カテゴリー「おすすめお出かけスポット」の記事

2021年5月19日 (水)

小田急ロマンスカーミュージアム見学

2021年4月に海老名駅隣接地にオープンした小田急電鉄の「ロマンスカーミュージアム」、オープン1か月後の5月の平日に見学してきました。

せっかくロマンスカーミュージアムに行くのだから、新宿からロマンスカーに乗って行ってみました。新宿12時10分発のはこね17号です。コロナ禍による輸送力削減なのか、30000形EXE6両編成の列車です。

さて、ロマンスカーと言えば展望席ですが、このEXEには展望席はありません。ただ、非貫通先頭車の一番前の席からは運転席越しに前面展望を楽しむことができるので、この席を予約しておきました。VSEやGSEの展望席は平日といえどもほぼ満席ですが、EXEの最前列は余裕でとれました。
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海老名駅のコンコースにはロマンスカーミュージアムのオープンを周知するディスプレイが目立ちます。Dsc_1593
ミュージアムは海老名駅の改札を出て左側すぐにあります。予約時間に合わせて行くとまず手の消毒と体温測定。そのあと入場チケット購入となります。

入館して順路に沿って進むと最初に見えてくるのは小田急電鉄の前身、小田原急行鉄道創業時に使われていたモハ1形電車。
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昭和初期の車両で、サボは右書きとなっています。
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「稲田登戸」は現在の向ヶ丘遊園駅で、昭和30年に現在の駅名に改称されています。

さらに進んでいくと、いよいよロマンスカーの展示エリアです。
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昭和を代表するロマンスカー3車種の並びは圧巻です。

一部車両は車内も見学できます。
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こちらは3000形SE車。

3000形は、更新後に短編成化された”SSE”も展示されています。
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私にとっては、こちらのほうが馴染みがありますね。

こちらは、平成のロマンスカー。とはいえ、この10000形は昭和末期の1987年の登場でしたが・・・。
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10000形は、ロマンスカーの特徴ともいえる連接台車もよく見えるように展示されておりとても興味深いです。
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そしてミュージアムの展示車両では一番新しい20000形。
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2階建て車両を2両組み込んだ、今までにないロマンスカーでした。写真では見えにくいですが、2階建て車両も1両だけ展示されています。

鉄道系博物館といえばやはり運転シミュレーター。ロマンスカーミュージアムでも、ロマンスカーのシミュレーターが用意されています。ぜひとも2階運転席からの景色で運転体験をしてみたいものですが、こちらは入場時間ごとの抽選となっており、残念ながら落選となってしまいました。

館内はこのほか小田急沿線を模型で再現した「ジオラマパーク」と、ミュージアムショップやカフェがあり小さい子ども連れでにぎわっていました。

オープン間もなくの訪問でしたが、平日で入場制限もあり、ゆったりと見学できました。小田急の企業博物館という点ではやや物足りない気もしますが、「ロマンスカーミュージアム」という名前だから当然といえばそうなのかもしれません。他の大手私鉄の博物館と比べると、創業からの歴史資料が少なく感じました。

実物車両も充実していて親子で楽しめる博物館です。今後運営していくうえで、展示内容がより充実していくことを期待したいと思います。

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2020年11月21日 (土)

京急ミュージアム見学

平日休みを利用して、今年1月にオープンした京急ミュージアムに行ってきました。

オープン直後は混雑が予想されるために事前予約制に、その後もコロナウイルスにより予約制が続いていましたが、9月から先着順となり早く並んで整理券を入手できれば誰でも見学できるようになっています。1日3回の入れ替え制で、今回は昼過ぎの12時30分からの2回目に行きました。

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京急ミュージアムは京急グループ本社の1階にあり、最寄り駅はみなとみらい線の新高島駅ですが、横浜駅から徒歩でも10分ほどで行けます。ミュージアムの展示室はガラス張りで外からも見ることができます。
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こんな京急電車のオブジェも。
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整理券の配布は12時15分から。配布場所にあるイスは800形から転用した座席だそうです。
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1回あたりの定員は50人(未就学児含む)で、配布場所の2階エントランスに15分くらい前に着いたら定年退職した元京急運転士の方が軽妙な喋りで説明しているところでした。すでに20人くらい先客がいるもののまだ余裕で入れそうですが、配布時間の頃には定員に達したようです。

