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2012年3月17日 (土)

2012貨物時刻表入手

本日はJRのダイヤ改正日。いつもダイヤ改正となったら新しく走り始める列車が注目を集めるものですが、今回は常磐線のE657系が運転を開始したくらいで、むしろ改正でなくなる列車のほうが多いいわゆる“減量ダイヤ”となり、趣味的にはあまり楽しみのない改正となりました。

それに加えて、今日は朝からの雨降りとあってはカメラを持って出かけようという気にもなれません。そんなわけで、今日は撮影はしませんが、神保町の書店に今日発売の「貨物時刻表」を買いに行ってきました。

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時刻表といえば、いわば鉄道会社の「カタログ」みたいなものです。その表紙に、EF210やEH500といったような最新型のハイテク機関車ではなくEF66やDE10などを持ってくるあたり、かなり鉄道趣味者を意識しているようです。 

私事ながら、以前水道橋にある専門学校に通っていたことがあり、帰りには鉄道専門コーナーのあるこの書店によく寄っていました。なので、久々に来てみると懐かしい限りです。

今日から店頭発売とあって、レジには貨物時刻表を手に並ぶ人が多く見られました。私もその一人となり、まずは気になっていたページを確認。というのは、安中貨物の往路便(安中行き)が夜間の運転になるという噂が一部のインターネット上にあり、これが本当なのか確認してみたかったのでした。結論からいえば、この噂はデマだったようで、今後も夕方に撮影できるとわかった一安心です。

読者投稿のページには、貨物列車の写真が多数掲載されていますが、その中で目を引いたのが、秋田臨海鉄道の秋田港駅で撮影したDE10とコキの写真、上空にブルーインパルスがスモークを引きながら旋回している様子を一緒に写しています。まさに陸と空の共演鉄道と航空の二足のわらじをはく私もこんなシーンを撮影してみたいものです。

ところでこの時刻表、以前から誤植が多いということでも知られているようですが、今年も例外ではないようです。例として、先に挙げた安中貨物。常磐線のページからたどっていくと、次のページは107ページ。では107ページに飛んでみると、そこは北陸地方の氷見・新湊線のページになっています逆に、泉にむかう5782レで調べてみると、高崎線から武蔵野線のページに飛ぶはずですが、次ページに飛んでみると吹田から西へ向かう山陽本線のページになってしまいますこれって誤植というのか・・・根本的になにか間違ってるような・・・

まあそれはさておき、今年も機関車の配置表・運用表・貨物駅の配線表・コンテナの一覧・付録の主要幹線のダイヤグラムなど、マニアックな内容も収録してあり、趣味活動に活用していきたい1冊ですね。

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2009年4月16日 (木)

【本】配線略図で広がる鉄の世界

鉄道趣味のジャンルは撮影・乗車・収集・模型・歴史研究など多岐にわたりますが、「線路配線」もその中の一つに数えられるのではないでしょうか。芸能界での鉄道好きとして知られるかのタモリ氏も、線路マニアであることを公言しており、自身の番組内でも線路配線の蘊蓄を語っています。

そんな線路配線の奥深さを解説する本を見つけました。たまたま見つけたのですが、立ち読みしてみると面白いのでそのまま買ってしまいました。
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「配線略図で広がる鉄の世界」

線路配線のパターンやバリエーションを、実際の例に照らして解説しています。また、特徴的な配線のある駅の配線図も興味深く、線路配線がダイヤの設定に大きな影響を及ぼしていることもよくわかります。

ただ、”山手線原宿駅の臨時ホームが近年は使われていない”など、何カ所か誤植や筆者の思い込みと思われる記述があるところが残念なところ。原宿駅の臨時ホームは今年の正月三が日も使われています!

お値段が1800円とやや高めですが、それなりの価値はある本だと思いました。

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