロッコで温泉に行くというのも他のキャンプ場にはない体験です。また、横川駅に隣接した施設なので、電車でキャンプという楽しみ方もできそうですね。実際に大きな荷物を背負った親子連れが車なしで利用している様子も見られました。ぜひまたの機会にキャンプで利用してみたいと思います。

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2022年5月 8日 (日)

トキ鉄455系撮影記①

北陸新幹線の新潟県内の並行在来線を引き継いだえちごトキめき鉄道(トキ鉄)では、昨年夏から交直流国鉄色の455・413系を「観光急行」として運行しています。天気もよさそうなゴールデンウイーク後半、この急行列車の撮影に行ってきました。(これ以降当ブログにおいては、このトキ鉄455・413系の編成を「455系」と表記します)

家庭の都合から自由に使える時間は3日の午後から4日いっぱいまで。連休中の大渋滞を見越して3日は移動日とし、4日は早朝から夕方までめいっぱい撮影し夜に帰るというプランを考えました。

お昼ごろに出発し、大渋滞の関越自動車道を避け下道を通り、渋滞が終わった東松山から関越道へ。上信越道に入ってもう日も暮れた新井スマートインターで降りました。さて今宵の宿は連休中ということでビジネスホテルも満室だろうということと、以前にソロキャンプ用のテントを購入しており、これを使ってみたいということから公園でのテント泊をしてみました。妙高市の中心部から2キロほど離れたところにある「松山水辺ふれあい公園」はバーベキューができるほか、管理する市役所のホームページを見てもテント泊については禁止との記述がないことからここに決めていました。

まずは場所を下見し、駐車場近くの芝生にテントを設営できることを確認。その後、夕食のため一度公園を離れます。何となくラーメンが食べたくなっていろいろ探した結果道の駅あらいにあるラーメン屋に行きました。さすがに連休中とあってここも混雑。しばらく待ってからようやくありつけました。
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チャーシュー麵にチャーシュー丼、がっつりいただきました。

お腹もいっぱいになったあと、公園に戻ってテントの設営をします。グーグルマップのストリートビューでチェックしたら、街灯があるので安心していたら、実際には夜になっても点灯しませんでした。真っ暗闇なので、車のヘッドライトを頼りに設営完了。
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これは翌朝に撮影したものです。

設営を終えたら今度は温泉へ。上越妙高駅前にある天然温泉は銭湯並みの料金でさっぱり温まれました。入浴後に公園に戻って22時半ごろ就寝です。

翌朝は5時半ごろに起きました。途中目が覚めて寝付けない時間もありましたが、寝不足を感じるほどではありません。変な体勢で車中泊をするよりずっと快適な一晩でした。さて、ここでお湯を沸かして目覚めのコーヒーを一杯といきたいところですが、6時半ごろの特急「しらゆき1号」送り込み回送から撮りたいので、手早く撤収して撮影ポイントへ移動します。

だいぶプロローグが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。最初の撮影ポイントは午前中の上り列車を順光で撮影できる春日山~高田間の有名ポイント。すでに5名の先客がいました。到着してほどなく、最初の列車が通過します。

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「しらゆき1号」送り込み回送 2021年5月4日 6:35 春日山~高田

ET127系4両編成の普通列車妙高高原行き。
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2344M 2021年5月4日 6:59 春日山~高田
前の編成は企業の広告ラッピングです。

こちらは2両編成のワンマン列車。
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2320M 2021年5月4日 7:14 春日山~高田

この区間を走る定期列車としては最長となる6両編成。
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2346M 2021年5月4日 7:47 春日山~高田
こちらも前2両は広告ラッピングでした。6両編成だとかなり長く感じますが、昔は9両編成の特急「あさま」が走っていたんですよねぇ。

旧型国電をイメージしたラッピング編成。
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2348M 2021年5月4日 8:18 春日山~高田
撮れればいいなと思っていましたが、運よく先頭でやってきてくれました。