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見学中には2種類の有料体験メニューが用意されています。一つは新1000形の実物運転台によるシミュレーター。もう一つはプラレールの車両に好きなデザインができる「マイ車両工場」。どちらも希望者による抽選で、希望者は抽選券を箱に入れます。もちろん、私はシミュレーターの抽選に参加。そして、入場時刻直前に抽選が行われます。この日は子ども連れの参加者が多く、プラレールのほうは倍率が高いようでしたが、シミュレーターはあまり希望者が多くなかったようで、私も見事当選となりました。
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これがシミュレーションの当選券。 

抽選発表後にいよいよ入場です。エレベーターで展示エリアの1階に下りるとまず目に飛び込んでくるのが、このミュージアムの目玉でもある230形デハ236号の実物車両。
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かつての京急の駅をイメージしたホームから車内に入ってみます。
レトロな中づり広告やドア上の路線図などで現役当時の様子を再現しています。
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ホームと反対側のドアは外側に設置された車掌スイッチでドア開閉体験ができます。このほか、来場者の操作はできませんが公式ホームページの動画によるとパンタグラフの昇降もできるようです。

展示室中央には京急沿線をイメージしたHOゲージの鉄道模型があります。品川や京急蒲田、上大岡など、各駅の特徴をよく捉えられています。
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八ツ山橋をイエローハッピートレインが通過しています。下を走る山手線はE231系。並んで走る都営バスも。この先の品川駅には285系サンライズエクスプレスも停車していました。

京急と言えば羽田空港アクセス。2層式の京急蒲田と合わせて、限られたスペースで上手に再現されています。

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さて、新1000形のシミュレーション当選者は見学時間中に好きなタイミングで参加できます。他の当選者の体験が終わった段階で挑戦してみました。

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難易度に合わせて4つのコースが用意されています。入門コースは子ども向け、上級コースは元運転士の方でも難しいと思うレベルだそうで、今回は初めてなので初級コースを選択。運転区間も選ぶことができます。今回は京急長沢から三崎口までの区間にしました。
基本的な運転操作はわかるので、あとはいかに停止目標にきれいに停めるかでしょう。1駅目はホームの途中で再加速、2駅目はある程度うまく減速できましたが数メートル手前で込め直し(停車直前で緩めたブレーキをもう一度かける→衝動があるので好ましくない)。まあ素人だからこんなものです・・・。
中級コースになると、運転できる距離が長くなるそうなので、次は中級に挑戦してみたいですね。

ミュージアムにはバスのコーナーもあります。カットモデルでは、運転席に座ってドアのスイッチや車内放送ボタンを操作することができます(ただし実際に動くドアはなく、動作音が流れるのみ)。

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お子さま向けには、降車ボタン押し放題!

一通りの見学を終えて1時間ちょっとで退館しました。関東の大手私鉄で博物館を持っている東武の東武博物館や東急の電車とバスの博物館、京王の京王レールランドと比べると規模が小さいですが、(コロナ禍が終われば)気軽に来れて無料で遊べる人気スポットになるのではないでしょうか。

 

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2011年11月 9日 (水)

藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきた

先月、今年9月3日にオープンした「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。利用者がゆっくりと見られるように、入場時間を1日4回に設定して、入場者数を限定した完全予約制となっています。

今回は、平日休みの10月26日水曜日に12時からの入場予約をとって出かけました。ミュージアムへは登戸駅からシャトルバスで10分ほど。シャトルバスは川崎市営バスが専用の車両で運行しています。
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バスのナンバーは希望ナンバーで「2112」。これはドラえもんが誕生した年なんですね。上の写真のバスは満員になったので、後続のバスに乗りました。白い車体でオバケのQ太郎がデザインされています。Dscf0849
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降車用ブザーボタンにもオバQが…。

バスでミュージアムに着くと、平日だというのに入場のための行列ができています。館内の展示を見学する際に使う音声ガイドの貸し出しと説明を受けるための列のようです。

音声ガイドを受け取って展示エリアへ。展示エリアは撮影禁止で、ネタばれにならないよう詳細は書きませんが、藤子・F・不二雄氏の作品や漫画のできるまでなど、興味深い展示が並んでいます。

展示エリア以外では撮影は自由にできます。まず目を引くのは、“きこりの泉”から出てきたきれいなジャイアン。わからない人は、Wikiで調べてみよう!Dscf0851

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映画のドラえもんで登場した「ピー助」に乗るドラえもんとのび太。

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空き地の土管と、散歩するドラえもん。近くにはどこでもドアがあります。

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こちらは、昼寝するパーマンとブービー。

館内には、漫画を自由に読めるスペースがあります。ご覧の通り、ドラえもんも好物のどら焼きを食べながら「ドラえもん」を読んでいます。
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この漫画本、ただのオブジェだと思ったあなた!