そしていよいよ本命の登場。
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8350M 2021年5月4日 8:50 春日山~高田
ヘッドマークは「赤倉」です。さすが有名撮影地だけあって、順光できれいな編成写真を撮影できました。このあと多くの人が撤収していきます。おそらく折り返し列車はここよりも妙高高原寄りの山間部で撮影するんでしょう。私はもう少しいろいろな列車を撮影したいので、ここに残ります。

キハ40形「越乃Shukura」の送り込み回送。
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2021年5月4日 9:23 春日山~高田

新潟からの特急「しらゆき2号」
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52M しらゆき2号 2021年5月4日 9:30 春日山~高田
ここでの撮影はここまでにして、折り返しの直江津行きは少しだけ場所を変えます。

それにしても、地方の三セク路線ながら朝の時間帯は上下列車合わせると10~15分に1本くらいの割合で列車があり、その車種や塗装のバリエーションも豊富で滞在時間3時間は長く感じませんでした。

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2021年8月 7日 (土)

2021年8月5~6日 とやの沢オートキャンプ場で初めてのソロキャンプ

いつも子どもと、たまに嫁さんも連れて行くキャンプですが、8月の1週目は私が夏休みのため、予約のとりやすい平日キャンプを考えていました。しかし、行く予定の日は、子どもが通う学童クラブでイベントがあり、それに参加したいとのこと。そこで、今回は私一人でキャンプに行くことになりました。

子どもが成長すると、だんだんと親と行動することが少なくなっていくもので、多少の寂しさもありますが、もともと「ソロキャンプ」にも行ってみたいと思っていたので、今回はいい機会となりました。

キャンプから帰る日は、夕方に学童クラブに迎えに行かなくてはいけないためあまり遠い所へは行けません。そこで、それほど遠くない道志渓谷に行ってみます。道志といえば“キャンプ場の聖地”、数ある中でも予約のとりにくい「とやの沢オートキャンプ場」に、前日に電話してみたらまだ空きがあるとのことで、こちらに行くことにしました。

とやの沢オートキャンプ場は自前のウェブページを持たないにもかかわらず週末はいつもいっぱいのキャンプ場。15年くらい前はよく利用していましたが、その時は2週間前でもとれていた予約が、キャンプブームとなった今では1か月前ですでに満サイト。今回は夏休みとはいえ平日のためめでたく直前予約をとれました。

朝9時ごろに出発。チェックインは13時からで余裕があるため、高速は使わずに下道で移動します。途中のスーパーで食材などを調達し、相模原側から道志道に入ります。

道の駅道志で売っていた薪を購入して、とやの沢オートキャンプ場に着いたのは13時過ぎ。テントサイトの案内と、シャワー時間の説明などを聞いて本日のテントサイトへ。指定されたサイトは入り口から入って突き当り付近の25番サイト。Dsc_0006
予約時に、一人利用なので小さいサイトでいいですと言っておいたので、こじんまりとしたサイトでした。サイト内には川に下りられる階段があり、ここでビールを冷やしておきます。
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まずはイスとテーブルだけ出して昼食のカップラーメン。今回は、ソロキャンプなのでタープは立てずにドームテントのみ。テントのキャノピーの部分がタープの代わりになります。1時間弱で設営を終わり、まったりと読書タイム。

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16時を過ぎたので、お米を洗って水に浸しておき、その間に近くの温泉へ。ここのキャンプ場は無料で入れる檜風呂が売りの一つではありますが、現在はコロナ禍によりシャワーのみの利用となっています。そこで、今日は車で10分くらいのところにある日帰り温泉に行きました。サイトに戻ったら、まずは冷えたビールで風呂上がりの一杯。そして、火を熾してご飯を炊き、炭火で一人バーベキュー。
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各サイトにはU字溝があり、焚火はこれを使います。