よく見たら、ほんとに漫画になっているんです。
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こんなところまで丁寧に作ってあるんですね~。

お土産にはアンキパンを…。
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これ、子供の時欲しいなと思ったんですよね。大人になってようやく手に入れることができました

入場時間を指定して入場しますが、入れ替え制ではないので閉館までいることもできます。この日は夕方までじっくりと楽しんできました。子供のころを思い出せる、楽しいミュージアムでした。

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2011年2月22日 (火)

キリンビール工場見学に行ってきた

小学校の頃、授業の一環として出かける社会科見学。普段入れない工場などの中を見られるので楽しみでした。こういった企業施設の見学は、団体だけでなく個人でも受け入れているところが多く、私も以前に羽田にあるANA機体メンテナンスセンターを見学したことがありました。

今回は、乗り物を離れてキリンビール横浜工場の見学に行ってきました。最寄駅は京急の生麦駅。駅から国道15号にでて東神奈川方面に向かうと左手一帯がキリンビールの横浜工場です。そのまま進み国道と高島貨物線が交差する手前に見学者用の入口がありました。
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受付を済ませると試飲用の引換券と案内が渡され、11時から見学ツアーのスタートです。参加した回は私たちのほかに6名、計8名で移動します。女性社員さんの案内で、まずはキリンビールの短いイメージビデオを見た後、製造ラインへと進みます。

とはいっても、最初の工程はタンクでの蒸留や貯蔵、発酵といったタンク内で寝かせておくようなものなので見た目にはあまりわかりにくく、ビデオやパネルで説明を聞きます。

工場らしいところはできたビールを缶や樽に詰める工程。ベルトコンベアに並んだ容器に次々とビールを詰めるところは動きがはやく、350mm缶なら1分間に2000本も詰めることができるそうです。

最後はキリンビールの歴史の勉強。記念デザイン缶も並んでいます。乗り物関係では、秋田新幹線開業や関西国際空港開港記念などがあったほか、ローカルものでは磐越西線のSLや、松浦鉄道開業、仙石線開業60周年といったものまでありました。仙石線については、沿線にキリンビールの仙台工場がある縁からかな?

最後はお楽しみの試飲コーナーへ。時間は20分、ソフトドリンクを含め3杯まで試飲できます。最初はキリンの主力銘柄の「一番搾り」をいただき、そのあとはあまり飲まない黒ビールをいただきました。合間には、翌日2月23日に発売される「濃い味 糖質0」も少しいただきました。糖質0は体には良さそうですが、やはり飲みなれた一番搾りのほうが好みですね。
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工場見学中は写真ビデオ撮影禁止なので、ぜひ実際に行ってみてください。

帰り際にEF210の貨物列車が通って行くのが見えました。
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横浜工場の西側には高島貨物線が通っています。もちろん敷地内となってしまうので撮影はできませんが、鶴見から高島へ向かう列車は順光で撮影できるので、ここで貨物列車を撮影できたらな~と思ってしまいました。

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2010年10月13日 (水)

航空自衛隊浜松広報館“エアパーク”

北陸3県をドライブして、翌日は太平洋側を走って帰るのですが、途中浜松に寄り道です。前から一度行ってみたかった、航空自衛隊の浜松広報館“エアパーク”に行ってみます。

正面駐車場にあるF-86Fブルーインパルス。
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そのほか、まずは屋外展示から見学をはじめます。

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C-46D 飛行点検隊仕様だそうです。YS-11FCの先輩ということになりますか。

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H-21B

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F-104J

館内には、航空自衛隊が使用する現役の航空機の模型が展示されています。
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そして実機を展示する格納庫へ。どこから見ようか迷うぐらいに展示機が充実しています。
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F-86D

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F-104J

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T-2ブルーインパルス

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F-86Fブルーインパルス
ブルーインパルス50周年ということで、写真パネルなどが展示されていました。型は古くても、ブルーインパルスは大人気で記念写真を撮る人たちが大勢いました。

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MU-2S
現在U-125Aが担当している救難探索機の先代。