ゆっくり食事をしたあと、ランタンの明かりで読書の続き。そして10時ごろ、眠くなってきたのでテントに入ります。この日は都心部では40℃近く気温が上がり、夜もエアコンなしでは眠れないくらいの熱帯夜でしたが、ここのキャンプ場は暑くなく、かといって肌寒いということもなく、快適な夜を過ごせました。

翌朝は6時ごろに起きて火をおこし、炭火で焼いた食パンをいただきます。雨にも降られず、テントのみの展開だったため撤収もそれほど時間はかからず。

11時ごろにはチェックアウトし、山中湖付近の温泉に寄って帰りました。

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2021年6月12日 (土)

2021年5月29~30日 ウエストリバーオートキャンプ場

今年は月一でキャンプに行きたいと思いつつ、5月最後の週に入って「そういえば、まだ今月はキャンプに行ってないな~」と思い出し、5月最後の週末でキャンプに行くことにしました。今回は、嫁さんも誘ったところ「なにもしなくていいなら行く」とのことで、家族3人で行くことになりました。

嫁さんは”土の上を歩く”のも嫌いなインドア派。なのである程度設備の整ったところがいいだろうと選んだのが山梨県南アルプス市のウエストリバーオートキャンプ場。ここはいわゆる高規格キャンプ場に分類されるキャンプ場で、トイレや水場がとてもきれいに整備されています。とくにトイレは、靴を脱いで上がる土足厳禁でとても清潔に保たれています。

高規格ゆえに若干お値段は高めですが、1週間前でも空きがあり直前割引もあってここに決めました。

当日は嫁さんは夜勤明けとなるので、10時の勤務終了時間に合わせて職場まで迎えに行き、そのままキャンプ場へ。とは言っても、チェックイン開始時間が14時からとやや遅めなので、直行したら早く着いてしまいそう。そこで、河口湖経由で向かいます。中央道を河口湖インターで降りて、国道139号線沿いに見つけた吉田うどんのお店で昼食。食後は近くのショッピングモールで食材の買い出し。さらに、近くの製材所で販売している焚火用の薪を購入して国道358号線を経由してキャンプ場へ向かいました。

キャンプ場に着いたのは14時半ごろ。受付の際はタブレット端末で説明の動画を見るシステム。チェックイン後に今日のリビングとなるサイトへ。今回利用したのは川沿いで広めのBサイト。電源付きです。もっとも、私のキャンプスタイルでは電源は使用しないので、スマートフォンの充電ぐらいでしか使いませんでしたが・・・。いつもは往復の車内での充電で間に合っています。Dsc_1678
今日も混雑していましたが、隣のサイトは空いていました。他にも空いているサイトがいくつかあり、連休でなければ直前予約でもなんとかなりそうです。

ここのキャンプ場にはマンガ1000冊以上がそろったミニライブラリーがあります。何もしなくていいという約束なので、マンガ好きな嫁さんは到着後早速、このライブラリーに行きました。
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その間にテントとタープの設営をします。今回のサイト配置はこんな感じ。
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結構広さに余裕があります。これならもう少し狭いDサイトでもよさそうです。

設営が終わって嫁さんを呼びに行きました。マンガ本はサイトへの貸し出しもできるので、テント内に持ち込んでまだ読んでいます。
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たまにはこんなキャンプもありですね。

今日は到着が遅かったので設営して一息ついたらもう夕方に。焚火台を出して夕食の準備にとりかかります。
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サイトにはコンクリートのスペースがあり、さらに焚火台の下に敷く板があってここで焚火をします。夕食は肉と海鮮の折衷バーベキュー。まずはキャプテンスタッグのライスクッカーでご飯を炊きます。このライスクッカーでご飯を炊くのはこれが初めて。洗米して鍋に印のある線まで水を張り、焚火に乗せるだけ。炊飯具合を確認するため1回だけ蓋を開けましたが、全く焦げがなくおいしいご飯が炊けました。

ご飯が炊けたら炭を足して網を乗せ、バーベキュースタート。海鮮は、殻付きホタテやイイダコ、エビ、貝などの串焼き。野菜は玉ねぎやジャガイモ、シイタケ。そして肉。ご飯がすすみ、2合では少し足りませんでした。次回は3合炊く必要がありそうです。

夕食のあとは、焚火タイム。寒くはないものの、やや肌寒くなってきたので焚火で温まりました。21時ごろにはシャワー室を利用します。露天風呂があるのですが、コロナ禍により休止中なのが残念。やはり靴を脱いで上がるドレッサールームがあり、ゆっくりドライヤーを使えました。

サイトに戻ったらもう22時。消灯時間になりテントに入ったらすぐに眠れました。

翌朝、起きたらまずはパンを焼く用の炭火を熾します。ゆっくり朝食を食べたら、嫁さんと子どもはまたライブラリーへ。私は撤収作業にとりかかります。今回は全く雨に降られず、夜露もすぐに乾いてしまったので撤収作業がはかどりました。毎回こんな感じだったらいいんですが、天気に関してはどうにも思うようにはいかないですね。

11時のチェックアウト時間ちょうどくらいにキャンプ場を後にし、温泉に寄ってから帰りました。ここのキャンプ場は、今回は利用しなかったものの釣りや川遊びも充実していて、きれいな設備とあわせリピートしたいキャンプ場です。

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2021年5月 3日 (月)

2021年4月24~25日 ACNオートキャンプin勝浦まんぼう

4月下旬の週末、24~25日で今シーズン最初のキャンプに行きました。オートキャンプ歴20年弱のキャンパーとしては、季節に関わりなくキャンプをしたいところですが、冬はスキーに行くし、そもそも冬のキャンプに耐えうる装備も持ち合わせていないのでうちのキャンプは4~10月あたりがオンシーズンとなります。

4月下旬ではまだ朝晩冷え込むので、いつもよく行く道志のキャンプ場は寒いかと思い、今回は夏は暑くて敬遠していた千葉県のキャンプ場から選びました。そんな中見つけたのがこの「勝浦まんぼう」。防波堤で釣りのできる漁港まで歩いて行けるとのことで、午前中は釣りをして、昼過ぎにチェックインすることにしました。

同行する別の家族とはアクアラインの海ほたるで8時に待ち合わせ。順調に走れば時間ぴったり位に着く予定が、浮島の手前から渋滞にはまり、海ほたるは20分ほど遅れて着きそう。海ほたるも混んでるかもしれないので、そのまま通過し圏央道に入った高滝湖PAでの待ち合わせに変更しました。

市原鶴舞インターで高速を降りて国道297号を勝浦方面に向かい、キャンプ場の駐車場に着いたのは11時ごろ。キャンプ場に電話連絡して開いているところに車を止め、料金は後で清算です。

今回の釣りは子どもたちに雰囲気だけでも楽しんでもらえたらということで、あまり本格的な釣りではなく手軽なサビキ仕掛けで足元を狙います。一投目で足元を見るとなにやらたくさんの魚が泳いでいるのが見えます。見える魚は釣れないといいますが、なんとかハリ掛かりして釣り上げた魚はフグでした。
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海中をよく見るとフグが群れているよう。この中にアジの1匹でも混じっていないかと釣りを続けますが、ぽつぽつと上がるのはフグばかり。もちろんすぐにリリースですが、子どもたちにとってはフグでも釣れれば楽しいようです。

キャンプ場のチェックイン時間である13時も過ぎたので、釣りは終わりにしてキャンプ場へ向かいます。複数の車がチェックイン待ちしており、他のグループと一緒にチェックインの説明を受けます。ゴミは有料で処分してもらえるそうですが、ゴミ持ち帰りが原則の道志のキャンプ場になれているのでここでもゴミは持ち帰りにします。また、焚火をする人には焚火シートを無料で貸してもらえます。