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T-1A

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T-33A
私など、最近航空自衛隊の航空機を知るようになった者にとっては、どれも写真でしか見たことのない過去の機体を見ることができる充実した展示内容でした。

連休中ということで、滑走路側のエプロンでは消防車など特殊車両の展示もありました。Dsc_2050
このほか、シミュレーターやシアターなどもありましたが、混雑で見ることができず今回はパスしました。これだけの内容なのに、航空自衛隊の広報施設ということで無料で見られるのはうれしいことですが、今年話題になった「事業仕訳」の一環として、11月から入場料徴収の実験がおこなわれるそうです。

私としては、これだけそろっているのだからいくらかの料金を払ってでも入館したいと思いますが、一方で、無料だから来てみたという人も多いでしょう。広報施設だけあって、航空自衛隊関係者は悩ましい問題かと思います。

無料にしろ有料にしろ、これだけの博物館ですから、また改めて訪れてじっくり見学してみたいと思います。

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2010年10月11日 (月)

石川県立航空プラザ

「トワイライトエクスプレス」を撮影する前に、小松空港付近を走らせていたら「航空プラザ」という案内看板を見つけました。調べてみたら、日本海側唯一の航空博物館だそうで、トワイライトを撮影した後に行ってみました。

まず目についたのは屋外展示されている海上自衛隊で使われていた哨戒ヘリコプターHSS-2B。
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HSS-2B

屋外展示のHSS-2Bを撮影してから館内へ。県立の施設だからか、入館料は無料です。まあ、無料だから展示内容もそれなりかと思っていたら、意外と実物の保存機が多くて見応えがあります。

先代でもやっぱり人気のブルーインパルス。
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T-2ブルーインパルス

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T-3 航空自衛隊の初等練習機。後継はT-7が引き継いでいる。

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KM-2 こちらは海上自衛隊の初等練習機。

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F-104J 上に展示されているのは「超軽量動力飛行機(ULP = ウルトラ・ライト・エアプレーン)つばさW-1-1」というレジャー用飛行機だそうです。

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T-33A 航空自衛隊のジェット練習機。現在のジェット練習機はT-4に引き継がれている。

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歴代の小松基地航空祭のポスターが展示されています。上の写真一番左が昭和60年のもの。カラースモークのT-2ブルーインパルスとF-4のデザインが時代を感じさせます。その隣は昭和63年で、以降は全てF-15がポスターになっています。

一通り見学を終えましたが、せっかく空港の近くにいるので現役の航空機も見てみたいと思い、調べてみると羽田行きJAL便の出発時刻が近いので滑走路端に行ってみました。

使用滑走路はランウェイ06。滑走路より少し高い位置から見下ろすことができるのでスポットを離れてタキシングする様子が見えます。やがて滑走路に進入し離陸。
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ちょっと遠いですが、まるでこちらに向かって来るよう。

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滑走路端ではかなり高い位置まで上がっていました。

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2009年9月10日 (木)

陸上自衛隊広報センター

埼玉県にある陸上自衛隊朝霞駐屯地の一角に、「陸上自衛隊広報センター」があります。ここはいわば、陸上自衛隊の博物館であり資料館と言える施設です。先日は近くを通りかかったので、ちょっと立ち寄ってみました。

公共の施設なので、入場料は無料、手続きをすることなく自由に入退場できます。館内は資料展示もありますが、見ごたえがあるのは実際に使われていたヘリコプターや戦車の実機です。
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AH-1ヘリコプター

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戦車は全く詳しくないので説明は省略…。

屋外展示場には戦車がずらりと。
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左の装甲車は水陸両用車で、車体後部にはスクリューがついていました。

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PKOに派遣された車両もあり、日の丸国旗が掲出されています。

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装備品の体験コーナーでは、重さ12キロもある防弾チョッキがありましたが、かなり重いです。着るだけで肩がこりそう。

迷彩服を着て館内で記念写真を撮れたりもして、小さいお子さん連れでも楽しめます。

館内にはミュージアムショップもあり、自衛隊グッズが置いてあります。陸上だけでなく、航空自衛隊のものもあり、ついついブルーインパルスのグッズに目がいってしまいました。

アクセス:東武東上線和光市駅から徒歩15分。車なら国道254号線沿い、駐車場有。

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2009年6月30日 (火)