チェックインを終えてテントサイトへ。ここの独自ルールとして、場内を車で移動する際には同行者による徒歩での先導を付ける必要があります。子どもしかいないうちでも先導は必須ですが、スタッフが一緒にサイトまで案内してくれました。

今回は同行の知人がコールマンのツールームを購入して初の設営ということで、先にそちらの設営を手伝います。とは言っても、私もツールームは使ったことがないので説明書を見ながら手探り状態で始めます。インナーテントを先に組み立てるドームテントと違って、ツールームは先にフライシートを組み立てるんですね~。せっかくフライシートを組んだのに、前後が逆だったり、組みあがってペグを打ったら敷地から少しはみ出していたりで、かなり時間がかかってしまいました。ただ、インナーテントはフライシートに吊るすだけなので簡単ですね。

そのあと自分のドームテントを設営しましたが、初めてのツールームの後なのでとても簡単に思えましたね。

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小腹が空いてきたのでポップコーンでおやつタイム。そしてそのまま夕食の準備です。メスティンでご飯を炊き、おかずはバーベキューで肉を焼きます。焼き肉のほか、焼鳥缶を温めたり、チーズやベーコンをスモークしたりでおかずがたくさん!

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日が暮れてきたら冷えてきたので、食後は焚火タイム。薪は買い物かごにいっぱい入ってちょっと高めの1000円。でも、冷えた夜に焚火はよく暖まります。
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寝る前にシャワーを利用しようと考えていましたが、湯冷めが心配なのと、昼間も大して汗をかいていないのでそのまま就寝しました。

 

翌朝は7時ごろに目が覚めて朝食の準備。食パンにソーセージと目玉焼き。そしてモーニングコーヒー。うちの子は朝はパン派なので、ホットサンドメーカーなど欲しくなります。

チェックアウトは11時。朝食を終えたら徐々に片付けに入ります。テントは朝露がついていたものの雨は降らなかったので朝日に当てればすぐに乾きました。ツールームも、撤収は思ったよりも時間がかからずに済んで、10時半ごろ、余裕をもってチェックアウトできました。

ここのキャンプ場、ネット上の口コミを見ると「ぜひまた来たい!」という人と、「もう二度と来るか!」という人の両極端なんですね。ダメな口コミを見てみると、ルールが厳しく融通がきかない、オーナーが上から目線だというような理由。実際利用してみて、なるほどと思うところがある反面、みんなが快適に過ごすためには必要なルールだったりします。サイトは満員なのに、消灯時間すぎたらほんとに静かでした。私の感想は、また利用してみたいと思うけど、サイトが窮屈なのがちょっと難点、というのが正直なところです。

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2020年9月12日 (土)

8月7~8日 ACNオーキャン宝島

梅雨が明けて急に暑くなりだした8月、前後の週末も含め10日間の夏休みがありました。例年なら、この長期休暇で北海道などへ出かけていましたが、今年はコロナのために遠方への旅行は中止にしました。でもせっかくの休みなので関東エリアでどこかキャンプでも行こうと思って今回出かけたのが「ACNオーキャン宝島」。栃木県の矢板インターからのアクセスで、地図上だと鬼怒川温泉の東側に位置するキャンプ場です。

自宅を7時半ごろに出発し、首都高経由で東北道へ。平日ということで、首都高に乗るまでの一般道で渋滞したほか、首都高でも少し混雑しましたが、その後は順調に流れました。10時半には矢板インターを下り、スーパーで買い物をして11時半ごろにはキャンプ場に着きました。

チェックインは12時ですが、もう準備ができているとのことで少し早めに入らせてもらえました。説明がファイリングされたクリアファイルとゴミ袋2枚を受け取りサイトへ。
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キャンプ場の受付とテントサイトは若干離れており、この舗装された道路を上った先にサイトがあります。

今回利用する40番サイトはちょうど真ん中に段差があり、サイトレイアウトに悩みます。少し考えた末、サイトの上段にテントとタープを張り、下段は駐車スペースとして利用することにしました。

いつもならタープだけ建てたところで昼食にしますが、今日は時間が早いのでテントも建ててからお昼にします。
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今回も、前回同様わかめうどん。ただし、汗をかくくらい暑いので今日は冷やしにしています。

サイトレイアウトはこんな感じ。
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サイトの面積は広いんですが、やはり段差があることで、テントとタープの配置が窮屈になってしまいました。まあ、そんなに不便はないんですけどね。

お腹もいっぱいになったところで、場内を流れる川に行ってみました。きれいな清流が流れているはずなんですが・・・
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ご覧の通り茶色く濁った流れでした。なんでも、上流で堰堤工事をやっているそうで、キャンプ場の方が申し訳なさそうにお詫びしてくれました。工事はキャンプ場とは関係ないので、キャンプ場のスタッフが詫びることではないのですが、丁寧な対応にこちらも恐縮。

川遊びもそこそこに、こんどはハンモックの広場に行ってみました。
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ハンモックが5張りほど常設されていて、自由に寝転ぶことができます。木々の緑に囲まれていい気分。

今回もおやつはポップコーン。焚火で作りたいところですが、今日は夜に雨予報で焚火もできなさそうなので、シングルバーナーで簡単に作ります。
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ガスで作るので、今回は娘に作ってもらいました。火力が強すぎたのか、火の上での揺らし方が足りなかったのか、やや焦げの多いポップコーンとなってしまいました。

今日の夕食はバーベキュー。2人キャンプなので大きいバーベキューコンロではなく、キャプテンスタッグの「カマドスマートグリル」を使用します。炭火を熾したところで猛烈な雨が降ってきました。天気アプリの雨雲レーダーだと、オレンジや赤色で表示されるくらいの大雨です。水はけのよい砂利サイトですがそれでも少し水が溜まってきました。レーダーではこの大雨は一時的なものなので、しばらく我慢して小雨になったらバーベキュースタートです。

スマートグリルは2人ではちょうどいい大きさ。遠赤外線効果で野菜も肉もおいしくいただけます。そうそう、ご飯は手抜きでレンジでチンするパックのご飯にしました。実は新たにライスクッカーを購入したので試してみたいところなんですが、こんな雨なので・・・。ご飯は湯煎にするつもりでしたが、炊事場には電子レンジもあって便利でした。
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夕食後は受付兼売店でかき氷を食べに行きました。ここでは、朝食用の焼き立てパンの注文も受け付けています。朝食は事前に用意してきましたがせっかくなのでパンとコーヒーを予約しました。

そして、20:30からは予約していた貸切風呂へ。温泉ではありませんが、さっぱりと気持ちのいい風呂でした。

夜も小雨から土砂降りの雨まで断続的降り続くので早めの就寝。その後も雷の鳴る天気でしたが、うちの子はぐっすり寝ていましたね。

 

翌朝、6時ごろに目が覚めたら曇ってはいるものの雨は上がっていました。片付けながら朝食の準備。昨日注文しておいたパンとコーヒーも受取り、おいしくいただきました。日差しがなかったのでテントやタープの乾燥に時間がかかりましたが10時半ごろにはなんとか撤収完了。

帰りは鬼怒川温泉経由で帰りました。

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2020年7月19日 (日)

2020年7月11~12日 ニュー田代オートキャンプ場

7月の週末、山梨県の道志渓谷にあるニュー田代オートキャンプ場に行ってきました。最近はキャンプ人口が増えたのか、どこのキャンプ場も週末の予約がとりづらい傾向にありますが、今回は2日前の電話で無事サイトを確保できました。