成田の航空科学博物館

さくらの丘公園での撮影のあと、近くの航空科学博物館に行ってみました。屋外にはYS-11の試作第一号機が展示されていますが、あいにく整備のため足場が組まれて見学できませんでした。中に入るとボーイング747‐400の1/8模型が出迎えてくれます。本物同様にフラップやランディングギアなどが可動します。
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屋内展示も十分見ごたえありますが、成田空港の滑走路に隣接した博物館ということで、成田空港に離着陸する本物の航空機を間近に見られるのがここの楽しみでもあります。
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このように空港に駐機する飛行機を見渡せます。

博物館3階の展望デッキから。
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JA8071  B747-400(2枚とも)

このあと展望レストランで昼食です。もちろん外の景色は成田空港の航空機。飛行機好きなら、さくらの丘公園とあわせて丸一日いても飽きることはないでしょう。

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2008年4月30日 (水)

大日影トンネル遊歩道

 山梨県甲州市に、明治時代に建設された中央本線の「大日影トンネル」があります。このトンネルは平成9年まで使われていましたが、線路変更による新しいトンネル開通によって廃線となりました。その後、遊歩道として整備され昨年オープンしました。今日はこのトンネルについて。

 トンネルは甲斐大和~勝沼ぶどう郷間にありました。東京側を入り口とすると、出口は勝沼ぶどう郷駅の近くにあり、アクセスも簡単です。私は車で行ったので、駐車場のある東京側から入ってみました。
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この鉄橋を渡ると大日影トンネルに入ります。この反対側にもトンネルがあり、こちらはワイン貯蔵庫として利用されています。
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トンネル内は全区間に渡って線路が敷かれています。中はキロポスト(距離票)や勾配票などがそのまま残されており、現役当時の様子を伺うことができます。明治から平成9年まで使用ということは、蒸気機関車の時代からE351系「スーパーあずさ」までここを通り抜けたんですね。
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トンネルの全長は1367m。徒歩だと約30分くらいかかるそうです。この先、トンネルを抜けるつもりであるいていましたが、トンネルの向こうからなにやらヘッドライトが近づいてきます。しばらくしてやってきたのは保線用の簡易モーターカーでした。 閉鎖時間になったので、早めにトンネルを抜けるか引き返してくださいとのこと。トンネルを抜けても車まで戻らなければならないので、今日はこのまま引き返すことにしました。

また日を改めて、全区間歩きとおすことにしましょう。

営業時間は9:00~15:00 料金は無料です。

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2008年4月 9日 (水)

勝どき橋の橋脚内を見学

勝どき橋(勝鬨橋)をご存知ですか?昭和15年に完成した、東京都中央区の築地と月島を結ぶ隅田川最下流にかかる橋で、橋の中央部がハの字に開く可動橋でしたが、昭和45年の開橋を最後に開かずの橋となっています。 かつては東京都電も、この橋を渡っていました。
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橋の開く様子と都電が橋を渡るシーンは模型で再現されていました

今は開かずの橋となったこの勝どき橋、はがきによる事前申し込みで、この勝どき橋の橋脚内部に入って、可動部の見学をすることができるのです。今日はこの見学ツアーに参加したというのがテーマ。

橋の築地側にある「かちどき橋の資料館」で受付をすると、ヘルメットとハーネス(安全帯)を着用します。なかなか本格的です。説明のビデオを見たあと、橋脚へと向かいました。

まずは階段を上って運転室へ。橋を見渡せる高い位置にあり、ここでハンドルを操作して橋をあげていたそうです。配線むき出しの電気系統が時代を感じさせます。次に橋の内部へ。高さ3.5メートルの垂直のハシゴを降りなくてはならず、ここでハーネスを使用しますこれくらいなら私ならハーネスなどなくてもよさそうでしたが、万一の安全確保のためにしっかりとつないでもらいます。
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↑正面の建物2階が運転室 左に見える階段を上ります
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年代モノの運転台 

ハシゴから、さらに狭い階段を下りるとそこには広い空間があり、モーターや歯車が見えてきました。これらの設備は、最近の調査で整備さえすれば今でも十分に使っていけるそうで、昭和初期の技術力の高さに感心してしまいます。
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画面左の大きな丸いのが可動部の軸で、ここを中心に橋が動きます

見学ツアーは毎週木曜日のみなので平日が仕事の方は行きにくいかもしれませんが、百聞は一見に如かず、普段見られない場所を見学できるということで、出かけてみてはいかがでしょうか?

申し込み方法など、詳しくはこちらからどうぞ(「かちどき橋の資料館」のツアー詳細ページへリンクしています)

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