朝から雨が気になる中、8時半ごろに自宅を出発し、下道をゆっくり走ってまず着いたのは津久井のダイエー。道志方面に向かうキャンパー御用達で品揃えも充実したスーパーで食材を調達します。道志道を走ること約1時間弱、12時過ぎにニュー田代に到着。

受付でチェックインをしますが、会計担当の方がいないとのことで、料金はあとでサイトまで集金に来るとのこと。今回のサイトはDサイト上段。公式サイトにも最新のキャンプ場ガイドにも掲載のないサイトで、ここ近年に新たに作ったサイトだそうです(その後、公式サイトのフィールドマップが更新されました)。サイトに到着してさあ設営を始めようかというところで雨が強く降ってきました。雨雲レーダーだと長い時間は降り続かなそうなので、一旦車内で待機。15分くらいで雨が上がったのでまずはタープを設営。テーブルとシングルバーナーを出して昼食にします。

今日のお昼はわかめトッピングのきしめん。
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基本的にチェックインしたらキャンプ場の外に出ることはしないので、昼からビールをいただきます。

お腹も落ち着いたところで今度はテントの設営。今回は15年間使ってきたコールマンのスカイルーフドームに代わり購入したBCクロスドームを初めて使用します。初心者向けでサイズは一回り小さくなりますが、そんなに大人数でキャンプに行くことがないことと、設営のしやすさからダウンサイジングしました。


サイトレイアウトはこんな感じ。
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広いサイトで、父娘の二人キャンプでは持て余してしまうくらい。テント二張りは余裕ですね。そして、画面左のほうにはサイト専用のシンクと生ごみ用のごみ箱があってとても便利。そんなわけで、家から満タンにして持ってきた水タンクもほとんど使いませんでした。

設営がひと段落したところで川へ行ってみました。
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沢の水が冷たくて心地よいですね。
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時間が遅くなりそうなのでしませんでしたが、釣りもできます。川の一部をせき止めていて、釣り堀っぽくない本格的な渓流釣りの雰囲気を楽しめます。

サイトに戻る途中で薪を購入。最近値上げしたそうですが、400円でかごに入るだけ持ち帰ります。そして早速火を起こしておやつのポップコーンづくり。
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ポップコーンを食べたら夕食の準備。メニューは定番のカレーライス。じゃがいもとにんじんは前日に自宅で皮むきとカットをしてきたので、ここではダイエーで買った肉と煮るだけ。カレーができたところで今度はご飯を炊きます。

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飯盒で炊いたご飯がいつもよりおいしく感じるのはなんででしょうかね~?暗くなってきたので、ガソリンランタンも点火して夕食です。
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簡単でもいいから汁物も用意しておけばよかったかな。

ここのキャンプ場には無料で使えるシャワー室もあって、さっぱりすることができます。娘はまだ一人では風呂に入れる年齢ではないものの、男湯に入るのは嫌がるお年頃。なので、このキャンプ場を選んだのはシャワー室があることが理由でもあります。シャワー室は子どもとはいえ二人だとちょっと狭いですが無料でこれだけの施設があるのはありがたいことです。

夜は花火もやって、21時ごろには就寝です。23時ごろには雷も鳴る雨が降ってきました。いざとなったら車に避難することも考えましたが、ピカッと光るものの音は遠くで鳴っているので危険はなさそうです。しばらくすると雨も雷も止みましたが、しばらくは寝付けなかったですね。

翌朝は雨も上がって薄日もさしてきました。5時ごろに目が覚めたらまずタープとテントについた水滴を落とします。この天気なら、撤収作業の時には乾いていることでしょう。

朝食は食パンとシャウエッセン。自宅での朝食とそんなにかわりません。Dsc_1074
お湯を沸かしてホットコーヒー。娘にはコーンスープを。

撤収作業は、新しいテントのフライシートをたたむのに少し手間取りましたがチェックアウト時間には余裕で間に合いました。10時半にキャンプ場をあとにし、道の駅で少し早めのお昼を食べて帰りました。
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